JPS63275326A - 診断装置 - Google Patents

診断装置

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JPS63275326A
JPS63275326A JP62110464A JP11046487A JPS63275326A JP S63275326 A JPS63275326 A JP S63275326A JP 62110464 A JP62110464 A JP 62110464A JP 11046487 A JP11046487 A JP 11046487A JP S63275326 A JPS63275326 A JP S63275326A
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JP
Japan
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oxygen
blood
amount
light
output
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JP62110464A
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English (en)
Inventor
Susumu Suzuki
進 鈴木
Sumio Yagi
八木 住男
Takeo Ozaki
健夫 尾崎
Naotoshi Hakamata
直俊 袴田
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Hamamatsu Photonics KK
Original Assignee
Hamamatsu Photonics KK
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Publication date
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、人間あるいは動物の脳組織などの体内器官の
酸素量、血液量を渭1定する診断装置に関し、特に血液
中のヘモグロビンの酸素量、細胞内のチトクロムの酸素
量を近赤外光によって検出することで、体内器官の酸素
1、tri ;α星を測定する診断装置に関する。
〔従来の技術〕
一般的に、脳組織等の体内器官の機能を診断する際に、
体内器官内の酸素量が十分なものであって適切に利用さ
れているか否かは、基本的かつ1(要なパラメータとな
る6体内器官への十分な酸素の供給は、胎児、新生児の
生育力に欠くことかできないものであり、酸素の供給が
1・分でない場合には、胎児、新生児の死C率は高く、
また生存しえたとしても後遺症として体内器官に与える
影響は大きい。また酸素が欠乏することによって体内の
全ての器官が影響を受けるが、特に脳組織への損傷が大
きい。
このような体内器官の酸素量を早期にかつ容易に診断す
るために、1981年8 Jl 4 Elに付与されな
米国特許第4.281,645号に開示されているよう
な診断装置が開発されている。この種の診断装置では、
血液中の酸素)!!!搬媒体であるヘモグロビンと、酸
1ヒ還元反応を行なう細胞中のチトクロノ、a、a3と
による近赤外光の吸収スペクトルに基づいて、体内器官
、特に脳の酸素量の変化を測定するようになっている。
すなわち、波長範囲が700乃至1300 n mの近
赤外光は、第7図(a)に示すように酸素と結合したヘ
モグロビン(HbO2)と酸素の取除かれたヘモグロビ
ン(Hb)とで責なる吸収スペクトルαHb02’αH
bを示し、また第7図(b)に示すように酸化されたチ
トクロムa、a  (c、yo2)と還元されたチトク
17ムa 、 a3  (Cy )とで異なる吸収スペ
クトルαcyo2’α  を呈する。このよ y うな近赤外光の性質を利用して、患者の頭部の一方の側
から4種類の異なる波長λ1.λ2.λ3゜λ4(例え
ば775 n m * 800 n rn 、 825
 rirn、850nm)の近赤外光を時分割で入射さ
せ、頭部を透過した光量を頭部の他方の側で順次に検出
し、これら4種類の検出結果に所定の演算処理を施すこ
とで、4つの未知数、すなわち、酸素と結合したヘモグ
ロビン(HbO2)、酸素の取除かれたヘモグロビン(
Hb)、a化されたチトクロノ、a、a3  (Cy0
2 )、還元されたチトクロムa 、 a3  (Cy
 )のそれぞれの濃度変化基を算出し、これに基づいて
例えば脳の酸素量の変化を測定するようになっている。
