JPS6328527A - ド−ナツ型円形基板の形成加工方法 - Google Patents

ド−ナツ型円形基板の形成加工方法

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JPS6328527A
JPS6328527A JP17131986A JP17131986A JPS6328527A JP S6328527 A JPS6328527 A JP S6328527A JP 17131986 A JP17131986 A JP 17131986A JP 17131986 A JP17131986 A JP 17131986A JP S6328527 A JPS6328527 A JP S6328527A
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JP
Japan
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workpiece
drill
circular substrate
cutting
cut
Prior art date
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Pending
Application number
JP17131986A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Gokuchi
後口 昌賢
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP17131986A priority Critical patent/JPS6328527A/ja
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  • Drilling And Boring (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ドーナツ型円形基板の形成加工方法に係り、
特に、円形基板の中心部に円孔を形成する際にチッピン
グが生ずるのを防止するようにしたドーナツ型円形基板
の形成加工方法に関する。
[従来の技術] 近時、光ディスク、磁気ディスクや光磁気ディスクなど
、各種の記録媒体が広く用いられるようになってきてい
る。
このような記録媒体には、その基板材料の一種としてガ
ラスやセラミックスなどが多く用いられており、この基
板材料を被加工物として、その中心部に円孔を有するド
ーナツ型円形基板として形成されたものが使用されてい
る。
ところで、ガラスなどの被加工物からドーナツ型円形基
板を形成加工するについては、通常、円形基板の外周形
状に対応させた外筒ドリルと。
中心部に形成される円孔形状に対応させた内筒ドリルと
からなる円筒型ドリルが用いられる場合が多い。
この円筒型ドリルを用いてのドーナツ型円形基板の形成
加工方法としては、第4図(イ)〜(ハ)のように1円
筒型ドリル104を回転させながら吸着台102上に載
置固定した被加工物iotに接触させ、外筒ドリル(図
示せず)には被加工物101からの円形基板103の切
り抜き作業を、内筒ドリル105にはその中心部に円孔
106を形成するための切除部107の切り落とし作業
をそれぞれ担当させる方法が行なわれていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上記のような円筒型ド゛リル104を用いた
被加工物101からの円形基板103の切り抜きと、そ
の中心部に円孔10Bを形成するための切除部+07の
切り落とし作業とは、いずれも被加工物101に対し円
筒型ドリル104を貫通させて行なうものであった。こ
のため、刃先が、被加工物101を貫通しようとする際
に、第5図に示すように円形基板103のがわの一部を
も切り欠いてしまうチッピング108という現象を生じ
がちであった。
そして、このようなチー2ピング108は、製品として
の仕りげ加工を施す際においても修復することができな
い性質のものであるため、製品歩留りを低下させる大き
な要因となっており、これを解消するための効果的な防
止策が求められていた。
本発明の目的は、ドーナツ型円形基板を形成加工するに
際して、中心部に形成される円孔の下端内周面でのチッ
ピングの発生の一掃を図ることにある。
[問題点を解決するための手段] このような目的を達成するため、本発明は次のようにし
て構成した。
すなわち、本発明は、ドリルを用いて板状の被加工物か
らその中心部に円孔を有するのドーナツ型円形基板を形
成加工するためのドーナツ型円形基板の形成加工方法に
おいて、前記円孔は、ドリルにより被加工物の底面近傍
にまで至り、かつ、切除部を囲繞するようにした切削溝
を形成した後、もしくは形成すると同時に、被加工物と
抜き型との相対的な抑圧関係のもとで、被加工物から前
記切除部を分離することで形成することに構成上の特徴
がある。
[作 用] このため、被加工物から−ドーナツ型円形基板を形成加
工する際に、被加工物にあって切除部に相当する部′面
を丁亥えしている抜き型を上昇させることにより、ある
