JPS63273531A - トランスファ−ブレスにおける内径抜き加工又はトリミング加工での剪断方法 - Google Patents
トランスファ−ブレスにおける内径抜き加工又はトリミング加工での剪断方法Info
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- JPS63273531A JPS63273531A JP10961187A JP10961187A JPS63273531A JP S63273531 A JPS63273531 A JP S63273531A JP 10961187 A JP10961187 A JP 10961187A JP 10961187 A JP10961187 A JP 10961187A JP S63273531 A JPS63273531 A JP S63273531A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は絞り製品ことにトランスファープレスを利用し
て絞り製品を成形するさいに、その加工中の内径抜き加
工又はトリミング加工(以下内径抜き加工又はトリミン
グ加工の両者を表す場合は、単に内径抜き加工等とする
)における剪断方法に間し、高精度で滑らかな内径抜き
面、 トリミング面を形成することができる剪断方法に
間するものである。
て絞り製品を成形するさいに、その加工中の内径抜き加
工又はトリミング加工(以下内径抜き加工又はトリミン
グ加工の両者を表す場合は、単に内径抜き加工等とする
)における剪断方法に間し、高精度で滑らかな内径抜き
面、 トリミング面を形成することができる剪断方法に
間するものである。
「従来の技術」
トランスファープレスにおいて内径抜き加工等をなす場
合、上下型を介して剪断加工する方法とか、その池トリ
ミング加工では、前述のよな方法の他にトリミングカッ
ターを介して切断加工処理する方法とかが一般的であっ
た・ またこの種技術文献としては、特開昭57−18712
3号の精密打抜加工方法があり、その要旨は、所望する
製品形状に対して剪断材料のダイス側に余肉な設け、ま
たパンチ側に破断面による欠如部を生じさせた状態に剪
断し、これにより前記パンチ及びダイスにより前記余肉
な欠如部に塑性流動させる構造となっている。又特開昭
55−161526号のプレス加工におけるトリミング
方法があり・その要旨は、第1及び第2の加工位置を設
け、第1加工位置ではワークの第1フイードバーに支持
されない部分をワークのトリミングラインに沿って切込
み加工をした後、第2加工位置で、上記ワークの切込み
部分をトリミングラインに沿ってトリミング加工してプ
レス品とスクラップとに区分する構造となっている。そ
の他これに間する技術文献としては、特公昭49−31
425号のスピニング加工装置におけるトリミング及び
カーリングユニット装置がある。
合、上下型を介して剪断加工する方法とか、その池トリ
ミング加工では、前述のよな方法の他にトリミングカッ
ターを介して切断加工処理する方法とかが一般的であっ
た・ またこの種技術文献としては、特開昭57−18712
3号の精密打抜加工方法があり、その要旨は、所望する
製品形状に対して剪断材料のダイス側に余肉な設け、ま
たパンチ側に破断面による欠如部を生じさせた状態に剪
断し、これにより前記パンチ及びダイスにより前記余肉
な欠如部に塑性流動させる構造となっている。又特開昭
55−161526号のプレス加工におけるトリミング
方法があり・その要旨は、第1及び第2の加工位置を設
け、第1加工位置ではワークの第1フイードバーに支持
されない部分をワークのトリミングラインに沿って切込
み加工をした後、第2加工位置で、上記ワークの切込み
部分をトリミングラインに沿ってトリミング加工してプ
レス品とスクラップとに区分する構造となっている。そ
の他これに間する技術文献としては、特公昭49−31
425号のスピニング加工装置におけるトリミング及び
カーリングユニット装置がある。
「発明が解決しようとする問題点」
前述の一般的な方法による内径抜き加工では、第6図に