第8図はこのような診断装置の概略構成図である。第8
図において従来の診断装置は、4種類の異なる波長λ1
、λ2.λ3.λ4の近赤外光をそれぞれ出力するレー
ザダイオードなどの光源LDl乃至LD4と、光源LD
I乃至LD4の出力タイミングを制御する光源制御装置
55と、光源LDI乃至LD4から出力される近赤外光
を頭部60にそれぞれ照射させるための光ファイバ50
−1乃至50−4と、光ファイバ50−1乃至50−4
の端部を互いに束にして保持する照射側取付具51と、
照射用取付具51の取付けられる側とは反対側の頭部6
0の所定位置に取付けられる検出側取付共52と、検出
側取付共52に保持され頭部60を透過した近赤外光を
案内する光ファイバ53と、光ファイバ53によって案
内された近赤外光の光子数を31数し近赤外光の透過板
を測定する透過光検出装置511と、診断装置全体を制
御し、さらに近赤外光の透過量に基づき脳組織の酸素の
変化層を測定するコンピュータシステム56とからなっ
ている。
コンピュータシステム56は、プロセッサ62と、メモ
リ63と、ディスプレイ、プリンタなどの出力袋716
4と、キーボードなどの入力装置65とを備えており、
これらはシステムバス66によって互いに接続されてい
る6またコンピュータシステム56のシステムバス66
には、外部110として、光源制御装置55と、透過光
検出装置54とが接続されている。
光源制御装re155は、コンピュータシステム56か
らの指示により、第9図(a)乃至(d)に示すような
駆動信号ACTl乃至ACT4で光源LDl乃至LD4
を駆動している。第9図(a)乃至(d)において1測
定期間M、(k=1.2.・・・・・・)は、N回のサ
イクルCYI乃至CYNからなっている。サイクル(、
Y 1乃至CYNのうちの任意のサイクルCYnのフェ
ーズφn 1では、いずれの光源LDI乃至LD4も駆
動されず、頭部60には光源LDI乃至LD4からの近
赤外光は照射されない、またフェーズφn2では、光源
LDIが駆動され、光源LDIから例えば775 n 
mの近赤外光が出力される。同様にフェーズφn3では
光源LD2が駆動されて光源LD2から例えば800n
mの近赤外光が出力され、フェーズφn4では光源LD
3が駆動されて光源LD3から飼えば825nmの近赤
外光が出力され、フェーズφn 5では光源LD4が駆
動されて光源LD、1から例えば850 r目nの近赤
外光が出力される。このように光源制御装置55は、光
源LDI乃至LD4を時分割で順次に駆動するようにな
っている。
また透過光検出装置54は、光ファイバ53からの近赤
外光の光層を調節するフィルタ57と、レンズ70.7
1と、フィルタ57からの光をパルス電流に変換して出
力する光電子増倍管58と、光電子増倍管58からのパ
ルス電流を増幅する増幅器5つと、増幅器59からのパ
ルス電流のうらで所定の波高閾値以下のパルス電流を取
除く波高弁別器60と、ヂャンネルごとの光子数頻度を
検出するマlレチチャン′ネルフォトンカウン′タロ1
と、マルチチャンネルフォトンカウンタ61の検出期間
を制御する例えば検出制御器67と、光電子増倍管58
を収容しているクーラ6つの温度を調節する温度コント
ローラ68とを備えている。
このような構成の詮所装置では、使用に際して、照射側
取付具51と検出側取付具52とを頭部60の所定位置
にテープなどによりしっかりと取付ける。次いで光源制
御装置55により光源LDl乃至LD4を第9図(a)
乃至(d)のようにそれぞれ駆動すると、光源LDI乃
至LD4からは4種類の異なる波長の近赤外光が時分割
で順次に出力され、光ファイバ50−1乃至50−4を
介して頭部60に入射する。頭部60の骨や柔らかな組
織は、近赤外光に対して透過性であるので、近赤外光は
主に血液中のヘモグロビン、細胞内のチトクロムa、a
3に一部が吸収されて光ファイバ53に出力され、光フ
ァイバ53から透過光検出装置54に加わる。なお、光
源LDI乃至LD/1のいずれもが駆動されないフェー
ズφn1では透過光検出装置5/1には光源LDI乃至
LDt1からの透過光は入射せず、このときには透過光
検出装置54においてダーク光の検出が行なわれる。
透過光検出装置54の光電子増倍管58は、盲感度、高
応答速度で動作するフォトンカウンディング用のもので
ある。光電子増倍管58の出力パルス電流は増幅器59
を介して波高弁別器60に入力する。波高弁別器60で
は、所定の波高閾値以下のノイズ成分を取除き信号パル
スだけをマルチチャンネルフォトンカウンタ61に入力
させるようになっている。マルチチャンネルフォトンカ
ウンタ61は、検出$制御器67からの第9図(e)に
