JPS6328580B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6328580B2 JPS6328580B2 JP58089624A JP8962483A JPS6328580B2 JP S6328580 B2 JPS6328580 B2 JP S6328580B2 JP 58089624 A JP58089624 A JP 58089624A JP 8962483 A JP8962483 A JP 8962483A JP S6328580 B2 JPS6328580 B2 JP S6328580B2
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- JP
- Japan
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- food
- pipe
- storage tank
- heating pipe
- heating
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- 235000013305 food Nutrition 0.000 claims description 64
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 43
- 230000001954 sterilising effect Effects 0.000 claims description 22
- 238000004659 sterilization and disinfection Methods 0.000 claims description 22
- 235000011837 pasties Nutrition 0.000 claims description 17
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 15
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 8
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 241000894006 Bacteria Species 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 1
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、加熱パイプ内を流れるペースト状
食品をマイクロ波加熱により殺菌するマイクロ波
加熱殺菌装置に関し、固形物が混入されたペース
ト状食品においても、固形物の形状を損すること
なく加熱殺菌することを目的とする。
食品をマイクロ波加熱により殺菌するマイクロ波
加熱殺菌装置に関し、固形物が混入されたペース
ト状食品においても、固形物の形状を損すること
なく加熱殺菌することを目的とする。
一般に、パイプ式マイクロ波加熱殺菌装置にお
いて、ペースト状食品の加熱殺菌を行なう場合、
芽胞を有し100℃以上の高温に耐え得る耐熱菌を
死滅させるために、パイプ内を加圧してペースト
状食品を100℃以上に加熱し、これにより耐熱菌
を死滅させている。
いて、ペースト状食品の加熱殺菌を行なう場合、
芽胞を有し100℃以上の高温に耐え得る耐熱菌を
死滅させるために、パイプ内を加圧してペースト
状食品を100℃以上に加熱し、これにより耐熱菌
を死滅させている。
そして、従来のこの種マイクロ波加熱殺菌装置
は第1図に示すように構成されている。すなわ
ち、同図において、1はペースト状食品Aを投入
するホツパー、2はホツパー1に投入された食品
Aを送出する定量性の高いポンプ、3は案内パイ
プ、4はマイクロ波加熱室であり、マイクロ波発
生電源5で発振されたマイクロ波が導波管6を通
つて加熱室4内に照射される。7は加熱室4に貫
通して設けられ誘電損失の小さいテフロン等によ
り構成された加熱パイプであり、ポンプ2より送
出され案内パイプ3を通つて加熱パイプ7に流入
された食品Aがマイクロ波加熱される。
は第1図に示すように構成されている。すなわ