示すように、コーナ一部101のRが大きくなること、
内径102に段差ができること等寸法精度上において少
なからず問題があること、並びにその深さ寸法(深絞り
方向の寸法)の有効長が確保されないこと等の問題点が
あり、その改良が強く望まれているところである。又ト
リミング加工では、第14図、第16図に示すように、
コーナ一部101のRが大きくなること、外径104に
段差ができること等の如く、寸法精度上において少なか
らず問題点があるし、これは又例えば可動コアのような
場合磁場との間係上において好ましくないものである。
示すように、コーナ一部101のRが大きくなること、
内径102に段差ができること等寸法精度上において少
なからず問題があること、並びにその深さ寸法(深絞り
方向の寸法)の有効長が確保されないこと等の問題点が
あり、その改良が強く望まれているところである。又ト
リミング加工では、第14図、第16図に示すように、
コーナ一部101のRが大きくなること、外径104に
段差ができること等の如く、寸法精度上において少なか
らず問題点があるし、これは又例えば可動コアのような
場合磁場との間係上において好ましくないものである。
更に深さ寸法の有効長103が確保されないこと、並び
にトリミング加工上においてこの有効長lO3にバラつ
きが発生しやすいこと等の幾多の問題点があった。
にトリミング加工上においてこの有効長lO3にバラつ
きが発生しやすいこと等の幾多の問題点があった。
一方前述の技術文献では、それなりの成果が期待できる
反面、原則として通常の打抜加工等の分野にしか利用で
きず、本発明が目的とする内径打ち抜き加工等における
剪断方法としては採用することが困電視されるところで
ある。
反面、原則として通常の打抜加工等の分野にしか利用で
きず、本発明が目的とする内径打ち抜き加工等における
剪断方法としては採用することが困電視されるところで
ある。
r問題点を解決するための手段」
そこで本発明は、コーナ一部のRを極めて小さくして磁
場の発生等に効影響を与えるとともに、深さ寸法とか内
外径寸法の精度上の向上にも大いに役立つトランスファ
ープレスにおける内径抜き加工又はトリミング加工での
剪断方法を提供するもので、その要旨は、トランスファ
ープレスにおける内径抜き加工又はトリミング加工にお
いて、これらの内径抜き加工又はトリミング加工を施す
前工程として、絞りしごき加工を施し、内径抜き又はト
リミング箇所に相当する部位にしかも部品の内外側面よ
りその肉厚方向に向フて略900をなす切込み状の紋り
しご志をなし、極肉薄の剪断部分を形成し、その後絞り
しごき加工に使用される上型より若干大きくなって内径
内抜き加工用の上型を使用して内径抜き加工、又は紋り
しごき加工の下型の開口曲面より若干小さくなっている
開口曲面を有するトリミング加工用の下型並Uに紋りし
ごき加工に使用される上型より若干大きくなって内径内
抜き加工用の上型を利用してトリミング加工を施して、
前記紋りしごき加工で形成された極薄肉の剪断部分より
剪断するように構成したものである。
場の発生等に効影響を与えるとともに、深さ寸法とか内
外径寸法の精度上の向上にも大いに役立つトランスファ
ープレスにおける内径抜き加工又はトリミング加工での
剪断方法を提供するもので、その要旨は、トランスファ
ープレスにおける内径抜き加工又はトリミング加工にお
いて、これらの内径抜き加工又はトリミング加工を施す
前工程として、絞りしごき加工を施し、内径抜き又はト
リミング箇所に相当する部位にしかも部品の内外側面よ
りその肉厚方向に向フて略900をなす切込み状の紋り
しご志をなし、極肉薄の剪断部分を形成し、その後絞り
しごき加工に使用される上型より若干大きくなって内径
内抜き加工用の上型を使用して内径抜き加工、又は紋り
しごき加工の下型の開口曲面より若干小さくなっている
開口曲面を有するトリミング加工用の下型並Uに紋りし
ごき加工に使用される上型より若干大きくなって内径内
抜き加工用の上型を利用してトリミング加工を施して、
前記紋りしごき加工で形成された極薄肉の剪断部分より