示すような制御信号C’I’ Lにより、第9図(a)
乃至(d)に示すような光源LDI乃至LD4の駆動信
号A CT 1乃FI A C’l” 4に同期した期
間′r。
たけ光子数の検出を行ない、光ファイバ53から入射し
た光に対して各波長ごとの検出フォトン数をJl数する
。これにより近赤外光の各波長ごとの透過量データが求
められる。
すなわち、第9図(a)乃至(e)に示すように、光源
制御装置55の1つのサイクルCY ri中、フェーズ
φn1では、光源LDI乃至LD4のいずれもか駆動さ
れないので、透過光検出装置54ではダーク光データd
か計数される。またフェーズφn 2乃至φn5では光
源LDI乃至LD4が時分割で順次に駆動されるので、
透過光検出装置54では、4つの異なった波長λ1.λ
2.λ3゜A4の近赤外光の透過量データt   ””
、x2’λ1 L   、t   が順次に31数される。
A3  A4 このように、1つのサイクルCYn中に順次Ji数され
るダーク光データdおよび透過量データし  、j  
 、t、   、t   は、8回のサイλ1  A2
  A3  A4 クルCYI乃至CYNにわたって計数が続けられる。す
なわち8回のサイクルをもって、1測定期間Mk (k
=1.2.・・・・・・)とされる。具体的には、例え
ば1つのサイクルCYnが200μ秒でありNが100
00回であるとすると、1測定期間Mkは2秒となる。
1測定HJI間M、が終了しな時点で、ダーク光データ
の31数結果 計数結果1’   、 T   、 T   、 Tλ
1  A2  A3  A4 (−Σ Lλ、/CYn)がコンピュータシステn=1 ム56に転送され、メモリ63に記憶される。
プロセッサ62は、1 a(ll定期間Mkにおいてメ
モリ63に記憶された透過量データ、ダーク光データ(
T   、i”よ2 ’ ””A3 ’ ”A4 ” 
)A1 ヤ、と、測定開始時M。における透過量データ、ダーク
光データ(’I’  、’F、′I’、。
A1    A2     A3 T   、D>   とから、ダーク減算を行ない、λ
4    MO しかる後に透過駄の変化率ΔT  、Δ′1′よ2゜λ
1 Δ′F  、Δ”’ A 4を算出する。すなわち透過
λ3 暖の変化率Δ1゛、Δ”’A2”Δ′I−え、 。
λ1 Δ”’ A 4は、 ΔT、=ρO(+[(1’    −D)    /λ
j        λj     Mk(T  、−D
)   J(j=1乃至4)λJ、     MO ・・・・・・(1) として算出される。なお、Δ′!゛えjの算出において
対数をとっているのは、光学密度としての変化を表わす
ためである。
このようにして算出された透過数の変化率Δ′■゛、Δ
]゛、Δ′1゛、Δ′I゛λ4から、λ1   λ2 
  λ3 酸素と結合したヘモグロビン(HbO2)、酸素の取除
かれたヘモグロビン(Hb)、酸化されたチトクロムa
、a  (Cy02 )、還元されたチト クロム ΔX  ΔX  、ΔX をそれぞれ検出するこ11b
Icy02    cy とができる。すなわち各成分の濃度変化ΔX11,。2
ΔXIlb=ΔXcy02・Cy ΔX は、 ・・・・・・(2) として検出される.ここでα.,は、各波長λ6jJ (λ1,λ2,λ3.λ4)におりる各成分l( H 
b O 2 、 H b 、 C y O 2 、 C
 y ) (’l吸収係数であり、第7図(a) 、 
(b)から予め定まっている。
またgは、近赤外光が進行する方向の頭部6oの長さで
ある。
このようにしてコンピュータシステム56において検出
された各成分の濃度変化ΔX1(、。2。
ΔXIlb,Xcy02,ΔX,,は、換君ずれば、脳
内の酸素量の変化であるので、これらを出力装置64に
出力させることで、脳内の酸素量の変化を知り診断する
ことができる.また血液量はxlIb02 +xllb
として表わされ、血液量の変化はΔX11,。2+ΔX
11,として表わされるので、血液量の変化をも測定す
ることができる。
〔発明が解決しようとする間紐点〕
上述したような従来の診断装置では、コンピュータシス
テム56には複雑なプロセス制御および演算処理を行な
う機能が備わっており、またコンピュータシステム56
の出力装置64には例えば高価なモニタテレビが用いら
れている。従来では、このような資源は単に酸素量、血
液量を測定するためにのみ利用されていたが、使用者に
とって、このような資源がさらに有効に利用されること
を望む場合がある。
例えば、酸素量、血液量をこれらと相関がある心拍数、
血圧、呼吸数、体温などのパラメータと同時に監視した
り、あるいは酸素量、血液量をこれらのパラメータと所