いは抜き型を高めに設定することにより被加工物からの
切除部・の最終的な分離作業を担当させであるので、切
除部方向に伸びた突起状片を残すことはあっても、円形
基板のがわにはチッピングを発生させることなく円孔を
形成することができる。
[実施例] 以下、図面を参酌して本発明の詳細な説明する。
第1図(イ)〜(ホ)は、本発明方法の代表的な作業工
程を示す説明図であり、板状のガラスやセラミックスな
どからなる被加工物lは、正確に位置決めされてステン
レス等の平滑な硬質材からなる吸着台2上にJ!置して
固定される。
この吸着台2には、予め通孔4が設けられており、この
通孔4を介して別体として昇降回部に形成されている抜
き型3がその頂面を吸着台2の上表面16と同一の面高
さとなるようにして配設されている。
被加工物1が吸着台2上に載置され、吸着固定された後
、被加工物l上方に配置された円筒型ドリル5が回転し
ながら下降してきて被加工物1と接触し、内湾ドリル7
は、切削溝14を周設しながら、更に降下する(第1図
(イ)、(ロ)参照)。
切削加工に用いられるドリルについては、第6図に示す
ように被加工物lから円形基板6を切り抜くための外筒
ドリル17と、円形基板6の中心部に円孔8を形成する
ための内筒ドリル7とを宥する円筒型ドリル5を用いる
のが好ましく、その場合の内筒ドリル7の刃先は、外筒
ドリル17の刃先よりも0.01〜0.1h扉の範囲内
で突出させて形成するのが望ましい。
また、被加工物1に対する切削時の内筒ドリル7の降下
速度は、被加工物1の底面9から0.5 mymの位置
達した後は10gm/sec  以下とするのが好まし
い。
このような条件下で被加工物1に円孔8を形成すべく切
削作業に入っている内筒ドリル7は、被加工物1の底面
9に対しo、oos〜0.1 mmの範囲で適宜選択さ
れる切り残し深さDlまで達した後、その切削作業を中
正して退避する。
内筒ドリル7の退避と同時に、第1図(/X)のように
して被加工物lの底面9に接触してこれを支持していた
抜き型3はその上昇を開始する。その際の抜き型3の上
昇速度については10 a m /sea以下とするの
が好ましい。
抜き型3の規格に関しては、形成しようとする円孔8の
口径との関係で相対的に決定されるものであり、その頂
端部lOは、円孔8内に挿入することができるよう円孔
8の口径よりは若干小さな口径を有して形成されている
抜き型3の上昇に伴ない、連結部12を介して被加工物
lと一体であった切除部11は、抜き型3の押圧力によ
り前記連結部12が強制的に分断されることで、第1図
(ニ)のように被加工物1から分離され、別体となった
切除部11が抜き型3上に載置されるようにして取り出
される。
被加工物1から分離された切除部11を取り除き、かつ
抜き型3を降下させることにより、第1図(ホ)に示す
ように、被加工物lには円孔8が形成される。
なお、抜き型3により切除部11を下方から押し上げて
被加工物lから分離しようとする際、連結部12の一部
が取り残されて第2図のように円孔8の下端内周縁には
小さな突起状片13が形成されることがあるが、第5図
のチッピング108のように修復できない性質のものと
は異なり、この突起状片13は、後に行なわれる仕上げ
加工でそのすべてを除去することができる。
第3図は1本発明方法を実施する際に用いられる抜き型
3の他の実施例を示すものであり、この抜き型3は吸着
台2と一体となって形成されている。
すなわち、この場合における抜き型3は、吸着台2にあ
って、載置される被加工物lにおける円孔8の形成が予
定されている部面を突出ぎせることで形成されるもので
あり、吸着台2の上表面16に対する突出高さD2は、
0.005〜0.1 mmの範囲で適宜設定することが
できる。
また、この場合には、吸着台2と抜き型3との間に段差
が生ずることになり、この段差部分には1例えばポリエ
チレンテレフタレートなどからなるプラスチックフィル
ム、あるいはのりを塗着するなどしてクッション性を有
する薄膜層15を形成する。
この薄膜層15の厚さは、チッピングの発生を効果的に
防止する上から、0.01mm以下、好ましくは5〜l
ooILm、 より好ましくは5〜50ルmとするのが
望ましい。
抜き型3がこのようにして構成されている場合、内筒ド
リル7により被加工物lに対し一定深さまで切削溝14
を形成するときは、切削時における被加工物lに対する
内筒ドリル7の押圧力に抗しきれず連結部12が分断さ
れ、切除部11を被加工物lから自然な状態で分離する
ことができる。
すなわち、切削が進み、内筒ドリル7が被層に物1の一
定深さにまで達するとき、切除部11に位置する被加工
物lは内筒ドリル7と抜き型3とにより相対的な関係で
強く押圧されることになる。
一方、切除部11の周縁部に位置している被加工物lは
、薄膜層15を介して下皮えされてはいるものの、その
クッション性のゆえに容易に下方へと沈み込もうとする
このため、切除部11の周縁にはせん断応力が働き、下
から突き上げられるような押圧力により連結部12が分
断され、切除部11は被加工物1から分離されるに至る
この場合においても、円孔8の下端内周縁には、連結部
