JPS6328489B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6328489B2 JPS6328489B2 JP13574082A JP13574082A JPS6328489B2 JP S6328489 B2 JPS6328489 B2 JP S6328489B2 JP 13574082 A JP13574082 A JP 13574082A JP 13574082 A JP13574082 A JP 13574082A JP S6328489 B2 JPS6328489 B2 JP S6328489B2
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- JP
- Japan
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- amorphous
- wound
- tape
- wound core
- insulating
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- Expired
Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/24—Magnetic cores
- H01F27/26—Fastening parts of the core together; Fastening or mounting the core on casing or support
- H01F27/263—Fastening parts of the core together
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は巻鉄心の固定方法に関する。
従来の珪素鋼板からなる巻鉄心の固定方法とし
ては、第1図ないし第3図に示すように巻型に巻
回し焼鈍後この巻型を取外した巻鉄心1の切断面
に熱硬化性のエポキシ樹脂などの接着剤2を塗布
し、この接着剤2を電気鋼板3の積層間に浸透さ
せて固定している。
ては、第1図ないし第3図に示すように巻型に巻
回し焼鈍後この巻型を取外した巻鉄心1の切断面
に熱硬化性のエポキシ樹脂などの接着剤2を塗布
し、この接着剤2を電気鋼板3の積層間に浸透さ
せて固定している。
一方、最近開発された電気鋼板に非晶質電気鋼
板(以下アモルフアスという)がある。このアモ
ルフアスは従来の電気鋼板(珪素鋼板)に比べ、
鉄損が1/3と大変少なく、すぐれた特性を持ち省
エネルギの点で極めて好ましいものである。とこ
ろが、このアモルフアスはその厚みが珪素鋼板の
約1/10(0.03mm)と大変薄く、機械的な内部歪み
を加えると上述したすぐれた特性が低下してしま
う性質を有している。したがつて、このアモルフ
アスからなる巻鉄心1に固定を前述した従来の接
着剤塗布により行なうと、接着剤2が硬化して縮
小する際アモルフアスに内部歪を与え前述のすぐ
れた特性を低下させてしまうという欠点があつ
た。また、このアモルフアスからなる巻鉄心は、
接着による固定を行なわずに巻型から取外すとそ
の薄さのため形がくずれ、鉄心の変形が大きくな
つて実用が困難であるという欠点もある。
板(以下アモルフアスという)がある。このアモ
ルフアスは従来の電気鋼板(珪素鋼板)に比べ、
鉄損が1/3と大変少なく、すぐれた特性を持ち省
エネルギの点で極めて好ましいものである。とこ
ろが、このアモルフアスはその厚みが珪素鋼板の
約1/10(0.03mm)と大変薄く、機械的な内部歪み
を加えると上述したすぐれた特性が低下してしま
う性質を有している。したがつて、このアモルフ
アスからなる巻鉄心1に固定を前述した従来の接
着剤塗布により行なうと、接着剤2が硬化して縮
小する際アモルフアスに内部歪を与え前述のすぐ
れた特性を低下させてしまうという欠点があつ
た。また、このアモルフアスからなる巻鉄心は、
接着による固定を行なわずに巻型から取外すとそ
の薄さのため形がくずれ、鉄心の変形が大きくな
つて実用が困難であるという欠点もある。
そこで、本発明は上述の欠点に鑑み、内部歪を
与えず特性を低下させないでかつ鉄心の変形をな
くし実用に供する巻鉄心の固定方法の提供を目的
とする。
与えず特性を低下させないでかつ鉄心の変形をな
くし実用に供する巻鉄心の固定方法の提供を目的
とする。
かかる目的を達成するため本発明としては、ア
モルフアスを巻型に巻回してなる巻鉄心の段付個
所に断面が三角形の絶縁スペーサを宛がい、この
絶縁スペーサ上に粘着性を有する絶縁テープを巻
回して固定した後上記巻型を取外し、ついで上記
絶縁テープ上に熱硬化性のガラス・テープを巻回
して加熱硬化することを特徴とする。
モルフアスを巻型に巻回してなる巻鉄心の段付個
所に断面が三角形の絶縁スペーサを宛がい、この
絶縁スペーサ上に粘着性を有する絶縁テープを巻
回して固定した後上記巻型を取外し、ついで上記
絶縁テープ上に熱硬化性のガラス・テープを巻回
して加熱硬化することを特徴とする。
ここで、本発明の実施例を第4図ないし第6図
を参照して説明する。第4図a〜cは巻鉄心10
の固定順序を示しており、第4図aでは巻型9に
アモルフアスを巻回して巻鉄心10を形成した
後、この巻鉄心10の直線部の段付個所に第6図
に示す絶縁スペーサ11を宛がつている状態を示
している。つまり、絶縁スペーサ11は断面が三
角形の柱状に形成され、第5図に示す段付個所の
凹凸を無くすように巻鉄心10に宛がわれる。
を参照して説明する。第4図a〜cは巻鉄心10
の固定順序を示しており、第4図aでは巻型9に
アモルフアスを巻回して巻鉄心10を形成した
後、この巻鉄心10の直線部の段付個所に第6図
に示す絶縁スペーサ11を宛がつている状態を示
している。つまり、絶縁スペーサ11は断面が三
角形の柱状に形成され、第5図に示す段付個所の
凹凸を無くすように巻鉄心10に宛がわれる。
この後、絶縁スペーサ11の上には粘着性の絶
縁テープ12を巻回し、絶縁スペーサ11を巻鉄
心10の段付個所に確実に固定すると共に巻鉄心
10自体を一体に保持し、その後巻型9を取外し
て第4図bに示す状態とする。