剪断するように構成したものである。
「作用」
次に本発明の詳細な説明する。
先ず内径抜き加工における剪断方法では、深絞り加工さ
れた深絞り加工済みの部品を上型と下型とをもって紋り
しごき加工を施して、内径抜きに相当する部位で、しか
も部品の外側部より肉厚方向に向って略90°の段付切
込み状の絞りしごきをする。これにより・ 核部に極薄
肉の剪断部分が繞設される。ついでこの極肉薄の剪断部
分を有する絞りしごき加工済みの部品を上型と下型とを
もって内径抜き加工を施して、前記極肉薄の剪断部分よ
り剪断加工する。このようにして、加工された部品はコ
ーナ一部のRが小さく、しかも内径寸法に段差がなく、
更には深さ寸法の有効長が十分に確保され等数々の精度
の向上が期待できるものである。
れた深絞り加工済みの部品を上型と下型とをもって紋り
しごき加工を施して、内径抜きに相当する部位で、しか
も部品の外側部より肉厚方向に向って略90°の段付切
込み状の絞りしごきをする。これにより・ 核部に極薄
肉の剪断部分が繞設される。ついでこの極肉薄の剪断部
分を有する絞りしごき加工済みの部品を上型と下型とを
もって内径抜き加工を施して、前記極肉薄の剪断部分よ
り剪断加工する。このようにして、加工された部品はコ
ーナ一部のRが小さく、しかも内径寸法に段差がなく、
更には深さ寸法の有効長が十分に確保され等数々の精度
の向上が期待できるものである。
先ずトリミング加工における剪断方法では、深絞り加工
された深絞り加工済みでひれを有する部品を上型と下型
とをもって紋りしごき加工を施して、 トリミングに相
当する部位で、しかも部品の内側部より肉厚方向に向っ
て略90°の段付切込み状の絞りしごきをする。
された深絞り加工済みでひれを有する部品を上型と下型
とをもって紋りしごき加工を施して、 トリミングに相
当する部位で、しかも部品の内側部より肉厚方向に向っ
て略90°の段付切込み状の絞りしごきをする。
これにより、核部に極薄肉の剪断部分が繞設される。つ
いでこの極肉薄の剪断部分を有する紋りしごき加工済み
の部品を上型と下型とをもってトリミング加工を施して
、前記極肉薄の剪断部分より剪断加工する。このように
して、加工された部品はコーナ一部のRが小さく、シか
も内径寸法に段差がなく、又深さ寸法の有効長が十分に
確保されこと、更にはメッキ付材にて製造されている部
品であっても、金属面露出が少なくなるので、サビ、腐
食等の発生が極めて少なくなること等数々の精度の向上
がU待できるものである。
いでこの極肉薄の剪断部分を有する紋りしごき加工済み
の部品を上型と下型とをもってトリミング加工を施して
、前記極肉薄の剪断部分より剪断加工する。このように
して、加工された部品はコーナ一部のRが小さく、シか
も内径寸法に段差がなく、又深さ寸法の有効長が十分に
確保されこと、更にはメッキ付材にて製造されている部
品であっても、金属面露出が少なくなるので、サビ、腐
食等の発生が極めて少なくなること等数々の精度の向上
がU待できるものである。
「実施例」
以下本発明の一実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。
る。
先ず内径抜き加工における剪断方法では、深絞り加工さ
れた深絞り加工済みの部品は、図示しない移送フィンガ
を介して第1図のように段付部1を繞設した中空部2を
有する下型3内に挿入されると、ついで上型4が降下し
て前記下型3に挿設された部品内との間に僅かな隙間を
有するようにして挿嵌されていき、前記段付部lによっ
て内径抜き箇所に相当する部位には、部品の外側部より
肉厚方向に向って略90°の段付き切込み状の絞りしご
き加工を施す、これにより、核部に極肉薄の剪断部分が
繞設される。尚この場合上型4と下型3との間には、前
記部品の肉厚より僅かに大きいクリアランスが形成され
る。
れた深絞り加工済みの部品は、図示しない移送フィンガ
を介して第1図のように段付部1を繞設した中空部2を
有する下型3内に挿入されると、ついで上型4が降下し
て前記下型3に挿設された部品内との間に僅かな隙間を
