JPH0753192B2 - ミシンの停止制御装置 - Google Patents

ミシンの停止制御装置

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JPH0753192B2
JPH0753192B2 JP22461890A JP22461890A JPH0753192B2 JP H0753192 B2 JPH0753192 B2 JP H0753192B2 JP 22461890 A JP22461890 A JP 22461890A JP 22461890 A JP22461890 A JP 22461890A JP H0753192 B2 JPH0753192 B2 JP H0753192B2
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JP
Japan
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sewing
thread cutting
upper shaft
sewing machine
thread
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等 伊藤
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ジューキ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の詳細な説明] この発明は、ミシンの停止制御装置に関し、詳しくは、
縫製終了時に縫い糸を切断するとともにミシンの駆動を
停止する、あるいは縫い針を下降させてミシンを一時停
止させるミシンの停止制御装置に関するものである。
[従来技術] ミシンによる縫製終了時に縫い糸の切断するとともにミ
シン駆動を停止する、あるいは縫い針を下降させてミシ
ンを一時停止させる装置として現在では、ミシンの停止
制御装置が提案されている。
第4図は、ミシンの停止制御装置を示す図である。
図において1はミシンの上軸である。
そして2は角度検出装置であり、上軸1に固定され上軸
1とともに回転する検出板2bと、この検出板2bの回転角
度を検出する検出器2aとからなり、上軸1の回転角度を
検出することが出来るようになっている。
Cはバネクラッチであり、不図示のモータに接続され回
転するプーリーPの側方に設けられ、常には連結状態
で、プーリーPの回転を上軸1に伝達するようになって
いる。
そして4は上軸停止手段であり、バネクラッチC方向に
駆動可能に設けられ、バネクラッチCのバネを弛緩させ
ることでバネクラッチCを解放状態にし、上軸1を停止
することが出来るようになっている。
そしてCaは、バネクラッチCに設けられた段部であり、
この段部Caに上軸停止手段4を係合させることで不図示
の縫い針が、上昇位置あるいは下降位置で停止するよう
に上軸1を停止することが出来るようになっている。
4aは上軸停止手段4を常には、バネクラッチCから離れ
る方向に付勢するバネである。
またS1は、上軸停止ソレノイドであり、不図示のソレノ
イド駆動回路により駆動をなし、ロッド部は上軸停止手
段4に接続されていて駆動時にはバネ4aに抗して上軸停
止手段4を駆動することが出来るようになっている。
また3はミシンの下軸であり、周知のようにこの下軸3
は、上軸1に対し1:2の回転をなすようになっている。
そしてBは、この下軸3に固定されたカム体であり、一
部分に湾曲した溝を有するカム溝Baを備えている。
一方Aはカム体Bの下方近傍に設けられた糸切断手段で
あり、S2はこの糸切断手段Aを駆動させるための糸切り
ソレノイド、そしてLは、糸切りソレノイドS2の駆動を
糸切断手段に伝達するためのリンク体である。
次に第5図により、糸切断手段Aの構成および作用を説
明する。
第5図は、糸切断手段Aの駆動部のみを示す図である。
図において6は作動腕であり、水平方向に伸びる腕部6a
を備え、糸切りソレノイドS2とリンク体Lを介して接続
されていて、ソレノイドS2の駆動により、矢符に示すよ
うに水平方向に駆動するようになっている。
7はピンPを備えたピン支持体であり、支持腕7bにより
不図示の支持軸に上下方向に回動可能に支持され、作動
腕6の腕部6aに対向する腕部7aを備えている。
8はメス駆動体であり、支持腕8aを具え、前記のピン支
持体7の支持腕7bのP部が上下方向に動作するよう支持
腕8aに取り付けられ、このメス駆動体8は、中央部に貫
通孔Paを備えている。
以上のように構成された糸切断手段Aは、糸切りソレノ
イドS2によりリンク体Lが駆動すると作動腕6が矢符に
示す方向に駆動し、ピン支持体7は、作動腕6の腕部6a
