JPS63278916A - 水溶性共重合体、その製法及び用途 - Google Patents

水溶性共重合体、その製法及び用途

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JPS63278916A
JPS63278916A JP63094713A JP9471388A JPS63278916A JP S63278916 A JPS63278916 A JP S63278916A JP 63094713 A JP63094713 A JP 63094713A JP 9471388 A JP9471388 A JP 9471388A JP S63278916 A JPS63278916 A JP S63278916A
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monoethylenically unsaturated
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JP63094713A
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ハンスーペーター・ゼールマン−エツゲベルト
デイーター・ベツク
ハインリツヒ・ハルトマン
ウオルフガング・トリーゼント
アレキサンダー・クード
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BASF SE
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N25/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests
    • A01N25/26Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests in coated particulate form
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F220/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride ester, amide, imide or nitrile thereof
    • C08F220/02Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms; Derivatives thereof
    • C08F220/04Acids; Metal salts or ammonium salts thereof

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  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、モノエチレン性不飽和のC3〜C,−カルボ
ン酸を基礎とする新規な共重合体及びこれを種子の被覆
剤として使用することに関する。
WO出願85101756号によれば、吸湿性の種子を
重合体混合物で被覆することが知られている。この混合
物は、微粒状の架橋ポリアクリルアミドと微粒状の架橋
ポリアクリレートから成り、場合によりさらにグラファ
イトを含有し5る。これで被覆した種子は未処理のもの
より速やかに発芽する。しかし高分子の架橋重合体が生
物により実際上分解不可能であることが、その欠点であ
る。
本発明の課題は、生物によりよ(分解しうる種子用被覆
剤を開発することであった。
本発明はこの課題を解決するもので、共重合体が8〜1
00好ましくは15〜80のK値(フィケンチャー法に
より25℃、pH7及びNa塩の重合体濃度111重量
%においてNa塩について測定)を有し、そして(a)
モノエチレン性不飽和C3〜C8−モノカルボン酸99
〜15モル%、(b)モノエチレン性不飽和C4〜C5
−ジカルボン酸0゜5〜84.5モル%、(c)ヒドロ
キシアルキル基中に2〜6個の炭素原子を有するモノエ
チレン性不飽和03〜C6−カルボン酸のヒドロキシア
ルキルエステル0〜20モル%、(d)水溶性の(a)
、(b)及び(c)と共重合し5るモノエチレン性不飽
和単量体0〜30モル%及び(e)モノエチレン性不飽
和C3〜06−モツカルポン酸(e1)を2〜6個の炭
素原子を有する多価アルコール、分子量が約400の水
溶性又は水不溶性ポリアルキレングリコール・分子量が
約400〜to000の水溶性ポリアルキレングリコー
ル・分子量が2000以下のポリグリセリン、分子量が
10000以下のポリビニルアルコール又はモノエチレ
ン性不飽和03〜C6−1価アルコール(e2)でエス
テル化することKより得られたエステルから誘導される
少なくとも2個のエチレン性不飽和の非共役二重結合を
有するコモノマー0.5〜15モル%(aないしeの合
計は100モル%)を重合含有し、そしてりe)の単位
を介して互いに結合する単量体fa)及び(b)ならび
に場合によりTCI及び(a)の単位からの重合体セグ
メントが、最高15000好ましくは最高10000の
分子量(重量平均)を有する重合体セグメントであるこ
とを特徴とする、3〜6個の炭素原子を有するモノエチ
レン性不飽和カルボン酸を基礎とする水溶性共重合体で
ある。
この水溶性共重合体は、(a)モノエチレン性不飽和c
、〜C8−モノカルボン酸99〜15モル%、(b)モ
ノエチレン性不飽和C4〜C6−ジカルボン酸0.5〜
84.5モル%、(c)ヒドロキシアルキル基中に2〜
6個の炭素原子を有するモノエチレン性不飽和C3〜C
6−カルボン酸のヒドロキシアルキルエステル0〜20
モル%及び(d) 水溶性の(a)、(b)及び(c)
と共重合しうるモノエチレン性不飽和単量体0〜30モ
ル%からの単量体混合物を、水溶液中で重合開始剤の存
在下に、かつ(e)モノエチレン性不飽和C3〜C6−
モツカルポ/酸(e1)を、2〜6個の炭素原子を有す
る多価アルコール、分子量が約400の水溶性又は水不
溶性のポリアルキレングリコール・分子量が約400分
子量が2000以下のポリグリセリン、分子Jiが10
000以下のポリビニルアルコール又はモノエチレン性
不飽和のC8〜c6−1価アルコールでニスデル化して
得られるエステルから誘導される少なくとも2個のエチ
レン性不飽和の非共役二重結合を有するコモノマー0.
