JPS6327542Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6327542Y2 JPS6327542Y2 JP1980041620U JP4162080U JPS6327542Y2 JP S6327542 Y2 JPS6327542 Y2 JP S6327542Y2 JP 1980041620 U JP1980041620 U JP 1980041620U JP 4162080 U JP4162080 U JP 4162080U JP S6327542 Y2 JPS6327542 Y2 JP S6327542Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- marker
- coil spring
- tip
- hook
- seedling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003550 marker Substances 0.000 claims description 42
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 claims description 8
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 claims description 8
- 240000007594 Oryza sativa Species 0.000 claims 1
- 241000209094 Oryza Species 0.000 description 7
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Guiding Agricultural Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、苗の植付け作業時に、田植機に直進
させるために用いられる苗トレースマーカー装置
に関する。
させるために用いられる苗トレースマーカー装置
に関する。
従来、この種の苗トレースマーカー装置は一本
の丸棒等の剛体で構成されていたために、マーカ
ー先端部が畦等の障害物に当つた場合、変形、折
損等の損傷を受けやすい欠点があつた。また、マ
ーカー装置の全長は、操作者の目の位置や苗の条
間に合わせて適宜調節する必要があるが、従来の
マーカー装置はマーカー取付け棒自体を伸縮させ
る構造になつていたために、全体の構成が複雑、
重量化し、調節作業も煩雑で手間のかかる欠点が
あつた。
の丸棒等の剛体で構成されていたために、マーカ
ー先端部が畦等の障害物に当つた場合、変形、折
損等の損傷を受けやすい欠点があつた。また、マ
ーカー装置の全長は、操作者の目の位置や苗の条
間に合わせて適宜調節する必要があるが、従来の
マーカー装置はマーカー取付け棒自体を伸縮させ
る構造になつていたために、全体の構成が複雑、
重量化し、調節作業も煩雑で手間のかかる欠点が
あつた。
そこで、本考案は、マーカー取付け棒の先端部
にコイルばねよりなるマーカー、そのコイルばね
内径部分に取付け棒を挿入させた形で設け、更に
該コイルばねの一端を屈曲してフツクを形成する
と共に、該フツクを取付け棒に複数個形成した係
合穴に着脱自在に係合し、かつ該コイルばねの他
端を圃場に向くように屈曲して構成し、もつて上
述欠点を解消した苗トレースマーカー装置を提供
することを目的とするものである。
にコイルばねよりなるマーカー、そのコイルばね
内径部分に取付け棒を挿入させた形で設け、更に
該コイルばねの一端を屈曲してフツクを形成する
と共に、該フツクを取付け棒に複数個形成した係
合穴に着脱自在に係合し、かつ該コイルばねの他
端を圃場に向くように屈曲して構成し、もつて上
述欠点を解消した苗トレースマーカー装置を提供
することを目的とするものである。
以下、図示に示す一実施例に基き、本考案を具
体的に説明する。
体的に説明する。
乗用田殖機1は、第1図に示すように、前輪2
及び後輪3に支持される機体5を有しており、機
体5の略中央部にはハンドル6及び座席7等から
なる運転席9が設けられている。運転席9の後方
には予備苗台10が設けられており、予備苗台1
0の更に後方には苗の植付け装置11が装着され
ている。機体5の前部にはエンジン等よりなる機
関部12が設けられており、更に機体5の前部両
側には、第2図に示すように、本考案による苗ト
