JPS6327597Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6327597Y2 JPS6327597Y2 JP1980138524U JP13852480U JPS6327597Y2 JP S6327597 Y2 JPS6327597 Y2 JP S6327597Y2 JP 1980138524 U JP1980138524 U JP 1980138524U JP 13852480 U JP13852480 U JP 13852480U JP S6327597 Y2 JPS6327597 Y2 JP S6327597Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- noodle
- noodle strings
- noodles
- irregularly shaped
- flat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 235000012149 noodles Nutrition 0.000 claims description 72
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 16
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 4
- 235000008446 instant noodles Nutrition 0.000 description 9
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 238000010025 steaming Methods 0.000 description 2
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000006116 polymerization reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Noodles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はうどん、きしめんなどの太麺及び平麺
の麺線に関し、より詳しくはカツプ容器入り即席
麺の製造に使用する太麺及び平麺の麺線に関す
る。
の麺線に関し、より詳しくはカツプ容器入り即席
麺の製造に使用する太麺及び平麺の麺線に関す
る。
太麺及び平麺は中華麺や普通麺と同様に即席麺
として市販される。しかし従来の太麺又は平麺の
即席麺は、相対的な表面積割合が小さく、麺線が
重なり合いやすいので糊化に要する蒸煮時間が長
くなるため設備費用が嵩み、糊化むらを生じ、フ
ライングにおいてひぶくれを生ずるなど製造上に
難点があり、また即席麺の熱湯復元に比較的長時
間を要し、麺線相互のほぐれが悪く、食感も劣る
などの品質上の欠陥もあつた。
として市販される。しかし従来の太麺又は平麺の
即席麺は、相対的な表面積割合が小さく、麺線が
重なり合いやすいので糊化に要する蒸煮時間が長
くなるため設備費用が嵩み、糊化むらを生じ、フ
ライングにおいてひぶくれを生ずるなど製造上に
難点があり、また即席麺の熱湯復元に比較的長時
間を要し、麺線相互のほぐれが悪く、食感も劣る
などの品質上の欠陥もあつた。
本考案は太麺及び平麺における上記欠陥を排除
し、品質良好な太麺及び平麺の即席麺の製造を可
能にするものである。
し、品質良好な太麺及び平麺の即席麺の製造を可
能にするものである。
本考案の異形麺線は、切出側面に平行な二面に
より上下圧延面を横断して区分される麺線部分を
圧延面に対してほゞ垂直に前記横断面沿いに滑動
させて形成した条線部を有し、前記条線部は1又
は複数形成されている。
より上下圧延面を横断して区分される麺線部分を
圧延面に対してほゞ垂直に前記横断面沿いに滑動
させて形成した条線部を有し、前記条線部は1又
は複数形成されている。
以下本考案の異形麺線の構成を図面に従つて説
明する。第1図は従来の平麺の麺線の横断面を示
し、ロール圧延によつて形成された麺線は圧延面
1,2間の麺組織が相対的に密度の疎な中心部か
ら次第に緻密な外層に層状に配列した構造を有
し、両側面3は切出し面で前記層状構造を横断し
た断層面である。
明する。第1図は従来の平麺の麺線の横断面を示
し、ロール圧延によつて形成された麺線は圧延面
1,2間の麺組織が相対的に密度の疎な中心部か
ら次第に緻密な外層に層状に配列した構造を有
し、両側面3は切出し面で前記層状構造を横断し
た断層面である。
本考案の麺線は、例示として第2図に平麺の麺
線の横断面が示されているように、圧延面1′,
2′に挾まれる麺線部分は、圧延面1′,2′が圧
延面1,2とそれぞれ同一平面上にあつた位置か
ら、圧延面に対してほゞ垂直に、切出側面3に平
行な面沿いに滑動させて形成された条線部であ
る。前記条線部により、麺線は圧延面1,2の対
応位置に溝条部と隆条部が麺線縦方向に形成され
異形横断面を有する。対設される溝条部及び隆条
部は適宜の幅員で適宜の高さ(深さ)の同形、同
大に形成される。
線の横断面が示されているように、圧延面1′,
2′に挾まれる麺線部分は、圧延面1′,2′が圧
延面1,2とそれぞれ同一平面上にあつた位置か
ら、圧延面に対してほゞ垂直に、切出側面3に平
行な面沿いに滑動させて形成された条線部であ
る。前記条線部により、麺線は圧延面1,2の対
