JPS63283647A

JPS63283647A - 芳香徐放性造花鉢

Info

Publication number: JPS63283647A
Application number: JP62119322A
Authority: JP
Inventors: Yukio Kawanishi; 川西　幸雄
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1987-05-16
Filing date: 1987-05-16
Publication date: 1988-11-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】皇栗上ｑ剋朋立国本発明は芳香を徐放するようにした造花鉢に関する。

従来の技術従来、造花を備えた托鉢にその造花に対応する自然産の
花の有する芳香剤を散布し、又は吹付けて、あたかも造
花が自然産の花であるかのようにした造花鉢が知られて
いる。

が　°　しようとするｐ　占しかし、かかる従来の造花鉢によれば、単に香料を造花
に散布し、又は吹付けたのみであるので、芳香が初期に
は強すぎながら、短期間に消失するので、適当な強さの
芳香を長期にわたって発散せしめることができない欠点
を有する。

本発明は、上記した従来の造花鉢における問題を解決す
るためになされたものであって、例えば、造花に対応す
る自然産の花と実質的に同じ芳香が適度の強さにて長期
にわたって発散されるようにした造花鉢を提供すること
を目的とする。

。　占を”するための本発明による芳香徐放性造花林は、鉢体内に芳香剤を含
む芳香性液体を充填し、この芳香剤を鉢体に支持した造
花に対応する自然産の花と実質的に同じ芳香を発散する
芳香剤としてなることを特徴とする。

以下に実施例を示す図面に基づいて、本発明による芳香
徐放性造花法を詳細に説明する。

本発明による芳香徐放性造花法においては、第１図に示
すように、好ましくは、中心部に貫通孔１を有する遮断
壁２が鉢体３内を適宜高さにて横断して配設されている
。この遮断壁の裏面には、上記貫通孔と同心的な孔４を
有する発泡樹脂等からなる支持体５が接着され、この支
持体の孔にその根元部を挿入することによって、造花６
が支持体に支持されて、托鉢に植えられている。他方、
鉢体内には、上記遮断壁の下方に上記造花に対応する自
然産の花と実質的に同じ芳香を有する芳香性液体７が充
填されている０例えば、造花として薔薇の造花を用いる
ときは、芳香性液体には薔薇の芳香を有するものを用い
る。芳香性液体は、例えば、薔薇の香りを有する香料を
適宜の溶剤にて希釈し、或いは適宜の溶剤に分散させ、
適当な濃度として、鉢体内に充填される。尚、上記遮断
壁と支持体とは一体に形成されていてもよい。

従って、かかる造花法によれば、造花に香料を単に散布
し、又は吹付けた場合等と異なり、芳香性液体が鉢体内
に多量に充填されているから、芳香が鉢体から長期間に
わたって放散される。しかも、上記芳香を造花に対応す
る自然産の花と実質的に同じとすることによって、その
造花があたかも自然産の花のように認識される。従って
、本発明による芳香造花法は、極めて自然に近い造花で
あるので、一般家庭や種々の事務所、工場等のみならず
、喫茶店、食堂等においても、天然の花であるとして、
或いは天然の花であるかのように、何らの違和感なしに
、装飾のために備えることができ、更に、アロマテラピ
ー（芳香療法）にも好適に°用いることができる。

本発明によれば、更に、上記芳香が確実に長期間にわた
って徐放されるようにした造花用孔体が提供される。

即ち、かかる本発明による芳香徐放性造花法は、鉢体内
に芳香剤を含む芳香性液体を充填し、鉢体内に鉢体を横
断する遮断壁を配設すると共に、この遮断壁の上に繊維
シートを置き、この繊維シートから延設した吸い上げ片
を前記芳香性液体中に浸漬してなることを特徴とするも
のである。

第２図及び第３図は、かかる芳香徐放性造花法の一実施
例を示し、鉢体３内には芳香剤を含む芳香性液体７が充
填され、鉢体向上段部に鉢体を横断する遮断壁２が配設
されている。この遮断壁の上には、その周縁から複数の
吸い上げ片８が延設されている繊維シート９が置かれて
おり、上記吸い上げ片は、前記芳香性液体中に浸漬され
ている。

繊維シートは、例えば、綿布から形成される。

従って、本発明の芳香徐放性造花法によれば、芳香性液
体は吸い上げ片に毛細管現象にて上方に吸い上げられ、
遮断壁土の繊維シートに含浸されつつ、それが含む芳香
剤を大気中に放出し、芳香を発散させる。