レースマーカー装置13が設けられている。マー
カー装置13は機体5に対して図中矢印A,B方
向に回転自在なマーカー取付け棒15を有してお
り、取付け棒15の先端部には、第3図に示すよ
うに、複数の係合穴15aがそれぞれ貫通穿設さ
れている。取付け棒15には、弾性部材をコイル
状に巻いたコイルばね16aよりなるマーカー1
6が、ばね内径部分16bに取付け棒15をそれ
ぞれ挿入させた形で設けられており、ばね16a
の機体5側の一端はL字形に屈曲したフツク16
cを形成している。フツク16cは取付け棒15
に穿設された複数の調節用の係合穴15aのうち
の1個に着脱自在に係合しており、また、ばね1
6aの他端も先端部16dが圃場方向に向くよう
にL字形に屈曲しており、更に該先端部16dに
は黄色、赤色等の鮮明な色に着色されたキヤツプ
17が固着されている。
及び後輪3に支持される機体5を有しており、機
体5の略中央部にはハンドル6及び座席7等から
なる運転席9が設けられている。運転席9の後方
には予備苗台10が設けられており、予備苗台1
0の更に後方には苗の植付け装置11が装着され
ている。機体5の前部にはエンジン等よりなる機
関部12が設けられており、更に機体5の前部両
側には、第2図に示すように、本考案による苗ト
レースマーカー装置13が設けられている。マー
カー装置13は機体5に対して図中矢印A,B方
向に回転自在なマーカー取付け棒15を有してお
り、取付け棒15の先端部には、第3図に示すよ
うに、複数の係合穴15aがそれぞれ貫通穿設さ
れている。取付け棒15には、弾性部材をコイル
状に巻いたコイルばね16aよりなるマーカー1
6が、ばね内径部分16bに取付け棒15をそれ
ぞれ挿入させた形で設けられており、ばね16a
の機体5側の一端はL字形に屈曲したフツク16
cを形成している。フツク16cは取付け棒15
に穿設された複数の調節用の係合穴15aのうち
の1個に着脱自在に係合しており、また、ばね1
6aの他端も先端部16dが圃場方向に向くよう
にL字形に屈曲しており、更に該先端部16dに
は黄色、赤色等の鮮明な色に着色されたキヤツプ
17が固着されている。
本考案は、以上のような構成を有するので、乗
用田植機1を用いて田植作業をする場合、第2図
に示すように、マーカー取付け棒15を図中想像
線で示す収納位置から矢印A方向に回動させ、取
付け棒15を機体5の側方に突出させる。次に、
操作者の目の位置や植付けるべき苗の条間に合わ
せて、第3図に示すように、マーカー16を係合
させる取付け穴15aを決定し、該穴15aにフ
ツク16cを介してマーカー16をそれぞれ係合
させる。すると、マーカー16の先端部16d
は、第1図に示す下方、即ち圃場19に対してほ
ぼ垂直方向に位置決めされると共に、トレースマ
ーカー装置13の全長Lも、第2図に示すよう
に、作業に適正な長さに設定される。この状態
で、キヤツプ17が圃場の境界や植付け済みの苗
列20をトレースする形で、田植機1を進行させ
ると、苗21は植付け位置11によつて適正な条
間をもつて植付け済み苗列20等に平行に植付け
られる。また、植付け中に、マーカー16の先端
部16dが畦等の障害物に当つた場合には、第4
図に示すように、マーカー先端部16dはキヤツ
プ17と共に、フツク16cと取付け棒15との
係合部分を中心としてばね16aの弾性に抗して
矢印C,D方向に弾性的に移動し、障害物をやり
過ごすので、マーカー16及び取付け棒15に無
理な力が作用することはない。また、ばね16a
のばね定数を適宜決定することにより、トレース
の際に目印となるキヤツプ17が振動する。いわ
ゆる“首振り”を十分小さく押えることが可能で
あり、トレース作業を円滑に進めることができ
る。更に、植付け作業中に、装置13の全長Lを
変更する必要を生じた場合には、第3図に示すよ
うに、フツク16cをそれまで係合していた係合
穴15aから抜き取つてマーカー16と取付け棒
15との係合関係を解除し、マーカー16を取付
け棒15に沿つてE,F方向に移動させ、マーカ
ー先端部16dが所定の置に来たところ、即ち装
置13の全長Lが所定長さになつたところで、当
該位置近くの係合穴15aとフツク16cを係合
させて調節は終了する。この際、マーカー16
は、ばね16aの内径部分16bにより、取付け
棒15に対して支持される形で移動するので、マ
ーカー16の移動が円滑かつ迅速に行なうことが
できる。そして、植付け作業が終了すると、第2
図に示すように、マーカー取付け棒15を矢印B
