JPH06157676A - 酢酸ビニルと分枝鎖カルボン酸のビニルエステルとからの重合体ラテックス - Google Patents
酢酸ビニルと分枝鎖カルボン酸のビニルエステルとからの重合体ラテックスInfo
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- JPH06157676A JPH06157676A JP4137622A JP13762292A JPH06157676A JP H06157676 A JPH06157676 A JP H06157676A JP 4137622 A JP4137622 A JP 4137622A JP 13762292 A JP13762292 A JP 13762292A JP H06157676 A JPH06157676 A JP H06157676A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F18/00—Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an acyloxy radical of a saturated carboxylic acid, of carbonic acid or of a haloformic acid
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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- C08F218/00—Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an acyloxy radical of a saturated carboxylic acid, of carbonic acid or of a haloformic acid
- C08F218/02—Esters of monocarboxylic acids
- C08F218/04—Vinyl esters
- C08F218/10—Vinyl esters of monocarboxylic acids containing three or more carbon atoms
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明は、ピバリン酸ビニルと酸部分に10
個の炭素原子を有する分枝鎖カルボン酸のビニルエステ
ルと酢酸ビニルとよりなり保護コロイドの存在下での乳
化重合により得られる重合体;この種の重合体を含有す
るラテックス、およびその製造方法;この種のラテック
スを含む被覆組成物;並びにこの種のラテックスの物理
的乾燥により形成される再分散性ラテックス粉末のよう
な固体高分子物品を提供する。上記重合体は、魅力的な
諸性質の組合せをラテックスおよびコーチングに付与す
る。
個の炭素原子を有する分枝鎖カルボン酸のビニルエステ
ルと酢酸ビニルとよりなり保護コロイドの存在下での乳
化重合により得られる重合体;この種の重合体を含有す
るラテックス、およびその製造方法;この種のラテック
スを含む被覆組成物;並びにこの種のラテックスの物理
的乾燥により形成される再分散性ラテックス粉末のよう
な固体高分子物品を提供する。上記重合体は、魅力的な
諸性質の組合せをラテックスおよびコーチングに付与す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は酢酸ビニルと分枝鎖カル
ボン酸のビニルエステルとからの重合体、この種の重合
体を含有するラテックス、コロイド安定化された乳化重
合によるこの種の重合体の製造方法、この種の重合体か
らなる被覆組成物、およびこの種のラテックスの乾燥に
より形成される固体高分子物品、たとえば再分散性ラテ
ックス粉末に関するものである。
ボン酸のビニルエステルとからの重合体、この種の重合
体を含有するラテックス、コロイド安定化された乳化重
合によるこの種の重合体の製造方法、この種の重合体か
らなる被覆組成物、およびこの種のラテックスの乾燥に
より形成される固体高分子物品、たとえば再分散性ラテ
ックス粉末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】分枝鎖カルボン酸のビニルエステルは、
登録商標「ベオバ」として本出願人(シェル社)により
製造販売されている。ベオバ・テクニカル・マニュアル
VM2.1,テクニカル・ブレチン(1988年6月発
行)およびVM3.2,テクニカル・ブレチン(198
8年12月発行)から、酢酸ビニルと連鎖中に9個の炭
素原子を有する分枝鎖カルボン酸のビニルエステル
(「ベオバ9」)および/または連鎖中に10個の炭素
原子を有するビニルエステル(「ベオバ10」)とから
なる出発コモノマー混合物を保護コロイドの存在下に乳
化重合させて得られる重合体が知られている。これら重
合体から製造されるコロイド保護ラテックスは、たとえ
ば製造の容易さ;良好なフィルム形成;高い屋外耐久
性;良好なアルカリ耐性;良好な顔料結合力;および永
久的柔軟性など多くの優秀な性質を有する。したがっ
て、この種の重合体は屋内および屋外エマルジョンペイ
ント市場で広く使用されている。
登録商標「ベオバ」として本出願人(シェル社)により
