JPS63285530A - 写真プリント方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は写真プリント可能に関し、更に詳しくは通常の
レンズで撮影したネガフィルムによってあたかも望遠レ
ンズを利用して撮影した如くプリント可能な写真プリン
ト方法に関する。

〔従来の技術〕

従来、撮影されたフィルムをトリミングの手法を用いて
拡大プリントし、使用したレンズよシも長焦点のレンズ
を利用ｊ−九九時同様のプリン、トが得られるようにし
た写真プリント方法は公知である。さらにこうした写真
プリント方法において、トリミングを必要とするネガフ
ィルムのコマの近傍に所定のコードを付与し他のコマと
区別するようにしたものも提案されている（特開昭５９
−７９２３６号）。

前述のようなトリミングを行なう場合、通常コマの長手
方向の寸法の中心線を基準としてプリント倍率を変化さ
せることが望ま１〜い。

しかしながら、ネガフィルムには前記中心線が通る位置
に中心点が指示されているわけてはないので、仕方なく
それぞれのコマの端面からコマの長手方向寸法の％を測
定し、中心線としている。

ここで、コマの端面を見分けるにはネガフィルムの濃淡
の違いで判断している。しかし例えば結婚式のキャンド
ルサービスの際に撮影されたネガフィルムのように背景
が暗い場合、ネガフィルムとコマの境界線が不明瞭であ
り、中心線の算出が困難である場合がよくある。

〔発明の目的〕

本発明は、各コマの長手方向寸法の中心の位置を指示す
るコードを設定して該コードを例えばネガフィルムの所
定位置に付与するようにし、トリミングプリントを行な
う際にコマの中心部を基準として正確にプリント倍率を
変化させることができるようにしようとするものである
。

〔発明の実施例〕

以下本発明の一実施例を図面に従って説明する。第１図
は、本発明の写真プリントを行なうのに用いられるネガ
フィルムの一例を示すもので、１はネガフィルム、２は
該ネガフィルム１の幅方向両端部に一定間隔で複数個穿
設されたパーフォレーション、Ｆ１〜Ｆ５ハネ図示のカ
メラのアパーチャーにより露光されるコマである。さら
にＣ，、Ｃ２はそれぞれコマｌｉ’　＋　、ｐ　ｓの周
辺に記録されたコードで、該コードＣ，、Ｃ２はそれぞ
れコマＦ、、Ｐ３に対応するものである。本実施例では
、コードを隣接する２つのコマの間に設けているが、パ
ーフォレーション２の近傍あるいはコマの内側に設けて
もかまわない。前記コードＣ１の存在は、該尚コマＦ１
のプリントに際し、プリントの倍率を高くして例えばコ
マＦ１の破線で示す範囲をトリミングした状態で拡大プ
リントしたトリミングプリントＰ１（第２図）を得るこ
とを指示するものである。この時コードＣ１によりプリ
ント倍率情報を指示できるようにしてもよい。次にコー
ドＣ１とは異なるコードＣ２の存在は、該当コマＦ５の
プリントに際しプリントの倍率を高くして例えばコマＦ
５の破線で示す範囲をトリミングした状態で拡大プリン
トしたトリミングプリントＰｓ　（第４図）を得ること
を指示するものである。さらに、　ｃｓ、ｃａはそれぞ
れコマＦ１．Ｆ３の長手方向寸法の中心を指示するコー
ドであシ１本実施例では略三角形状のマークとして示さ
れている。

尚、コードをネガフィルムに付与する方法としては、フ
ィルムをカメラに内蔵させた状態で行なう場合と、撮影
後にフィルムをカメラから取りはずした状態で行なう場
合の２つがある。前者としては１例えば不図示のカメラ
のアパーチャーの近傍に複数の発光ダイオードを配設し
、外部操作部材を作動させることにより複数個の発光ダ
イオードを選択的に発光させフィルム上にコードを写し
込むようにする。又、こうした発光ダイオードを用いた
写し込みの他に、フィルムにパンチ孔を穿設したシ、あ
るいは光を反射する紙等を貼付した９、磁気記録媒体を
用いるとかの方法によってコードを記録させてもよい。

