JP3015624U - 香気発生装置を備える自動給水鉢 - Google Patents

香気発生装置を備える自動給水鉢

Info

Publication number
JP3015624U
JP3015624U JP1995001626U JP162695U JP3015624U JP 3015624 U JP3015624 U JP 3015624U JP 1995001626 U JP1995001626 U JP 1995001626U JP 162695 U JP162695 U JP 162695U JP 3015624 U JP3015624 U JP 3015624U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aroma
bowl
water supply
passage
automatic water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995001626U
Other languages
English (en)
Inventor
幹雄 古田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fulta Electric Machinery Co Ltd
Original Assignee
Fulta Electric Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fulta Electric Machinery Co Ltd filed Critical Fulta Electric Machinery Co Ltd
Priority to JP1995001626U priority Critical patent/JP3015624U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3015624U publication Critical patent/JP3015624U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、香気発生装置を備える自動給水鉢
に関する。 【構成】 香気発生装置を備える自動給水鉢は、鉢7
と、給水タンク6と、吸込口1a・芳香剤を含浸したハ
イドロボール1Aを充填できるハイドロボール充填室1
bを設けたベ−ス1と、を備える自動給水鉢において、
前記鉢、給水タンク及びベ−スとの間に香気通路を形成
し、この香気通路の下端にファン2を設け、前記ファン
を駆動する電源3を前記ベ−スに設け、前記香気通路の
開口8より芳香性空気1A’を発散する構成である。 【効果】 複数本の香気通路を介して数種の香気が発散
できる。各人又は部屋の雰囲気等にマッチした香気を発
散できる。自動給水鉢に最適な香気発生装置を提供でき
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、香気発生装置を備える自動給水鉢に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知の鉢(集合鉢、植木鉢)に他の機能を付与する目的の一つに、芳香剤を鉢 に付設するか、又は養液中に添加する等して、香気を自然に発生する構成、又は 香気性空気をファンで発散させる構成が提案されている。その中で、芳香剤を鉢 内に設ける構成の一例を先行文献より挙げると、次のような考案及び発明がある 。(1)実公平4−15101号公報記載の植木鉢があり、外部と通気する植木 鉢の内部に設けた芳香剤入れ容器に芳香剤を内装し、かつ前記植木鉢内にフアン 装置し、前記芳香剤から出る香気量を調整して、好ましい香気を空気中に発散さ せる構成である。(2)特開平6−54625号公報記載の園芸用芳香剤があり 、水をかけると溶解して香気を発する水可溶性物質の香料を鉢内に設ける構成で ある。(3)実開平6−84820号公報記載の脱臭機能付き鉢状体があり、鉢 状本体内に脱臭部材を架承するもので、当該脱臭部材の自然の脱臭、芳香作用を 目的とする構成である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記文献の中で、実公平4−15101号の考案は、芳香剤から出る香気量を をフアンの風量調整を介して適宜選択できること、又はフアン装置を直接鉢内に 装置するので、構造が簡単であること、等の特徴を有する。
【0004】 しかし、この考案は、フアン及び単独の空気流により香気量を調整するにとど まっていることから、数種の香気を選択して発散させる機能がないこと、また鉢 の内底面にフアン装置を設置することから、擬木には適する反面、給水を必要と する鉢、又は自動給水鉢には不向であること、等の課題がある。
【0005】 殊に、この考案は、香気通路(いわゆる香気管路)を有さない構成であること から、フアンの風量が十分でなく、本考案が目的とする多段方式又は組付方式等 の自動給水鉢には適さない等の実用面での課題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、複数本の香気通路を介して数種の香気が発散できる構造にすること 、又は自動給水鉢に最適な香気発生装置を提供すること、等を目的として、次の ような構成を採用する。
【0007】 即ち、本考案の香気発生装置を備える自動給水鉢は、 鉢と、給水タンクと、吸込口・芳香剤を含浸した部材を充填できる室を設けた ベ−スと、を備える自動給水鉢において、 前記鉢、給水タンク及びベ−スとの間に香気通路を形成し、この香気通路の下 端にファンを設け、前記ファンを駆動する電源を前記自動給水鉢に設ける構成で ある。
【0008】 また本考案は、前述の目的に、更に使い易い構造とする目的で、次のような構 成を採用する。
【0009】 即ち、本考案の香気発生装置を備える自動給水鉢は、 鉢と、給水タンクと、吸込口を設けたベ−スと、を備える自動給水鉢において 、 前記鉢、給水タンク及びベ−スとの間に香気通路を形成し、この香気通路の下 端に遠心力ファンを設けるとともに、同香気通路に芳香剤を充填し、前記遠心力 ファンを駆動する電源を前記鉢に設ける構成である。
【0010】
【作用】