応位置に溝条部と隆条部が麺線縦方向に形成され
異形横断面を有する。対設される溝条部及び隆条
部は適宜の幅員で適宜の高さ(深さ)の同形、同
大に形成される。
溝条部底面1′と隆条部上面2′との間の麺組織
はその両側の上下圧延面1,2間の麺組織に類似
する層状構造を有する。すなわち、圧延面1,2
間の麺組織は従来の麺線と同様にロール圧延によ
つて形成された層状構造で、圧延面1,2は緻密
な外層面であり、溝条部底面1′及び隆条部上面
2′は圧延面1,2と同様の緻密な外層面である。
溝条部の側壁面4及び隆条部の側壁面5は麺線両
側の切出し面3と同様の層状構造を横断した断層
面である。
はその両側の上下圧延面1,2間の麺組織に類似
する層状構造を有する。すなわち、圧延面1,2
間の麺組織は従来の麺線と同様にロール圧延によ
つて形成された層状構造で、圧延面1,2は緻密
な外層面であり、溝条部底面1′及び隆条部上面
2′は圧延面1,2と同様の緻密な外層面である。
溝条部の側壁面4及び隆条部の側壁面5は麺線両
側の切出し面3と同様の層状構造を横断した断層
面である。
本考案の異形麺線は他の態様として、例えば第
3図に平麺の横断面が例示されるように、圧延面
の2対応位置に溝条部と隆条部が形成され、溝条
部底面1′aと隆条部2′aとの間及び溝条部底面
1′bと隆条部上面2′bとの間の麺組織は上記の
ように圧延面1,2間の麺組織と同様にロール圧
延によつて形成された層状構造を有し、溝条部の
側壁面4′a,4′b及び隆条部の側壁面5′a,
5′bは麺線両側の切出し面3と同様の層状構造
を横断した断層面である。
3図に平麺の横断面が例示されるように、圧延面
の2対応位置に溝条部と隆条部が形成され、溝条
部底面1′aと隆条部2′aとの間及び溝条部底面
1′bと隆条部上面2′bとの間の麺組織は上記の
ように圧延面1,2間の麺組織と同様にロール圧
延によつて形成された層状構造を有し、溝条部の
側壁面4′a,4′b及び隆条部の側壁面5′a,
5′bは麺線両側の切出し面3と同様の層状構造
を横断した断層面である。
本考案の異形麺線は、例えば切出しロールの対
応切刃面に隆条、溝条を形成する雌型、雄型を形
成することにより、あるいは所望条部を麺帯に形
成するロールと、形成された条部を変形しないよ
うに切出し面を形成した切出しロールとを組合せ
ることにより麺帯から容易に製造することができ
る。
応切刃面に隆条、溝条を形成する雌型、雄型を形
成することにより、あるいは所望条部を麺帯に形
成するロールと、形成された条部を変形しないよ
うに切出し面を形成した切出しロールとを組合せ
ることにより麺帯から容易に製造することができ
る。
本考案の異形麺線は、従来の太麺及び平麺の即
席麺の製造上の問題点を排除し、品質の良い即席
麺を製造することができる。
席麺の製造上の問題点を排除し、品質の良い即席
麺を製造することができる。
従来の太麺及び平麺の麺線は波状に賦形して蒸
煮する際、麺線の相対表面割合が小さく、しかも
麺線相互の重合接触部分が多いために、麺線中心
部の糊化が不十分となるか又は長時間の蒸煮が必
要であり、糊化むらを生じやすい。これに対し本
考案の異形麺線はその構成上従来の麺線に比し表
面割合が大きく、しかも麺線相互の重合接触部分
が小さくなるので麺線内部まで糊化が早く進行
し、かつ糊化むらの発生が少い。
煮する際、麺線の相対表面割合が小さく、しかも
麺線相互の重合接触部分が多いために、麺線中心
部の糊化が不十分となるか又は長時間の蒸煮が必
要であり、糊化むらを生じやすい。これに対し本
考案の異形麺線はその構成上従来の麺線に比し表
面割合が大きく、しかも麺線相互の重合接触部分
が小さくなるので麺線内部まで糊化が早く進行
し、かつ糊化むらの発生が少い。
前記のように麺線は組織の緻密な外層で形成さ
れる圧延面と断層面とに囲繞されているのでフラ
イングにおける麺線内の水分と油との置換は主と
して断層構造の切出し面を通して進行する。切出
し面の小さい従来の太麺及び平麺の麺線では圧延
面を通して水分の飛散を生じて圧延面にひぶくれ
を生ずる。
れる圧延面と断層面とに囲繞されているのでフラ
イングにおける麺線内の水分と油との置換は主と
して断層構造の切出し面を通して進行する。切出
し面の小さい従来の太麺及び平麺の麺線では圧延
面を通して水分の飛散を生じて圧延面にひぶくれ
を生ずる。
本考案の異形麺線はその構成上、断層面が従来
の太麺又は平麺の麺線よりかるかに多くしかも断
層面間の距離が小さいので、フライングは前記断
層面により容易にかつ速やかに進行し圧延面に殆
んどひぶくれを生じない。
の太麺又は平麺の麺線よりかるかに多くしかも断
層面間の距離が小さいので、フライングは前記断
層面により容易にかつ速やかに進行し圧延面に殆
んどひぶくれを生じない。
圧延の際に麺帯圧延面に波形などの凹凸面を形
成しても、当該圧延面は連続する緻密外層で形成
されて断面層を生じないので本考案の異形麺線で
得られるような効果は期待されない。
成しても、当該圧延面は連続する緻密外層で形成
されて断面層を生じないので本考案の異形麺線で
得られるような効果は期待されない。
従来の太麺又は平麺の即席麺は麺表面に生じた
ひぶくれにより形状は一様でなく見ばえが良くな
い。また熱湯復元時に麺線のほぐれが悪く復元に
長時間を要し、食感も劣る。本考案の異形麺線か
ら製造した太麺又は平麺のカツプ容器入り即席麺
はひぶくれが少く一様の形成を有して見ばえが良
く、断層面が多いため湯戻しが速やかに進行して
復元時間が短縮され、しかも食感は良好である。