定の相関演算を行ないその結果を表示したりすることに
より、診断装置の性能を大幅に改善したい場合がある。
また、酸素量、血液量をリアルタイムで測定していると
きに、酸素量、血?[itのデータに対して随時コメン
トを挿入しこれを記録したい場合がある。
本発明は、患者の診断をより適格に行なうのに都合の良
い診断結果を容易に得ることの可能な診断装置を提供す
ることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、患者の所定の体内器官の酸素量および/また
は血液量の時間変化を測定する診断装置において、患者
の他の状態情報を得るための手段をさらに備え、該手段
によって得られた患者の他の状態情報を酸素量および/
または血液量の測定結果とともにリアルタイムで出力す
ることを特徴とする診断装置によって、上記従来技術の
問題点を改善しようとするものである。
〔作用〕  ゛ 本発明では、患者の所定の体内器官の酸素量や取液1.
の時間変化を測定するための診断装置に、患者の他の状
態情報を得るための手段をさらに設けている.この手段
は、例えば、診断装置の端子に接続される経皮測定用の
センサであり、このセンサにより酸素量や血液量と相関
のある体内器官の酸素分圧や二酸化炭素分圧を患者の他
の状態情報として得ることができる.このようにして得
られた患者の状態情報は、酸索莱や血Wi醍の測定結果
とともにリアルタイムで例えばプリンタやディスプレイ
などに出力され、これにより酸素量や血液量のAll定
結果と他の状態情報との相関を調べることで患者の診断
をより適確に行なうことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基ついて説明する。
第1図は本発明に係る詮所装置力実施例の構成図である
。第1図において、第8図と1iiJ採の箇所には同じ
符zlを付して説明を省略する。
第1I21の診断装置1において照射側取付長2には、
光源LDI乃至LD4から出力される近赤外光を頭部6
0へ入射さぜる光ファイバ50−1乃至50−4の他に
、頭部60から反射された近赤外光を反射光モニタ11
に案内する光ファイバ3が保持されている。また光源L
DI乃至LD4から出力される近赤外光はそれぞれ光フ
ァイバ12−1乃至12−4を介して出力光モニタ13
に加わるようになっている。
反射光モニタ4および出力光モニタ13は、例えば、フ
ォトダイオードで構成されている。反射光モニタ4は、
頭部60からの反射光をアナログ電気信号に変換して反
射信号RFとして出力するものである一方、出力光モニ
タ13は、光源LDl乃至LD4からの出力光をアナロ
グ電気信号に変換して出力信号OTとして出力するもの
である。
反射光モニタ4からの反射GS ”;3’ RF、出力
光モニタ13からの出力信号O′Fはマルチプレクサ5
に力Uノンるようになっている。
なお、光フアイバ31反射光モニタ4を介してマルチプ
レクサ5に加わる反射信″;′3. RFt、お、1び
光ファイバ12−1乃至12−4.出力光モニタ13を
介してマルチプレクサ5に加わる出力11号OTは、詳
述しないが、前述の透過量データとともに酸素量や血液
量の変化をn1定するのにのみ用いられるものである。
一方、第1図に示す診断装置1は、さらに経皮測定用の
センサなどの測定器を接続するための端子1’M 1 
、 TM 2、−・−、”I″Mmを備えている。
端子1’M1乃至1’ M snはそれぞれマルチプレ
クサ15に接続されており、マルチプレクサ15は、端
子TMI乃至1’ M mからの信r3のうちのいずれ
かを選択し、これを外部借りEX′Vとして出力するよ
うになっている。
マルチプレクサ15からの外部信号EXTは、反射光モ
ニタ・1.出力光モ:ユタ13がらの反射信+; rt
 ト′、出力信13−O′Fとともにマルチプレクサ5
に加わる。1うになっている。マルチプレクサ5は、コ
ンピュータシステム6がらの選択1;’、 ”5’ S
 E Lにより、反射信+5 RF 、出力信号0′F
、外部イに号EX Tのいずれかを選択し、これらの信
号を時分割でA/D変換器1・1に加えるようになって
いる。
ずなわち外部借r3 E X ’rは、酸素量の変化や
血液量の変化を測定する信1ノとは異なるタイミングで
A/D変換器1・1を介してコンピュータシステム6に
加わるようになっている。
なおこのタイミングは酸素酸や血液−イ、の変化のa1
1定期とトーチ1期させても良いし、非f7Jルjのも
のであっても良い。
コンピュータシステム6は、従来の診断装置のコンピュ
ータシステム56と同様に、プロセッサ7、メモリ8.