製造販売されている。ベオバ・テクニカル・マニュアル
VM2.1,テクニカル・ブレチン(1988年6月発
行)およびVM3.2,テクニカル・ブレチン(198
8年12月発行)から、酢酸ビニルと連鎖中に9個の炭
素原子を有する分枝鎖カルボン酸のビニルエステル
(「ベオバ9」)および/または連鎖中に10個の炭素
原子を有するビニルエステル(「ベオバ10」)とから
なる出発コモノマー混合物を保護コロイドの存在下に乳
化重合させて得られる重合体が知られている。これら重
合体から製造されるコロイド保護ラテックスは、たとえ
ば製造の容易さ;良好なフィルム形成;高い屋外耐久
性;良好なアルカリ耐性;良好な顔料結合力;および永
久的柔軟性など多くの優秀な性質を有する。したがっ
て、この種の重合体は屋内および屋外エマルジョンペイ
ント市場で広く使用されている。
【0003】或る種のエマルジョンペイント、たとえば
光沢塗料およびステインの場合、向上したレベルの耐水
性が耐ブロッキング性フィルムと共に必要とされる。酢
酸ビニルとベオバ9を組合せたベオバ10とからの重合
体は満足しうる解決策となることが判明した。しかしな
がら、少なくとも同じ硬度を有すると共に一層向上した
レベルの耐水性と環境上の考慮から向上した変換度(よ
り少量の未反応モノマー)とを有するフィルムを与える
重合体につき需要がまだ存在する。鋭意研究と実験とを
重ねた結果、驚くことに、たとえば高モノマー変換率お
よびラテックスフィルムの化学安定性、アルカリ耐性、
耐光性、吸水性および耐水汚染性などの極めて魅力的な
諸性質の組合せを示す目的とするこの種の重合体組成物
が見出された。
光沢塗料およびステインの場合、向上したレベルの耐水
性が耐ブロッキング性フィルムと共に必要とされる。酢
酸ビニルとベオバ9を組合せたベオバ10とからの重合
体は満足しうる解決策となることが判明した。しかしな
がら、少なくとも同じ硬度を有すると共に一層向上した
レベルの耐水性と環境上の考慮から向上した変換度(よ
り少量の未反応モノマー)とを有するフィルムを与える
重合体につき需要がまだ存在する。鋭意研究と実験とを
重ねた結果、驚くことに、たとえば高モノマー変換率お
よびラテックスフィルムの化学安定性、アルカリ耐性、
耐光性、吸水性および耐水汚染性などの極めて魅力的な
諸性質の組合せを示す目的とするこの種の重合体組成物
が見出された。
【0004】
【発明の要点】したがって本発明によれば、(I)酸部
分が10個の炭素原子を有する第三脂肪族カルボン酸の
ビニルエステルと、(II)ピバリン酸ビニルと、(III
)酢酸ビニルとからなる出発コモノマー混合物をコロ
イド安定化剤の存在下に乳化重合させて得られ、上記成
分(I),(II)および(III )の合計重量に対し計算
される成分(I),(II)および(III )の量がそれぞ
れ三角図における等しい性能輪郭ライン(perfor
mance contour lines)を有する組
成を画く次の方程式を同時に満たす: (i)CONV.=99.0x1 +98.8x2 +9
9.2x3 −0.4x1 x2 +1.2x1 x3 +0.8
x2 x3 +6x1 x2 x3 (ii)Tg=66x1 −2x2 +40x3 −28x1 x
2 −28x1 x3 −12x2 x3 +159x1 x2 x3 (iii )WA=28x1 +18x2 +124x3 −20
x1 x2 −240x1 x3 −132x2 x3 +321x
1 x2 x3 (iv)WSR=10x1 +4x2 +2x3 −4x1 x2
+12x1 x3 +4x2x3 −18x1 x2 x3 〔式中、CONVはモノマー吸収に対し例示の条件下に
て少なくとも99%であるモノマー変換率を示し、Tg
はD.S.C.(差動熱量測定法)で測定して10〜4
0℃の範囲であるガラス転移温度を示し、WAは後記の
ように測定して最高50%である吸水値を示し、WSR
は後記のように測定して24時間後に少なくとも5であ
る耐水汚染度を示し、x1 は成分(I)の重量比率を示
し、x2 は成分(II)の重量比率を示し、x3 は成分
(III )の重量比率を示し、x1 ,x2 およびx3 の数
値は成分(I),(II)および(III )の総重量に対し
て計算される〕ことを特徴とする1群の重合体が提供さ
れる。
分が10個の炭素原子を有する第三脂肪族カルボン酸の
ビニルエステルと、(II)ピバリン酸ビニルと、(III
)酢酸ビニルとからなる出発コモノマー混合物をコロ
イド安定化剤の存在下に乳化重合させて得られ、上記成
分(I),(II)および(III )の合計重量に対し計算
される成分(I),(II)および(III )の量がそれぞ
れ三角図における等しい性能輪郭ライン(perfor
mance contour lines)を有する組
成を画く次の方程式を同時に満たす: (i)CONV.=99.0x1 +98.8x2 +9
9.2x3 −0.4x1 x2 +1.2x1 x3 +0.8
x2 x3 +6x1 x2 x3 (ii)Tg=66x1 −2x2 +40x3 −28x1 x
2 −28x1 x3 −12x2 x3 +159x1 x2 x3 (iii )WA=28x1 +18x2 +124x3 −20
x1 x2 −240x1 x3 −132x2 x3 +321x