ち、同図において、1はペースト状食品Aを投入
するホツパー、2はホツパー1に投入された食品
Aを送出する定量性の高いポンプ、3は案内パイ
プ、4はマイクロ波加熱室であり、マイクロ波発
生電源5で発振されたマイクロ波が導波管6を通
つて加熱室4内に照射される。7は加熱室4に貫
通して設けられ誘電損失の小さいテフロン等によ
り構成された加熱パイプであり、ポンプ2より送
出され案内パイプ3を通つて加熱パイプ7に流入
された食品Aがマイクロ波加熱される。
8は加熱パイプ7で加熱された食品Aを所定時
間殺菌維持するホールドパイプ、9は食品温度監
視用の加熱殺菌温度検知部、10は2重管構造の
冷却パイプであり、外管と内管との間に冷却水a
を流入することにより内管を通る食品Aが冷却さ
れ、食品Aのもつ蒸気圧が常圧以下に押えられ
る。11は加圧手段となるコントロールバルブで
あり、内部に冷却パイプ10に連通する可撓パイ
プ12が内装されており、コントロールパイプ1
3よりエアーbを流入することにより可撓パイプ
12が1点鎖線に示すように変形し、バルブ11
の吐出部が急激に縮小される。
間殺菌維持するホールドパイプ、9は食品温度監
視用の加熱殺菌温度検知部、10は2重管構造の
冷却パイプであり、外管と内管との間に冷却水a
を流入することにより内管を通る食品Aが冷却さ
れ、食品Aのもつ蒸気圧が常圧以下に押えられ
る。11は加圧手段となるコントロールバルブで
あり、内部に冷却パイプ10に連通する可撓パイ
プ12が内装されており、コントロールパイプ1
3よりエアーbを流入することにより可撓パイプ
12が1点鎖線に示すように変形し、バルブ11
の吐出部が急激に縮小される。
そして、ホツパー1内に投入されたペースト状
食品Aは、ポンプ2の送出により案内パイプ3、
加熱パイプ7、ホールドパイプ8および冷却パイ
プ10を通つてコントロールバルブ11に流入さ
れるが、このとき、コントロールバルブ11にお
いて食品Aの吐出量を所定量に規制すると、ポン
プ2より定量的に送出された食品Aはコントロー
ルバルブ11の背圧により各パイプ3,7,8,
10内で所定圧、すなわち加熱パイプ7における
食品Aが所定の殺菌温度(たとえば130℃)に到
達するに必要な圧力にまで加圧される。したがつ
て、加熱パイプ7内の加圧された食品Aはマイク
ロ波エネルギーにより前記殺菌温度に加熱され、
当該食品Aがホールドパイプ8で所定の殺菌維持
時間を経たのち、冷却パイプ10で冷却され、コ
ントロールバルブ11を介して次の工程へと送り
込まれる。
食品Aは、ポンプ2の送出により案内パイプ3、
加熱パイプ7、ホールドパイプ8および冷却パイ
プ10を通つてコントロールバルブ11に流入さ
れるが、このとき、コントロールバルブ11にお
いて食品Aの吐出量を所定量に規制すると、ポン
プ2より定量的に送出された食品Aはコントロー
ルバルブ11の背圧により各パイプ3,7,8,
10内で所定圧、すなわち加熱パイプ7における
食品Aが所定の殺菌温度(たとえば130℃)に到
達するに必要な圧力にまで加圧される。したがつ
て、加熱パイプ7内の加圧された食品Aはマイク
ロ波エネルギーにより前記殺菌温度に加熱され、
当該食品Aがホールドパイプ8で所定の殺菌維持
時間を経たのち、冷却パイプ10で冷却され、コ
ントロールバルブ11を介して次の工程へと送り
込まれる。
しかし、前記従来のマイクロ波加熱殺菌装置に
よると、固形物が混入したペースト状食品Aを加
熱殺菌する場合、コントロールバルブ11の構造
上、固形物が押しつぶされたり、コントロールバ
ルブ11で固形物が詰まつて正常な搬送が不可能
になる等の不都合が生じ、固形物を含むペースト
状食品Aには適用できない欠点がある。
よると、固形物が混入したペースト状食品Aを加
熱殺菌する場合、コントロールバルブ11の構造
上、固形物が押しつぶされたり、コントロールバ
ルブ11で固形物が詰まつて正常な搬送が不可能
になる等の不都合が生じ、固形物を含むペースト
状食品Aには適用できない欠点がある。
しかしながら、市場においては、この種固形物
を含むペースト状食品は不可欠なものであり、こ
のため、固形物混入ペースト状食品の加熱殺菌装
置が待望されている。
を含むペースト状食品は不可欠なものであり、こ