5〜15モル%(aないしeの合計は100モル%)の
存在下に共重合させ、その際さらに単量体(a)ないし
(e)に対し0.2〜25重量%の量の重合調節剤を使
用する(ただし重合開始剤の量が単量体(a)ないし(
e)に対し4重量%を超えるときは、重合調節剤の使用
を省略する)ことにより製造される。
水溶性共重合体の成分(a)としては、モノエチレン性
不飽和c3〜C6−モノカルボン酸が用いられる。その
例はアクリル酸、メタクリル酸、エタクリル酸、ビニル
酢酸、アリル酢酸及びクロトン酸で、特にアクリル酸及
び/又はメタクリル酸が好ましい。成分(a)の単量体
は、99〜15モル%好ましくは90〜2oモル%の量
で共重合体の構成に関与する。
成分(b)の単量体としては、モノエチレン性不fa和
c<〜C6−ジカルボン酸が用いられる。その例はマレ
イン酸、イタコン酸、シトラコン酸、メサコン酸、フマ
ル酸及びメチレンマロン酸テ、特にマレイン酸及びイタ
コン酸が好ましい。単量体(b)は、0.5〜84.5
モル%好ましくは5〜30モル%の量で共重合体の構成
に関与する。
共重合体は、成分(c)としてヒドロキシアルキル基中
に2〜6個の炭素原子を有するモノエチレン性不飽和’
cs〜C6−カルボン酸のヒドロキシアルキルエステル
を重合含有しうる。この単量体群のヒドロキシアルキル
エステル基は、多価アルコール例えばグリコール、グリ
セリン、プロパンジオール−1,2、プロパンジオール
−1,3、ブタンジオール−1,4、ブタンジオール−
1,3、ブタンジオール−2,3、ブタンジオール又は
プロパンジオールの混合物、ヘキサンジオール1,6又
はネオペンチルグリコールから樽かれたものである。こ
の多価アルコールを用いて、モノエチレン性不飽和C3
〜C8−カルボン酸をエステル化する。これは(a)及
び(b))にあげたカルボン酸である。成分(c)の例
は次のものである。ヒドロキシエチルアクリレート、ヒ
ドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシ−n−プロ
ピルメタクIJL/−ト、ヒドロキシ−n−プロピルア
クリレート、ヒドロキシイソプロピルアクリレート。
ヒドロキシイソブチルアクリレート、ヒドロキシ−n−
ブチルアクリレート、ヒドロキシイソブチルアクリレー
ト、ヒドロキシ−n−ブチルメタクリレート、ヒドロキ
シイソブチルメタクリレート、ヒドロキシエチルモノマ
レイネート、ヒドロキシエチルシマレイネート、ヒドロ
キシプロピルモノマレイネート、ヒドロキシプロピルシ
マレイネート、ヒドロキシ−n−ブチルモノマレイネー
ト、ヒドロキシ−n、−7”チルシマレイネート又はヒ
ドロキシエチルモノイタコネート。モノエチレン性不飽
和ジカルボン酸のヒドロキシアルキルエステルは、前記
多価アルコールとのジカルボン酸のモノエステル及びジ
エステルである。
成分(c)として特に好ましいものは、ヒドロキシエチ
ルアクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ブ
タン−1,4−ジオールモノアクリレート及びヒドロキ
シプロピルアクリレートの工業的混合物である。工業上
特に重要なものは、2−ヒドロキシ−1−プロピルアク
リレート及び1−ヒドロキシ−2−プロピルアクリレー
トの異性体混合物である。このヒドロキシアルキルアク
リレートは、アクリル酸とプロピレン矛キシドの反応に
より製造される。(c1群の単量体は、0〜20モル%
好ましくは0〜15モル%の量で、共重合体に重合含有
される。
共重合体は成分(d)として、(a)、(b)及び(c
)の単量体と共重合しりる水溶性のモノエチレン性不飽
和単量体を所望により含有しうる。この種の適当な単量
体の例は次のものである。アクリルアミド、メタクリル
アミド、2−アクリルアミド−2−メチルプロパ・ンス
ルホン酸、ビニルスルホン酸、アリルスルホン酸、ビニ
ルホスホン酸、アリルホスホン酸、アクリルニトリノペ
メタクリルニトリル、ジメチルアミノエチルアクリレー
ト、ジエチルアミノエチルアクリレート、ジエチルアミ
ノエチルメタクリレート、N−ビニルピロリドン、N−
ビニルホルムアミド、N−ビニルイミダゾール、N−ビ
ニルイミダシリン、1−ビニル−2−メチル−2−イミ
ダシリン、ビニルアセテート及びそれらの混合物。酸基
を有するこの群の単量体は、遊離酸又は一部もしくは全
部がアルカリ金属塩基又はアンモニウム塩基により中和
された形で、共重合に用いられる。塩基性アクリレート
例えばジエチルアミンエチルアクリレートは、酸で中和
し又は四級化したのち共重合に用いられる。単量体(d
)は、0〜30モル%好ましくは0〜20モル%の量で
、共重合体の構成に関与する。これは共重合体の変性に
役立つ。