次に後者としては、写真プリントの注文の際にユーザー
に所望のトリミング指定をしてもらい、前述と同様の方
法で写真店の店頭あるいはラボにおいて公知の自動写真
焼付機にかける前処理としてフィルムにコードを記録さ
せればよい。

以上の構成から成る本発明のプリント方法について以下
に順次説明する。まず、前述の方法によシネガフイルム
１上にコードを記録する。すなわち、第１図においてコ
マＦ１に対応しコードＣ１及びＣ３を、コマＦＳに対応
しコードＣ２及びＣ４をそれぞれ記録する。尚、コマＦ
２はトリミングを必要としないためコードは全く記録さ
れない。こうして撮影及びコードの記録の終了したフィ
ルムは、ラボにまわされ自動写真焼付機にて処理される
。つまり、コマＦ１がプリント位置に案内されてきた時
には不図示の検出器によりコードＣ１が検出され、第２
図に示すトリミングプリントＰ１が自動的に行なわれる
。この時コードＣ５がトリミング時の基準となるので正
確な拡大プリントが行なわれる。次に、コマＦ２がプリ
ント位置に案内されてきた時には、対応するコードが記
録されていないため、トリミングプリントは不要と判断
され、第３図に示す全体プリンｌＰ２がプリントされる
。最後に、コマＦ５がプリント位置に案内されてきた時
には、コードＣ２が検出され、第４図に示すトリミング
プリントＰ３がプリントされる。この時コードＣ４がト
リミング時の基準となる。

このようにフィルムを自動写真焼付機にセットするとコ
ードによるトリミング情報に従って池のコマのものより
大きなプリント倍率でプリントが自動的に行なわれる。

尚、利用する印画紙はロール状に用意されている例えば
サービス版のような定形サイズのものが一般的だが、ト
リミングしてプリントするものについてのみ、異なるサ
イズの印画紙に自動的に変換してプリントするようにし
てもよい。

前記実施例では、コードを直接ネガフィルムに記録させ
るようにしたが、他の情報記録媒体、例えばバンチテー
プ、磁気テープ等に記録してもよいし、特別の様式を作
成しておいて、ユーザーに記入してもらい、以後の処理
はラボで行なうようにしてもよい。尚、前記実施例では
トリミングをしないコマにはコードを全く記録させなか
ったが、こうしたコマに対しても中心位置を指示するコ
ードは必要に応じて記録させてもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明の写真プリント方法によれば
、各コマの長手方向寸法の中心の位置を指示するコード
を設定し、該コードを例えばネガフィルムの所定位置に
記録するという簡単な方法で、トリミングプリントを行
なう際にコマの中心部を基準にして正確にプリント倍率
を変化させることができる効果があり極めて実用性の高
いものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の写真プリント方法を行なうためのネガ
フィルムの平面図、 第２図は第１図のコマＦ、に対応するトリミングプリン
トの平面図、 第３図は第１図のコマＦ２に対応する全体プリントの平
面図、 第４図は第１図のコマＦ３に対応するトリミングプリン
トの平面図である。 １・・・ネガフィルム ２・・・パーフォレーション Ｃ−Ｃ・・・コード Ｆ’　−ｔｘ　　・・・コマ Ｐ　、Ｐ　・・・トリミングプリント Ｐ２・・・全体プリント

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）写真焼付機にてプリント処理される以前に所定の
   コードにより各コマの中心の位置 を記録させ、該コードによりトリミングプ リントを行なう際の基準位置を検知するよ うにしたことを特徴とする写真プリント方 法。
2. （２）前記コードがネガフィルムに記録されていること
   を特徴とする特許請求の範囲第１ 項記載の写真プリント方法。
3. （３）前記コードがネガフィルムとは別体の記録媒体に
   記録されていることを特徴とする 特許請求の範囲第１項記載の写真プリント 方法。