JPS63274508A - 切断機 - Google Patents

切断機

Info

Publication number
JPS63274508A
JPS63274508A JP10984887A JP10984887A JPS63274508A JP S63274508 A JPS63274508 A JP S63274508A JP 10984887 A JP10984887 A JP 10984887A JP 10984887 A JP10984887 A JP 10984887A JP S63274508 A JPS63274508 A JP S63274508A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding frame
crank mechanism
cutting machine
balance
balance mass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10984887A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Matsushima
松島 實
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NOMURA SEISAKUSHO KK
Original Assignee
NOMURA SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NOMURA SEISAKUSHO KK filed Critical NOMURA SEISAKUSHO KK
Priority to JP10984887A priority Critical patent/JPS63274508A/ja
Publication of JPS63274508A publication Critical patent/JPS63274508A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sawing (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、切断機に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来の切断機として、例えば特開昭62−24961号
公報に示されるものがある。これに示される切断機は、
スライディングフレームに刃物を取付け、刃物を往復動
させることにより例えばウェハを切断する。刃物が取り
付けられるスライディングフレームを往復動させるため
に、スライダー、連結棒及び回転板から成るクランク機
構が用いられ、回転板がモータによって回転駆動される
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような従来の切断機では、加工能
率を向上するためにスライディングフレームを高速で往
復動させると、スライディングフレームの慣性力によっ
て切断機の振動が大きくなり、床面上に置かれている切
断機全体が移動するという問題点がある。すなわち、加
工時間を短縮するためには、回転板の回転速度を上昇さ
せ、スライディングフレームを高速で往復動させる必要
がある。通常120kg程度のスライディングフレーム
が1分間あたり140回程度往復動ず、(る。クランク
運動の上死点及び下死点で大きな慣性力が発生するため
振動が発生する。このため、基礎ボルトを用いた固定が
行われていない切断機の場合には、切断機全体が移動し
てしまう。
なお、基礎ボルトを用いて固定するようにするためには
、強固な基礎工事が必要となり、使用場所が制限され、
また機械のレイアウト変更などに対する対応が困難とな
るという別の問題を発生する。従来の切断機の高速化の
限界は、往復ストロークX往復数(以下、これをSN値
と呼ぶ)によフて評価されている。例えば、往復ストロ
ーク140mmで往復数150の場合、SN値=140
x150=21,000となる。
従来の切断機では、このSN値を30,000以上とす
ることは困難である。切断機が振動によって移動を開始
すると非常に危険であるので、例えばSN値が25,0
00以上とならないように安全装置を設けている。本発
明は、このような問題点を解決することを目的としてい
る。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、スライディングフレームとバランスするよう
に、バランスマスを往復動させることにより上記問題点
を解決する。すなわち、本発明による切断機は、所定の
質量を有するバランスマスと、バランスマスをスライデ
ィングフレームの移動方向と平行にこれと同一周期で往
復動させるバランス用クランク機構と、を有している。
(ホ)作用 スライディングフレームを往復動させ、これに取り付け
られた刃物によりて被加工物の加工を開始すると同時に
、バランスマスもバランス用クランク機構の作動により
往復動を開始する。スライディングフレームの往復動に
よって発生する慣性力がバランスマスの往復動によって
発生する慣性力によって打ち消され、切断機全体の振動
が減少する。なお、スライディングフレームとバランス
マスとの往復動の位相は全く逆に設定しても十分な振動
抑制効果を得ることができるが、両者の位相を多少ずら
せると前述のSN値をより大きくすることができる。
(へ)実施例 第2図に本発明による切断機全体を示す。
ベース10上に2つのベッド12及び14が設置され(
なお、ベッド12及び14は一体のものであってもよい
)、ベッド12及び14に第1図に示すようにそれぞれ
駆動用クランク機構16及びバランス用クランク機構1
8が設けられる。
駆動用クランク機構16は、回転板20、連結棒22、
スライダー24から構成され、スライダー24がスライ
ディングフレーム26と連結されている。スライディン
グフレーム26に刃物が取り付けられ、上下動装置28
のテーブル30上に設置された被加工物を加工可能であ
る。一方、バランス用クランク機構18も、回転板32
、連結棒34及びバランスマス36(これはスライダー
としての機能を兼ねている)を有している。
バランスマス36は後述のようにスライディングフレー
ム26の約80%の質量としである。回転板20及び回
転板32は同一のモータ38によって駆動される。すな
わち、モータ38によって駆動されるプーリ40は歯付
きベルト42によフてプーリ44及び46と連結されて
おり、プーリ44及び46はそれぞれカップリング48
及び50、フライホイール52及び54、及び軸55及
び56を介して、回転板20及び回転板32と連結され
ている。なお、バランス用クランク機構18側の回転板
32と軸56とは回転方向の取付は位置を調節可能であ
る。このために第3図に示すように軸56と回転板32
とを連結する#擦結合要素58(例えば、商品名シュパ
ンリング)によって連結しである。もちろん、この部分
をスプライン等による結合とすることもできる。
次にこの実施例の作用について説明する。モータ38を
回転駆動させると、プーリ40.歯付きベルト42、プ
ーリ44及び46、カップリング48及び50、フライ
ホイール52及び54、及び軸55及び56を介してそ
れぞれ回転板20及び回転板32が同一回転方向に同一
回転速度で駆動される。回転板20が回転すると、駆動
用クランク機構16の作用によりスライディングフレー
ム26が往復動じ、これに取り付けられた刃物により被
加工物の加工が行われる。同様に回転板32が回転する
とバランス用クランク機構18の作用により、バランス
マス36が往復動する。
回転板32は回転板20に対して位相を180度相違さ
せた状態としであるため、バランスマス36はスライデ
ィングフレーム26と逆方向に移動することになる。す
なわち、スライディングフレーム26が遠ざかる方向に
移動するときにはバランスマス36も遠ざかる方向に移
動し、スライディングフレーム26が近付く方向に移動
するときにはバランスマス36も近づく方向に移動する
。このバランスマス36の往復動によりスライディング
フレーム26によって発生する慣性力が打ち消される。
これにより切断機に発生する振動が大幅に低減され、切
断機全体が移動するといった問題の発生が防止される。
これにより前述のSN値を従来の2倍以上とすることが
できる。
なお、上述の説明ではスライディングフレーム26とバ
ランスマス36との位相は18080度進るように設定
したが、この状態からバランスマス36側の位相を多少
変化させることにより、切断機の振動をより減少するこ
とができる。位相の進み角(第1図に示す角度α)を変
えることによりSN値がどのように変化するかを試験し
た結果を第4図に示す。この試験結果は角度αを順次変
え、切断機の振動が許容限界に達するときのSN値を測
定したものである。この結果からバランスマス36側の
位相を45度進めた場合に最も振動抑制効果が向上する
ことがわかる。なお、バランスマス36のmuは90k
g、スライディングフレーム26の重量は115kg、
バランスマス36のストロークは176mmである。な
お、バランスマスの重量は調節可能としてあり、スライ
ディングフレームの重量に対して100〜25%程度の
範囲から適宜選択すればよい。
(ト)発明の詳細 な説明してきたように、本発明によると、刃物を取り付
けたスライディングフレームの往復動による慣性力を打
ち消すようにバランスマスを往復動させるようにしたの
で、切断機の振動の発生を抑制することができるように
なり、より高速でスライディングフレームを往復動させ
て加工能率を向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による切断機の構造を示す図(第2図の
矢印1方向に見た図)、第2図は切断機全体を示す図、
第3図は回転板を示す図、第4図は試験結果を示す線図
である。 16・・・駆動用クランク機構、18・・・バランス用
クランク機構、20・・・回転板、22・・・連結棒、
24・・・スライダー、26・・・スライディングフレ
ーム、32・・・回転板、34・・・連結棒、36・・
・バランスマス、38・・・モータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、刃物が取り付けられたスライディングフレームを往
    復動させるための駆動用クランク機構を有する切断機に
    おいて、 所定の質量を有するバランスマスと、バランスマスをス
    ライディングフレームの移動方向と平行にこれと同一周
    期で往復動させるバランス用クランク機構と、を有して
    いることを特徴とする切断機。 2、駆動用クランク機構の回転板の回転位相に対して、
    バランス用クランク機構用の回転板の回転位相を調節可
    能な位相調節機構が設けられている特許請求の範囲第1
    項記載の切断機。
JP10984887A 1987-05-07 1987-05-07 切断機 Pending JPS63274508A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10984887A JPS63274508A (ja) 1987-05-07 1987-05-07 切断機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10984887A JPS63274508A (ja) 1987-05-07 1987-05-07 切断機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63274508A true JPS63274508A (ja) 1988-11-11

