JPS63275688A - 接着剤マイクロカプセル及びこれを用いた基板の接着方法 - Google Patents

接着剤マイクロカプセル及びこれを用いた基板の接着方法

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JPS63275688A
JPS63275688A JP11113987A JP11113987A JPS63275688A JP S63275688 A JPS63275688 A JP S63275688A JP 11113987 A JP11113987 A JP 11113987A JP 11113987 A JP11113987 A JP 11113987A JP S63275688 A JPS63275688 A JP S63275688A
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JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
sealing material
substrate
thermosetting
glass
Prior art date
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Pending
Application number
JP11113987A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Takayanagi
丘 高柳
Hideo Kawaguchi
英夫 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP11113987A priority Critical patent/JPS63275688A/ja
Publication of JPS63275688A publication Critical patent/JPS63275688A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J13/00Colloid chemistry, e.g. the production of colloidal materials or their solutions, not otherwise provided for; Making microcapsules or microballoons
    • B01J13/02Making microcapsules or microballoons
    • B01J13/025Applications of microcapsules not provided for in other subclasses

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は2枚の基板を均一な間隙を持たせて強固に接着
する手段を提供するものであり、特に大サイズの基板で
数μ〜数10μという狭い間隙形成が必要とされる液晶
表示素子のセル作成技術分野に関わるものである。゛ (従来技術) 例えば液晶素子のような場合、2枚のガラスあるいはプ
ラスチック基板を貼りあわせ、液晶封入用のセルを作製
するが、このとき基板間の間隙を所望の大きさにするた
めのスペーサーと基板?接着、固定するためのシール材
が必要となる。これらr用い、特に数μm−数10μm
のう丁い間隙のセルを作製する方法として、スペーサー
をシール材中に練りこみ、これを一方の基板に印刷する
方法が良く用いられる。
しかし基板が大型化すると基板中央部でたわみがでたり
、間隙ムラが生じたりするため基板中央部にもシール材
を設ける必要が生じる。この工うな基板中央にもスペー
サーを存在せしめ、接着しょうという試みとして架橋反
応を途中で止めたエポキシ微粒子を用いる方法が知られ
ている。これはエポキシ微粒子を基板間に散布しておき
高温下基板を圧着すると、低粘下し基板間間隙の庫味ま
でつぶれる。そのあと熱硬化により基板?接着する。こ
のとき、基板間の間隙は、別途スベーサーを練りこんだ
シール材を基板外周部に設けること等により設定する。
しかし、微粒子をつぶすため加熱する温就が高く、シー
ル材と併用しにくいという問題点がある。又大きな基板
を用いるときには、基板中央部にはスペーサーもエポキ
シ微粒子といっしょに散布する必要があるが、このとき
、スペーサーが固定されていないので、基板圧着時スは
−サーが基板間を動き基板表面を傷つけ、液晶の配向を
乱丁という欠点が生じる。この問題を解決する手段とし
てスペーサーを熱可塑性樹脂でカプセル化したもの(特
開昭6−一774II−係号参照)を用いることが考え
られる。しかしながら、熱可塑性樹脂で特に液晶配向剤
としてコートされているポリイミド樹脂等と強固に接着
することは困難で、又、樹脂にゲル化した成分が若干含
まれているため加熱加圧時に樹脂の部分が十分につぶれ
ず厚味の不均一性が生じてくる。
このように従来技術では犬サイズ基板を均一な間隙で、
強固に接着させるのは極めて困難である。
(本発明の目的) 本発明は、大サイズの基板を均一な間隙でしかも強固に
接着させる手段を提供するものである。
(本発明の要旨) 本発明は、熱硬化あるいは放射線硬化により接着材とし
て機能する粘性流体即ちシール材と、プラスチックある
いはガラス、セラミック、金属酸化物等から成る固形粉
体(即ちスペーサー)を内包する接着性マイクロカプセ
ルを基板間に散布し、基板を圧着後、接着材を硬化させ
ることで、犬サイズの基板を均一な間隙でしかも強固に