1 x2 x3 (iv)WSR=10x1 +4x2 +2x3 −4x1 x2
+12x1 x3 +4x2x3 −18x1 x2 x3 〔式中、CONVはモノマー吸収に対し例示の条件下に
て少なくとも99%であるモノマー変換率を示し、Tg
はD.S.C.(差動熱量測定法)で測定して10〜4
0℃の範囲であるガラス転移温度を示し、WAは後記の
ように測定して最高50%である吸水値を示し、WSR
は後記のように測定して24時間後に少なくとも5であ
る耐水汚染度を示し、x1 は成分(I)の重量比率を示
し、x2 は成分(II)の重量比率を示し、x3 は成分
(III )の重量比率を示し、x1 ,x2 およびx3 の数
値は成分(I),(II)および(III )の総重量に対し
て計算される〕ことを特徴とする1群の重合体が提供さ
れる。
【0005】方程式(i)〜(iv)における各係数の正
確な数値はたとえばヒドロキシエチルセルロース(以
下、HECと称する)、ポリビニルアルコール(PV
A)およびポリビニルピロリドン(PVP)などの特定
種類の用いられる安定化用コロイド並びに一般にモノマ
ーの重量に対し1〜4重量%の範囲におけるその濃度に
若干依存する。しかしながら、この種の係数は通常の乳
化重合の条件下で極く小程度しか変化しないことが判明
した。本発明の好適具体例によれば、モノマー重量に対
し2重量%のHEC(「ナトロソル250L」、登録商
標)の存在下に乳化重合させて成分(I)と(II)と
(III )とから得られる重合体が提供される。
確な数値はたとえばヒドロキシエチルセルロース(以
下、HECと称する)、ポリビニルアルコール(PV
A)およびポリビニルピロリドン(PVP)などの特定
種類の用いられる安定化用コロイド並びに一般にモノマ
ーの重量に対し1〜4重量%の範囲におけるその濃度に
若干依存する。しかしながら、この種の係数は通常の乳
化重合の条件下で極く小程度しか変化しないことが判明
した。本発明の好適具体例によれば、モノマー重量に対
し2重量%のHEC(「ナトロソル250L」、登録商
標)の存在下に乳化重合させて成分(I)と(II)と
(III )とから得られる重合体が提供される。
【0006】上記方程式(i)〜(iv)を満たす比率に
てモノマー(I),(II)および(III )を含有する出
発コモノマー組成物は、図1における陰影領域により示
されることが当業者には了解されよう。出発コモノマー
であるピバリン酸ビニルと成分(I)として挙げたビニ
ルエステルとは、一般にアルケン混合物のヒドロホルミ
ル化により得られる工業混合物から製造されることが了
解されよう。したがって、本発明によるラテックスにつ
き適用すべき出発主成分(I)は数種の異性体で構成さ
れ、少量(<5%)の同族体を伴う。出発主成分(II)
は、少量(<5%)の同族体を伴う1種のみの異性体成
分よりなっている。しかしながら、前記少量の付随もし
くは同族化合物は本発明による共重合過程を阻害しない
ことが判明した。
てモノマー(I),(II)および(III )を含有する出
発コモノマー組成物は、図1における陰影領域により示
されることが当業者には了解されよう。出発コモノマー
であるピバリン酸ビニルと成分(I)として挙げたビニ
ルエステルとは、一般にアルケン混合物のヒドロホルミ
ル化により得られる工業混合物から製造されることが了
解されよう。したがって、本発明によるラテックスにつ
き適用すべき出発主成分(I)は数種の異性体で構成さ
れ、少量(<5%)の同族体を伴う。出発主成分(II)
は、少量(<5%)の同族体を伴う1種のみの異性体成
分よりなっている。しかしながら、前記少量の付随もし
くは同族化合物は本発明による共重合過程を阻害しない
ことが判明した。
【0007】成分(I)としては好ましくはベオバ10
が用いられ、また成分(II)としては好ましくはベオバ
5が使用される。より好適な群の重合体は、これら成分
(I),(II)および(III )の重量割合x1 ,x2 お
よびx3 が方程式(i)〜(iv)を同時に満たし、CO
NVが少なくとも99%の数値を有し、Tgが10〜3
0℃の範囲の数値を有し、WAが最高30%の数値を有
し、WSRが少なくとも5の数値を有するコモノマー混
合物から得られる。上記の好適要件を満たす適する比率
にてコモノマー(I),(II)および(III )を含有す
る前記好適出発コモノマー組成物は、図2における陰影
領域で示されることが了解されよう。コモノマー含有量
に対し2重量%のHEC(「ナトロソル250L」)の
存在下での乳化共重合により得られる図2における前記
領域は、たとえばポリ酢酸ビニル、PVAおよびPVP
のような他のコロイド安定化剤を同濃度で使用した場合
にも殆んど変化しないことが判明した。
が用いられ、また成分(II)としては好ましくはベオバ
5が使用される。より好適な群の重合体は、これら成分
(I),(II)および(III )の重量割合x1 ,x2 お
よびx3 が方程式(i)〜(iv)を同時に満たし、CO
NVが少なくとも99%の数値を有し、Tgが10〜3
0℃の範囲の数値を有し、WAが最高30%の数値を有
し、WSRが少なくとも5の数値を有するコモノマー混
合物から得られる。上記の好適要件を満たす適する比率
にてコモノマー(I),(II)および(III )を含有す
る前記好適出発コモノマー組成物は、図2における陰影