そのほか共重合体の本質的成分は成分(elである。こ
れは少なくとも2個のエチレン性不飽和の非共役二重結
合と、少なくとも1個のエステル基を有するコモノマー
である。このコモノマーは共重合体の分子量を高めるた
めに役立ち、0.5〜15モル%好ましくは1モル%以
上特に1.5モル%以上の量で、共重合体に重合含有さ
れる。その上限は12モル%特に8モル%である。
コモノマー(e)は、  (e1)モノエチレン性不飽
和C3〜C6−モノカルボン酸又はそのエステルを生成
する誘導体、例えば酸無水物、酸ノ・ロゲニド又は酸エ
ステル又はその混合物、好ましくはアクリル酸、メタク
リル酸、クロトン酸、ビニル酢酸、メタクリル酸無水物
又はその混合物を、(e2) 2〜6個の炭素原子を有
する多価アルコール、分子量が約400以下の水溶性又
は水不溶性のポリアルキ、レンゲリコール、分子量が約
400〜10000の水溶性ポリアルキレングリコール
・分子量が2000以下のポリグリセリン、分子量が1
0000以下のポリビニルアルコール、アリルアルコー
ル、ブテン−2−ジオール−1,4又はそれらの混合物
と反応させることにより得られる。
2〜6個の炭素原子を有する多価アルコールの例は、グ
リコール、グリセリン、ペンタエリトリット及びモノサ
ンカライド、例えばグルコース、マンノース、カラクト
ース、ウロン酸例えばガラクトロン酸及び糖酸例えば粘
液酸又はガラクトン酸である。
水溶性ポリアルキレングリコールは、エチレンオキシド
、プロピレンオキシド、n−ブチレンオキシド、インブ
チレンオキシド又はその混合物の、2〜6個の炭素原子
を有する多価アルコールへの付加生成物であって、その
例は次のものである。グリコールへのエチレンオキシド
の付加生成物、グリセリンへのエチレンオキシドの付加
生成物、ペンタエリトリットへのエチレンオキシドの付
加生成物、モノサッカライドへのエチレンオキシドの付
加生成物、ならびに多価アルコールへの前記アルキレン
オキシドの混合物の付加生成物。この付加生成物には、
エチレンオキシド及びプロピレンオキシドからのブロッ
ク共重合体、エチレンオキシド及びブチレンオキシドか
らのブロック共重合体、又はエチレンオキシド、プロピ
レンオキシド及びブチレンオキシドからのブロック共重
合体も属する。
そのほか前記アルキレンオキシドが統計的に重合分布す
る付加生成物も用いられる。
ポリアルキレングリコールの分子量は、好ましくは50
00以下特に2000以下である。
水溶性ポリアルキレングリコールのうち、特に好ま゛し
いものはジエチレングリコール、トリエチレンクリコー
ル、テトラエチレンクリコール及び分子量が1500以
下のポリエチレングリコールである。
成分(e2)としては、分子量が2000以下のポリグ
リセリンも用いられる。この群の中では、ジグリセリン
、トリグリセリン及びテトラグリセリンが特に好ましい
。そのほか分子量が10000以下特に2000以下の
ポリビニルアルコールも用いられる。ポリビニルアセテ
ートの加水分解により製造されるポリビニルアルコール
は、全部又は一部が加水分解されていてよい。成分(e
2)の他の適当な化合物は、モノエチレン性不飽和の1
価C3〜C6−アルコール、例えばアリルアルコールな
らびにブテン−2−ジオール−1,4である。
アクリル酸、メタクリル酸又はその混合物と、エチレン
グリコール、分子量が2000以下のポリエチレングリ
コール、グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、
テトラグリセリン、分子量が2000以下のポリグリセ
リン、ペンタエリトリット、モノサッカライド及び/又
は3〜6個の炭素原子′を有するα、ω−ジオールから
のコモノマー(e)を使用することが好ましい。
この単量体は少なくとも2個のエチレン性不飽和二重結
合を含有する。
成分(a)ないし(e)の合計は常に100モル%であ
る。
共重合は水性媒質特に純水性媒質中で行われる。その操
作法は種々あって、例えば単量体(a)ないし(e)を
水溶液の形で、回分法により非連続的に重合させる。単
量体及び開始剤の各一部及び場合により調節剤をまず重
合反応器に装入し、不活性ガス雰囲気中で重合温度に加
熱したのち、残りの単量体及び開始剤並びに調節剤の残
りを、重合の進行に応じて反応器に供給してもよい。重
合温度は20〜200℃で、100℃以上の場合は耐圧
装置により操作する。50〜150℃の重合温度が特に
好ましい。
特に好ましい実施態様においては、(e1)アクリル酸
、メタクリル酸、クロトン酸、ビニル酢酸、メ“タクリ
ル酸無水物又はその混合物を反応器に装入し、これに(
e2) 2〜6個の炭素原子を有する多価アルコール、
分子量が約400以下の水溶性又は水不溶性のポリアル