Family

ID=14520727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10984887A Pending JPS63274508A (ja) 1987-05-07 1987-05-07 切断機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63274508A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0539635A1 (en) * 1990-02-01 1993-05-05 Armando Pedro Luis Stone sawing machine
JP2016203283A (ja) * 2015-04-17 2016-12-08 株式会社マキタ 往復動工具
JP2020196109A (ja) * 2019-06-04 2020-12-10 株式会社ジェイテクト 歯切り工具及び歯切り工具の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0539635A1 (en) * 1990-02-01 1993-05-05 Armando Pedro Luis Stone sawing machine
JP2016203283A (ja) * 2015-04-17 2016-12-08 株式会社マキタ 往復動工具
JP2020196109A (ja) * 2019-06-04 2020-12-10 株式会社ジェイテクト 歯切り工具及び歯切り工具の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4405195B2 (ja) 往復動式電動工具
KR101030975B1 (ko) 왕복 구동용 진동감쇠장치 및 재단 헤드
JP4885116B2 (ja) 歯車加工機械の振動抑制機構
JPS63274508A (ja) 切断機
JPH091259A (ja) 工作機械のワーク送り装置およびこれを用いた工作機械
US3404574A (en) Vibration damping mechanism
US2063509A (en) Vibrating drive
JPH04217496A (ja) カッター駆動振動減衰装置
JPS62192298A (ja) 往復動機械のバランサ
JP2706674B2 (ja) ワーク送りアタッチメント
JPS6316934A (ja) 研削盤
JPS63101539A (ja) 機関のバランスシヤフト駆動装置
JPH01301038A (ja) 振動防止装置、ワーク送りアタッチメント及び加工機並びに振動防止方法
JP2002120146A (ja) 研削盤
JPH08110Y2 (ja) アタッチメント
JPH0474164B2 (ja)
SU1027017A2 (ru) Устройство дл доводки плоских поверхностей
JPH0513482Y2 (ja)
JPS6299011A (ja) カウンタバランス装置
JPH02180537A (ja) ワーク送りアタッチメント及び研削盤
JP3046987B2 (ja) 研削盤用アタッチメント及び研削盤におけるワーク送り機構
JPH024268Y2 (ja)
JPH07136367A (ja) ミシン
JPH01216743A (ja) 加工装置における振動防止機構の軸支構造
JPS5835386Y2 (ja) 歯車形削盤