JPS63283750A - 炭素繊維を担体とする触媒 - Google Patents

炭素繊維を担体とする触媒

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JPS63283750A
JPS63283750A JP11576287A JP11576287A JPS63283750A JP S63283750 A JPS63283750 A JP S63283750A JP 11576287 A JP11576287 A JP 11576287A JP 11576287 A JP11576287 A JP 11576287A JP S63283750 A JPS63283750 A JP S63283750A
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JP
Japan
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catalyst
carrier
carbon fibers
carbon fiber
fiber
Prior art date
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Pending
Application number
JP11576287A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Nakatani
雅行 中谷
Yukinari Komatsu
小松 行成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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  • Working-Up Tar And Pitch (AREA)
  • Inorganic Fibers (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は炭素繊維を担体とする触媒に関する。
(従来の技術) 従来、担持金属触媒はPt−AX、03触媒に代表され
るようk、金属を担体に高分散状に担持した触媒であり
、触媒燃焼、排ガス浄化反応、COの水素化反応、有機
化合物の水素化、脱水素等に用いられている。
炭素繊維化金属を担持させた触媒としては、触媒能を有
する金属を含浸、付着させ、得られた繊維を触媒として
使用することが知られている。また、担体として粒状ペ
レットやノ・ニカムタイプを用いた触媒も知られている
しかしながら、従来の触IjLFi、活性金属を担体に
均−忙分散させることが困難であり、触媒の再現性や寿
命等に問題があった。
本発明者らは炭素源化合物および特定の遷移金属化合物
とを加熱して、熱分解、触媒反応させることkよって、
細くかつ特異な構造を有する炭素繊維が得られることを
見出し、例えば、特開昭60−251821号公報、特
開昭61−152600号公報、特開昭61−1326
30号に開示されている。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明者らは、さらkこの炭素繊維を用いた触媒につい
て触媒の再現性や寿命の問題点を追究し、本発明を完成
するに至ったものである。
本発明の目的は再現性、寿命に優れた触媒を提供するこ
とkある。
(問題点を解決するための手段) すなわち、本発明は金属成分を含有している気相成長法
炭素繊維を担体とする触媒である。
本発明において、気相成長法炭素liR碓とは、訳化水
素などの炭素源を、触媒の存在下に加熱して気相成長さ
せて作られる繊維状の炭素質の物質、これを粉砕したり
切断したりした種々の形態の炭素質物質、あるいは、こ
れらを加熱処理した炭素質または黒鉛質物質であり、本
発明でいう気相成長法炭素繊維は、電子顕微鏡で観察す
ると、芯の部分と、これを取巻く、−見して、年輪状の
炭素層からなる特異な形状の繊維及びこれが粉砕、破砕
などの加工を受けたものである。
本発明に用いる気相成長法炭素繊維の直径は、特に限定
されないが、直径が小さいほど比表面積が大きく、触媒
の単位重量当りの性能が高い傾向にある。また直径の小
さい担体を用いた場合、担体の熱容量が小さく、触媒表
面の熱が担体にうばわれないため、触媒の始動温度が低
下するという傾向がある。一般には0.01μ〜5μ、
好ましくは0.01μ〜0.5μ、%に0.01μ〜0
.1μのものが好ましく用いられる。
本発明に用いる気相成長法炭素繊維のアスペクト比はq
#1/C@定されないが、担体の成形性や高い強度を必
要とする場合、10以上のアスペクト比を有するものが
好ましく、IVjに100〜107、最も好ましくは5
00〜107のアスペクト比を有するものが用いられる
。気相成長法炭素繊維は従来の炭素繊維に比較して優れ
た結晶性、配向性および高強度を有しているため、担体
に高い強度が必要な場合には特に安定して使用できる。
本発明において、気相成長法炭素繊維は、金属成分を繊
維中忙非常に微小な状態で均一に分散−含有している。
粒子状の金属成分が繊維中に存在していても、粒子状の
金属成分以外に非常に微小な状態で分散していればよく
、本発明の効果を失うものではな%Aaここで、非常V
C微小な状態とは、例えば20万倍に拡大して見ても粒
子と確認できないような状態を云い、少なくとも20X
以下の微小な状態をいう。この内、原子状や分子状に近
い非常に微小な状態で金属成分を含有しているのが好ま
しく用いられる。
金属成分の金属としては、周期律表のNa族に属するT
1、Zr%llf、V a族に属するV、Nk)、a?
a、%7a族K14するCjr、Mo、iF、■a族に
属するMn、 Tc%Re、■族に属するFe、 co
、 Ni、Ru%Rh、Pd、Os、工r、Pt、lb
族に属するcu、 Ag、 Au%l b族に属するZ
n%Cd、Hg、111b族に属するAI、 GEL、
  In、 TI、 IV b族に属するGe、an%
Pb、その他Vなどであり、これらの遷移金属は、繊維
生成の触媒として単体または化合物の形で裏道#に存在
させるものであり、添加した遷移金属化合物の反応残渣
として繊維中に含有されるものも含まれる。一方、これ
らの金属以外の金属成分も繊維に含有させてもよい。例
