JPS6327670Y2 - - Google Patents

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JPS6327670Y2
JPS6327670Y2 JP6460082U JP6460082U JPS6327670Y2 JP S6327670 Y2 JPS6327670 Y2 JP S6327670Y2 JP 6460082 U JP6460082 U JP 6460082U JP 6460082 U JP6460082 U JP 6460082U JP S6327670 Y2 JPS6327670 Y2 JP S6327670Y2
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JP
Japan
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sewn
fabric
cycle
presser foot
sewing machine
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JP6460082U
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JPS58167671U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はサイクルミシンの布送り機構に関す
る。
従来より、サイクルミシン例えばボタン穴かが
りミシンにおいて、特公昭46−3623号公報に示す
ような布送り機構を備えたものが知られている。
しかしながら上記布送り機構において全てのボ
タン穴かがりのピツチ間隔を一様に変化させるこ
とはできるが、特定のボタン穴かがりのピツチ間
隔のみを変化させたい場合、即ち例えば野球のユ
ニホーム等のように胸にマークがあり、そのマー
クをはさんでボタン穴をつけたいような時にその
ボタン穴のピツチ間隔が他のボタン穴のピツチ間
隔より大きな間隔に変化しなければならない場
合、その段取り作業に長時間を要すという欠点が
あつた。
この考案は、このような欠点を解消することの
できるサイクルミシンの布送り機構を提供するに
ある。
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
1は台枠、2は布押え3の下降により被縫布を
針板4上に挾止してボタン孔かがりをする公知の
サイクルミシンで、台枠1上に載置してある。
5は常には動力源(図示せず)から動力を受け
て回転するプーリで、その駆動軸5Aは軸受6に
回動可能に支持してある。
7は軸受8に回動可能に支持した間欠軸で、こ
の間欠軸7は中間部に歯車(図示せず)が遊嵌し
てあり、この歯車は駆動軸5Aに固定したウオー
ム歯車(図示せず)とかみ合つている。
そして、更に前記歯車と間欠軸7とは特公昭46
−3623号で示したように公知のバネクラツチを介
して連結してあり、バネクラツチのON操作によ
り歯車の回転が間欠軸7に伝達され、ちようど間
欠軸7が1回転した所でバネクラツチがOFFと
なり歯車の回転が間欠軸7に伝達されなくなるよ
うに構成される。
このバネクラツチと前記布押え3とは布押え3
が上昇位置にあるときバネクラツチがONとなる
ように電気的に接続してある。
9は前記間欠軸7に固定支持した回転板で、布
押え2上昇によるバネクラツチのONによつて間
欠軸7が1回転するとこの回転板8も1回転す
る。10は台枠1に固定した軸受11にワンウエ
イクラツチを介して一方向に回転可能に支持した
回転軸、12は回転軸10に電磁クラツチ13を
介して支持した従動車で、この電磁クラツチ13
のONにより回転軸10と連結し、電磁クラツチ
13のOFFにより回転軸10との連結が遮断す
るようになつている。
14は基端を回転軸10にワンウエイクラツチ
15を介して固定支持し、先端に長孔14Aを開
口した駆動腕で、前記ワンウエイクラツチ15に
より第1図中反時計方向に駆動腕14が回動する
とワンウエイクラツチ15は回転軸10と連結
し、これとは反対に駆動腕14が時計方向に回動
するとワンウエイクラツチ15は回転軸10との
連結が解除するようになつている。
16は一端を前記駆動腕14の長孔14Aに挿
入した段ネジ16Aに回動可能に支持してその取
付位置が変化できるように取付けると共に、他端
を回転板9の回転中心から離れた偏心位置に回動
可能に支持した連結リンクである。
17は一端を従動車12に固定し、他端におも
り17Aを固定して、機台1に支持した回転体1
8,19にかけ渡したベルトチエーン、20は基
端をベルトチエーン17に固定すると共に台枠1
に垂直に設けた案内棒20Aに基端を遊嵌し、上
端に被縫布を挾止するクランプ20Kを固定した
布挾止装置で、ベルトチエーン17の駆動によつ
て案内棒20Aに沿つて上・下動する。
そして、このベルトチエーン17、布挾止装置
20とにより従動車11の回動に連動して被縫布
