JPS6328328Y2 - - Google Patents

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JPS6328328Y2
JPS6328328Y2 JP1982178293U JP17829382U JPS6328328Y2 JP S6328328 Y2 JPS6328328 Y2 JP S6328328Y2 JP 1982178293 U JP1982178293 U JP 1982178293U JP 17829382 U JP17829382 U JP 17829382U JP S6328328 Y2 JPS6328328 Y2 JP S6328328Y2
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JP
Japan
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roasting chamber
plate
case body
reflector
heat shield
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JP1982178293U
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JPS5980612U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案はオーブントースタに係り、外装ケース
体の下面に設けた底蓋と開口部との間の隙間から
空気が流入することにより燃焼が拡がることを防
止した構造に関する。
(従来の技術) 従来のこの種オーブントースタは、例えば実開
昭55−135211号公報に記載されているように焙焼
室を覆う外装ケース体の下面は被焙焼室の屑など
を取出すために開閉自在の底蓋が設けられてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) この従来の構造では焙焼室を形成する主枠の背
面を閉塞する反射板はアムミニウムなどの薄い板
材にて形成され、焙焼室で被焙焼物が過度の加熱
で燃焼すると、反射板が高温となり、反射板が変
形し、反射板の下縁と底蓋の縁部との間に隙間が
生じ、焙焼室および焙焼室と外装ケース体との間
の空間に空気が流入し、被焙焼物の燃焼が拡がる
問題を有している。
本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、反
射板の温度上昇による変形を防止し、焙焼室およ
び焙焼室と外装ケース体との間の空間部への外部
からの空気の流入を防ぎ、例え、焙焼室内の被焙
焼物が燃焼してもその燃焼の拡がりを防止すると
ともに空間部に溜つているガスに引火されること
がないオーブントースタを提供するものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案のオーブントースタは、主枠とこの主枠
の背面に取着される反射板とにて焙焼室を形成
し、この焙焼室を覆う外装ケース体の底部に前記
焙焼室の下面開口部を開閉する底蓋を備えたオー
ブントースタにおいて、前記底蓋の後縁に突縁部
を形成し、この突縁部の下側に重合する重合片部
を前記反射板の下端部に延出形成し、前記反射板
の背面に前記外装ケース体の背面部内面に当接す
る遮熱板を重合固定し、この遮熱板の一端を前記
反射板の重合片部近傍まで延出させ、前記焙焼室
の外側と外装ケース体との空間部を外装ケース体
の下面開口部から遮断して閉塞したことを特徴と
するものである。
(作用) 本考案のオーブントースタは、反射板の背面に
重合固定した遮熱板が外装ケース体の背面部に当
接されているため、反射板の変形が防止され、か
つ焙焼室で焙焼した被焙焼物が異常加熱などによ
り燃焼した場合、アルミニウムなどにて形成した
反射板が変形しても重合片部が底蓋の突縁部に重
合されているため、焙焼室の下面開口部と底蓋と
の間に隙間が生じることがなく、焙焼室の下面開
口部から空気が流入することがなく、被焙焼物の
燃焼が広がることがなく、また前記遮熱板にて焙
焼室と外装ケース体との間の空間部に空気が流入
することが防止され、焙焼室と外装ケース体との
間の空間部に溜つている被調理物の燃焼によつて
生じたガスに引火されることがない。
(実施例) 本考案の一実施例の構成を図面について説明す
る。
1は焙焼室2を形成する主枠で、上面板部3と
この上面板部3の両側に下方に向つて折曲した側
板部4,4とからなる略コ字状に形成され、背面
は反射板5にて閉塞されている。この反射板5の
上部は上面板部3に形成した係合溝6に挿通係合
されて、係合溝6から突出した係止爪7に反射板
5の上部に形成した係止孔8を係止して固着され
ている。この反射板5は上下方向の中間部が背面
側に膨出するように折曲され、この反射板5の両
側に形成した係止片9が主枠1の両側に形成した
縁片10の切欠係止部11に係止して反射板5は
主枠1に固着されている。また反射板5の下部に
は前方に向つて水平状に折曲した重合片部12が
形成されている。
このように主枠1と反射板5とにて形成された
焙焼室2は前面および下面が開口されている。
また前記主枠1の両側板部4,4には前後方向
に案内孔13がそれぞれ形成され、この案内孔1
3に摺動自在に係合した焼網14が焙焼室2に進
退自在に設けられている。
また、焙焼室2内には電気発熱体15,15が
配設され、この電気発熱体15,15の一端取付
具16は前記主枠1の両側板部4の挿通孔17の
周縁に形成した係止爪18にて取着されている。
次に19は外装ケース体で、上部ケース部材2
0、前側ケース部材21、両端板22,23およ
び開閉扉24とにて構成されている。この上部ケ
ース部材20は上面部25と背面部26とを有
し、背面部26の上部には通気孔27が形成さ
れ、この上部ケース部材20と端板22,23と
にて主枠1を覆い前面および下面を開口した筐体
に構成され、前側下部に前側ケース部材21が固
着され、前面開口部には開閉扉24が開閉自在に
取着されている。この開閉扉24には焙焼室2を
覗視できる透視部28が形成されている。またこ
の開閉扉24はリンク29にて前記焼網14に連
結され、開閉扉24の開閉に連動して焼網14は
焙焼室2が進退されるようになつている。
次に30は底蓋で、前記主枠1の下部基台部3
1の後側に形成した長孔32に両側後部に突設し
た軸杆33が回動かつ摺動自在に係合され、この
底蓋30は軸杆33を中心として回転自在に軸支
され、この底蓋30の下方への回動で焙焼室2の
下面は開放されるようになつている。またこの底
蓋30の軸杆33は、スプリング34によつて前
方に附勢され、底蓋30の前端縁は前側ケース部