次に本考案の作用を説明する。
【0011】 先ず、図1、図2に示す一例では、吸込口を有し、芳香剤を含浸したハイドロ ボール(ハイドロカルチャー)、スポンジ等の部材を装備するベースと、このベ ース内にファン及びバッテリー等の電源、モータ、開閉弁等が設けられた構成で 、このベースの吸込口は給水タンク及び鉢に設けた香気通路と連通されている。 したがって、モータを駆動してファンを回転することにより、吸込口より吸い込 まれた空気は、ファンによる空気流にのりハイドロボール充填室に到る。その後 、このハイドロボール充填室に設けたハイドロボールと接触して芳香性空気に変 換されるとともに、この芳香性空気は香気通路を上昇し、鉢の上面に設けられて いる開口より空気中に放散される。
【0012】 また図3に示す一例では、複数の芳香剤及びバッテリー等の電源等を備えた鉢 と、吸込口を有するベース内に遠心力ファン及びモータ等が設けられた構成で、 このベースの吸込口は給水タンク及び鉢に設けた香気通路と連通されている。し たがって、モータを駆動して遠心力ファンを回転することにより、吸込口より吸 い込まれた空気は、遠心力ファンによる空気流にのり香気通路を上昇し、当該香 気通路に設けた芳香剤に接触して芳香性空気に変換されるとともに、この芳香性 空気は香気通路を更に上昇し、鉢の上面に設けられている開口より空気中に放散 される。そして、この例では、鉢に多数の香りの芳香剤を設け、かつ開口を開閉 する蓋(弁)を設ける構成として、例えば、この各芳香剤を選択して、好みの香 りを発散する方法に利用できる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照に説明する。
【0014】 先ず、図1、図2に示す一例は、芳香剤を含浸したハイドロボールを装備する ベースを利用して、芳香性空気を生成する例であり、1は吸込口1aを有するベ ースで、このベース1内にはファン2及びバッテリー等の電源3、モータ4、開 閉弁5等が設けられる。前記吸込口1aは給水タンク6及び鉢7に設けた一本又 は数本の香気通路構成部6a、7a(香気通路)と連通されている。したがって 、ベース1内に吸い込まれた空気は、このベース1に設けたハイドロボール充填 室1bの芳香剤を含浸したハイドロボール、スポンジ等の部材1Aに接触して生 成された芳香性空気1A’に変換される。この芳香性空気1A’は、給水タンク 6及び鉢7に設けた香気通路を上昇し、この香気通路の開口8より空気中に放散 される。尚、給水タンク6には図示しないが給水、給液用としての装置、又は戻 り水用としての装置、或いは他の各装置が設けられている。また鉢7には植木鉢 9又はハイドロボール等の培地10が設けられる。図中1b’はハイドロボール 充填室1bの透孔、Hは植物、A”は空気をそれぞれ示す。またベース1、給水 タンク6、鉢7は一体型、取付型等の各種構造が採用できる。またファン2は各 種構造が採用できる。更にまた開口8は鉢7の壁面全体に設けることも可能であ る。尚、吸込口1aの形態、位置等は限定されない(以下同じ)。
【0015】 次に、図3に示す一例は、複数の芳香剤と電源等を備えた鉢を利用して、芳香 性空気を生成する例であり、11は吸込口11aを有するベースで、このベース 11内には遠心力ファン12、モータ14等が設けられる。前記吸込口11aは 給水タンク16及び鉢17に設けた一本又は数本の香気通路構成部16a、17 a(香気通路)と連通されている。したがって、遠心力ファン12を介して吸い 込まれた空気は、前記給水タンク16に設けた一本又は数本の香気通路構成部1 6aを通過した後、鉢17の一本又は数本の香気通路構成部17aに到り、この 香気通路構成部17aに設けた芳香剤2Aに接触して芳香性空気2A’に変換さ れる。この芳香性空気2A’は、香気通路の開口18より空気中に放散される。 尚、給水タンク16には図示しないが給水、給液用としての装置、又は戻り水用 としての装置、或いは他の各装置が設けられている。また鉢17には電源13、 植木鉢9又はハイドロボール等の培地10が設けられる。またベース11、給水 タンク16、鉢17は一体型、取付型等の各種構造が採用できる。更に開口18 は鉢17の壁面全体に設けることも可能である。また開口18は蓋15を手動操 作、近接リレー、スイッチ等の制御装置を利用した自動操作、等の適宜手段で開 閉する。尚、この例では、キャスター20を設けてあるが限定されない。また他 の例でも設けられる場合も有り得る。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、以上のような構成であるので、複数本の香気通路を介して数種の香 気が発散できること、また各人又は部屋の雰囲気等にマッチした香気を発散でき ること、等の効果を有する。また本考案は、一本又は数本の香気通路を介して香 気を発散する構成であり、自動給水鉢に最適な香気発生装置を提供できること、 また使い易い構造の香気発生装置を提供できること、等の効果を有する。更に本 考案は、ベースの吸込口と給水タンク及び鉢に設けた香気通路を介して香気を発 散する構成であるので、芳香性空気を確実に生成し、かつ空気中に放散できる実 用面での効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一例を示す斜視図である。
【図2】図1の断面図である。
【図3】他の一例を示す要部を欠截した正面図である。
【符号の説明】
1 ベース 1a 吸込口 1b ハイドロボール充填室 1b’ 透孔 2 ファン 3 電源 4 モータ 5 開閉弁 6 給水タンク 6a 香気通路構成部 7 鉢 7a 香気通路構成部 8 開口 9 植木鉢 10 培地 11 ベース 11a 吸込口 12 遠心力ファン 13 電源 14 モータ 15 蓋 16 給水タンク 16a 香気通路構成部 17 鉢 17a 香気通路構成部 18 開口 20 キャスター 1A 芳香剤を含浸したハイドロボール、スポンジ等の
部材 1A’ 芳香性空気 2A 芳香剤 2A’ 芳香性空気 A” 空気 H 植物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A47G 7/02 E 6908−3K Z 6908−3K A61L 9/01 Q 9/04