キレングリコール・分子量が約400〜10000の水
溶性ポリアルキレングリコール・分子量が2000以下
のポリグリセリン、分子量が10000以下のポリビニ
ルアルコール、アリルアルコール、ブテン−2−ジオー
ル−1,4又はその混合物と、50〜200℃の温度で
反応させる。
反応は好ましくは水の不在で行われるが、小量の水は妨
げとならない。(e1)の化合物の代わりに、それから
導かれる03〜C2−アルコールによるエステルも使用
できる。この場合はエステル交換が行われ、その際生成
する03〜C,−アルコールを反応混合物から留去する
ことが好ましい。コモノマー(e)を製造する場合に成
分(e1)のエステルを使用するときは、これは好まし
くはアクリル酸メチルエステル、メタクリル酸メチルエ
ステル、クロトン酸メチルエステル、アクリル酸イソプ
ロピルエステル又はメタクリ化合物(e2)の1モルに
つき(多価アルコールの場合)、少なくとも1モル好ま
しくは2モルの成分(e1)の化合物が用いられる。反
応温度は好ましくは50〜150℃である。反応は、成
分(e2)の実際上定量的な変化率が得られるように行
われる。普通は過剰に用いられる成分(e1)は、コモ
ノマー製造の終了後に反応混合物中に残留する。この場
合コモノマーは(a)のモノエチレン性不飽和C3〜C
6−モノカルボン酸に溶解され、又は場合により一部又
は全部が中和されたその水溶液に溶解され、そして(e
1)の未反応部分及び他の単量体と共に、共重合に利用
される。
単量体(a)ないし(e)の共重合は、水溶液のpH価
が2〜9好ましくは3〜7において行われる。
それぞれカルボキシル基を含有する単量体(a)及び(
b)は、遊離カルボン酸の形又は中和された好ましくは
一部中和された形で共重合させることができ、この場合
中和度は0〜100モル%好ましくは40〜90モル%
である。中和は好ましくはアルカリ金属塩基又はアンモ
ニウム塩基を用いて行われる。その例は水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、炭酸ソーダ、炭酸カリ、アンモニ
ウム塩基例えば lアンモニア、03〜CI&−アルキ
ルアミン、ジアルキルアミン例えばジメチルアミン、ジ
−n−ブチルアミン、ジアキルアミン、三級アミン例え
ばトリメチルアミン、トリエチルアミン、トリブチルア
ミン、トリエタノールアミン、ならびに四級窒素塩基例
えばテトラメチルアンモニウムヒドロキシド、トリメチ
ルラウリルアンモニウムヒドロキシド及ヒドリメチルベ
ンジルアンモニウムヒドロキシドである。中和のため好
ましくは苛性ソーダ、苛性カリ又はアンモニアが用いら
れる。しかし中和は、アルカリ土類金属塩基、例えば水
酸化カルシウム又は炭酸マグネシウムを用いても行われ
る。
重合開始剤としては、好ましくは水溶性ラジカル生成化
合物、例えば過酸化水素、過酸化工硫酸塩又は過酸化水
素と過酸化工硫酸塩の混合物が用いられる。過酸化工硫
酸塩の適例は、リチウム、ナトリウム、カリウム又はア
ンモニウムの過酸化工硫酸塩である。過酸化水素と過酸
化工硫酸塩の混合物の場合は、任意の比率で、好ましく
は過酸化水素対過酸化二値酸塩の重量比6:1ないし1
:6で用いられる。過酸化水素と過酸化二硫酸ナトリウ
ムの混合物は、好ましくは1:1の重量比で用いられる
。前記の水溶性重合開始剤は、場合により還元剤例えば
硫酸鉄(II)、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリ
ウム、亜ジチオン酸ナトリウム、トリエタノールアミン
又はアスコルビン酸と組合わせて、いわゆるレドックス
開始剤の形で使用できる。
適当な水溶性有機過酸化物の例は、アセチルアセトンパ
ーオキシド、メチルエチルケトンパーオキシド、三級ブ
チルヒドロパーオキシド及びクモールヒドロパーオキシ
ドである。水溶性有機過酸化物は、前記の還元剤と共に
使用することもできる。他の水溶性重合開始剤は、アゾ
開始剤例えば2,2′−アゾビス−(2−アミジノプロ
パン)二塩酸塩、2,2′−アゾビス−(N、N’−ジ
メチレン)−イソプチルアミジンニ塩酸塩、2−カルバ
モイルアゾ−イソブチロニトリル又は4,4′−アゾビ
ス−(4−シアノバレリアン酸)である。重合は水不溶
性開始剤、例えばジベンゾイルパーオキシド、ジシクロ
へキシルパーオキシジカーボネート、ジラウリルパーオ
キシド又はアゾジインブチロニトリルを用いて開始する
こともできる。
開始剤は重合に用いられる単量体の合計に対し、0.1
〜10重量%好ましくは2〜7重量%の量で用いられる
。重合開始剤は単量体と一緒に又はそれと別個に、水溶
液の形で連続的に又は間欠的に重合する混合物に添加さ
れる。
共重合は特に単量体に対し開始剤量が約4重量%までの
