JPS63277629A - 骨多孔症治療剤 - Google Patents

骨多孔症治療剤

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JPS63277629A
JPS63277629A JP62113828A JP11382887A JPS63277629A JP S63277629 A JPS63277629 A JP S63277629A JP 62113828 A JP62113828 A JP 62113828A JP 11382887 A JP11382887 A JP 11382887A JP S63277629 A JPS63277629 A JP S63277629A
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俊夫 松本
Yuzuru Eto
譲 江藤
Hiroshiro Shibai
柴井 博四郎
Etsuro Ogata
尾形 悦郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は骨多孔症治療剤に関する。更に詳しくは、4リ
ペグチドBUF−3(以下BUF−3と記す)を有効成
分とする骨多孔症治療剤に関する。
従来技術 最近、老人人口の増加に伴い我が国においても骨多孔症
(別名、骨粗鬆症ともいう)患者が増加し、大きな社会
問題となっている。現在、この罹患患者数は約400万
人と推定されているが、社会の老令化骨多孔症は骨の量
が減少したシ、骨格組織が萎縮していく疾患である。こ
の疾患は骨量の減少により骨量か細くなって骨がもろく
なり、その結果として椎骨、大腿骨1頭骨等が骨折する
極めて危険な疾患である。
本疾患は■閉経後の女性にみられる閉経期骨多孔症と■
男女を問わず老人にみられる老年性骨多孔症の大きく2
つに分けられる。
この骨多孔症の治療薬としては、従来骨溶解を抑制する
カルチトニン、女性ホルモン(特に閉経後の女性に対し
て投与される)、活性型ビタミンD3や蛋白同化スラロ
イドが用いられている。
しかし、これらの治療剤では骨量の減少を食い止め、骨
量の増加を図るという根本的な治療には至っていない。
またビタミンD3を用いた場合には、高カルシウム尿症
が出現するなど、いずれもいくつかの副作用が存在する
という問題点があった。
従って副作用が少なく、しかも骨量の減少を食い止め、
更に骨量の増加もたらす骨多孔症の治療薬の開発が望ま
れているのが現状である。
発明が解決しようとする問題点 従って本発明の課題は副作用が少なく、しかも骨多孔症
の根本的な治療に有効な因子を、ヒト細胞の産生ずる種
々の蛋白質の中から見つけ出し、新規な骨多孔症治療剤
を提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明者等は叙上の問題点を解決するため種々のヒト細
胞の生産物について骨形成促進作用物質を検索した結果
、ヒト悪性単球細胞を特定の分化誘導物質の共存下で培
養することによって生産されるポリペプチドBUF−3
がヒト骨髄細胞の増殖を促進する作用を有し、かっこの
作用にょシ、骨多孔症を根本的に治療し得ることを見出
し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明の骨
多孔症治療剤は下記の理化学的性質を有するポリペグチ
ドBUF−3i有効成分として含有することを特徴とす
る。
(a)分 子 i:16±1kd(1.0慢メルカプト
エタノール存在下、SDS−電気泳動法) 25±1kd(メルカプトエタノール非存在下、SDS
−電気泳動法) (b)等 電 点: pi 6.3±0.2(クロマト