出力装置??9および入力装置1oがシスデムバス11
に互いに接続されている構成となっているが、コンピュ
ータシステム6では、酸素量、血液量を測定するだけで
なく、例えば血液中の酸素量と酸素分圧との関係、血液
量と血中の二酸化炭素分圧との関係などを測定すること
ができるようになっている。
このような構成の診断装置1の動作を次に説明する。
診断装置1の端子1゛M1乃至’T” M ntのいず
れかに体内器官、例えば表皮付近のガス住方を測定する
センサ(図示せず)を接続する。このセンサは化学的な
方法で血中ガス圧力、例えば酸素量JF、、二酸化炭素
分圧を測定し、これを外部信号E X ’[’としてコ
ンピュータシステム6にグ・えられるようになっている
第2図は、診断装置1によってn1定された酸素と結合
しているヘモグロビン(HbO2)の濃度X1lb02
 、酸素と結合していないヘモグロビン(Hb)の濃度
X1lbの時間変化とともに、センサによって測定され
た酸素分圧’I’cPg2の時間変化を示している。第
2図から、酸素と結合しているヘモグロビン(HbO)
の濃度X  、酸素と結合2     11b02 していないヘモグロビン(Hb)の濃度Xl1bと、酸
素分圧’I’ c P o2とは強い相関があることが
わかる。すなわち、酸素と結合しているヘモグロビン(
)(bo  )の濃度X1lb02は、酸素分圧’rc
Po2に追従して変動する一方、酸素と結合していない
ヘモグロビン(Hb)の濃度Xl1bは、酸素分圧′I
゛cp  が増加すると減少し、酸素分圧′I’ CP
 02が減少すると増加するようになっている。酸素濃
度x02は一般に、酸素と結合しているヘモグロビン(
HbO)の濃度XlIb02と、酸素と結合していない
ヘモグロビン(Hb)の濃度xllbと の差(Xll
b02−Xllb)で定められる。従って、第2図に示
すように測定された酸素と結合しているヘモグロビン(
HbO2)の濃度Xl1b02と、酸素と結合していな
いヘモグロビン(Hb)の濃度X1lbとから、酸素濃
度(XIIb02−XHb)をコンピュータシステム6
においてリアルタイムで求め、さらに酸素濃度(Xll
b02−XIIゎ)と、これと同時に測定された酸素分
圧TcPO2とにリアルタイムで所定の演算を行なって
時間因子を取除くことにより、酸素濃度(X−X)と酸
素分圧’I’ c P o2と11b02  11b の静特性関係を求めることができる。なお静特性関係を
求める上記演算処理と、上記濃度測定処理とは時分割で
行なわれる。
第3図は、このようにして実際に求めた酸素濃度(Xl
lb02  ” Ilb )と酸素分圧’r’ c P
 o2との静特性関係を示している。なお第3図の実線
RLは、これらの測定データから予想される静特性曲線
である。
このようして、本実施例の診断装置】に経皮測定用のセ
ンサを接続することにより、酸素濃度(XIlb02 
 ”1lb)と酸素分圧TCPo2との相関関係をも測
定結果として得ることができて、この相関関係に基づい
て血液の特性評価等のさらに進んだ診断を下すことがで
きる。
また第4図は、診断装置1によって測定された血n −
t (X obo2+ X Ilb )の時間変化とと
もに、上記センサによって測定された血液中の二酸化炭
素分圧’f”cPo2の時間変化を示している。酸素濃
度(Xllb02−Xllb )と酸素分圧′rCPo
2との静特性関係を求めるのと同様の演算処理により、
血液量(XIIb02+X1lb )と血液中の二酸化
炭素分圧′1゛CP とから時間因子を取除き、血n 
量(X +1bo2+X )と血液中の二酸化炭素分圧
’I’ c P o2との静++b 特性関係を得ることができる。
第5図は、このようにして実際に求められた血液1(X
llb02+X1lb )と二酸化炭素分圧T c P
 o2との静特性関係を示している。第5図の静特性関
係から、血液中の=酸1ヒ炭素濃度が増加すると、血管
が拡がり血液量が増加するという臨床的に裏付けされて