ひぶくれにより形状は一様でなく見ばえが良くな
い。また熱湯復元時に麺線のほぐれが悪く復元に
長時間を要し、食感も劣る。本考案の異形麺線か
ら製造した太麺又は平麺のカツプ容器入り即席麺
はひぶくれが少く一様の形成を有して見ばえが良
く、断層面が多いため湯戻しが速やかに進行して
復元時間が短縮され、しかも食感は良好である。
第1図は従来の平麺の麺線横断面図、第2図は
本考案の平麺の異形麺線の横断面図、第3図は他
の実施態様の横断面図である。 1,2……圧延面、3……切出し面、1′,
1′a,1′b……溝条部底面、2′,2′a,2′
b……隆条部上面、4,4′a,4′b……溝条部
側壁面、5,5′a,5′b……隆条部側壁面。
本考案の平麺の異形麺線の横断面図、第3図は他
の実施態様の横断面図である。 1,2……圧延面、3……切出し面、1′,
1′a,1′b……溝条部底面、2′,2′a,2′
b……隆条部上面、4,4′a,4′b……溝条部
側壁面、5,5′a,5′b……隆条部側壁面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 切出側面に平行な二面により上下圧延面を切
断して区分される麺線部分を圧延面に対して
ほゞ垂直に前記横断面沿いに滑動させて形成し
た条線部を有する異形麺線。 (2) 条線部が1条形成された実用新案登録請求の
範囲第1項記載の異形麺線。 (3) 条線部が複数条形成された実用新案登録請求
の範囲第1項記載の異形麺線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980138524U JPS6327597Y2 (ja) | 1980-09-29 | 1980-09-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980138524U JPS6327597Y2 (ja) | 1980-09-29 | 1980-09-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5762588U JPS5762588U (ja) | 1982-04-14 |
JPS6327597Y2 true JPS6327597Y2 (ja) | 1988-07-26 |
Family
ID=29498551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980138524U Expired JPS6327597Y2 (ja) | 1980-09-29 | 1980-09-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6327597Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016049072A (ja) * | 2014-09-02 | 2016-04-11 | 株式会社寺内 | 製麺装置、製麺装置用切り刃ロール、及び幅広麺 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0624476B2 (ja) * | 1985-08-27 | 1994-04-06 | 日清製粉株式会社 | 電子レンジ解凍に適する冷凍茹麺の製造方法 |
JPH07106128B2 (ja) * | 1992-01-24 | 1995-11-15 | 日清製粉株式会社 | 溝付き押出成形麺 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5129256A (en) * | 1974-05-15 | 1976-03-12 | Koji Kawasaki | Etsuchi jigatadanmen o jusuru menrui oyobi sono kiriha no kozo |
JPS5518943B2 (ja) * | 1976-10-04 | 1980-05-22 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5518943U (ja) * | 1978-07-25 | 1980-02-06 |
-
1980
- 1980-09-29 JP JP1980138524U patent/JPS6327597Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5129256A (en) * | 1974-05-15 | 1976-03-12 | Koji Kawasaki | Etsuchi jigatadanmen o jusuru menrui oyobi sono kiriha no kozo |
JPS5518943B2 (ja) * | 1976-10-04 | 1980-05-22 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016049072A (ja) * | 2014-09-02 | 2016-04-11 | 株式会社寺内 | 製麺装置、製麺装置用切り刃ロール、及び幅広麺 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5762588U (ja) | 1982-04-14 |
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