接着させるものであり、特に周辺部のシール材だけでは
カバーできない基板中央部の間隙の均一化、接着性の強
化をもたらすものである。
(本発明の効果) 本発明ではシール材とスペーサーが内包されたカプセル
を一方の基板上に散布すれば良く、微細なパターン印刷
などに比べ製造工程が簡単になる。
又、シール材は液状であるため単に基板を圧着するだけ
でカプセルが破壊シール材がしみだす。このため、例え
ば熱硬化性7−ル材を用いたときはシール材硬化のため
の熱処理で済み、不必要な熱処理工程が避けられる。更
にはシール材が液状のため、基板に対するぬれ性が良く
接着性が熱可塑性樹脂等に比べ優れる。又、スペーサー
は必ずシール材と一つのカプセルの中に共存されている
ため、スペーサーの接着による固定も確実である。
本発明ではこの工うな特徴を持っているため、容易に大
サイズの基板を均一な間隙でしかも強固な接着性を待た
せて剥りあわせることが可能となる。
(発明の詳細な説明) 本発明で用いるスペーサーとしては、一般には液晶表示
素子用のものを用いることができる。この例としては、
アルミナ粉末、球状プラスチック粒子あるいはグラスロ
ッドのようなものがあげられ、例えばアルミナ粒子とし
では、昭和電工柚ン社製商品名アルフィツトとして市販
されているもの、又球状プラスチック粒子としては、セ
キスイファインケミカル■社製商品名 ミクロバールや
日本触媒化学■社製商品名 工ポスター〇Fとして市販
されているものなどがあげられる。
又、シール材としては特に液晶表示素子用に用いる場合
、熱硬化型ではエポキシ樹脂を主成分にしたものが望ま
しく、例えば三井東圧化学■社製商品名 ストラフボー
ドなどがあげられるが一般に基板に応じて市販のシール
材を選択丁れば良い。
又、UVFf!化型では、例えば東亜合成■社製商品名
 アロエクスあるいは積木ファインケミカル−社製商品
名 フオトレツク等を用いることができる。
以下本発明におけるマイクロカプセルの製法例を説明す
る。上記スペーサーとシール材全通常は酢酸エテ等の溶
剤溶解し、工〈攪拌しておく。攪拌は室温で工〈特に加
熱する心壁はない。これにマイクロカプセルの壁材とな
るインシアネート等を混合し一度攪拌した後、メトロー
ズなとの保護コロイドを含む水溶液に添加し、ホモジナ
イザーで乳化する。粒径が所望の大きさになった時点で
乳化を終わり、ゆっくり攪拌しながら壁材を加熱反応さ
せる。反応終了後、テカンテーションもしくは遠心分離
操作等を用い水洗する。乾燥後、軽く粉砕することで、
はとんど凝集のないマイクロカプセルが得られる。
上記製法において壁材としては、インシアネートの他、
メラミン、フォルムアルデヒド系あるいは尿素−フォル
マリン等を用いることができる。
又、保護コロイドとしてはメトローズの他にf’VA等
も用いて工く、これは乳化安定性金みて選択子れげよい
/一層材中には例えば黒色染料等全数wt%ホーダー以
下であれば添加してもよい。
上記製法は壁材が重合保応により形成されるものの一例
であるが、この他ゼラチン等を用いてもよい。
次に本発明′f:笑施例に基づいて説明する。
(実施例) シール材としてストラクトボンドX7弘?0(三井東圧
!!りA重量部とスは−サーとして粒径コμのエポスタ
ーGP−,2o(日本触ki>θ。
2重量部を2重量部の酢酸エチルに添加し、ガラス埠で
よくかきまぜた。さらに7重量部の酢酸エチル番加えた
後、タケネートD/ / ON/ 0重量部を加え再び
工くかきまぜた。この分散液を700Cに冷却したメト
ローズt!jH≠重fi%含む水jμ重量部に添加し、
ホモジナイザーで10分攪拌し九(λ000rpm)。
この後ゆっくり攪拌しながら、to 0cJ時間加熱反
応した。反応終了後j00mlの水に反応物をいれ遠心
分離でカプセルを集め、夕oomi、の水でμ回水洗し
た。固乾後軽く砕くと凝集の少ないマイクロカプセルが
得られた。
顕微鏡観察したところ、3〜弘μ程度のマイクロカプセ
ルが生じていた。
次にポリイミド(PIXj弘00  日立化成製)が堕
布されたAiGサイズの工・TO付きのガラス板の7枚
の上に上記カプセルを散布し、もり一方の同様にポリイ
ミドが血布されさらにラビング処理を行なつ1ITo付
きガラス基板を瓜ね圧着し友。この状態で、/3060
2時間加熱しソール材?f−硬化させた。
得られたガラスセルの間隙を分光光度計を用い測定した
ところ、/、?f0.02μであり、均一であることが
分った。又、割裂強度は約toe//jamであり、接
着強度としては十分であった。
この液晶セルにチッソ社製の強誘電性液晶(C8lO/
l)′Jc封入しo、r0c7分の降温速度で1oo0
cエリ冷却配向させたところ均一な配向を示し、かつ安
定な双安定性を示した。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱硬化あるいは放射線硬化により接着材として機
    能する粘性流体と固形粉体を内包することを特徴とした
    接着材マイクロカプセル。
  2. (2)ガラス、プラスチック等から成る透明基板上に、
    熱硬化あるいは放射線硬化により接着材として機能する
    粘性流体と固形粉体を内包する接着材マイクロカプセル
    を塗布した後、もう一方の基板を配設、圧着後、接着材
    を硬化させる基板接着方法。
JP11113987A 1987-05-07 1987-05-07 接着剤マイクロカプセル及びこれを用いた基板の接着方法 Pending JPS63275688A (ja)

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