場合は、調節剤の存在下に行われる@このためには任意
の比率で水と混合し5る水溶性化合物、あるいは20℃
で5重量%以上水に溶解する水溶性化合物を使用するこ
とが好ましい。この種の化合物の例は次のものである。
1〜4個の炭素原子を有するアルデヒド、例えばホルム
アルデヒド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド
、n−ブチルアルデヒド及びインブチルアルデヒド、蟻
酸、蟻酸アンモニウム。
ヒドロキシルアンモニウム塩特に硫酸ヒドロキシルアン
モニウム、6個以下の炭素原子を有するSH基含有化合
物例えばチオグリコール酸、メルカプトアルコール例え
ばメルカプトエタノール、メルカプトプロパツール、メ
ルカプトブタノール及びメルカプトヘキサノール、6個
以下の炭素原子を有する1価又は多価のアルコール例え
ばイソブタノール、グリコール、グリセリン及びイソブ
タノール。特に好ましい調節剤は水溶性メルカプタン、
例えば前記のメルカプトアルコール、メルカプトカルボ
ン酸、蟻酸アンモニウム及ヒ硫酸ヒドロキシルアンモニ
ウムである。調節剤は重合に用いられる単量体の合計に
対し、25重量%以下の量で用いられる。単量体に対し
約4重量%以上の開始剤を用いる場合又は単量体(b)
の量が特に多い場合は、調節剤を省略できる。好ましく
用いられる特に有効な調節剤は、最高15重量%までの
量で用いられる。
調節剤の存在下で操作するときは、最少使用量は重合さ
れる単量体に対し0.2重量%である。
本発明の方法によれば、好ましくは(a)アクリル酸、
メタクリル酸又はその混合物99〜15モル%、(b)
マレイン酸及び/又はイタコン酸0゜5〜84.5モル
%、 (c)ヒドロキシプロピルアクリレート、ヒドロ
キシプロピルメタクリレート、ヒドロキシエチルアクリ
レート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシ
ブチルアクリレート、ヒドロキシブチルメタクリレート
又はその混合物0〜20モル%及び(e)アクリル酸及
び/又はメタクリル酸(e1)及びエチレングリコール
、ネオペンチルクリコール、分子量カ2000以下のポ
リエチレングリコール、グリセリン、分子量が2000
以下のポリグリセリン、ペンタエリトリット、モノサツ
カロイド又はこれらの混合物(e2)から得られるコモ
ン→−0,5〜15モル%からの単量体混合物を重合さ
せる。
共重合体は特に好ましくは、ta)アクリル酸及び/又
はメタクリル酸、(b))マレイン酸及び(e)前記の
好ましいコモノマー、すなわちエチレングリコール、ネ
オペンチルグリコール、分子量カ1500以下のポリエ
チレングリコール、グリセリン又はブタンジオール−1
,4のジアクリレート又はジメタクリレートから製造す
る。
単量体(a)ないし+8)の共重合においては、重合体
含量が70重量%までの重合体水溶液が得られる。さら
に希釈した例えば1%の水溶液を製造することも当然可
能であるが、経済的理由から少なくとも20重量%の共
重合体水溶液を製造する。共重合後に溶液のpH価を6
.5〜7にすると、この範囲ではもはや重合が進行しな
い。
共重合体は水溶液の蒸発濃縮により得られ、これは残留
単量体含量が低く、予想外に生物により分解可能である
。その分解性はDIN38412第24部静止試験(L
25)によれば100%まで可能で、普通は20〜95
%である。
共重合体は水溶性であるが、遊離酸形で水に溶解しない
ときは、NaOH,KOH,アンモニア又はアミンを用
いて一部又は全部中和することにより水溶性に変えるこ
とができる。20’Cで水11に少なくとも2DJが溶
解する共重合体、そのアルカリ塩又はアンモニウム塩は
、この場合水溶性と呼ばれる。この共重合体は、低い重
合体濃度において、Caイオン及び/又はMgイオンを
含有する水溶液中で沈殿しないという予想外の利点を有
する。したがって飲料水中で、沈殿することなしに重合
体の安定な溶液を製造することができる。
この共重合体は、単量体(a)及び(b)ならびに場合
により(c)及び(d)の単位からの分子量(重量平均
)が15000以下好ましくは300〜8゜00の重合
体セグメントを含有する。この重合体セグメントは分析
により、例えば共重合体を水性媒質中で、アルカリ性p
H範囲例えば9〜14及び100℃以下の温度で加水分
解することにより確認できる。加水分解後に反応生成物
を、水と混合しうる有機溶剤、例えばメタノール、アセ
トン、イソプロパツール又はメタノールとアセトンの混
合物を添加することにより、水溶液から沈殿させる。沈
殿した生成物を溶剤(メタノール又はアセトン)で洗浄
したのち乾燥する。加水分解生成物の分子量の測定は、
水性溶出剤を用いるゲル透過クロマトグラフィ(GPC