えばLl、Na%に、Oa%Mgなどのアルカリ金属、
′  アルカリ土類金属、llb族のAI、B、Iyb
族の81などを含有させることができる。これらは繊m
JI!!造時に有機金属化合物(あるいは塩)、金属微
粒子、酸化物等の形で添加される。
含有する金属成分の金属としては、担持する触媒や用途
に応じて適宜選択されるが、一般には■族に属する金属
、特にFe、Co%N1が好ましく用いられる。
含有する金属成分のtは担持する触媒や用途によって異
なるが、一般には肌005〜10重量%のものが用いら
れ、好ましくは0.01〜5重量%、特k 0.05〜
3重量%のものが好ましく用いられる。金属成分を含有
している気相成長法炭素繊維を担体として用いることに
より、再現性、寿命に優れた触媒となる。
本発明において、金属成分を含有している気相成長法炭
素繊維に担持させる触媒は特に限定されず、公、知の触
媒を担持することができる。
本発明において炭素繊維に触媒を担持させる方法として
は、金属化合物の溶液を炭素繊維に含浸乾燥させる方法
、あるいは含浸の後に焼成する方法、炭素繊維の表面に
蒸着させる方法、触媒成分をフィルム状に形成させる方
法等、公知の方法が用いられ、担体表面で触媒の凝集や
ブリッジ現象を生じさせない方が好ましい。
本発明の触媒は、上記のように金属成分を含有している
気相成長法炭素繊維を担体とする事′fr:特徴として
いる。
(実施例) 以下、実施例により本発明を説明する。
実施例1 アセチルアセトナト鉄とトルエンe1400℃の加熱空
間に導入し、水素ガス存在下に浮遊状態で気相成長法炭
素繊維t−S造し、直径0.05〜0.10μ、アスペ
クト比500〜1000、Feを0.25重着%含有す
る炭素繊・維を得た。この繊維を透過型電子顕微鏡で2
0万倍にて観察したところ、金属成分の微粒子は殆んど
視られなかった。
一方、Xiマイクロアナライデーで面分析を行ったとこ
ろ、繊維の全ての部分からFeが検出された。このこと
から、金属成分が非常に微小な状態で線維中に分散して
いることがわかった。金属成分を含有している、この炭
素繊維1.40,9へ、ナフテン酸鉄のベンゼン溶液を
含浸−乾燥後、窒素雰囲気下600℃で3時間加熱処理
して、Feを6.70重量%含有及び担持した触媒を合
成した。
実施例2 実施例1で得ら、れた触媒を石英管中に充てんし、60
0℃に加熱後水素ガスを流して還元、活性化を行った。
次に水素ガス′I1.囲気のまま室温まで冷却した。
水素ガス雰囲気下、温度を室温から300℃に昇温後、
水素ガスと御飯化炭素ガスとの混合ガス(ガス濃度1:
1)をガス速度: easv−10000hr−1で2
時間通して、−酸化炭素の炭化水素への転化率を測定し
た。その後、水素ガス雰囲気下で室温まで冷却した。そ
の結果を第1表に示す。
実施例3〜7 水素ガス雰囲気下、温度を室温から第1表に示す温度に
設定し、水素ガスと御飯化炭素ガスとの混合ガス(ガス
濃度1 :1 )t−ガス速度:GH8V −1000
0hr−1で、第1表に示す時間通して、−酸化炭素の
炭化水素への転化率を測定し、その後、水素ガス雰囲気
で室温まで冷却した。その結果を第1表に示す。
比較例1 特開昭59−76921号公報に記載されている方法1
−1先って直径約10μ、長さ約3CIlIの気相法炭
素繊維(気相成長法炭素繊維)tUt造した。
この炭素繊維の元素分析を行ったところ、Feは0.0
01重ft%以下であり、Feを殆んど含有していなか
った。また、X線マイクロアナライデーで面分析を行っ
たところ繊維からFeは検出されなかった。
この炭素繊維1.40.9へ、ナフテン酸鉄のベンゼン
溶液を含浸−乾燥後、窒素雰囲気下600℃で3時間加
熱処理して、Feを4.00重f%担持した触媒を調整
した。
比較例2〜4 比較例1で調整した触媒を、実施例2と同様にして還元
、活性化を行った。その後、温度、時間を第1表に示す
ように設定した以外は実施例3と同様に行い、−酸化炭
素の炭化水素への転化at測測定た。その結果を第1表
に示す。
(以下余白) (発明の効果) 本発明の触媒は、再現性や寿命に優れて、工業的に極め
て有用である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属成分を含有している気相成長法炭素繊維を担体とす
    る触媒
JP11576287A 1987-05-14 1987-05-14 炭素繊維を担体とする触媒 Pending JPS63283750A (ja)

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JP11576287A Pending JPS63283750A (ja) 1987-05-14 1987-05-14 炭素繊維を担体とする触媒

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JP (1) JPS63283750A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0783369A4 (en) * 1994-09-27 1998-12-09 Chevron Usa Inc PROCESSES FOR DEMERCAPTANIZATION OF OIL DISTILLATION PRODUCTS
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JP2003147644A (ja) * 2001-03-21 2003-05-21 Morinobu Endo 気相成長法による炭素繊維、これを用いた複合材、導電性樹脂、および炭素繊維の長さ調整方法
WO2005026430A1 (en) 2003-09-16 2005-03-24 Showa Denko K. K. Composite of vapor grown carbon fiber and inorganic fine particle and use thereof
JP2005113363A (ja) * 2003-09-16 2005-04-28 Showa Denko Kk 気相法炭素繊維と無機微粒子の複合物及びその用途

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