領域で示されることが了解されよう。コモノマー含有量
に対し2重量%のHEC(「ナトロソル250L」)の
存在下での乳化共重合により得られる図2における前記
領域は、たとえばポリ酢酸ビニル、PVAおよびPVP
のような他のコロイド安定化剤を同濃度で使用した場合
にも殆んど変化しないことが判明した。
【0008】本発明による重合体の最も好適な具体例
は、(I)35〜64重量%のベオバ10と、(II)1
9〜49重量%のピバリン酸ビニルと、(III )8〜4
0重量%の酢酸ビニルと(成分(I),(II)および
(III )の合計は100%である)からなるモノマー組
成物から形成される。上記の高モノマー変換率に基づ
き、得られるラテックスは固形物含有量に対し魅力的に
低い遊離モノマー含有量を示すと共に殆んど好ましくな
い臭気(すなわち悪臭)を示さないことが了解され、こ
れはこの種のラテックスを含む同様な従来技術の被覆組
成物よりも有利であることを意味する。
は、(I)35〜64重量%のベオバ10と、(II)1
9〜49重量%のピバリン酸ビニルと、(III )8〜4
0重量%の酢酸ビニルと(成分(I),(II)および
(III )の合計は100%である)からなるモノマー組
成物から形成される。上記の高モノマー変換率に基づ
き、得られるラテックスは固形物含有量に対し魅力的に
低い遊離モノマー含有量を示すと共に殆んど好ましくな
い臭気(すなわち悪臭)を示さないことが了解され、こ
れはこの種のラテックスを含む同様な従来技術の被覆組
成物よりも有利であることを意味する。
【0009】本発明は、さらに30〜60重量%の上記
重合体(より好ましくは高分子成分が40〜55重量%
の量である重合体)を高分子成分として含有するラテッ
クス、ラテックスと好ましくは少なくとも1種の顔料と
からなる被覆組成物、およびラテックスもしくはコーチ
ングの物理的乾燥により形成される固体高分子物品、並
びにこの種のラテックスの物理的乾燥により形成される
再分散性ラテックス粉末、さらにこの種の粉末から得ら
れる被覆組成物にも関するものであることが了解されよ
う。本発明の他の面は、上記重合体を含有するラテック
スの製造方法に関する。
重合体(より好ましくは高分子成分が40〜55重量%
の量である重合体)を高分子成分として含有するラテッ
クス、ラテックスと好ましくは少なくとも1種の顔料と
からなる被覆組成物、およびラテックスもしくはコーチ
ングの物理的乾燥により形成される固体高分子物品、並
びにこの種のラテックスの物理的乾燥により形成される
再分散性ラテックス粉末、さらにこの種の粉末から得ら
れる被覆組成物にも関するものであることが了解されよ
う。本発明の他の面は、上記重合体を含有するラテック
スの製造方法に関する。
【0010】驚ろくことに、これら魅力的な結果は出発
反応混合物の熱開始を行なうがレドックス開始によらず
に達成しうることがさらに判明した。得られる結果は、
示された範囲における成分(I)〜(III )の実際の相
対的比率には殆んど無関係であることも判明した。本発
明による重合体を含有するラテックスは、当業界で知ら
れかつ一般に20〜100℃の温度を含む条件下で製造
することができる。より詳細には、製造工程は75〜8
5℃の温度範囲で行なわれる。
反応混合物の熱開始を行なうがレドックス開始によらず
に達成しうることがさらに判明した。得られる結果は、
示された範囲における成分(I)〜(III )の実際の相
対的比率には殆んど無関係であることも判明した。本発
明による重合体を含有するラテックスは、当業界で知ら
れかつ一般に20〜100℃の温度を含む条件下で製造
することができる。より詳細には、製造工程は75〜8
5℃の温度範囲で行なわれる。
【0011】安定化剤は好適には、モノマー成分の全重
量に対し計算して2〜8重量%を占める。適する安定化
剤およびその使用量は当業界で周知され、たとえば上記
テクニカル・マニュアル,ヨーロッパ特許出願第29
5,727号およびエマルシファイヤース・アンド・デ
タージェント,国際版,第1巻〔マッカチオン,ザ・マ
ニュファクチャリング・コンフェクショナー・パブリッ
シング・カンパニー社,グレン・ロック NY,USA
(1990)〕に記載されている。好ましくは、陰イオ
ン型および非イオン型表面活性剤が使用される。特に好
ましくは、アルキルアリールスルホネートがエトキシル
化ノニルフェノール(たとえば「アルコポールN23
0」(登録商標))と共に使用される。同様に、適する
遊離基開始剤、ラジカル形成促進剤、緩衝剤およびその
相対量も当業界で周知され、上記テクニカル・マニュア
ルおよびヨーロッパ特許出願に開示されている。
量に対し計算して2〜8重量%を占める。適する安定化
剤およびその使用量は当業界で周知され、たとえば上記
テクニカル・マニュアル,ヨーロッパ特許出願第29
5,727号およびエマルシファイヤース・アンド・デ
タージェント,国際版,第1巻〔マッカチオン,ザ・マ
ニュファクチャリング・コンフェクショナー・パブリッ
シング・カンパニー社,グレン・ロック NY,USA
(1990)〕に記載されている。好ましくは、陰イオ
ン型および非イオン型表面活性剤が使用される。特に好
ましくは、アルキルアリールスルホネートがエトキシル
化ノニルフェノール(たとえば「アルコポールN23