)により行われる。分離塔の検定は、プレッシャーケミ
カル社の狭い分布のポリスチロールスルホン酸塩を用い
、そしてベノイトの国際検定法(J、 Chem、 P
hys、 63巻1966年1507頁、スパトリコ及
びバイエルの測定値を使用する、J、 Appl、 P
olym、 Sci、 19巻1975年2933頁参
照)によりポリアクリル酸ナトリウムの分子量単位に換
算することにより行われる。
本発明の共重合体は種子の被覆剤として用(・もれる。
種子を被覆すると(すべての種類の穀類例えば小麦、ラ
イ麦、からす麦及び大麦、ならびにとうもろこし及び豆
類その他の種子を重合体膜で被包することができる)、
被覆されていない種子に比して速やかな発芽が達せられ
る。
種子100 kl?当たり0.1〜1kg好ましくは0
.15〜0.25 kgの共重合体が用いられる。共重
合体を好ましくは希薄水溶液の形で種子上に噴霧し、そ
こで重合体保護膜を形成させる。重合体膜には微細な不
活性充填剤、例えば粒径20〜500μmのグラファイ
ト、石英、タルク又はベントナイトを混入することがで
きる。充填剤は好ましくは共重合体溶液と一緒に被覆す
べき材料上に施される。
下記実施例中のに値は、フェルローゼヘミ−13巻58
〜64頁及び71〜74頁(b962年)に記載のフィ
ケンチャー法により測定された。K=k・103である
。測定は、ナトリウム塩について水溶液中で25℃、p
H7,1び重合体Na11%塩濃度1重量%において行
われた。
本発明の共重合体が他の塩又は遊離酸の形で得られた場
合には、K値の測定のためにまずナトリウム塩に変える
必要がある。実施例中に示す分子量は数平均分子量であ
る。生物による分解可能性の値は、DIN38142第
24部により測定されたものである。
実施例1〜11 一般的製造指針: 攪拌器、温度計、窒素導入管及び4個の流入容器(その
1個は加熱可能で攪拌器を備えている)を備えた21容
のガラス製反応器の中で、それぞれ第1表に示す量の無
水マレイン酸、ならびに場合により同じ(第1表に示す
量(使用する単量体の全量に対する量)の調節剤を水1
5QmA’に溶解し、90℃に加熱した。無水マレイン
酸はマレイン酸になる。同時に加熱式流入容器中で、メ
タクリル酸無水物0.5モル及び第1表に示す量の多価
アルコールならびにp−ドルオールスルホン酸0. I
 I!を、100°Cで2時間反応させて、いずれも少
なくとも2個のエチレン性不飽和二重結合を有する成分
(e)のコモノマーとした。
次いで重合のため第1表に示す量のアクリル酸及び当モ
ル量の25%苛性ソーダ水溶液、ならびに加熱式流入容
器からのコモノマー(e)の溶融物を5時間かけて、そ
して同時に開始して水100mJに溶解した第1表に示
す量の開始剤を6時間かけて、90°Cで窒素で洗浄し
ながら滴加した。第1表に使用物質の量をモルで、なら
びに共重合に関与する単量体の組成をモル%で示す。表
中の調節剤及び開始剤の量は、単量体に対する重量%で
示される。
重合により得られる粘稠溶液を、重合の終了後なお95
℃で2時間後重合させ、約30℃に冷却したのち25%
苛性ソーダ液でpHを6.5とした。得られた共重合体
のに値、残留マレイン酸量及び生成物の生物による分解
可能値も表に示す。
共重合体の生物による分解可能性は、÷←−細菌生育試
験により確認された。このためには固形培地として栄養
培地を製造し、寒天18g/lで固定した。栄養培地は
下記の組成を有する。
燐酸水素二ナトリウム2水和物  7.0g/l燐酸二
水素カリウム      6.011773塩化ナトリ
ウム         0.5g/11塩化アンモニウ
ム        1.rH1/1微量要素の溶液(p
H7,0)     2.5117!/1(J、 ge
n、 Mikrobiol、 25巻457〜469頁
1930年に記載の方法により製造)第1表に罵2.4
.6.8及び9として示される共重合体は、培地にそれ
ぞれ109/lの濃度で添加された。
土壌試料は液体培地に添加して7日間30℃で振とうす
るか、あるいは水性懸濁液として直接に固形培地上に施
し、同様に30℃で保温した。液体培地中での増殖培養
物を7日後に固形培地上に移した。この平板培地から、
良好に生育したコロニーを取り出して接種し、単離用塗
抹について単一性を調べた。こうして供、試共重合体上
で明瞭な生育を示す細菌の純粋培養物が単離された。マ
レイン酸30重量%及びアクリル酸70重量%からのに
値30の共重合体について、比較のため前記の細菌生育
試験を行うと、細菌の生育は全く認められなかった。
第1表に示す共重合体煮1.2.8及び9の沈殿性を、
Caイオン(caC1□の形で)を10〜10000m
971含有するpH7,5の水溶液中で試験した。Ca