フヤーカンング法)Pl7.3(等電点電気泳動法) (c)Pl(安定性:p)!2.0〜10.0の範囲で
安定(d)熱安定性=65℃、60分の加熱で安定(e
)有機溶媒安定性:低級アルコール、アセトニトリルに
対し安定 (f)グロテアーゼ耐性:プロナーゼ処理で完全に失活
する。
(g)比活性:2X10UA蛋白 (h)アミノ酸配列: Gly L@u Glu Cyi Amp Gly L
ys Val’ Asn  ll5Cys  Cyg 
 Lys  Lys  Gln  Pha  Phe 
Mal  Ser  PheLys Asp  III
 Gly Trp Asn Asp Trp  IIs
  l1eAla Pro  Ser Gly Tyr
 Hls  Ala Aan Tyr  CysGlu
 Gly Glu  Cys  Pro  Ser H
ls  III A11l GlyThr  Ser 
 Gly  Ser  Ser  Leu  Ser 
 Phe  Hls  5erThr Vat  II
I Asn Hls Tyr Arg Met Arg
 GlyH1s  Ser Pro  Phe Ala
 Asn L@u  Lye  Ser  CysCy
s Val  Pro Thr Lys  Leu A
rg Pro Met  Ser?j        
                         
   100M@t L@u  Tyr Tyr As
p Asp Gly Gin Asn  l1eII@
  Lye  Lye Amp  Ile Gin A
sn Mat  Ile Va1Glu Glu  C
ya  Gly Cys  Ser尚、本発明に係るポ
リペプチドBUF−3(以下、BUF−3と略する)と
は、上記アミノ酸配列を有するポリペプチド以外にも骨
形成促進作用を有すれば、上記アミノ酸配列中の1個又
は複数のアミノ酸を他のアミノ酸に置きかえた構造のポ
リペプチド及び上記配列において1個もしくは複数個の
アミノ酸がN末端又はC末端に付加されたポリペグチド
、更には、上記配列のN末端又はC末端より1個もしく
は複数のアミノ酸が欠損し、かつ連続しているアミノ酸
配列よシなるポリペプチドも含まれる。
BUF−3はマウスフレンドウィルス誘発白血病細胞F
5−5に対する分化誘導作用を指標に精製されたポリペ
プチドである。
また、BUF−3はマウス白血病細胞を正常細胞に分化
成熟せしめる活性(特願昭61−150033、特願昭
61−255498 )以外にも、貧血防止作用(特願
昭60−197276 )及び卵胞刺激ホルモン分泌作
用(Nature、 321.776779. (19
86) )を合せもつ有用な物質である。
さて、本発明のBUF−3は、骨芽細胞様細胞株MC3
T3に対して石灰化即ち骨形成作用を有し、またマウス
及びヒトの培養細胞に対して毒性を示さないことより、
ヒトの骨多孔症の治療に有効であると考えられる。
本発明の骨多孔症治療剤は主として非経口的(静脈内、
皮下、筋肉内)に投与される。前記有効成分BUF−3
の投与量は症状により異るが、通常成人a、po、os
■〜50m9の用量範囲で一般に1回ないし数回に分け
て投与すればよい。従って一日当シの投与量は約0.0
5〜200MIyである。もちろん、投与量は患者の病
状、患者の体重及び当業者が認める他の因子によって変
化するので、上記投与量を厳守する必要はなく、臨機応
変に決定すればよい。
゛本発明に使用するBUF−3の製剤化は通常の方法に
よって行われ、主として注射剤とされるが、他にカプセ
ル剤、錠剤等の剤型へ製剤化される。注射剤を調製する
場合には専薬のBUF−3に必要に上り一調整剤、緩衝
剤、安定化剤、保存剤などを添加し常法によシ靜脈内、
皮下、筋肉内用注射剤とすればよい。又、経口用製剤を