0」(登録商標))と共に使用される。同様に、適する
遊離基開始剤、ラジカル形成促進剤、緩衝剤およびその
相対量も当業界で周知され、上記テクニカル・マニュア
ルおよびヨーロッパ特許出願に開示されている。
【0012】本発明の方法の好適具体例によれば、エマ
ルジョンプレミックスを脱塩水中で1種もしくはそれ以
上の表面活性剤の1部と安定化用コロイドと1種もしく
はそれ以上のラジカル開始剤の1部と緩衝剤とコモノマ
ーとから作成される。所望ならば反応器を窒素でフラッ
シュさせ、ほぼ等量の脱塩水を満たし、さらに残量の表
面活性剤と開始剤とを添加する。反応器を特定範囲(た
とえば80℃)の温度まで加熱する。反応器の充填物を
加熱する。温度が50〜60℃に達した際、モノマー混
合物の10%を添加する。重合を開始させ、温度は80
℃まで上昇する。さらにモノマーの添加を開始する。添
加は一般に2〜5時間にわたり行なわれ、その間に初期
調整温度を維持する。開始剤の添加を同時に開始させる
と共に、モノマー添加と同じ時間にわたり持続する。
ルジョンプレミックスを脱塩水中で1種もしくはそれ以
上の表面活性剤の1部と安定化用コロイドと1種もしく
はそれ以上のラジカル開始剤の1部と緩衝剤とコモノマ
ーとから作成される。所望ならば反応器を窒素でフラッ
シュさせ、ほぼ等量の脱塩水を満たし、さらに残量の表
面活性剤と開始剤とを添加する。反応器を特定範囲(た
とえば80℃)の温度まで加熱する。反応器の充填物を
加熱する。温度が50〜60℃に達した際、モノマー混
合物の10%を添加する。重合を開始させ、温度は80
℃まで上昇する。さらにモノマーの添加を開始する。添
加は一般に2〜5時間にわたり行なわれ、その間に初期
調整温度を維持する。開始剤の添加を同時に開始させる
と共に、モノマー添加と同じ時間にわたり持続する。
【0013】モノマーの添加が終了した後に1〜3時間
にわたる後重合時間を一般にたとえば80℃の温度で用
いる。この後重合の後、得られたラテックスを冷却し、
必要に応じ濾過する。一般に得られるラテックスは、そ
の30〜60重量%の範囲、好ましくは40〜55%の
範囲の全固形物含有量とコロイドおよび表面活性剤の種
類に応じ300〜800nmの範囲の重量平均粒径とを
有する。本発明の他の面は、上記方法により製造される
ラテックス並びにたとえばラテックスとして再編成し或
いはコンクリートもしくは他のラテックスに基づく最終
製品に使用するための基質に対するコーチングまたは粉
末を形成すべくこの種のラテックスの物理的乾燥により
形成される重合体に関するものである。
にわたる後重合時間を一般にたとえば80℃の温度で用
いる。この後重合の後、得られたラテックスを冷却し、
必要に応じ濾過する。一般に得られるラテックスは、そ
の30〜60重量%の範囲、好ましくは40〜55%の
範囲の全固形物含有量とコロイドおよび表面活性剤の種
類に応じ300〜800nmの範囲の重量平均粒径とを
有する。本発明の他の面は、上記方法により製造される
ラテックス並びにたとえばラテックスとして再編成し或
いはコンクリートもしくは他のラテックスに基づく最終
製品に使用するための基質に対するコーチングまたは粉
末を形成すべくこの種のラテックスの物理的乾燥により
形成される重合体に関するものである。
【0014】本発明によるラテックスはコンクリート、
ラッカー、塗料、木材コーチング、腐食防止塗料および
模様付コーチングに用途を有する。これらは、その良好
なフィルム形成特性、その耐水性、その高い顔料結合
力、柔軟性、フィルムの粘着性欠如、そのアルカリ耐性
および紫外線耐性に基づきラッカーおよび塗料を構成す
るのに特に興味がある。本発明によるラテックスを含有
した塗料は顔料を含有し、一般に他の成分、たとえば充
填剤、助溶剤、増粘剤、分散剤、保存料、腐食防止剤お
よび消泡剤をも含有する。したがって本発明によるラテ
ックスからなる被覆組成物およびそれから形成される固
体重合体物品も本発明の一面を構成することが了解され
よう。
ラッカー、塗料、木材コーチング、腐食防止塗料および
模様付コーチングに用途を有する。これらは、その良好
なフィルム形成特性、その耐水性、その高い顔料結合
力、柔軟性、フィルムの粘着性欠如、そのアルカリ耐性
および紫外線耐性に基づきラッカーおよび塗料を構成す
るのに特に興味がある。本発明によるラテックスを含有
した塗料は顔料を含有し、一般に他の成分、たとえば充
填剤、助溶剤、増粘剤、分散剤、保存料、腐食防止剤お
よび消泡剤をも含有する。したがって本発明によるラテ
ックスからなる被覆組成物およびそれから形成される固
体重合体物品も本発明の一面を構成することが了解され
よう。
【0015】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに説明する
が、これらは本発明の範囲を限定するものでない。中央
開口部と4個の外周ガラス開口部とを設けて、これらに
還流凝縮器を撹拌機と温度計とモノマーおよび開始剤の
導入管とを装着すると共に80℃まで湯浴内で加熱され
た1リットルの反応フラスコに、特定量の次の成分から
なる初期充填物を導入した。
が、これらは本発明の範囲を限定するものでない。中央
開口部と4個の外周ガラス開口部とを設けて、これらに
還流凝縮器を撹拌機と温度計とモノマーおよび開始剤の
導入管とを装着すると共に80℃まで湯浴内で加熱され