のため、固形物混入ペースト状食品の加熱殺菌装
置が待望されている。
この発明は、前記の点に留意してなされたもの
であり、ホツパー内に投入されたペースト状食品
を送出するポンプと、マイクロ波加熱室に設けら
れ前記ポンプより送出された食品をマイクロ波加
熱する加熱パイプと、前記加熱パイプに連通し該
加熱パイプを通つた食品を収容するストレージタ
ンクと、前記ストレージタンク内に流入され該ス
トレージタンク内を、前記加熱パイプ内における
食品が所定の殺菌温度に到達する圧力に加圧する
殺菌された気体とを備えたことを特徴とするマイ
クロ波加熱殺菌装置を提供するものである。
であり、ホツパー内に投入されたペースト状食品
を送出するポンプと、マイクロ波加熱室に設けら
れ前記ポンプより送出された食品をマイクロ波加
熱する加熱パイプと、前記加熱パイプに連通し該
加熱パイプを通つた食品を収容するストレージタ
ンクと、前記ストレージタンク内に流入され該ス
トレージタンク内を、前記加熱パイプ内における
食品が所定の殺菌温度に到達する圧力に加圧する
殺菌された気体とを備えたことを特徴とするマイ
クロ波加熱殺菌装置を提供するものである。
したがつて、この発明のマイクロ波加熱殺菌装
置によると、加熱パイプに連通されたストレージ
タンク内を殺菌された気体により加圧することに
より、加熱パイプ内を、該加熱パイプ内における
ペースト状食品が所定の殺菌温度に到達する圧力
に加圧することができ、前記気体による加圧によ
り食品の所定の加熱殺菌が行なえるものであり、
このため、固形物が混入したペースト状食品にお
いても、固形物の形状を損することなく加熱殺菌
が可能になるものである。
置によると、加熱パイプに連通されたストレージ
タンク内を殺菌された気体により加圧することに
より、加熱パイプ内を、該加熱パイプ内における
ペースト状食品が所定の殺菌温度に到達する圧力
に加圧することができ、前記気体による加圧によ
り食品の所定の加熱殺菌が行なえるものであり、
このため、固形物が混入したペースト状食品にお
いても、固形物の形状を損することなく加熱殺菌
が可能になるものである。
つぎにこの発明を、その1実施例を示した第2
図とともに詳細に説明する。
図とともに詳細に説明する。
同図において、第1図と同一記号は同一物を示
し、14は冷却パイプ10の吐出側に設けられた
切替バルブであり、冷却パイプ10より送られた
ペースト状食品Aを第1吐出パイプ15または第
2吐出パイプ16に切り替えて吐出する。17は
第1吐出パイプ15に接続され加熱パイプ7で加
熱された食品Aが切替バルブ14等を介して流入
されるストレージタンクであり、所定の食品処理
量に必要な容積をもつ大きさに形成されている。
18は第2吐出パイプ16に接続され加熱パイプ
7を通つた食品Aが切替バルブ14等を介して流
入される予備タンクであり、未殺菌食品を収容す
る。
し、14は冷却パイプ10の吐出側に設けられた
切替バルブであり、冷却パイプ10より送られた
ペースト状食品Aを第1吐出パイプ15または第
2吐出パイプ16に切り替えて吐出する。17は
第1吐出パイプ15に接続され加熱パイプ7で加
熱された食品Aが切替バルブ14等を介して流入
されるストレージタンクであり、所定の食品処理
量に必要な容積をもつ大きさに形成されている。
18は第2吐出パイプ16に接続され加熱パイプ
7を通つた食品Aが切替バルブ14等を介して流
入される予備タンクであり、未殺菌食品を収容す
る。
19および20はストレージタンク17内およ
び予備タンク18内にそれぞれ連通され外部より
殺菌されたクリーンエアーcをそれぞれ流入する
加圧パイプであり、ストレージタンク17内およ
び予備タンク18内はそれぞれ、所定の加熱殺菌
時に、クリーンエアーcにより、加熱パイプ7内
における食品Aが所定の殺菌温度に到達する圧力
に加圧される。21はストレージタンク17内に
食品Aが所定量収容されたことを検知する検知ス
イツチ、22はストレージタンク17の吐出パイ
プ23に介設されたバルブである。なお、ポンプ
2はペースト状食品Aとともに固形物も同時に送
出可能な定量性の高いものが使用されている。
び予備タンク18内にそれぞれ連通され外部より