調製する場合はBUP−31c賦形剤、さらに必要に応
じて、結合剤、崩壊剤、着色剤等を加え常法によシ錠剤
、カプセル剤等とする。
次に骨形成促進作用を有するBUF−3の製造法につい
て、以下に説明する。BUF−3を産生ずるヒト悪性化
単球細胞としては、ヒト白血病細胞又はヒト骨髄細胞を
人為的に悪性化させたもの、より具体的に例示すれば次
のようなものが有る。ヒト慢性骨髄性白血病細胞(U−
937A’rCCCRL 1593 。
Int、J、Cana@r 17 : 565(197
6)、に562. Blood45 : 321(19
75) ) 、急性単球性白血病細胞(THP−1、I
nt、J、Cane@r 26 : 171−176(
1980) )eもちろん、BUF−3を生産していれ
ば、上記以外のヒト白血病細胞を用いてもかまわない。
さて特定の分化誘導物質は、悪性化単球細胞と接触させ
た時、この細胞をマクロファージ、顆粒球の単球細胞に
分化誘導させると共に、BUF−3を生産せしめる作用
を有する物質であり、具体的にはアクチノマイシンD、
マイトマイシンC,コンカナバリンA及びホルデールエ
ステル(TPA )等の特定の分化誘導物質である。
本発明のBUF−3を生成せしめる方法は、悪性化単球
細胞を少くとも1種又は2種以上の上記特定の分化誘導
物質の共存下で培養することによシなされ、BUF’−
3は培養液中(細胞外)に産生される。
悪性化単球細胞を培養する培地は、動物細胞を培養する
通常の培地が用いられる・。例を挙げれば、ローズウェ
ル・パーク・メモリアル・インスティテ、−)1640
培地(Roaw@ll Park Memor1mlI
nstitut@1640 、以下RPMI−1640
と略す。)が好適である。
悪性化単球細胞の培養は、通常1〜5 X 10’個/
―の細胞密度で、35〜38℃にて4〜6%の炭酸ガス
気流中でゆるやかに攪拌しつつ行われる。特  ・定の
分化誘導物質は、通常培養の最初よシ培地に添加しても
良く又培養の途中から添加しても良い。
添加量は分化誘導物質の種類によって異なるがアクチノ
マイシンD、マイトマイシ/c等の場合には0.1〜1
0tsf/yd、TPA O場合には1〜500μp/
dである。このようにして1〜5日間培養するとBUF
−3は培養液中に蓄積される。
BUF−3は、骨形成促進作用以外にもFri・ndウ
ィルス誘発白血病細胞F5−5 (Blbl、Haem
at、、43.37(1976) )に対する分化誘導
作用を有するので、この作用を利用してBUF−3の定
性及び定量分析ができ、F5−5′t−用いる分析は、
Proc、Natl、Aaad。
Sci、、 71.に記載の方法に従って行われる。又
活性の表示はF5−5細胞分化が明瞭に確認される検体
原液の稀釈率の逆数の値を原液1.0−当シの活性とす
る。この発明方法でBUF−3を生産した時、培養液は
4〜1000単位/−の活性を示す。また上記方法以外
の方法、例えばBUF−3をコードする遺伝子を含有す
るプラスミドにより形質転換された真核生物細胞を培養
液中で培養し、培養液中に該BUF−3を製造せしめる
という方法(昭和62年2月23日出願、出願人、味の
素(株))をもちいてもかまわない。
さて、このように生産されたBUF−3の精製は通常の
ポリペプチドの精製法に準じて行われる。例えば培養液
を限外濾過法で濃縮し、この濃縮液からポリ(プチドを
塩析し、透析後隘イオン交換体を使用するイオン交換ク
ロマトグラフィーを行うことにより粗デリペズテド標品
が得られる。この粗標品について疎水クロマトグラフィ
ー又はクロマトフオーカシング法によシ殆んどの夾雑蛋
白が除去される。又この両者を組合せると更に精製倍率
を向上することができる。このようにして精製した標品