た1リットルの反応フラスコに、特定量の次の成分から
なる初期充填物を導入した。
【0016】 初期反応器充填物 水(脱塩水) 185.0g フミフェンSF90,10%水溶液 12.5 アルコパールN230,25%水溶液 25.0 過硫酸カリウム 0.25 硼砂 1.25 HEC(ナトロソル250L) 5.00 酢酸 0.50
【0017】 反応器を撹拌下に60〜70℃の温度に保ち、所望の所
定重量比におけるベオバ5とベオバ10と酢酸ビニルと
の全混合物(250.0g)の10%を添加した。この
混合物の重合を開始させ、温度は約80℃まで上昇し
た。残余のモノマー混合物の添加を2時間で行なった。
約1.5mlの開始剤溶液を次のものから構成した;
定重量比におけるベオバ5とベオバ10と酢酸ビニルと
の全混合物(250.0g)の10%を添加した。この
混合物の重合を開始させ、温度は約80℃まで上昇し
た。残余のモノマー混合物の添加を2時間で行なった。
約1.5mlの開始剤溶液を次のものから構成した;
【0018】 過硫酸カリウム 0.58g 水(脱塩水) 30.0g これを15分間毎に添加した。モノマー添加の終了後、
残余の開始剤溶液を添加した。反応温度をさらに2時間
にわたり80℃に保った。
残余の開始剤溶液を添加した。反応温度をさらに2時間
にわたり80℃に保った。
【0019】得られたラテックスを冷却し、必要に応じ
濾過した。表中に特定した数種の異なるモノマー重量比
から出発してラテックスを作成し、ラテックス重合体フ
ィルムの吸水率および耐水汚染度に関し試験した一方、
モノマー変換率と粒子寸法と粘度と最小フィルム形成温
度とガラス転移温度とを測定し、これらを表に示す。
濾過した。表中に特定した数種の異なるモノマー重量比
から出発してラテックスを作成し、ラテックス重合体フ
ィルムの吸水率および耐水汚染度に関し試験した一方、
モノマー変換率と粒子寸法と粘度と最小フィルム形成温
度とガラス転移温度とを測定し、これらを表に示す。
【0020】比較例A 上記手順にしたがったが、ただし実施例Vに記載した組
成につきベオバ5の代りにベオバ9を用いた。特に、モ
ノマー変換率、MFTおよびこれらラテックスのTg
は、同量のベオバ5を用いた実施例よりも(若干)劣っ
た。
成につきベオバ5の代りにベオバ9を用いた。特に、モ
ノマー変換率、MFTおよびこれらラテックスのTg
は、同量のベオバ5を用いた実施例よりも(若干)劣っ
た。
【0021】
【表1】
【0022】試験法 ラテックス重合体およびエマルジョンペイントフィルム
の吸水率(厚膜試験法)は、下記するように測定した。
厚さ2mmの濡れたフィルムをポリエチレン箔に施こす
(箔の縁部に自動シーラーを施こしてラテックスを箔上
に保つ)。早過ぎる水の蒸発およびその結果としての重
大な亀甲割れを回避するため、パネルを水蒸気透過材料
で覆い、次いでTgより20℃高い温度にて一週間貯蔵
する。透明フィルムが形成された後にカバーを外す。2
×2cmの3個の片をガラス板から除去した後のフィル
ムから切断して、0.1mgのオーダーまで秤量する。
これらを脱塩水中に23℃で貯蔵し、14日後に再秤量
する(濾紙により過剰の水を除去した後)。吸水率を実
測重量増加から計算する。3反復の測定の結果を平均す
る。
の吸水率(厚膜試験法)は、下記するように測定した。
厚さ2mmの濡れたフィルムをポリエチレン箔に施こす
(箔の縁部に自動シーラーを施こしてラテックスを箔上
に保つ)。早過ぎる水の蒸発およびその結果としての重
大な亀甲割れを回避するため、パネルを水蒸気透過材料
で覆い、次いでTgより20℃高い温度にて一週間貯蔵
する。透明フィルムが形成された後にカバーを外す。2
×2cmの3個の片をガラス板から除去した後のフィル
ムから切断して、0.1mgのオーダーまで秤量する。
これらを脱塩水中に23℃で貯蔵し、14日後に再秤量
する(濾紙により過剰の水を除去した後)。吸水率を実
測重量増加から計算する。3反復の測定の結果を平均す
る。
【0023】ラテックス重合体フィルムの耐水汚染性
は、下記するように測定した。200μmの濡れたラテ
ックスフィルムをガラス板に施こし、Tgより20℃高
い温度にて1週間にわたり乾燥させる。23℃まで冷却
した後、1滴の水をフィルム上に施こし、ガラス板を暗
い地下に置く。24時間の後、白色化作用を肉眼判定す
る。10(フィルムは未変化)と0(フィルムは完全に
白色)との間の尺度を与える。水滴の蒸発を回避するた
め、時計ガラスで1晩覆うこともできる。
は、下記するように測定した。200μmの濡れたラテ
ックスフィルムをガラス板に施こし、Tgより20℃高
い温度にて1週間にわたり乾燥させる。23℃まで冷却
した後、1滴の水をフィルム上に施こし、ガラス板を暗
い地下に置く。24時間の後、白色化作用を肉眼判定す
る。10(フィルムは未変化)と0(フィルムは完全に
白色)との間の尺度を与える。水滴の蒸発を回避するた
め、時計ガラスで1晩覆うこともできる。
【図1】ベオバ5とベオバ10と酢酸ビニルとを含有し
た出発コモノマー組成物の組成を示す三角図。
た出発コモノマー組成物の組成を示す三角図。
