JPS61174605A - 注型電気機器 - Google Patents
注型電気機器Info
- Publication number
- JPS61174605A JPS61174605A JP1620285A JP1620285A JPS61174605A JP S61174605 A JPS61174605 A JP S61174605A JP 1620285 A JP1620285 A JP 1620285A JP 1620285 A JP1620285 A JP 1620285A JP S61174605 A JPS61174605 A JP S61174605A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foaming
- cushion layer
- electric machine
- stress
- cast
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/02—Casings
- H01F27/022—Encapsulation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、コイルや鉄心等の電気機器の外周部に注型
絶縁物を一体成形してなる注型電気機器に関するもので
ある。
絶縁物を一体成形してなる注型電気機器に関するもので
ある。
第2図は従来の注型電気機器の断面図を示すものであり
、図に詔いては(1)は鉄心(1a)とコイ/LIC1
b)とで構成される電気機器、■は電気機器(1)の外
周部にモールドされたエポキシ樹脂等の注型絶縁物、(
3)は電気機器(1)の外周面の応力集中部分に巻回し
たゴムシート等のゴム弾性体である。な詔、図中(4)
は注型金型を示す。
、図に詔いては(1)は鉄心(1a)とコイ/LIC1
b)とで構成される電気機器、■は電気機器(1)の外
周部にモールドされたエポキシ樹脂等の注型絶縁物、(
3)は電気機器(1)の外周面の応力集中部分に巻回し
たゴムシート等のゴム弾性体である。な詔、図中(4)
は注型金型を示す。
このような注型電気機器は次のように製造される。予め
電気機器(1〕の外周面の応力集中部分にゴム弾性体(
3)を巻回した後、これを注型金型(4)四に収納し、
その周囲に予め真空脱泡混合されたエポキシ樹脂等の注
型材料を真空引きして注入する。そして注型金型(4)
を適当な温度で加熱して注型材料を所定時間硬化させる
。その後、注型金型(4)から注型絶縁物C〕により一
体成形された電気機器(1)を取出せばよい。
電気機器(1〕の外周面の応力集中部分にゴム弾性体(
3)を巻回した後、これを注型金型(4)四に収納し、
その周囲に予め真空脱泡混合されたエポキシ樹脂等の注
型材料を真空引きして注入する。そして注型金型(4)
を適当な温度で加熱して注型材料を所定時間硬化させる
。その後、注型金型(4)から注型絶縁物C〕により一
体成形された電気機器(1)を取出せばよい。
上記のような従来の注型電気機器では、注型時の加熱に
よって注型材料が硬化するときに生じる内部応力や、注
型材料と電気機器(1)との熱膨張率の差により生じる
応力差をゴム弾性体(3)の変形により吸収しようとす
るが、ゴム弾性体(3は周囲を注型材料により完全にモ
ールドされるので変形逃げしろ(ゴム弾性体の形状変化
を吸収する空間)がなく、前記した内部応力や応力差を
吸収できない。このために電気機器(1)と注型絶縁物
(2との境界面で内部クラックが発生し、特にヒートサ
イクルなどの熱衝撃を受けたときに顕著に発生し、電気
機器としての致命的な欠陥を招くといつ問題点があった
。
よって注型材料が硬化するときに生じる内部応力や、注
型材料と電気機器(1)との熱膨張率の差により生じる
応力差をゴム弾性体(3)の変形により吸収しようとす
るが、ゴム弾性体(3は周囲を注型材料により完全にモ
ールドされるので変形逃げしろ(ゴム弾性体の形状変化
を吸収する空間)がなく、前記した内部応力や応力差を
吸収できない。このために電気機器(1)と注型絶縁物
(2との境界面で内部クラックが発生し、特にヒートサ
イクルなどの熱衝撃を受けたときに顕著に発生し、電気
機器としての致命的な欠陥を招くといつ問題点があった
。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、電気機器の外周面の応力集中部分に発起性クッシ
ョン層を形成することにより、耐クラツク性が改善でき
る注型電気機器を提供することを目的とする。
ので、電気機器の外周面の応力集中部分に発起性クッシ
ョン層を形成することにより、耐クラツク性が改善でき
る注型電気機器を提供することを目的とする。
この発明においては、発泡性クッション層が気泡により
変形して、注型時の加熱によって注型材料が硬化すると
き°に生じる内部応力や・注型材料と電気機器との熱膨
張率の差により生じる応力差を吸収するので、クラック
の発生を防止する。
変形して、注型時の加熱によって注型材料が硬化すると
き°に生じる内部応力や・注型材料と電気機器との熱膨
張率の差により生じる応力差を吸収するので、クラック
の発生を防止する。
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図であり、(1
) 、 (2) 、(4)は上記従来装置と全く同一の
ものである。(3人)は電気機器(1)の外周面の応力
集中部分に形成した発泡性クッション層である。
) 、 (2) 、(4)は上記従来装置と全く同一の
ものである。(3人)は電気機器(1)の外周面の応力
集中部分に形成した発泡性クッション層である。
このように発泡性クッション層(3A)を電気機器(1
)の外周面に形成しておくと、注型時の加熱によって注
型材料が硬化するときに生じる内部応力や、注型材料と
電気機器(1)との熱膨張率の差により生じる応力差を
この発泡性クッション層(3A)が気泡により変形して
吸収する。
)の外周面に形成しておくと、注型時の加熱によって注
型材料が硬化するときに生じる内部応力や、注型材料と
電気機器(1)との熱膨張率の差により生じる応力差を
この発泡性クッション層(3A)が気泡により変形して
吸収する。
従って、電気機器(1)および注型材料が自由に伸縮で
きるので熱衝撃等の応力に対してもクラック等の問題が
ない。
きるので熱衝撃等の応力に対してもクラック等の問題が
ない。
発泡性クッション層(3A)を形成する一つの方法とし
て、電気機器(1)の外周面に発泡弾性定型シール材を
巻回して形成する方法がある。