方向に回動させ、棒15の機関部12側面の図中
想像線で示すような収納位置に収納する。
用田植機1を用いて田植作業をする場合、第2図
に示すように、マーカー取付け棒15を図中想像
線で示す収納位置から矢印A方向に回動させ、取
付け棒15を機体5の側方に突出させる。次に、
操作者の目の位置や植付けるべき苗の条間に合わ
せて、第3図に示すように、マーカー16を係合
させる取付け穴15aを決定し、該穴15aにフ
ツク16cを介してマーカー16をそれぞれ係合
させる。すると、マーカー16の先端部16d
は、第1図に示す下方、即ち圃場19に対してほ
ぼ垂直方向に位置決めされると共に、トレースマ
ーカー装置13の全長Lも、第2図に示すよう
に、作業に適正な長さに設定される。この状態
で、キヤツプ17が圃場の境界や植付け済みの苗
列20をトレースする形で、田植機1を進行させ
ると、苗21は植付け位置11によつて適正な条
間をもつて植付け済み苗列20等に平行に植付け
られる。また、植付け中に、マーカー16の先端
部16dが畦等の障害物に当つた場合には、第4
図に示すように、マーカー先端部16dはキヤツ
プ17と共に、フツク16cと取付け棒15との
係合部分を中心としてばね16aの弾性に抗して
矢印C,D方向に弾性的に移動し、障害物をやり
過ごすので、マーカー16及び取付け棒15に無
理な力が作用することはない。また、ばね16a
のばね定数を適宜決定することにより、トレース
の際に目印となるキヤツプ17が振動する。いわ
ゆる“首振り”を十分小さく押えることが可能で
あり、トレース作業を円滑に進めることができ
る。更に、植付け作業中に、装置13の全長Lを
変更する必要を生じた場合には、第3図に示すよ
うに、フツク16cをそれまで係合していた係合
穴15aから抜き取つてマーカー16と取付け棒
15との係合関係を解除し、マーカー16を取付
け棒15に沿つてE,F方向に移動させ、マーカ
ー先端部16dが所定の置に来たところ、即ち装
置13の全長Lが所定長さになつたところで、当
該位置近くの係合穴15aとフツク16cを係合
させて調節は終了する。この際、マーカー16
は、ばね16aの内径部分16bにより、取付け
棒15に対して支持される形で移動するので、マ
ーカー16の移動が円滑かつ迅速に行なうことが
できる。そして、植付け作業が終了すると、第2
図に示すように、マーカー取付け棒15を矢印B
方向に回動させ、棒15の機関部12側面の図中
想像線で示すような収納位置に収納する。
以上説明したように、本考案によれば、マーカ
ー16をコイルばね16aにより構成したので、
マーカー先端部16dが畦等の障害物に当つたと
しても、コイルばね16aがマーカー16及びマ
ーカー取付け棒15に無理な力が働くことを防止
することができ、苗トレースマーカー装置13の
変形、損傷等の損傷の発生を未然に防止すること
ができる。更に、コイルばね16aの内径部分1
6bを取付け棒15に挿入しているので、コイル
部分による振動の影響をなくして、機体振動等に
基づきトレース先端部16dが振動する首振り現
象を減少できるものでありながら、コイルばね1
6aの巻数を充分に多くとることができ、マーカ
ー先端部16dが障害物に当つた場合の変位を容
易かつ確実に吸収することができる。また、1本
のコイルばね16aからなるので、構造が簡単で
安価に製造でき、かつコイルばねの一端に形成し
たフツク16cを取付け棒15の係合穴15aに
直接係合しているので、マーカー16の固定特に
回り方向の固定を確実に行うことができ、前述コ
イル部による充分な変位の吸収と相俟つて、障害
物等の荷重が除去された場合、正確かつ確実にマ
ーカー先端部が適正な箇所を指示すべく復帰する
ことができる。また、マーカー装置13の全長L
も、フツク16cの取付け棒15に対する係合位
置を変えるだけで直ちに調節が完了するので、調
節作業を短時間に能率よく行なうことが可能とな
るばかりか、取付け棒15も従来のような複雑な
伸縮構造とする必要がないので、簡単でかつ軽量
な苗トレースマーカー装置13を得ることができ
る。
ー16をコイルばね16aにより構成したので、
マーカー先端部16dが畦等の障害物に当つたと
しても、コイルばね16aがマーカー16及びマ
ーカー取付け棒15に無理な力が働くことを防止
することができ、苗トレースマーカー装置13の
変形、損傷等の損傷の発生を未然に防止すること
ができる。更に、コイルばね16aの内径部分1
6bを取付け棒15に挿入しているので、コイル
部分による振動の影響をなくして、機体振動等に