いる事実を、極めて明瞭かつ容易に確めることができる
このように、本実施例によれば、経皮測定用のセンサか
らのガス分圧信号を端子から外部化りEX′rとしてコ
ンピュータシステム6にq、えることによって、診断装
置の付加的な機能を向上させることができる。
また、使用者にとっては、プリンタ、ディスプレイなど
の出力装置9に出力される酸素量、血液量、酸素分圧、
二酸化炭素分圧などの測定結果に、例えば安静時、活発
に動いている時、激しく泣いている時などの患者の状態
を表わずコメント、あるいは輸血、酸素吸入、薬剤使用
などの患者の施された処置に関するコメントをリアルタ
イムで付して、測定結果との相関を見比べたい場合があ
る。
このような機能は臨床上極めて重要なものとなる。
このような機能を付加するため、本実施例の診断装置1
のコンピュータシステム6では、プロセッサ7は、入力
装置10からの割込みを最も優先度の高いものとして随
時受付け、入力yA置10h)ら入力されたコメントを
出力装置9に所定のフォーマットで出力し、リアルタイ
ムで出力されている測定結果とともにプリンタ用紙ある
いは表示両面上に記録させるようになっている。
第6図はこのようにして測定結果とともに記録された:
1メントを示す図である。第6図のようにal!I定結
果にコメントを付ずことによって、患者に対して的確な
臨床的判断を下すことができる。
〔発明の効果〕
以上の説明したように、本発明によれば、酸素量や血液
量の測定結果とともに患者の他の状態情報をリアルタイ
ムで出力するようにしているので、これらの出力結束に
基づいて患者の診断をより適確に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る診断装置の実施例の柘成図、第2
図はヘモグロビンの濃度変化とともに経皮測定用のセン
サを接続したときに得られる酸素分圧の時間変化を示す
図、第3図は酸素濃度と酸素分圧との静特性関係を示す
図、第4図は血液量の時間変1ヒとともに経皮測定用の
センサを接続したときに得られる血液中の二酸化炭素分
圧の時間変化を示す図、第5図は血液量と二酸化炭素分
圧との静特性関係を示す図、第6図は測定結果とともに
記録されたコメントを示ず図、第7図(a)。 (b)はそれぞれヘモグロビン、チトクロムの吸収スペ
クトルを示す図、第8図は従来の診断装置の構成図、第
9図(a)乃至(d)はそれぞれ駆動信号AC’l’l
乃至A CT 4 ツタイムチャート、第9図(e)は
制御信号C7r’ Lのタイムチャー1・である。 1・・・診断装置、5.15・・・マルチプレクサ、7
・・・プロセッサ、9・・・出力装置、】0・・・入力
装置、TMI乃至T M rn・・・端子 特許出願人   浜松ホトニクス株式会社代理人  f
ryJl、士  植 本  雅 泊第6図 第7図 入1 λ2 ■ λ4 人1 93 手続補正書(岐)  7 昭和62年9月03FI

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)患者の所定の体内器官の酸素量および/または血液
    量の時間変化を測定する診断装置において、患者の他の
    状態情報を得るための手段をさらに備え、該手段によっ
    て得られた患者の他の状態情報を酸素量および/または
    血液量の測定結果とともにリアルタイムで出力すること
    を特徴とする診断装置。 2)患者の他の状態情報は、前記診断装置の端子に接続
    される所定の測定器によって得られることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の診断装置。 3)患者の他の状態情報は、オペレータにより随時入力
    可能な入力装置によって得られることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の診断装置。
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