【図2】図1に同じ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 131/02 PFV 6904−4J (72)発明者 リンダ・ルイーゼ・マリエ・ギラウーメ・ コツピン ベルギー国ベー−1348オツテイグニーズ ロウヴアイン−ラ−ノイヴエ、アヴエニユ ー・ジヤン・モネツト 1 (72)発明者 マーテイネ・マデライネ・クリスチアー ネ・ピエーレ・スリンクカクス ベルギー国ベー−1348オツテイグニーズ ロウヴアイン−ラ−ノイヴエ、アヴエニユ ー・ジヤン・モネツト 1 (72)発明者 ヘンリカス・ポウラス・ヒユーバータス・ シヨールテン ベルギー国ベー−1348オツテイグニーズ ロウヴアイン−ラ−ノイヴエ、アヴエニユ ー・ジヤン・モネツト 1
Claims (10)
- 【請求項1】 (I)酸部分が10個の炭素原子を有す
る第三脂肪族カルボン酸のビニルエステルと、 (II)ピバリン酸ビニルと、 (III )酢酸ビニルとからなる出発コモノマー混合物を
保護コロイドの存在下に乳化重合させて得られ、上記成
分(I),(II)および(III )の合計重量に対し計算
される成分(I),(II)および(III )の量がそれぞ
れ三角図における等しい性能輪郭ラインを有する組成を
画く次の方程式を同時に満たす: (i)CONV.=99.0x1 +98.8x2 +9
9.2x3 −0.4x1 x2 +1.2x1 x3 +0.8
x2 x3 +6x1 x2 x3 (ii)Tg=66x1 −2x2 +40x3 −28x1 x
2 −28x1 x3 −12x2 x3 +159x1 x2 x3 (iii )WA=28x1 +18x2 +124x3 −20
x1 x2 −240x1 x3 −132x2 x3 +321x
1 x2 x3 (iv)WSR=10x1 +4x2 +2x3 −4x1 x2
+12x1 x3 +4x2x3 −18x1 x2 x3 〔式中、CONVはモノマー吸収に対し例示の条件下に
て少なくとも99%であるモノマー変換率を示し、Tg
はD.S.C.(差動熱量測定法)で測定して10〜4
0℃の範囲であるガラス転移温度を示し、WAは最高5
0%である吸水値を示し、WSRは24時間後に少なく
とも5である耐水汚染度を示し、x1 は成分(I)の重
量比率を示し、x2 は成分(II)の重量比率を示し、x
3 は成分(III )の重量比率を示し、x1 ,x2 および
x3の数値は成分(I),(II)および(III )の総重
量に対して計算される〕ことを特徴とする重合体。 - 【請求項2】 モノマー重量に対し2重量%のヒドロキ
シエチルセルロース(ナトロソル250L、ナトロソル
は商標である)の存在下に乳化重合させて成分(I),
(II)および(III )から得られる請求項1に記載の重
合体。 - 【請求項3】 成分(I),(II)および(III )の重
量割合x1 ,x2 およびx3 が方程式(i)〜(iv)を
同時に満たし、CONVが少なくとも99%の数値を有
し、Tgが10〜30℃の範囲の数値を有し、WAが最
高30%の数値を有し、WSRが少なくとも5の数値を
有するコモノマー混合物から得られることを特徴とする
請求項2に記載の重合体。 - 【請求項4】 35〜64重量%のベオバ10(ベオバ
は商標である)と、19〜49重量%のピバリン酸ビニ
ルと、8〜40重量%の酢酸ビニルとからなるモノマー
の出発混合物から得られることを特徴とする請求項1〜
3のいずれか一項に記載の重合体。 - 【請求項5】 高分子成分として、30〜60重量%の
請求項1〜4のいずれか一項に記載の重合体を含有する
ラテックス。 - 【請求項6】 請求項5に記載のラテックスと少なくと
も1種の顔料とからなる被覆組成物。 - 【請求項7】 請求項5に記載のラテックスの物理的乾
燥により形成される固体高分子物品。 - 【請求項8】 コモノマー混合物を熱開始により20〜
100℃、好ましくは75〜85℃の範囲の温度にて、
モノマー重量に対し2重量%の濃度のたとえばヒドロキ
シエチルセルロース、ポリビニルアルコールおよびポリ
ビニルピロリドンなどの安定化用コロイドの存在下およ
び緩衝剤の存在下に乳化重合させることを特徴とする請
求項1〜4のいずれか一項に記載の重合体を含有するラ
テックスの製造方法。 - 【請求項9】 安定化剤として少なくとも1種の陰イオ
ン型表面活性剤および必要に応じ非イオン型表面活性剤
をラテックスの重量に対し2〜8重量%の量で使用する
ことを特徴とする請求項8に記載の方法。 - 【請求項10】 開始剤として過酸化水素および過硫酸
ナトリウム、アンモニウムもしくはカリウムを反応混合
物の重量に対し0.4〜0.7重量%の量で使用する請
求項8または9に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB919109483A GB9109483D0 (en) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | Interpolymer latices from vinyl acetate and vinyl esters of branched chain carboxylic acids |
GB9109483.9 | 1991-05-02 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06157676A true JPH06157676A (ja) | 1994-06-07 |