について逆相高速液体クロマトグラフィー (HPLC
)又はスーパーローズ又はMono QHR515カラ
ムを装備し九FPLC(ファルマシア製FastPro
teln P@ptld@Po1ynucletide
 LiquidChromatography )シス
テムによる高性能rル濾過法又はイオン交換クロマトグ
ラフィーを行うことにより精製することができる。
本発明の効果 本発明に係るBUF−3を有効成分とする骨多孔症治療
剤は従来の治療薬である活性型ビタミンD3、カルシト
ニンなどとは異なって骨の石灰化即ち骨形成を促進する
作用を有する為に根本的な骨多孔症の治療に有効である
また、BUF−3はヒト由来蛋白なので、抗原性が低く
、アレルギーを起こしにくい為に長期間の使用が可能で
ある。
更に本発明の骨多孔症治療剤は活性型ビタミンD、とは
異って、当然高カルシウム尿症等の副作用を起こさない
という利点も有する。
以下、本発明を実施例に従って具体的に説明する。
実施例1 5%牛脂児血清を有するRPMI−1640無菌培地5
.01を201容スピナーフラスコに張り込み、この培
地にTHP−1細胞を2×10 個/dになるように懸
濁した。これを37℃で4日間培養し、得られた培養液
を遠心分離しTHP−1細胞を無菌的に採取した。この
細胞を別のスピンナーフラスコに入れた血清を含まない
上記RPMI−1640培地5.0ノに移し、これにT
PAを10 nf/Ml添加し、ゆるやかに液を攪拌(
100r、p、m、)しつつ、37℃で2日間培養(誘
導)を行った。このようにして得られた培養液を遠心分
離して細胞を分離、除去し20単位/dの活性を有する
培養液を得た。このようにして得た培養液に硫酸アンモ
ニウム70%飽和になるように添加し、生ずる沈澱物を
遠心分離(10,00Or、p、m、 、10分間)に
よシ採取し、少量の純水に溶解した。これを0.05M
 ) ’Jスス−酸塩緩衝液(PI(7,7)に対して
十分透析した(5℃、24時間)。透析内液を同緩衝液
で平衡化したDEAE−トーヨ−ノ9−ル650Mカラ
ム(7,□x70c11L)に負荷した。このカラムを
同緩衝液5.Olで洗浄した後、0.2Mの食塩を含有
する同緩衝液で溶出した。この溶出区分を集め固型硫安
を70%飽和加えて硫安沈澱させた。遠心分離によりこ
の沈澱物を集め、水20117に溶解した。この液に8
0%飽和の硫安溶液を20−加え、40%飽和硫安を含
む0.05M)リスーHC1緩衝液(pH7,7)であ
らかじめ平衡化させたプチルトーヨーパール650Mカ
ラム(25×30cIL)に負荷した。硫安濃度を段階
的に下げた後、30%エタノールで溶出すると分化誘導
活性物質が溶出された。このプチルトーヨーパールによ
る疎水クロマトグラフィーの溶出パターンを第1図に示
す。活性区分を集め減圧下で濃縮してエタノールを除去
し、この濃縮液を0.05Mトリス−HC2緩衝液(p
H7,7)に対して透析した。透析内液を同緩衝液で平
衡化したスーパーローズ(ファルマシア社製rル濾適用
カラム)を用いてダル濾過を行った。そのrル濾過パタ
ーンを第2図に示す。第2図に示すようにF5−5に対
する分化誘導活性物質の溶出時間は56.0分であり、
標準蛋白質の溶出時間に基づいてBUF−3の分子量を
10±0.5 kdと算出した。このサンプルを0.0
5 Mトリス−塩酸塩緩衝液(pH8,0)に対して透
析し、これを同緩衝液で平衡化したMono Q HR
5/ 5カラム(ファルマシア製陰イオン交換体)を使
用するファルマシアFPLC(Fast Protei
ns P@ptld**Po1ynuclsotid*
+ Liquid Chromatography )
システムにより精製した。溶出は0.05 Mから0.