に押されることにより矢印方向に上下回動し、ピンP
を、メス駆動体8の貫通孔9aより突出する。
このことでピン支持体7のピンPは、下軸3に固定され
たカム体Bのカム溝Baに嵌合する。
そしてカム体Bの回転によりピン支持体7は、カム体の
カム溝Baの湾曲形状に沿って駆動する。
糸切断手段Aは、このピン支持体7の駆動により、メス
連結腕D(第4図参照)を駆動させ、メス連結腕Dの先
端に設けられた不図示の糸切りメスを、縫い糸方向に向
けて駆動し、縫い糸の切断をなすことが出来る。
また5は不図示の糸調子に先端をリンク機構を介して接
続される糸緩めワイヤーであり、リンク体Lに他端を接
続され糸切りソレノイドSの駆動に動機して、糸調子を
解放状態にすることが出来るようになっている。
以上のように構成されたミシンの停止制御装置は、第3
図に示すように、、縫い目形成方向を変える際には、角
度検出装置2により、縫い針の下降時を検出し、この縫
い針下降時に上軸停止ソレノイドS1のみを駆動させ、縫
い針Nを被縫製物Wに貫通した状態でミシンを一時停止
させ、被縫製物の向きを変更した後、再びミシンを駆動
させるようにする。
またミシンによる縫製が終了した際には、角度検出装置
2により、縫い針の上昇時を検出し、この縫い針上昇
時、上軸停止ソレノイドS1および糸切りソレノイドS2を
駆動させ、糸切り手段Aにより縫い糸を切断した後に、
上軸停止手段4によりミシンの駆動を停止するようにす
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら上記従来の技術にあっては、次のような問
題がある。
すなわち第4図に示すように、ミシンの制御手段は、上
軸停止ソレノイドS1、糸切りソレノイドS2の2種の駆動
手段およびこれらの駆動回路をそれぞれ必要とするた
め、ミシンのコストを高く、重量を重いものとしてしま
うとともに、消費電力を多く必要とする等の不都合を生
じてしまう。
[課題を解決するための手段] この発明に係るミシンの停止制御手段は、上記従来の課
題を解決するためになされたもので、ミシンの上軸と、
この上軸の回転動をなすモータとの間に設けられたクラ
ッチ部の解放をなし、縫い針を上昇位置、下降位置で停
止するよう上軸の回転を停止する上軸停止手段と、上軸
と同様の回転比で回転するよう針板下方に設けられた糸
切断カムと、針板下方に位置する糸切りメスを備え、前
記糸切断カムとの係合により、糸切断カムに従動して、
糸切りメスを縫い糸に向けて移動させる糸切断手段と、
前記糸切断手段を糸切断カムに係合させる駆動手段と、
一端を駆動手段に接続し、駆動手段の駆動を上軸停止手
段に伝達する伝達手段と、を備えて構成し、縫い針を下
降させてミシンを一時停止させる際には、縫い針上昇時
に駆動手段を駆動させ、糸切断手段が糸切断カムにより
駆動を開始する前に、上軸停止手段を駆動させ、ミシン
による縫製が終了した際には、縫い針上昇時に駆動手段
を駆動し、糸切断カムと糸切断手段を係合させ、縫い糸
を切断した後、上軸停止手段により上軸を停止するよう
にして、上記従来の課題を解決しようとするものであ
る。
[作用] この発明に係るミシンの停止制御装置は、縫い針下降時
に駆動手段を駆動させ、糸切断手段が糸切断カムにより
駆動を開始する前に、上軸停止手段により上軸を停止さ
せ、縫い針が下降した状態でミシンを一時停止する。
また、ミシンの縫製が終了した際は、縫い針上昇時に駆
動手段を駆動し、糸切断カムと糸切断手段を係合させ、
縫い糸を切断させた後、上軸停止手段により上軸を停止
させる。
[発明の実施例] 図面にもとづいて、この発明の実施例を説明する。
従来技術と同一箇所には、同一符号を付して重複説明は
省略する。
第1図および第2図は、この発明の一実施例を示す図で
ある。
図においてEは糸切断カムであり、一部に湾曲した溝を
有するカム溝Eaを備え、糸切断手段Aの上方近傍に、上
軸1と同じ回転比で回転するよう設けられている。
そして10は、駆動手段としてのソレノイドであり、ロッ
ド部は糸切断手段Aの駆動をなすリンク体Lに接続され
ている。
9は伝達手段としてのフレキシブルワイヤーであり、一
端を上軸停止手段4に、他端をソレノイド10により駆動
するリンク体Lに、接続している。
次に以上の構成からなるミシンの停止制御装置の作用を
説明する。
第3図に示すように、縫い目の形成方向を変える際に
は、角度検出装置2により、縫い針の下降時を検出し、
この縫い針下降時にソレノイド10を駆動させる。
これにより、上軸停止手段4が駆動し、上軸1を停止さ
せることによりミシン駆動が停止し、縫い針が下降した
状態、すなわち第3図に示すように、縫い針Nが、被縫
製物Wに貫通した状態でミシンを一時停止することが出
来る。
この際、糸切断手段Aは、リンク体Lを介してソレノイ