縁テープ12を巻回し、絶縁スペーサ11を巻鉄
心10の段付個所に確実に固定すると共に巻鉄心
10自体を一体に保持し、その後巻型9を取外し
て第4図bに示す状態とする。
次に、巻回した絶縁テープ12の上に機械的強
度が強く耐油性のエポキシ樹脂が含浸してある熱
硬化性のガラス・テープ13を第4図cの如く巻
回する。そして、この第4図cに示す巻鉄心10
を加熱炉に入れ加熱することでガラス・テープ1
3の樹脂を硬化させて巻鉄心10を固定する。
度が強く耐油性のエポキシ樹脂が含浸してある熱
硬化性のガラス・テープ13を第4図cの如く巻
回する。そして、この第4図cに示す巻鉄心10
を加熱炉に入れ加熱することでガラス・テープ1
3の樹脂を硬化させて巻鉄心10を固定する。
ここで、絶縁テープ12は巻型9を取外してか
らガラス・テープ13の樹脂が硬化するまでの間
巻鉄心10を固定するためのものである。すなわ
ち、絶縁テープ12は巻鉄心10の一時的な保持
と絶縁スペーサ11の固定を兼ねている。しか
も、絶縁スペーサ11と絶縁テープ12とはガラ
ス・テープ13の樹脂が硬化し縮小する際、クツ
シヨンとなつて巻鉄心10自体に内部歪を与える
ことを防止する。
らガラス・テープ13の樹脂が硬化するまでの間
巻鉄心10を固定するためのものである。すなわ
ち、絶縁テープ12は巻鉄心10の一時的な保持
と絶縁スペーサ11の固定を兼ねている。しか
も、絶縁スペーサ11と絶縁テープ12とはガラ
ス・テープ13の樹脂が硬化し縮小する際、クツ
シヨンとなつて巻鉄心10自体に内部歪を与える
ことを防止する。
以上説明したように本発明によれば、巻型に巻
回されてなる巻鉄心に絶縁スペーサを宛がいつい
で絶縁テープを巻回した後巻型を取外し更にガラ
ス・テープを巻回する方法を採るために、巻型を
取外す前に絶縁テープにて巻鉄心を一体に保持で
きると同時にガラス・テープで巻鉄心を確実に固
定でき、絶縁スペーサや絶縁テープにてガラス・
テープの硬化による応力を吸収することができ、
巻鉄心の変形もなく、内部歪を発生させずアモル
フアスの特性低下を防止することができた。
回されてなる巻鉄心に絶縁スペーサを宛がいつい
で絶縁テープを巻回した後巻型を取外し更にガラ
ス・テープを巻回する方法を採るために、巻型を
取外す前に絶縁テープにて巻鉄心を一体に保持で
きると同時にガラス・テープで巻鉄心を確実に固
定でき、絶縁スペーサや絶縁テープにてガラス・
テープの硬化による応力を吸収することができ、
巻鉄心の変形もなく、内部歪を発生させずアモル
フアスの特性低下を防止することができた。
第1図は従来の巻鉄心の固定方法を説明するた
めの巻鉄心の構成図、第2図は第1図のX―
X′線断面図、第3図は第2図の一部を拡大した
断面図、第4図a〜cは本発明の巻鉄心の固定方
法の実施例を順を追つて説明するための構成図、
第5図は第4図cのY―Y′線断面図、第6図は
絶縁スペーサの一例を示す斜視図である。 図面図、9は巻型、10は巻鉄心、11は絶縁
スペーサ、12は絶縁テープ、13はガラス・テ
ープである。
めの巻鉄心の構成図、第2図は第1図のX―
X′線断面図、第3図は第2図の一部を拡大した
断面図、第4図a〜cは本発明の巻鉄心の固定方
法の実施例を順を追つて説明するための構成図、
第5図は第4図cのY―Y′線断面図、第6図は
絶縁スペーサの一例を示す斜視図である。 図面図、9は巻型、10は巻鉄心、11は絶縁
スペーサ、12は絶縁テープ、13はガラス・テ
ープである。
Claims (1)
- 1 非晶質電気鋼板を巻型に巻回してなる巻鉄心
の段付個所に断面が三角形の絶縁スペーサを宛が
い、この絶縁スペーサ上に粘着性を有する絶縁テ
ープを巻回して固定した後上記巻型を取外し、つ
いで上記絶縁テープ上に熱硬化性のガラス・テー
プを巻回して加熱硬化する巻鉄心の固定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13574082A JPS5927511A (ja) | 1982-08-05 | 1982-08-05 | 巻鉄心の固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13574082A JPS5927511A (ja) | 1982-08-05 | 1982-08-05 | 巻鉄心の固定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5927511A JPS5927511A (ja) | 1984-02-14 |
JPS6328489B2 true JPS6328489B2 (ja) | 1988-06-08 |
Family
ID=15158759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13574082A Granted JPS5927511A (ja) | 1982-08-05 | 1982-08-05 | 巻鉄心の固定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5927511A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61256311A (ja) * | 1985-05-10 | 1986-11-13 | Hoya Corp | 多端子レ−ザ−ダイオ−ドモジユ−ル |
JPH041708Y2 (ja) * | 1985-06-27 | 1992-01-21 | ||
JPH02198117A (ja) * | 1989-01-27 | 1990-08-06 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | レジンモールド変圧器の製造方法 |
-
1982
- 1982-08-05 JP JP13574082A patent/JPS5927511A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5927511A (ja) | 1984-02-14 |
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