基づきトレース先端部16dが振動する首振り現
象を減少できるものでありながら、コイルばね1
6aの巻数を充分に多くとることができ、マーカ
ー先端部16dが障害物に当つた場合の変位を容
易かつ確実に吸収することができる。また、1本
のコイルばね16aからなるので、構造が簡単で
安価に製造でき、かつコイルばねの一端に形成し
たフツク16cを取付け棒15の係合穴15aに
直接係合しているので、マーカー16の固定特に
回り方向の固定を確実に行うことができ、前述コ
イル部による充分な変位の吸収と相俟つて、障害
物等の荷重が除去された場合、正確かつ確実にマ
ーカー先端部が適正な箇所を指示すべく復帰する
ことができる。また、マーカー装置13の全長L
も、フツク16cの取付け棒15に対する係合位
置を変えるだけで直ちに調節が完了するので、調
節作業を短時間に能率よく行なうことが可能とな
るばかりか、取付け棒15も従来のような複雑な
伸縮構造とする必要がないので、簡単でかつ軽量
な苗トレースマーカー装置13を得ることができ
る。
第1図は本考案による苗トレースマーカー装置
の一実施例が適用されている側面図、第2図は第
1図の上面図、第3図は本考案の要部を示す部分
断面正面図、第4図は第3図の側面図である。 1…田植機、5…機体、13…苗トレースマー
カー装置、15…マーカー取付け棒、15a…係
合穴、16…マーカー、16a…コイルばね、1
6b…内径部分、16c…フツク、16d…先端
部、19…圃場。
の一実施例が適用されている側面図、第2図は第
1図の上面図、第3図は本考案の要部を示す部分
断面正面図、第4図は第3図の側面図である。 1…田植機、5…機体、13…苗トレースマー
カー装置、15…マーカー取付け棒、15a…係
合穴、16…マーカー、16a…コイルばね、1
6b…内径部分、16c…フツク、16d…先端
部、19…圃場。
Claims (1)
- 苗の植付け作業時に、機体側方に突出し得るマ
ーカー取付け棒を有する田植機において、該取付
け棒の先端部に、コイルばねよりなるマーカー
を、該コイルばねの内径部分に前記取付け棒を挿
入させた形で設け、更に該コイルばねの一端を屈
曲してフツクを形成すると共に、該フツクを前記
取付け棒に複数個形成した係合穴に着脱自在に係
合し、かつ該コイルばねの他端を苗トレース時に
先端部が圃場方向に向くように屈曲して構成した
苗トレースマーカー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980041620U JPS6327542Y2 (ja) | 1980-03-31 | 1980-03-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980041620U JPS6327542Y2 (ja) | 1980-03-31 | 1980-03-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56142515U JPS56142515U (ja) | 1981-10-27 |
JPS6327542Y2 true JPS6327542Y2 (ja) | 1988-07-26 |
Family
ID=29637015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980041620U Expired JPS6327542Y2 (ja) | 1980-03-31 | 1980-03-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6327542Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6569621B2 (ja) * | 2016-07-29 | 2019-09-04 | 井関農機株式会社 | 移植機 |
JP6777138B2 (ja) * | 2018-12-25 | 2020-10-28 | 井関農機株式会社 | 移植機 |
-
1980
- 1980-03-31 JP JP1980041620U patent/JPS6327542Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56142515U (ja) | 1981-10-27 |
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