12の一部が取り残されて第2図に示すような突起状片
13が形成されることがあるが、仕上げ加工作業を経る
ことにより、このような突起状片13は容易に除去する
ことができ、製品としての品質性能に悪影響を及ぼすこ
とはない。
第6図は、本発明方法を実施する際に用いられる抜き型
3のさらに他の実施例を示すものである。
この場合の抜き型3は、吸着台2と一体となって形成さ
れており、内筒ドリル7が被加工物1かも切除部11を
切り離した後、外筒ドリル17を容易に降下させること
ができるように、各ドリル7゜17との対向面に逃し溝
18が刻設されている。
この逃し溝18の溝vAEについては、各ドリル7.1
7の刃厚+20gm以内の範囲で適宜形成することがで
きる。
本発明方法は、このような工程を経ることで行なわれる
ものであるため、円孔8を形成する際にこの円孔8の下
端内周縁に突起状片13が形成される場合があるとして
も、第5図のような修復不衡なチッピングの生ずるのは
効果的に防止することができる。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、被加工物からドー
ナツ型円形基板を形成するに際し、その中心部に円孔を
形成するため切除部を被加工物から分離するための作業
を、最終的に抜き型を突き上げることで行なうようにし
たので、修復不老なチー2ピングが生ずるのを効果的に
防止することができ、歩留りのよい製品加工を行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)〜(ホ)は、本発明方法の一実施例として
の工程説明図、第2図は、第1図(ホ)における要部拡
大図、第3図は、本発明方法を実施する際に用いられる
抜き型を含む装置の他の構成例を示す要部拡大図、第4
図(イ)〜(ハ)は、従来方法による工程図、第5図は
、第4図(ハ)における要部拡大図、第6図は、本発明
方法を実施する際に用いられる装置のさらに他の構成例
を示す概略端面図である。 l・・・被加工物、    2・・・吸着台、3・・・
抜き型、      4・・・通孔、5・・・円筒型ド
リル、  6・・・円形基板、7・・・内筒ドリル、 
  8・・・円孔、9・・・底面、      10・
・・頂端部、11・・・切除部、     12・・・
連結部、13・・・突起状片、    14・・・切削
溝、15・・・薄膜層、      16・・・上表面
、17・・・外筒ドリル、   18・・・逃し溝、ノ
、こ、′ (ハ) (ホ) 第2図   第5図 ■ 第3図 !6     3      16 3イ、  第4図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ドリルを用いて板状の被加工物からその中心部に円
    孔を有するドーナツ型円形基板を形成加工するためのド
    ーナツ型円形基板の形成加工方法において、前記円孔は
    、ドリルにより被加工物の底面近傍にまで至り、かつ、
    切除部を囲繞するようにした切削溝を形成した後、もし
    くは形成すると同時に、被加工物と抜き型との相対的な
    押圧関係のもとで、被加工物から前記切除部を分離する
    ことで形成することを特徴とするドーナツ型円形基板の
    形成加工方法。
JP17131986A 1986-07-21 1986-07-21 ド−ナツ型円形基板の形成加工方法 Pending JPS6328527A (ja)

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JP17131986A Pending JPS6328527A (ja) 1986-07-21 1986-07-21 ド−ナツ型円形基板の形成加工方法

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JP (1) JPS6328527A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100385511C (zh) * 2004-07-01 2008-04-30 Hoya株式会社 磁盘用玻璃基板的制造方法以及磁盘的制造方法
US7488145B2 (en) 2005-01-25 2009-02-10 Asahi Glass Company, Limited Method for manufacturing a doughnut-shaped glass substrate
JP2012248268A (ja) * 2009-12-25 2012-12-13 Asahi Glass Co Ltd 円盤状ガラス基板及び円盤状ガラス基板の製造方法及び磁気記録媒体用ガラス基板
DE102014002414A1 (de) 2013-02-27 2014-08-28 Fanuc Corporation Beleuchtungsvorrichtung zur Überprüfung einer Düsenberührung bei einer Spritzgussmaschine

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