て、電気機器(1)の外周面に発泡弾性定型シール材を
巻回して形成する方法がある。
この発泡弾性定型シール材は例えばニット−ソフトシー
ラーETJ−s 10 (日東電気工業(鉛製)であり
、これは特殊なアクリル系合成樹脂成分で覆われた高分
子発泡体とこの片面に設けた樹脂系粘着剤層とで構成さ
れる。
ラーETJ−s 10 (日東電気工業(鉛製)であり
、これは特殊なアクリル系合成樹脂成分で覆われた高分
子発泡体とこの片面に設けた樹脂系粘着剤層とで構成さ
れる。
また発泡性クッション層(3A)を形成するもう一つの
方法として、電気機器(1)の外周面に発泡性接着シー
トを巻回した後、加熱して形成する方法がある。この発
泡性接着シートは未発泡のシート状物であり、被着物と
積層状態で加熱することにより接着かつ発泡する。主成
分はポリエチレン樹脂またはエポキシ樹脂である。
方法として、電気機器(1)の外周面に発泡性接着シー
トを巻回した後、加熱して形成する方法がある。この発
泡性接着シートは未発泡のシート状物であり、被着物と
積層状態で加熱することにより接着かつ発泡する。主成
分はポリエチレン樹脂またはエポキシ樹脂である。
なお、発泡性クッション層(3A)を形成する箇所およ
びその厚みは、電気機器(1)の形状と注型絶縁物■の
形状、厚みとに合わせて適宜決定すればよい。即ち、電
気機器(1)の形状からみて応力が集中しそうな電気機
器(1)の部分に予め発泡性クッション層(3人)を形
成しておくと共に膨張係数の差から起る収縮分の値以上
を確保しつるように発泡性クッション層(3A)の厚み
を定めて詔くとよい。
びその厚みは、電気機器(1)の形状と注型絶縁物■の
形状、厚みとに合わせて適宜決定すればよい。即ち、電
気機器(1)の形状からみて応力が集中しそうな電気機
器(1)の部分に予め発泡性クッション層(3人)を形
成しておくと共に膨張係数の差から起る収縮分の値以上
を確保しつるように発泡性クッション層(3A)の厚み
を定めて詔くとよい。
この発明は以上説明したとセリ、電気機器の外周面の応
力集中部分に発泡性クッション層を形成することにより
、耐クラツク性が改善できるという効果がある。
力集中部分に発泡性クッション層を形成することにより
、耐クラツク性が改善できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図、第2図は従
来の注型電気機器を示す断面図である。 図に詔いて(1)は電気機器、(la)は鉄心、(1b
)はコイル、(2)は注型絶縁物S (3A)は発泡性
クッション層、(4)は注型金型である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人 弁理士 大 岩 増 雄第1図 第2図
来の注型電気機器を示す断面図である。 図に詔いて(1)は電気機器、(la)は鉄心、(1b
)はコイル、(2)は注型絶縁物S (3A)は発泡性
クッション層、(4)は注型金型である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人 弁理士 大 岩 増 雄第1図 第2図
Claims (3)
- (1)コイルや鉄心等の電気機器の外周部に注型絶縁物
を一体成形してなる注型電気機器において、前記電気機
器の外周面の応力集中部分に発泡性クッション層を形成
したことを特徴とする注型電気機器。 - (2)発泡性クッション層を、電気機器の外周面に発泡
弾性定型シール材を巻回して形成した特許請求の範囲第
1項記載の注型電気機器。 - (3)発泡性クッション層を、電気機器の外周面に発泡
性接着シートを巻回した後、加熱して形成した特許請求
の範囲第1項記載の注型電気機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1620285A JPS61174605A (ja) | 1985-01-28 | 1985-01-28 | 注型電気機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1620285A JPS61174605A (ja) | 1985-01-28 | 1985-01-28 | 注型電気機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61174605A true JPS61174605A (ja) | 1986-08-06 |
Family
ID=11909921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1620285A Pending JPS61174605A (ja) | 1985-01-28 | 1985-01-28 | 注型電気機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61174605A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07272952A (ja) * | 1994-03-31 | 1995-10-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | モールドトランス |
JP2010257999A (ja) * | 2009-04-02 | 2010-11-11 | Nec Tokin Corp | コイル部品 |
JP2013239542A (ja) * | 2012-05-15 | 2013-11-28 | Nec Tokin Corp | リアクトル |
-
1985
- 1985-01-28 JP JP1620285A patent/JPS61174605A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07272952A (ja) * | 1994-03-31 | 1995-10-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | モールドトランス |
JP2010257999A (ja) * | 2009-04-02 | 2010-11-11 | Nec Tokin Corp | コイル部品 |
JP2013239542A (ja) * | 2012-05-15 | 2013-11-28 | Nec Tokin Corp | リアクトル |
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