JPS63279082A - 真空断熱材 - Google Patents
真空断熱材Info
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- JPS63279082A JPS63279082A JP62111427A JP11142787A JPS63279082A JP S63279082 A JPS63279082 A JP S63279082A JP 62111427 A JP62111427 A JP 62111427A JP 11142787 A JP11142787 A JP 11142787A JP S63279082 A JPS63279082 A JP S63279082A
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- JP
- Japan
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- vacuum
- insulating material
- plate
- vacuum region
- heat insulating
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は冷蔵庫等に用いられる断熱材に関するものであ
る。
る。
従来冷蔵庫等においては断熱材として硬質ウレタンフオ
ームが採用されてきた。その熱伝導率の低減化改良もほ
ぼ限界に達しそれに代るものとして真空断熱材が登場し
た。これは平均粒径１０μｍ内外のパーライト微粉末を
ガス透過度の小さいγμミ蒸着したポリエチレンテレフ
タレート等のプラスチックフィルムで被覆し内部を真空
にする事で構成されていた。
ームが採用されてきた。その熱伝導率の低減化改良もほ
ぼ限界に達しそれに代るものとして真空断熱材が登場し
た。これは平均粒径１０μｍ内外のパーライト微粉末を
ガス透過度の小さいγμミ蒸着したポリエチレンテレフ
タレート等のプラスチックフィルムで被覆し内部を真空
にする事で構成されていた。
しかしプラスチックフィルムを通じて空気中の成分が内
部に透過し内部の真空度が悪化し熱伝導率が上昇して断
熱材としでの性能劣化が経時的に進行するものであった
。
部に透過し内部の真空度が悪化し熱伝導率が上昇して断
熱材としでの性能劣化が経時的に進行するものであった
。
この改良にガス透過度のより小さい材料で被覆するか、
透過してきたガスを固定化するゲータ材を内部に入れて
おくか又は内部にスペーサー材として使用する微粉末を
改良するかの３方法しかない。しかし先の２方法は断熱
材の価格を大巾に上昇させる。
透過してきたガスを固定化するゲータ材を内部に入れて
おくか又は内部にスペーサー材として使用する微粉末を
改良するかの３方法しかない。しかし先の２方法は断熱
材の価格を大巾に上昇させる。
価格をさほど上昇させずに改良する方法はスペーサ材の
改良であるが、第３図に示すように横軸に断熱材内部の
真空度、縦軸に断熱材の熱伝導率をとり真空度と熱伝導
率の相関曲線を描くと、平均粒径１０μｍのパーライト
をスペーサ材とした時はＡ曲線のようになり高真空域で
は熱伝導率（以下λと書く）が０． ＯＯ７Ｋｃａｌ／
ｍｋ ℃（以下単位省略）となり１０ｍｍＨｇ位の低真
空域ではλ＝０．０１８０と上昇する。
改良であるが、第３図に示すように横軸に断熱材内部の
真空度、縦軸に断熱材の熱伝導率をとり真空度と熱伝導
率の相関曲線を描くと、平均粒径１０μｍのパーライト
をスペーサ材とした時はＡ曲線のようになり高真空域で
は熱伝導率（以下λと書く）が０． ＯＯ７Ｋｃａｌ／
ｍｋ ℃（以下単位省略）となり１０ｍｍＨｇ位の低真
空域ではλ＝０．０１８０と上昇する。
しかし平均粒径を５μｍ位に更に微細化すると８曲線の
ように、高真空域ではλ＝０．００９と悪化するが１０
ｍｍＨｇでもλ＝０．０１２０と劣化の程度が少くなる
。
ように、高真空域ではλ＝０．００９と悪化するが１０
ｍｍＨｇでもλ＝０．０１２０と劣化の程度が少くなる
。
これは高真空域では固体伝導の低真空域では内部の残存
気体の気体伝導の影響によるものと考えＩ
られる。
気体の気体伝導の影響によるものと考えＩ
られる。
特に固体伝導はスペーサ材の密度との相関が大きく、密
度がパーライト等と大きく違って小さな連通気泡構造を
もつウレタンフオームをスペーサ材とするとＣ曲線のよ
うに高真空域では非常に小さなλを示すが少し真空度が
劣化すると大きなλを示す。
度がパーライト等と大きく違って小さな連通気泡構造を
もつウレタンフオームをスペーサ材とするとＣ曲線のよ
うに高真空域では非常に小さなλを示すが少し真空度が
劣化すると大きなλを示す。
本発明は以上のような欠点を克服し、全真空域で比較的
小さなλを有する真空断熱材を提供せんとしたものであ
る。
小さなλを有する真空断熱材を提供せんとしたものであ
る。
本発明は第１図に示すようにウレタン、フェノール等の
連通気泡構造を有する有機フオームの板状のものと、無
機酸化物よりなる微粉末を板状に成型したものを、各々
単一又は複数重ね合わせそれを金属蒸着プラスチックフ
ィルム、金属箔等のガス透過度の小さな材料で被覆し内
部を真空にしている。
連通気泡構造を有する有機フオームの板状のものと、無
機酸化物よりなる微粉末を板状に成型したものを、各々
単一又は複数重ね合わせそれを金属蒸着プラスチックフ
ィルム、金属箔等のガス透過度の小さな材料で被覆し内
部を真空にしている。
本発明によれば高真空域では連通気泡構造の有機フオー
ムが断熱効果を発揮し、該断熱効果の低下する低真空域
では無機酸化物よりなる微粉末が断熱効果を発揮する。
ムが断熱効果を発揮し、該断熱効果の低下する低真空域
では無機酸化物よりなる微粉末が断熱効果を発揮する。
従って、トータル的には幅広い真空域で優れた断熱効果
が得られる。
が得られる。
一般に断熱材を第２図のように厚さｄＡλＡの物質Ａと
厚さｄＢ λＢの物ＪｉＢを重ねあわせると合成伝導率