殺菌されたクリーンエアーcをそれぞれ流入する
加圧パイプであり、ストレージタンク17内およ
び予備タンク18内はそれぞれ、所定の加熱殺菌
時に、クリーンエアーcにより、加熱パイプ7内
における食品Aが所定の殺菌温度に到達する圧力
に加圧される。21はストレージタンク17内に
食品Aが所定量収容されたことを検知する検知ス
イツチ、22はストレージタンク17の吐出パイ
プ23に介設されたバルブである。なお、ポンプ
2はペースト状食品Aとともに固形物も同時に送
出可能な定量性の高いものが使用されている。
つぎに、前記実施例の動作について説明する。
まず、装置の駆動初期においては、切替バルブ
14は第2吐出パイプ16側に切り替えられ、予
備タンク18内が切替バルブ14を介して各パイ
プ3,7,8,10に連通されている。したがつ
て、装置の駆動を開始すると、ホツパー1内に投
入された固形物混入のペースト状食品Aはポンプ
2の送出により案内パイプ3を通つて加熱パイプ
7に案内され、加熱パイプ7内の食品Aは、マイ
クロ波発生電源5から導波管6を通つて照射され
たマイクロ波エネルギーにより加熱され、ホール
ドパイプ8、冷却パイプ10、切替バルブ14お
よび第2吐出パイプ16を介して予備タンク18
内に収容される。このとき、予備タンク18内は
既に、クリーンエアーcにより所定の圧力、すな
わち加熱パイプ7内における食品Aが所定の殺菌
温度に到達するとともにこれを維持するに必要な
圧力以上の圧力に加圧されているため、加熱パイ
プ7内を通る食品Aはマイクロ波加熱により徐々
に昇温され、所定の殺菌温度にまで加熱される。
14は第2吐出パイプ16側に切り替えられ、予
備タンク18内が切替バルブ14を介して各パイ
プ3,7,8,10に連通されている。したがつ
て、装置の駆動を開始すると、ホツパー1内に投
入された固形物混入のペースト状食品Aはポンプ
2の送出により案内パイプ3を通つて加熱パイプ
7に案内され、加熱パイプ7内の食品Aは、マイ
クロ波発生電源5から導波管6を通つて照射され
たマイクロ波エネルギーにより加熱され、ホール
ドパイプ8、冷却パイプ10、切替バルブ14お
よび第2吐出パイプ16を介して予備タンク18
内に収容される。このとき、予備タンク18内は
既に、クリーンエアーcにより所定の圧力、すな
わち加熱パイプ7内における食品Aが所定の殺菌
温度に到達するとともにこれを維持するに必要な
圧力以上の圧力に加圧されているため、加熱パイ
プ7内を通る食品Aはマイクロ波加熱により徐々
に昇温され、所定の殺菌温度にまで加熱される。
そして、加熱パイプ7内における食品Aが十分
に加熱殺菌されこれが加熱殺菌温度検知部9に検
出されると、該検知部9からの検知信号により切
替バルブ14が第1吐出パイプ15側に切り替え
られ、ストレージタンク17内が切替バルブ14
を介して各パイプ3,7,8,10に連通され
る。ここで、ストレージタンク17内は、前記切
替バルブ14の切り替え以前に、クリーンエアー
cにより所定の圧力、すなわち加熱パイプ7内に
おける食品Aが所定の殺菌温度に到達するに必要
な圧力以上の圧力に加圧されている。したがつ
て、加熱パイプ7内で所定の殺菌温度に加熱され
ホールドパイプ8で所定時間殺菌維持された食品
Aは、冷却パイプ10で冷却されたのち、切替バ
ルブ14および第1吐出パイプ15を通つてスト
レージタンク17内に流入され、該所に収容され
る。なお、この動作時、ストレージタンク17内
のクリーンエアーcによる加圧は、殺菌済食品A
の収容量にかかわらず、常に一定圧に保持する必
要があり、このため、ストレージタンク17には
エアー抜き弁等を備えた圧力調整機構が設けられ
ているものである。
に加熱殺菌されこれが加熱殺菌温度検知部9に検
出されると、該検知部9からの検知信号により切
替バルブ14が第1吐出パイプ15側に切り替え
られ、ストレージタンク17内が切替バルブ14
を介して各パイプ3,7,8,10に連通され
る。ここで、ストレージタンク17内は、前記切
替バルブ14の切り替え以前に、クリーンエアー
cにより所定の圧力、すなわち加熱パイプ7内に
おける食品Aが所定の殺菌温度に到達するに必要
な圧力以上の圧力に加圧されている。したがつ
て、加熱パイプ7内で所定の殺菌温度に加熱され