イオン濃度は10.50.75.100.150.50
0.1000及び10000171!li’/A?とじ
た。共重合体濃度は0.1〜7 m9 / Aの間で変
えた(0.1.0.5.1.0.2.6.4及び7rn
9共重合体/l水)。
この場合20日間放置したのちの本発明の共重合体の水
溶液は、Caイオンの存在において沈殿が生じなかった
が、マレイン酸30重量%及びアクリル酸70重量%か
らの共重合体の場合は、常に沈殿が生じた。
実施例12〜17 一般的製造指針: 攪拌器、温度計、4個の流入容器及び不活性ガス導入管
を備えた21容のガラス製反応器内で、単量体(b)の
nモルを水150m1に溶解し、90〜95°Cに加熱
した。同時に開始して単量体(a)のqモルに溶解した
単量体(e) pモル、単量体(a)に対し等量の25
%苛性ソーダ液、ならびに場合により20%水溶液とし
ての調節剤m重量%を、不活性ガス中で4時間かけて供
給した。
同様に10%水溶液としての過酸化水素5重量%を、5
時間かけて添加した。粘稠な溶液を2時間後重合させた
のち、25%苛性ソーダ液でpHを6゜5とした。詳細
を第2表に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、共重合体が8〜100のK値(フィケンチャー法に
    より25℃、pH7及びNa塩の重合体濃度1重量%に
    おいてNa塩について測定)を有し、そして(a)モノ
    エチレン性不飽和C_3〜C_6−モノカルボン酸99
    〜15モル%、(b)モノエチレン性不飽和C_4〜C
    _6−ジカルボン酸0.5〜84.5モル%、ヒドロキ
    シアルキル基中に2〜6個の炭素原子を有するモノエチ
    レン性不飽和C_3〜C_6−カルボン酸のヒドロキシ
    アルキルエステル0〜20モル%、(d)水溶性の(a
    )、(b)及び(c)と共重合しうるモノエチレン性不
    飽和単量体0〜30モル%及び(e)モノエチレン性不
    飽和C_3〜C_6−モノカルボン酸(e1)を2〜6
    個の炭素原子を有する多価アルコール、分子量が約40
    0の水溶性又は水不溶性ポリアルキレングリコール、分
    子量が約400〜10000の水溶性ポリアルキレング
    リコール、分子量が2000以下のポリグリセリン、分
    子量が10000以下のポリビニルアルコール又はモノ
    エチレン性不飽和C_3〜C_6−1価アルコール(e
    2)でエステル化することにより得られたエステルから
    誘導される少なくとも2個のエチレン性不飽和の非共役
    二重結合を有するコモノマー0.5〜15モル%(aな
    いしeの合計は100モル%)を重合含有し、そして(
    e)の単位を介して互いに結合する単量体(a)及び(
    b)ならびに場合により(c)及び(d)の単位からの
    重合体セグメントが、最高15000の分子量(重量平
    均)を有する重合体セグメントであることを特徴とする
    、3〜6個の炭素原子を有するモノエチレン性不飽和カ
    ルボン酸を基礎とする水溶性共重合体。 2、重合含有されるコモノマー(e)が、(e1)アク
    リル酸、メタクリル酸、クロトン酸、ビニル酢酸、メタ
    クリル酸無水物又はその混合物を、(e2)2〜6個の
    炭素原子を有する多価アルコール、分子量が約400の
    水溶性又は水不溶性のポリアルキレングリコール、分子
    量が約400〜10000の水溶性ポリアルキレングリ
    コール・分子量が2000以下のポリグリセリン、分子
    量が10000以下のポリビニルアルコール、アリルア
    ルコール又はその混合物と反応させることにより得られ
    たものであることを特徴とする、第1請求項に記載の水
    溶性共重合体。 3、(e)の単位を介して相互に結合する単量体(a)
    及び(b)及び場合により(c)及び(d)からの重合
    体セグメントが、300〜8000の分子量(重量平均
    )を有する重合体セグメントであることを特徴とする、
    第1又は第2請求項に記載の水溶性共重合体。 4、(a)モノエチレン性不飽和C_3〜C_6−モノ
    カルボン酸99〜15モル%、(b)モノエチレン性不
    飽和C_4〜C_6−ジカルボン酸0.5〜84.5モ
    ル%、(c)ヒドロキシアルキル基中に2〜6個の炭素
    原子を有するモノエチレン性不飽和C_3〜C_6−カ
    ルボン酸のヒドロキシアルキルエステル0〜20モル%
    及び(d)水溶性の(a)、(b)及び(c)と共重合
    しうるモノエチレン性不飽和単量体0〜30モル%から