1Mまでの食塩のグラジエ/ト溶出を行った。BUF−
3活性は0.1 M附近の食塩で溶出された。このニー
に於る精製倍率は約5倍であシ、はぼ単一な蛋白に精製
された。次にこのサンプルをハイポ7RP304(バイ
オラッド社製、C−4逆相用カラム)を用いて逆相HP
LCを行った。条件は0.1%)リフルオロ酢酸を展開
液としn−グロパノールの濃度を80%直線的に変えて
溶出した。その溶出パターンを第3図に示す。第3図に
示す蛋白ピークと活性は完全に一致した。この活性ピー
クを集めて約100μ?の精製標品を得た。このサンプ
ルについてSDS−ポリアクリルアミドグル電気泳動(
グル濃度15.0%、メルカグトエタノール共存下)を
行った。その結果、15.5 kdに単一なバンド(銀
染色法)が認められ、他に蛋白のバンドは検出されなか
った。
このようにして精製されたサンプルの比活性は約2X1
0U/ダ蛋白であった。
尚、実施例1で使用したTHP−1はInt、J、Ca
ncer*26 、171−176 、 (1980)
に記載されているものであり、この雑文の著者よシ分与
されたものである。
実施例2 骨芽細胞様細胞株MC3T3−El (H,Kodam
a at hL。
Jpn、J、0ral Biol、23 :899−9
01(1981))を10嘱牛脂児血清を含むα−ME
M培地1−中に2X105個になるようにけんだくし、
24穴マルチウエルプレートにはん種した。37℃、5
%C02存在下に静置し、2日後に培地を静かに取シ除
き、新鮮な同培地1−を加えた。以後、同様に、2日毎
に培地の交換ヲ行ツタ。121目K 10” 〜10−
’ MOBUF−3を含んだα−MEM培地(1%の牛
胎児血清、20nIMHEPES 、2.9 mMPO
4を含む)1$に交換し、再び2日後に、A群としては
10万epmのCaCl2を含む同培地1dに、B群と
しては1μC1の〔3H〕TdRを含む同培地1−に交
換し、2日間37℃、5%CO2下に静置した後ホスフ
ェートバッファーセーラインで2回洗滌した。引き続き
、A群は細胞を液体シンチレーシ冒ンカウンター用バイ
アルに移し、0.1dの60%HCtO4と0.2−の
30%H20□を加え、70℃で1時間加熱した後メチ
ルセロソルブを加えて放射活性を測定した。B群は、細
胞に10%TCAを加え、再び2回洗滌した後エタノー
ルエーテル(3:1)で洗ってから250μjのNaO
Hに溶解し、放射活性を測定した。いずれの場合も、B
UF−3無添加をコントロールにした。
A群の結果より、第4図に示すように、MC3T3E1
細胞による基質層への Caの蓄積はBUF−3により
用量依存性に増加し、10  Mの投与により約70%
増加した。一方、B群の結果より、第5図に示すように
、CH)チミジンのDNAへの取り込みは10  M 
(7) BUF−3により77%K、更に1o−9Mの
BUF−3によシ50%にまで低下した。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明BUF−3のプチルトーヨーパールに
よる疎水クロマトグラフィーの溶出ノ臂ターンである。 第2図は、本発明のBUF−3のrル濾過クロマトグラ
フィーの溶出−臂ターンである。 第3図は本発明BUF−3の逆相高速液体クロマトグラ
フィーの溶出ノぐターンである。 第4図は本発明BUF−3のMC3T3−El細胞に対
するCa蓄積の影響を調べたものである。 第5図は本発明BUF−3のMC3T3−El細胞に対
する(’I()TdR取り込みの影響を調べたものであ
る。 第3図 溶出時間(分) 第4図 Effect of BLJF−3on45Caacc
umulation int。 cell and matrix 1ayer of 
MC3T3−El cellsNone  10−11
 10−10 10−’BUF−3(M)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記理化学的性質を有するポリペプチドBUF−3を有
    効成分とする、骨多孔症治療剤 (a)分子量:16±1kd(1.0%メルカプトエタ
    ノール存在下、SDS−電気泳動法) 25±1kd(メルカプトエタノール非存在下、SDS
    −電気泳動法) (b)等電点:pl6.3±0.2(クロマトフォーカ
    シング法)pl7.3(等電点電気泳動法) (c)pH安定性:pH2.0〜10.0の範囲で安定 (d)熱安定性:65℃、60分の加熱で安定 (e)有機溶媒安定性:低級アルコール、アセトニトリ
    ルに対し安定 (f)プロテアーゼ耐性:プロナーゼ処理で完全に失活
    する。 (g)比活性:2×10^6U/mg蛋白 (h)アミノ酸配列: (N末端) 【アミノ酸配列があります】
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