かかる芳香徐放性造花法においても、芳香性液体は、造
花に対応する自然産の花と実質的に同じ芳香を有するこ
とが好ましい０例えば、造花として薔薇の造花を用いる
ときは、芳香性液体には薔薇の芳香を有するものを用い
るのである。

本発明において、上記遮断壁は、特に、限定されるもの
ではないが、例えば、樹脂から形成され、匝示したよう
に、鉢体内壁に接触し、かくして、前記芳香性液体を鉢
体内に密閉していてもよい。

この場合、遮断壁は、芳香性液体を鉢体内に閉じ込めて
、大気から遮断するので、芳香剤が不必要に芳香性液体
から失われることがない。しかし、遮断壁は、必ずしも
上記のように鉢体内壁に接触する必要はなく、要求され
る芳香の強さや芳香の徐放期間によっては、周縁の一部
において鉢体内壁との間に空隙を有していてもよい。

また、本発明においては、前記繊維シートの形状は特に
限定されるものではない、第３図に示す実施例において
は、繊維シート９は、鉢体の横断面に合わせて円形に形
成されているが、鉢体の横断面形状に合致する必要もな
い。例えば、第４図に示すように、繊維シート９は十字
状であってもよく、この場合は、それぞれの片がそのま
ま延びて、前記吸い上げ片８を形成する。

更に、本発明においては、前記芳香性液体は、芳香剤と
共に消臭剤を含むことができる。かかる芳香徐放性造花
法は、前述したように、芳香を徐放する一方、悪臭を消
すので、芳香が一層明確に認識されることとなり、芳香
の効果が一層高められる。

本発明による造花法に造花を支持させるためには任意の
手段を採用し得る。例えば、第２図に示したように、遮
断壁２の中央部に貫通孔ｌを穿設し、裏面にこの貫通孔
の周囲に発泡樹脂等からなる支持体５を接着固定させる
。この支持体には、造花６の根元部を挿入して、支持す
るための孔４が穿設されている。このようにして、造花
を支持体に支持させた後、遮断壁の上に水鮮の模造品を
置けばよい。

溌ｙ坏υ伽果以上のように、本発明の芳香徐放性造花法によれば、芳
香性液体が鉢体内に充填されているので、芳香が長期間
にわたって持続されるのみならず、その芳香性液体が支
持した造花に対応する自然度の花と実質的に同じ芳香を
有するようにしたので、自然度の花と極めて近似し、天
然の花であるとして、或いは天然の花であるかのように
、何らの違和感なしに備えることができる。

更に、本発明に従って、鉢体内に芳香剤を含む芳香性液
体を充填し、鉢体の上段に鉢体を横断する遮断壁を配設
すると共に、この遮断壁の上に繊維シートを置き、この
繊維シートから延設した吸い上げ片を前記芳香性液体中
に浸漬することによって、芳香性液体は吸い上げ片に毛
細管現象にて上方に吸い上げられ、遮断壁土の繊維シー
トに含浸されつつ、それが含む芳香剤を大気中に放出し
、芳香を発散させるので、芳香を長期間にわたって徐放
させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による芳香徐放性造花法の一実施例を
示す縦断面図、第２図は、本発明による別の芳香徐放性
造花法の一実施例を示す縦断面図、第３図は、吸い上げ
片を延設した繊維シートと遮断壁を示す平面図、第４図
は、繊維シートの別の実施例を示す平面図である。２・・・遮断壁、３・・・鉢体、５・・・支持体、６・
・・造花、７・・・芳香性液体、８・・・吸い上げ片、
９・・・繊維シート。特許出願人　　　　川　西　幸　雄第１図第２図第３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）造花を支持させた造花鉢において、鉢体内に芳香
剤を含む芳香性液体を充填し、この芳香剤を上記造花に
対応する自然産の花と実質的に同じ芳香を発散する芳香
剤としてなることを特徴とする芳香徐放性造花鉢。
（２）鉢体内に芳香剤を含む芳香性液体を充填し、鉢体
内に鉢体を横断する遮断壁を配設すると共に、この遮断
壁の上に繊維シートを置き、この繊維シートから延設し
た吸い上げ片を前記芳香性液体中に浸漬してなることを
特徴とする芳香徐放性造花鉢。