    の単量体混合物を、水溶液中で重合開始剤の存在下に、
    かつ(e)モノエチレン性不飽和C_3〜C_6−モノ
    カルボン酸(e1)を、2〜6個の炭素原子を有する多
    価アルコール、分子量が約400の水溶性又は水不溶性
    のポリアルキレングリコール、分子量が約400ないし
    10000の水溶性ポリアルキレングリコール、分子量
    が2000以下のポリグリセリン、分子量が10000
    以下のポリビニルアルコール又はモノエチレン性不飽和
    のC_3〜C_6−1価アルコールでエステル化して得
    られるエステルから誘導される少なくとも2個のエチレ
    ン性不飽和の非共役二重結合を有するコモノマー0.5
    〜15モル%(aないしeの合計は100モル%)の存
    在下に共重合させ、その際さらに単量体(a)ないし(
    e)に対し0.2〜25重量%の量の重合調節剤を使用
    する(ただし重合開始剤の量が単量体(a)ないし(e
    )に対し4重量%を超えるときは、重合調節剤の使用を
    省略する)ことを特徴とする、第1ないし第3請求項の
    いずれかに記載の水溶性共重合体の製法。 5、まずコモノマー(e)を、(e1)メタクリル酸無
    水物を、(e2)2〜6個の炭素原子を有する多価アル
    コール、分子量が約400の水溶性又は水不溶性ポリア
    ルキレングリコール、分子量が約400ないし1000
    0の水溶性ポリアルキレングリコール、分子量が200
    0以下のポリグリセリン、分子量が10000以下のポ
    リビニルアルコール、アリルアルコール、ブテン−2−
    ジオール−1,4又はその混合物と、50〜200℃の
    温度で反応させて製造し、これを水溶液中で単量体(a
    )ないし(d)と200℃以下の温度で共重合させるこ
    とを特徴とする、第4請求項に記載の方法。 6、コモノマー(e)を(a)のモノエチレン性不飽和
    カルボン酸又は場合によりその一部又は全部が中和され
    た水溶液に溶解し、この溶液の形で他のコモノマーと共
    重合させることを特徴とする、第4又は第5請求項に記
    載の方法。 7、(a)アクリル酸及び/又はメタクリル酸及び(b
    )マレイン酸及び/又はイタコン酸からの単量体混合物
    を、(e)アクリル酸、メタクリル酸又はその混合物(
    e1)とエチレングリコール、分子量が2000以下の
    ポリエチレングリコール、グリセリン、分子量が200
    0以下のポリグリセリン、ペンタエリトリット、モノサ
    ッカロイド又はネオペンチルグリコール(e2)からの
    コモノマーと共重合させることを特徴とする、第4ない
    し第6請求項のいずれかに記載の方法。 8、(a)アクリル酸及び/又はメタクリル酸99〜1
    5モル%、(b)マレイン酸及び/又はイタコン酸0.
    5〜84.5モル%、(c)ヒドロキシプロピルアクリ
    レート、ヒドロキシプロピルメタクリレート、ヒドロキ
    シエチルアクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレー
    ト、ヒドロキシブチルアクリレート、ヒドロキシブチル
    メタクリレート又はその混合物0〜20モル%及び(e
    )アクリル酸及び/又はメタクリル酸(e1)とエチレ
    ングリコール、分子量が2000以下のポリエチレング
    リコール、グリセリン、分子量が2000以下のポリグ
    リセリン、ペンタエリトリット、アリルアルコール又は
    その混合物(e2)からのコモノマー0.5〜15モル
    %からの単量体混合物を共重合させることを特徴とする
    、第4ないし第6請求項のいずれかに記載の方法。 9、共重合中の水溶液のpH価を2〜9となし、そして
    調節剤として1〜4個の炭素原子を有するアルデヒド、
    蟻酸、蟻酸アンモニウム、ヒドロキシルアンモニウム塩
    及び/又は水溶性のSH基含有化合物を、単量体(a)
    ないし(e)に対し15重量%までの量で使用すること
    を特徴とする、第4ないし第8請求項のいずれかに記載
    の方法。 10、単量体(a)及び(b)をアルカリ金属塩基又は
    アンモニウム塩基で一部中和した形で共重合させ、その
    中和度を40〜90モル%とすることを特徴とする、第
    4ないし第9請求項のいずれかに記載の方法。 11、第1請求項に記載の水溶性共重合体を、種子の被
    覆剤として使用する方法。
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