を所定ピツチ移動する布搬送装置21を構成す
る。
22は駆動腕14に固定した駆動手段としての
電磁マグネツトで、そのロツド22Aの先端は、
駆動腕14の長孔14Aに挿入した段ネジ16A
に連結してある。
23は布挾止装置20に固定した電磁マグネツ
ト22の制御用の制御板で、この制御板23の側
部23Aは垂直に形成され、その長さは電磁マグ
ネツト22が励磁して段ネジ16Aが長孔14A
の下端に位置している状態で回転板8の一回転に
より移動するベルトチエーン17の移動距離と等
しくなるように形成してある。
24は、台枠1に固定したリミツトスイツチ
で、このリミツトスイツチ24は電磁マグネツト
22と電気的に接続してあり、電磁マグネツト2
2を励磁、非励磁するようになつている。
そして、このリミツトスイツチ24は、この実
施例では、第1ボタン穴と第2ボタン穴間のピツ
チ間隔を他のボタン穴間のピツチ間隔よりも長く
するために制御板23が最上位置にある状態で制
御板23下端と接しON状態となる位置に取り付
けてあるが、他のボタン穴間のピツチ間隔を変え
たい場合にはこれに応じてリミツトスイツチ24
の取り付け位置を変化することにより可能とな
る。
そして、この制御板23とリミツトスイツチ2
4とで予め定められたサイクル縫目(第1番目の
ボタン穴かがり縫目)から次のサイクル縫目(第
2番目のボタン穴かがり縫目)まで被縫布が移動
する間駆動手段としての電磁マグネツト22を作
動する制御手段を構成する。
次にこの考案の作用を説明する。
第1図、第2図において、ミシン縫合部の布押
え3の下面に第1番目のボタン穴を形成するよう
に被縫布を配置し、次のクランプ20Kに布の一
端を挾みこんだ後布押え3を下降する。そして布
の他端は布押え3が上昇して布搬送装置21によ
り布が引き下がると順次布の縫うべき箇所を布押
え3下面に引き出すことができるように配置す
る。
この状態において、バネクラツチOFFであり、
プーリー5の回転力は間欠軸7には伝わらず、従
つて回転板9も回転しない。また電磁クラツチ1
3はON状態であつて回転軸10と従動車12は
連動状態にある。
この状態からミシンを起動すると、前述の如く
回転板9は静止しているので、布搬送装置21の
作動は行なわれないままミシンは第1番目のボタ
ン穴縫目の一サイクルを完了し停止する。
ミシンが第1番目のボタン穴かがり縫目を完了
した後にミシンの布押え3を自動又は手動により
上昇させると、ばねクラツチがONとなりプーリ
ー5の回転力が間欠軸7に伝わる。このため回転
板9が第1図において反時計方向に回転する。回
転板9がちようど1回転するとばねクラツチが
OFFとなり回転板9も停止する。
この回転板9の1回転により連結リンク16を
介して駆動腕14及び回転軸9が第1図中反時計
方向に角度θ1回動する。すると、従動車12も電
磁クラツチ13を介して反時計方向に角度θ1回動
してベルトチエーン17を所定ピツチL1だけ下
降し、これによつて布搬送装置21も下降して被
縫布をボタン穴の一ピツチL1だけ引き出す。こ
の一ピツチ被縫布が移動する間、制御板23はリ
ミツトスイツチ24と接し、これをONしている
ので、電磁マグネツト22は励磁状態となつて連
結リンク16の段ネジ16Aが駆動腕14の長孔
14Aの最下端に位置し、ちようど布搬送装置2
1が所定ピツチL1下降したところで制御板23
とリミツトスイツチ24とは接しなくなり、リミ
ツトスイツチ24はOFFとなる。
その後、ミシンの布押え3を自動又は手動によ
り下降させ、ミシンを起動すると、前述のように
布搬送装置21の作動は行なわれないままミシン
は第2番目のボタン穴縫目の一サイクルを完了し
停止する。
そして、第1番目と第2番目のボタン穴縫目の
ピツチ間隔はL1となつて縫成される。
そして、第2番目のボタン穴かがり縫目を完了
した後に、ミシンの布押え3を自動又は手動によ
り上昇させると、ばねクラツチがONとなりプー
リー5の回転力が間欠軸7に伝わる。このため回
転板9が第1図において反時計方向に回転する。
回転板9がちようど1回転するとばねクラツチが
OFFとなり回転板8も停止する。
前述したように、この状態では、リミツトスイ
ツチ24はOFFとなつているので、電磁マグネ
ツト22は非励磁状態となり連結リンク16の段
ネジ16Aは今度は駆動腕14の長孔14Aの最
上端に位置している。
このため、回転板9の1回転によつて連結リン
ク16を介して駆動腕14及び回転軸10は第1
図中反時計方向に角度θ2回動し、これに伴つて従
動車12も電磁クラツチ13を介して反時計方向
に角度θ2回動する。
このときの角度θ2は連結リンク15の段ネジ1
6Aが駆動腕14の長孔14Aの最上端に位置し
ているため前述の角度θ1に対して小さい角度とな
る。従つてベルトチエーン17の下降ピツチL2
も前述ピツチL1に対して短くなり布搬送装置2
1による被縫布の移動も前述のピツチL1より短
いピツチL2だけ移動して停止する。
以後、再び前述の動作を順次繰り返えせば、ピ