ホールドパイプ8で所定時間殺菌維持された食品
Aは、冷却パイプ10で冷却されたのち、切替バ
ルブ14および第1吐出パイプ15を通つてスト
レージタンク17内に流入され、該所に収容され
る。なお、この動作時、ストレージタンク17内
のクリーンエアーcによる加圧は、殺菌済食品A
の収容量にかかわらず、常に一定圧に保持する必
要があり、このため、ストレージタンク17には
エアー抜き弁等を備えた圧力調整機構が設けられ
ているものである。
ところで、前述のようにして食品Aの流れが切
替バルブ14により予備タンク18からストレー
ジタンク17に切り替わつたのちにおいても、予
備タンク18内はクリーンエアーcによる所定の
加圧が継続されているものであり、万一食品Aが
殺菌温度に到達しなかつた場合、検知部9の検知
により切替バルブ14を第2吐出パイプ16側に
切り替えて未殺菌食品Aを予備タンク18に案内
し、未殺菌食品Aがストレージタンク17内の殺
菌済食品Aに混入することを防止するようにして
いる。
替バルブ14により予備タンク18からストレー
ジタンク17に切り替わつたのちにおいても、予
備タンク18内はクリーンエアーcによる所定の
加圧が継続されているものであり、万一食品Aが
殺菌温度に到達しなかつた場合、検知部9の検知
により切替バルブ14を第2吐出パイプ16側に
切り替えて未殺菌食品Aを予備タンク18に案内
し、未殺菌食品Aがストレージタンク17内の殺
菌済食品Aに混入することを防止するようにして
いる。
つぎに、前述の動作の進行に伴ない、殺菌済食
品Aがストレージタンク17内に徐々に収容さ
れ、これが所定量に達すると、検知スイツチ21
が作動してその旨が報知され、装置の駆動が停止
される。その後、ストレージタンク17内は、ク
リーンエアーcによる加圧を停止することにより
常圧に戻され、バルブ22の開放によりストレー
ジタンク17内の食品Aが吐出パイプ23より取
り出され、次の工程へ送り込まれる。ここで、食
品Aがバルブ22より吐出しにくい場合は、再び
ストレージタンク17内をクリーンエアーcによ
り加圧すればよい。
品Aがストレージタンク17内に徐々に収容さ
れ、これが所定量に達すると、検知スイツチ21
が作動してその旨が報知され、装置の駆動が停止
される。その後、ストレージタンク17内は、ク
リーンエアーcによる加圧を停止することにより
常圧に戻され、バルブ22の開放によりストレー
ジタンク17内の食品Aが吐出パイプ23より取
り出され、次の工程へ送り込まれる。ここで、食
品Aがバルブ22より吐出しにくい場合は、再び
ストレージタンク17内をクリーンエアーcによ
り加圧すればよい。
したがつて、前記実施例によると、ペースト状
食品Aの加熱殺菌時、加熱パイプ7に切替バルブ
14等を介して連通されたストレージタンク17
内をクリーンエアーcで加圧することにより、加
熱パイプ7内における食品Aを所定の殺菌温度に
加熱でき、所定の加熱殺菌が行なえるものであ
り、加熱パイプ7内の加圧手段としてクリーンエ
アーcを用いることができるため、ペースト状食
品Aに固形物を含む場合においても従来のように
固形物の形状を損する心配がなく、固形物混入ペ
ースト状食品Aの加熱殺菌を可能にできるもので
ある。
食品Aの加熱殺菌時、加熱パイプ7に切替バルブ
14等を介して連通されたストレージタンク17
内をクリーンエアーcで加圧することにより、加
熱パイプ7内における食品Aを所定の殺菌温度に
加熱でき、所定の加熱殺菌が行なえるものであ
り、加熱パイプ7内の加圧手段としてクリーンエ
アーcを用いることができるため、ペースト状食
品Aに固形物を含む場合においても従来のように
固形物の形状を損する心配がなく、固形物混入ペ
ースト状食品Aの加熱殺菌を可能にできるもので
ある。
また、前記実施例では、切替バルブ14の両吐
出パイプ15,16にそれぞれストレージタンク
17および予備タンク18を設け、切替バルブ1
4の切り替えにより殺菌済食品Aのみをストレー
ジタンク17に収容することができるため、スト
レージタンク17への未殺菌食品Aの混入が防止
でき、食品管理において優れた効果を得ることが
できるものである。
出パイプ15,16にそれぞれストレージタンク