Family
ID=10694333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4137622A Pending JPH06157676A (ja) | 1991-05-02 | 1992-05-01 | 酢酸ビニルと分枝鎖カルボン酸のビニルエステルとからの重合体ラテックス |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0513889B1 (ja) |
JP (1) | JPH06157676A (ja) |
KR (1) | KR920021598A (ja) |
CA (1) | CA2067832A1 (ja) |
DE (1) | DE69214999T2 (ja) |
ES (1) | ES2096016T3 (ja) |
GB (1) | GB9109483D0 (ja) |
NO (1) | NO179523C (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013527868A (ja) * | 2010-04-20 | 2013-07-04 | ピーピージー・コーテイングス・ユーロプ・ベー・ブイ | 自己研磨性、防汚性塗料の結合剤 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002167403A (ja) * | 2000-09-19 | 2002-06-11 | Kuraray Co Ltd | ビニルエステル系樹脂エマルジョンの製法 |
KR101166014B1 (ko) * | 2005-02-28 | 2012-07-19 | 삼성에스디아이 주식회사 | 전자 방출원 형성용 조성물, 이를 이용하여 제조된 전자 방출원, 및 상기 전자 방출원을 포함하는 전자 방출 소자 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR1490013A (fr) * | 1965-08-13 | 1967-07-28 | Dunlop Rubber Co | émulsions améliorées de copolymères solubles dans les alcalis |
GB8725869D0 (en) * | 1987-11-04 | 1987-12-09 | Shell Int Research | Vinyl ester latices |
-
1991
- 1991-05-02 GB GB919109483A patent/GB9109483D0/en active Pending
-
1992
- 1992-04-27 ES ES92201173T patent/ES2096016T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-27 DE DE69214999T patent/DE69214999T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-04-27 EP EP92201173A patent/EP0513889B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-30 NO NO921736A patent/NO179523C/no unknown
- 1992-05-01 CA CA002067832A patent/CA2067832A1/en not_active Abandoned
- 1992-05-01 JP JP4137622A patent/JPH06157676A/ja active Pending
- 1992-05-01 KR KR1019920007485A patent/KR920021598A/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013527868A (ja) * | 2010-04-20 | 2013-07-04 | ピーピージー・コーテイングス・ユーロプ・ベー・ブイ | 自己研磨性、防汚性塗料の結合剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69214999D1 (de) | 1996-12-12 |
ES2096016T3 (es) | 1997-03-01 |
NO921736D0 (no) | 1992-04-30 |
EP0513889B1 (en) | 1996-11-06 |
NO921736L (no) | 1992-11-03 |
GB9109483D0 (en) | 1991-06-26 |
NO179523B (no) | 1996-07-15 |
CA2067832A1 (en) | 1992-11-03 |
KR920021598A (ko) | 1992-12-18 |
DE69214999T2 (de) | 1997-05-22 |
EP0513889A1 (en) | 1992-11-19 |
NO179523C (no) | 1996-10-23 |
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