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉢と、給水タンクと、吸込口・芳香剤を
    含浸した部材を充填できる室を設けたベ−スと、を備え
    る自動給水鉢において、 前記鉢、給水タンク及びベ−スとの間に香気通路を形成
    し、この香気通路の下端にファンを設け、前記ファンを
    駆動する電源を前記自動給水鉢に設ける構成とした香気
    発生装置を備える自動給水鉢。
  2. 【請求項2】 鉢と、給水タンクと、吸込口を設けたベ
    −スと、を備える自動給水鉢において、 前記鉢、給水タンク及びベ−スとの間に香気通路を形成
    し、この香気通路の下端に遠心力ファンを設けるととも
    に、同香気通路に芳香剤を充填し、前記遠心力ファンを
    駆動する電源を前記鉢に設ける構成とした香気発生装置
    を備える自動給水鉢。
  3. 【請求項3】 上記の香気通路を複数本形成し、この各
    香気通路に開閉弁又は蓋を設ける構成とした請求項1又
    請求項2記載の香気発生装置を備える自動給水鉢。
  4. 【請求項4】 上記のファンの回転数を自動制御する構
    成とした請求項1又請求項2記載の香気発生装置を備え
    る自動給水鉢。
  5. 【請求項5】 上記開閉弁又は蓋を自動的に制御する構
    成とした請求項3記載の香気発生装置を備える自動給水
    鉢。
JP1995001626U 1995-03-09 1995-03-09 香気発生装置を備える自動給水鉢 Expired - Lifetime JP3015624U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995001626U JP3015624U (ja) 1995-03-09 1995-03-09 香気発生装置を備える自動給水鉢

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995001626U JP3015624U (ja) 1995-03-09 1995-03-09 香気発生装置を備える自動給水鉢

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3015624U true JP3015624U (ja) 1995-09-05

Family

ID=43151179

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995001626U Expired - Lifetime JP3015624U (ja) 1995-03-09 1995-03-09 香気発生装置を備える自動給水鉢

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3015624U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014064517A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Daiwa House Industry Co Ltd 室内空気清浄緑化装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014064517A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Daiwa House Industry Co Ltd 室内空気清浄緑化装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4301095A (en) Air freshener dispenser
US5595324A (en) Dual dispenser, supply unit, and method
KR20050043799A (ko) 인조 꽃
EP3634504B1 (en) Volatile diffuser pods and related systems
US20100187324A1 (en) Method and System for Scent Delivery
US20160106877A1 (en) Air Fragrance Dispersion Device
JP3015624U (ja) 香気発生装置を備える自動給水鉢
US4747539A (en) Reversible on-off fragrance emitting unit
KR100812356B1 (ko) 방향제 휘산장치
JP3719410B2 (ja) 薬剤揮散器具
JP4225041B2 (ja) 薬剤揮散器具を備えた照明具
KR102270376B1 (ko) 향 발생 기능이 구비된 화분
JP3978275B2 (ja) 拡散器
JP4126587B2 (ja) 送風式薬剤放散装置
KR200339582Y1 (ko) 해충퇴치기능을 가지는 장식용품
JPH0421904Y2 (ja)
JPS6136615Y2 (ja)
KR200320260Y1 (ko) 기능성 장치가 구비된 화분구조
KR200296996Y1 (ko) 거치가 용이한 향 발현장치
JPH0364648U (ja)
JP4445218B2 (ja) 送風式薬剤放散装置
JP2003310128A (ja) 薬剤保持体及びその薬剤保持体を用いた送風式薬剤放散装置
JPH0415431A (ja) 空気調和機の香料芳香装置
JP2000140081A (ja) エッセンシャルオイル放香機
JP2005125069A (ja) 放香器