17および予備タンク18を設け、切替バルブ1
4の切り替えにより殺菌済食品Aのみをストレー
ジタンク17に収容することができるため、スト
レージタンク17への未殺菌食品Aの混入が防止
でき、食品管理において優れた効果を得ることが
できるものである。
以上のように、この発明のマイクロ波加熱殺菌
装置によると、加圧手段として気体を用いている
ため、ペースト状食品に固形物を含む場合におい
ても、従来のように固形物の形状を損する心配が
なく、固形物混入ペースト状食品の加熱殺菌を行
なうことができる。
装置によると、加圧手段として気体を用いている
ため、ペースト状食品に固形物を含む場合におい
ても、従来のように固形物の形状を損する心配が
なく、固形物混入ペースト状食品の加熱殺菌を行
なうことができる。
図面はそれぞれマイクロ波加熱殺菌装置の概略
構成図を示し、第1図は従来例、第2図はこの発
明の1実施例である。 1……ホツパー、2……ポンプ、4……マイク
ロ波加熱室、7……加熱パイプ、17……ストレ
ージタンク、A……ペースト状食品、c……クリ
ーンエアー。
構成図を示し、第1図は従来例、第2図はこの発
明の1実施例である。 1……ホツパー、2……ポンプ、4……マイク
ロ波加熱室、7……加熱パイプ、17……ストレ
ージタンク、A……ペースト状食品、c……クリ
ーンエアー。
Claims (1)
- 1 ホツパー内に投入されたペースト状食品を送
出するポンプと、マイクロ波加熱室に設けられ前
記ポンプより送出された食品をマイクロ波加熱す
る加熱パイプと、前記加熱パイプに連通し該加熱
パイプを通つた食品を収容するストレージタンク
と、前記ストレージタンク内に流入され該ストレ
ージタンク内を、前記加熱パイプ内における食品
が所定の殺菌温度に到達する圧力に加圧する殺菌
された気体とを備えたことを特徴とするマイクロ
波加熱殺菌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58089624A JPS59216574A (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | マイクロ波加熱殺菌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58089624A JPS59216574A (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | マイクロ波加熱殺菌装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59216574A JPS59216574A (ja) | 1984-12-06 |
JPS6328580B2 true JPS6328580B2 (ja) | 1988-06-09 |
Family
ID=13975899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58089624A Granted JPS59216574A (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | マイクロ波加熱殺菌装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59216574A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62117561A (ja) * | 1985-11-18 | 1987-05-29 | 凸版印刷株式会社 | マイクロ波加熱殺菌装置 |
JP4730251B2 (ja) * | 2006-08-22 | 2011-07-20 | 大日本印刷株式会社 | 流動体加熱殺菌装置 |
-
1983
- 1983-05-20 JP JP58089624A patent/JPS59216574A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59216574A (ja) | 1984-12-06 |
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