ツチL2間隔毎にボタン穴かがり縫目が形成され、
所望個数のボタン穴かがり縫目を形成し終つた後
に布押え3が上昇して布搬送装置21が所定位置
まで下降するとクランプ20Kによる被縫布の挾
止が解除されると共に電磁クラツチ13が非励磁
となり回転軸10と従動車12との連結が解除さ
れる。このため従動車12は回転軸9に対して回
動自在となり、おもり17Aはその重力により従
動車12を第1図時計方向へ回してベルトチエー
ン17を引き上げ従動車11に巻き取られていた
ベルトチエーン17を巻きもどし、布搬送装置2
1は元位置に復帰して停止する。
そして、被縫布には第1番目のボタン穴かがり
縫目と第2番目のボタン穴かがり縫目のピツチ間
隔がL1で他のボタン穴がかり縫目のピツチ間隔
がL2の縫目が形成されることになる。
尚、ピツチ間隔L1は駆動腕13に電磁マグネ
ツト22が励磁したときのロツド22Aの下降位
置を規制するストツパーを設け、このストツパー
の位置を調整するこににより自由に設定でき、ま
たピツチ間隔L2も駆動腕13に電磁マグネツト
22が非励磁のときのロツド22Aの上昇位置を
規制するストツパーを設け、このストツパーの位
置を調整することにより自由に設定できる。
以上述べたように、この考案によれば、連結リ
ンクの駆動腕に対する取付位置を駆動手段によつ
て調節できるようにしたので、所望のボタン穴間
のピツチ間隔を変化させることが短時間にできて
作業能率が著じるしく向上するという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例の正面図、第2
図は第1図の左側面図である。 2……サイクルミシン、9……回転板、12…
…従動車、14……駆動腕、16……連結リン
ク、21……布搬送装置、22……駆動手段、2
3,24……制御手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 始動操作に関連して縫い機構を作動し針板と布
    押え間に挾んだ被縫布に特定のサイクル縫目を形
    成した後に、 それに関連し布押えを上昇して縫い機構を停止
    するサイクルミシンと、 常には停止し布押え上昇に関連して一固定軸線
    を中心に一回転するように機枠に支持した回転板
    と、 機枠に一固定軸線を中心に回動可能に支持した
    従動車と、 従動車の回転軸に一方向クラツチを介して基端
    を支持した駆動腕と、 回転板の一回転毎に従動車を一方向に特定角度
    回転するように、一端を駆動腕の先端にその取付
    位置を変位可能にかつ回動可能に取付けると共
    に、他端を回転板における回転軸線からの偏心位
    置に回動可能に取付けた連結リンクと、 被縫布を保持し従動車の回動に連動して被縫布
    を特定距離に移動する布搬送装置と、 連結リンクと駆動腕との間に介在し連結リンク
    をその駆動腕との取付位置を移動するように作動
    可能とした駆動手段と、 予め定められたサイクル縫目を縫成する位置か
    ら次のサイクル縫目を縫成する位置まで被縫布が
    移動する間に駆動手段を作動する制御手段、 とよりなるサイクルミシンの布送り機構。
JP6460082U 1982-04-30 1982-04-30 サイクルミシンの布送り機構 Granted JPS58167671U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6460082U JPS58167671U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 サイクルミシンの布送り機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6460082U JPS58167671U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 サイクルミシンの布送り機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58167671U JPS58167671U (ja) 1983-11-08
JPS6327670Y2 true JPS6327670Y2 (ja) 1988-07-26

Family

ID=30074624

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6460082U Granted JPS58167671U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 サイクルミシンの布送り機構

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JPS58167671U (ja) 1983-11-08

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