材21の後側に形成した係合部35に係脱自在に
係合されるようになつている。
そして前記主枠1の両側板部4の下部に形成し
たコ字状の基台部31には前記反射板5の下部を
係合する切欠部36が形成され、この切欠部36
に係合して反射板5の重合片部12は底蓋30の
後側に後方に向つて水平に突出した突縁部37の
下面に重合されるよになつている。
また反射板5の背面に重合固着した遮熱板38
の一端はこの反射板5の前記重合片部12の近傍
まで延出され、他端は、反射板5の背面と外装ケ
ース体19の上部ケース部材20の背面部26と
間に形成される空間部39を外装ケース体19の
下面開口部から仕切るように背面部26の内面に
当接されている。
さらに反射板5の上部には主枠1の上面板部3
と外装ケース体19の上部ケース部材20の上面
部25との間の空間部40を通気孔27に連通す
る部分と仕切る遮熱板41が固着され、この遮熱
板41は上面部25に弾力的に圧接されている。
さらに前記一方の主枠1の一方の側板部4の外
側に前記係止爪18で固着された遮熱板42が設
けられ、この遮熱板42にて一方の側板部4と一
方の端板22との間の空間部と主枠1の上部およ
び反射板5の背面と外装ケース体19との間の空
間部を仕切り、また他方の端板23の内面に遮熱
板43を固着し、この遮熱板43を他方の側板部
4に突き当てて他方の側板部4と他方の端板23
との間の空間部と主枠1の上部および反射板5の
背面と外装ケース体19との間の空間部とを仕切
つている。
また主枠1の一方の側板部4と一方の端板22
との間の空間部にタイマスイツチ、コードリール
などが配設されている。
次にこの実施例の作用について説明する。
焙焼室2で焙焼した被焙焼物が異常加熱などに
より燃焼した場合アルミニウムなどにて形成した
反射板5が変形しても重合片部12が底蓋30の
突縁部37の下面に重合されているため、焙焼室
2の下面開口部と底蓋20との間に隙間が生じる
ことがなく、焙焼室2の下面開口部44から空気
が流入することがなく、被焙焼物の燃焼が広がる
ことがない。
また反射板5の背面に重合固定した遮熱板38
は外装ケース体19の上部ケース部材20の背面
部26に当接されているため、反射板5の変形が
防止される。またこの遮熱板38にて焙焼室2と
外装ケース体19との間の空間部39に空気が流
入することが防止され、この空間部39に溜つて
いる被調理物の燃焼によつて生じたガスに引火さ
れることがない。
さらに遮熱板41,42,43によつて焙焼室
2と外装ケース体19との間の空間部を外装ケー
ス体19の通気孔27と連通する部分を仕切つた
ので、被焙焼物から発生したガスが焙焼室2の案
内孔13、主枠1と反射板5との隙間などから流
出した状態で、爆発が起きても通気孔27に連通
する部分には引火されず、炎が通気孔27から外
装ケース体19の外方に流出することがない。
〔考案の効果〕
本考案によれば、焙焼室が高温となつても、反
射板は遮熱板を重合片部近傍まで重合したため反
射板の温度上昇による変形を防止でき、特に反射
板の重合片部の変形を防止でき、焙焼室の下側開
口部と底蓋との間に隙間が生じることがないの
で、焙焼室に空気が流入されず、焙焼室内の被焙
焼物の燃焼が拡がつて炎が大きくなることを防止
でき、またさらに遮熱板を外装ケース体の背面内
側に当接することにより、焙焼室の外側と外装ケ
ース体との間に空気が流入することを防止でき、
焙焼室と外装ケース体との間の空間部に焙焼室の
被焙焼物の燃焼によるガスが溜つていても引火さ
れることがなく、安全性を高められ、また反射板
の変形を防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すオーブントー
スタの縦断側面図、第2図は同上分解斜視図であ
る。 1……主枠、2……焙焼室、5……反射板、1
2……重合片部、19……外装ケース体、30…
…底蓋、37……突縁部、38……遮熱板、44
……下面開口部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 主枠とこの主枠の背面に取着される反射板とに
    て焙焼室を形成し、この焙焼室を覆う外装ケース
    体の底部に前記焙焼室の下面開口部を開閉する底
    蓋を備え、 前記底蓋の後縁に突縁部を形成し、この突縁部
    の下側に重合する重合片部を前記反射板の下端部
    に延出形成し、 前記反射板の背面に前記外装ケース体の背面部
    内面に当接する遮熱板を重合固定し、この遮熱板
    の一端を前記反射板の重合片部近傍まで延出さ
    せ、 前記焙焼室の外側と外装ケース体との空間部を
    外装ケース体の下面開口部から遮断して閉塞した
    ことを特徴とするオーブントースタ。
JP17829382U 1982-11-25 1982-11-25 オ−ブント−スタ Granted JPS5980612U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17829382U JPS5980612U (ja) 1982-11-25 1982-11-25 オ−ブント−スタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17829382U JPS5980612U (ja) 1982-11-25 1982-11-25 オ−ブント−スタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5980612U JPS5980612U (ja) 1984-05-31
JPS6328328Y2 true JPS6328328Y2 (ja) 1988-08-01

Family

ID=30387128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17829382U Granted JPS5980612U (ja) 1982-11-25 1982-11-25 オ−ブント−スタ

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JP (1) JPS5980612U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5914646Y2 (ja) * 1978-01-20 1984-04-28 松下電器産業株式会社 調理器
JPS55135211U (ja) * 1979-03-16 1980-09-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5980612U (ja) 1984-05-31

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