は この事は真空下でも同一であり、今我々が望む断熱材は
高真空域でλが小さく低真空域でもさほどλが大きくな
らないものであり、前述の連通気泡構造の有機フオーム
と平均粒径５μのパーライトを一定厚みで合成するなら
０曲線のようになり目的を達せられる。
厚さｄＢ λＢの物ＪｉＢを重ねあわせると合成伝導率
は この事は真空下でも同一であり、今我々が望む断熱材は
高真空域でλが小さく低真空域でもさほどλが大きくな
らないものであり、前述の連通気泡構造の有機フオーム
と平均粒径５μのパーライトを一定厚みで合成するなら
０曲線のようになり目的を達せられる。
よって第２図に示すようにウレタン、フェノ−ｐ、ウレ
ア、エポキシ、シリコン等で作られた有機材料でつくら
れた連通気泡構造をもつ発泡体の板１のパーライト、シ
リカ、ケイソウ土、ケイ酸力〜シウム等の無機材料酸化
物の微粉末２を通気性のある袋３にいれて板状にしたも
のを各々単独ないし複数を重ねあわせ、アルミニウムを
蒸着したポリエチレンテレフタレート、アルミニウム箔
、ポリエチレン、ポリビニルアルコール等を組みあわせ
だガス透過度の小さな外包材４で被覆して内部の空気を
排気して真空を保つようにしている。
ア、エポキシ、シリコン等で作られた有機材料でつくら
れた連通気泡構造をもつ発泡体の板１のパーライト、シ
リカ、ケイソウ土、ケイ酸力〜シウム等の無機材料酸化
物の微粉末２を通気性のある袋３にいれて板状にしたも
のを各々単独ないし複数を重ねあわせ、アルミニウムを
蒸着したポリエチレンテレフタレート、アルミニウム箔
、ポリエチレン、ポリビニルアルコール等を組みあわせ
だガス透過度の小さな外包材４で被覆して内部の空気を
排気して真空を保つようにしている。
本発明は、以上の如く構成されるものであるかう平均粒
径な小さくするほどに高価となり高真空域でのλの低下
をきたす微粉末を減少できる他、安価な有機フオームを
使用すること及び低真空域でのλが比較的小さいことか
ら外包材より侵入するガスを固定するためのゲッター材
を減少することが可能となり、トータル的に真空断熱材
の価格を大巾に低減することができるという顕著な効果
を奏し得るものである。
径な小さくするほどに高価となり高真空域でのλの低下
をきたす微粉末を減少できる他、安価な有機フオームを
使用すること及び低真空域でのλが比較的小さいことか
ら外包材より侵入するガスを固定するためのゲッター材
を減少することが可能となり、トータル的に真空断熱材
の価格を大巾に低減することができるという顕著な効果
を奏し得るものである。
第１図は本発明真空断熱材の縦断面図、第２図は同上真
空断熱材の原理図、第３図は各断熱材の真空度と熱伝導
率の相関曲線図を示す。 １：有機フオーム、２：無機酸化物の微粉末体、４：外
包材。
空断熱材の原理図、第３図は各断熱材の真空度と熱伝導
率の相関曲線図を示す。 １：有機フオーム、２：無機酸化物の微粉末体、４：外
包材。
Claims (1)
- １、ウレタン、フェノール等の連通気泡構造を有する有
機フォームの板状のものと、無機酸化物よりなる微粉末
を板状に成型したものを各々単一又は複数重ねあわせそ
れを金属蒸着プラスチックフィルム、金属箔等が又透過
度の小さな材料で被覆し内部を真空にした事を特徴とす
る真空断熱材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62111427A JPS63279082A (ja) | 1987-05-06 | 1987-05-06 | 真空断熱材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62111427A JPS63279082A (ja) | 1987-05-06 | 1987-05-06 | 真空断熱材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63279082A true JPS63279082A (ja) | 1988-11-16 |
Family
ID=14560909
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62111427A Pending JPS63279082A (ja) | 1987-05-06 | 1987-05-06 | 真空断熱材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63279082A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015178846A (ja) * | 2014-03-18 | 2015-10-08 | 富士電機株式会社 | 真空断熱材及び断熱容器 |
| JP2018502261A (ja) * | 2015-01-15 | 2018-01-25 | キングスパン・ホールディングス・（アイアールエル）・リミテッド | 真空断熱パネル |
-
1987
- 1987-05-06 JP JP62111427A patent/JPS63279082A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015178846A (ja) * | 2014-03-18 | 2015-10-08 | 富士電機株式会社 | 真空断熱材及び断熱容器 |
| JP2018502261A (ja) * | 2015-01-15 | 2018-01-25 | キングスパン・ホールディングス・（アイアールエル）・リミテッド | 真空断熱パネル |
| JP2020159562A (ja) * | 2015-01-15 | 2020-10-01 | キングスパン・ホールディングス・（アイアールエル）・リミテッド | 真空断熱パネル及びその製造方法 |
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