ド10により駆動し、ピンPは糸切断カムEのカム溝Eaに
嵌合するが、カム溝Eaは、この縫い針下降時において
は、ピンPと滑動のみであり糸切断手段Aを駆動させる
湾曲部が、ピンPに至る前で停止する。
このため、糸は切断されない。
またミシンによる縫製が終了した際には、角度検出装置
2により、縫い針の上昇時を検出し、この縫い針の上昇
時にソレノイド10を駆動させる。
これにより、リンク体Lを介して糸切断手段Aが駆動
し、糸切断カムEのカム溝EaにピンPが嵌合し、カム溝
の湾曲部に沿って従動し、縫い糸を切断するよう駆動す
る。
次いで糸切り動作終了後に、上軸停止手段4により上軸
1の回転が停止される。
なおこの実施例では、伝達手段をフレキシブルワイヤー
により構成した例を示したが、伝達手段を第2図に示す
ようなリンク体11により構成し上軸停止手段を駆動させ
るようにしても良い。
[発明の効果] この発明に係るミシンの停止制御装置は、以上説明した
ように、上軸停止手段および糸切断手段を一つの駆動手
段により駆動させることが出来るので、ミシンを軽量化
しコストを低いものとするとともに、消費電力を少なく
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係るミシンの制止制御装置の構成
状態を示す分解斜視図、 第2図は、縫い目形成方向を変える際の一例を示す斜視
図、 第3図は、従来のミシンの停止制御装置を示す分解斜視
図、 第4図は、糸切断手段の駆動部の構成状態を示す分解斜
視図、 第5図は、糸切断手段の駆動部のみを示す図である。 図において、 A……糸切断手段 E……糸切りカム C……クラッチ部 1……上軸 4……上軸停止手段 9……伝達手段 10……駆動手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縫製終了時に縫い糸を切断するとともにミ
    シン駆動を停止する、あるいは縫い針を下降させてミシ
    ンを一時停止させるミシンの停止制御装置であって、 ミシンの上軸と、この上軸の回転動をなすモータとの間
    に設けられたクラッチ部の解放をなし、縫い針を上昇位
    置、下降位置で停止するよう上軸の回転を停止する上軸
    停止手段と、 上軸と同様の回転比で回転するよう針板下方に設けられ
    た糸切断カムと、 針板下方に位置する糸切りメスを備え、前記糸切断カム
    との係合により、糸切断カムに従動して糸切りメスを縫
    い糸に向けて移動させる糸切断手段と、 前記糸切断手段を糸切りカムに係合させる駆動手段と、 一端を駆動手段に接続し、他端を前記上軸停止手段に接
    続し、駆動手段の駆動を上軸停止手段に伝達する伝達手
    段と、 を備えて構成し、縫い針を下降させてミシンを一時停止
    させる際は、縫い針下降時に駆動手段を駆動させ、糸切
    断手段が糸切断カムにより駆動を開始する前に、上軸停
    止手段により上軸を停止させ、 ミシンによる縫製が終了した際には、縫い針上昇時に駆
    動手段を駆動し、糸切断カムと糸切断手段を係合させ、
    縫い糸を切断した後、上軸停止手段により上軸を停止す
    るようにしたことを特徴とするミシンの停止制御装置。
JP22461890A 1990-08-27 1990-08-27 ミシンの停止制御装置 Expired - Lifetime JPH0753192B2 (ja)

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JPH04105692A JPH04105692A (ja) 1992-04-07
JPH0753192B2 true JPH0753192B2 (ja) 1995-06-07

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100396837C (zh) * 2002-05-14 2008-06-25 重机公司 带切线装置的缝纫机
CN104233651A (zh) * 2013-06-12 2014-12-24 兄弟工业株式会社 缝纫机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100396837C (zh) * 2002-05-14 2008-06-25 重机公司 带切线装置的缝纫机
CN104233651A (zh) * 2013-06-12 2014-12-24 兄弟工业株式会社 缝纫机
CN104233651B (zh) * 2013-06-12 2016-08-31 兄弟工业株式会社 缝纫机

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