有するようにして挿嵌されていき、前記段付部lによっ
て内径抜き箇所に相当する部位には、部品の外側部より
肉厚方向に向って略90°の段付き切込み状の絞りしご
き加工を施す、これにより、核部に極肉薄の剪断部分が
繞設される。尚この場合上型4と下型3との間には、前
記部品の肉厚より僅かに大きいクリアランスが形成され
る。
このようにして成形された極肉薄の剪断部分を有する絞
りしごき加工済みの部品Aは、第3図のように、移送フ
ィンガを介して前記下型3と同形状の下型3a内に挿入
されると、ついで上W4aが降下して前記下型3&に挿
設された紋りしごき加工済みの部品A内に挿嵌されてい
き、前記絞りしごき加工で成形された極肉薄の剪断部分
は、段付部1aと上型4aとにより剪断゛加工され、完
成部品BとスクラップCとに分断される。この完成部品
Bの取り出しと、スクラップCの下型3aの中空部2a
より取り出しがされる。尚前記上型4aと下型3aとの
間には、前記絞りしごき加工済み部品への肉厚と略同−
のクリアランスが形成されている。
りしごき加工済みの部品Aは、第3図のように、移送フ
ィンガを介して前記下型3と同形状の下型3a内に挿入
されると、ついで上W4aが降下して前記下型3&に挿
設された紋りしごき加工済みの部品A内に挿嵌されてい
き、前記絞りしごき加工で成形された極肉薄の剪断部分
は、段付部1aと上型4aとにより剪断゛加工され、完
成部品BとスクラップCとに分断される。この完成部品
Bの取り出しと、スクラップCの下型3aの中空部2a
より取り出しがされる。尚前記上型4aと下型3aとの
間には、前記絞りしごき加工済み部品への肉厚と略同−
のクリアランスが形成されている。
そうして、望ましくは、前述の内径抜き加工の上型4a
と絞りしごき加工の上型4とは以下の間係となっている
ことがよい、即ち、原則として内径抜き加工の上型4a
が、前記絞りしごき加工の上型4より僅か径大の構成と
なっていること、又原則として内径抜き加工の上型4a
のストロ゛−りの方が、前記絞りしごき加工の上型4の
ストロークより僅か長くするか若しくは僅か長く移行す
るが如くに構成すること等である。
と絞りしごき加工の上型4とは以下の間係となっている
ことがよい、即ち、原則として内径抜き加工の上型4a
が、前記絞りしごき加工の上型4より僅か径大の構成と
なっていること、又原則として内径抜き加工の上型4a
のストロ゛−りの方が、前記絞りしごき加工の上型4の
ストロークより僅か長くするか若しくは僅か長く移行す
るが如くに構成すること等である。
以上のような操作をもって内径抜き加工が終了するので
ある。
ある。
したがって、第5図に示すように、その完成部品Bは、
コーナ一部11のRが小さく、内径寸法12の均一性と
深さ寸法の十分な有効長13が確保される。
コーナ一部11のRが小さく、内径寸法12の均一性と
深さ寸法の十分な有効長13が確保される。
次にトリミング加工における剪断方法では、深絞り加工
された深絞り加工済みのひれを有する部品は1図示しな
い移送フィンガを介して第7図のように、大きな開口曲
面51t有する中空部を協えた下型6に挿入される。つ
いでこの挿入された部品の下方より前記下型6の中空部
に挿入されたノックアウト7が当接されるとともに、前
記部品の筒部には段付部8を備えた上型9が降下してそ
の細径部9′が、前記下型6及びノックアウト7で保持
されている部品内に挿1嵌されいき、ついてその大径部
9″′も部品内に挿嵌していく、この過程において、上
型9の段付部8によりトリミング箇所に相当する部位に
は、部品の内側部より肉厚方向に向って略90°の段付
き切込み状の紋りしごき加工を施す、これにより、核部
に極肉薄の剪断部分が繞設される。
された深絞り加工済みのひれを有する部品は1図示しな
い移送フィンガを介して第7図のように、大きな開口曲
面51t有する中空部を協えた下型6に挿入される。つ
いでこの挿入された部品の下方より前記下型6の中空部
に挿入されたノックアウト7が当接されるとともに、前
記部品の筒部には段付部8を備えた上型9が降下してそ
の細径部9′が、前記下型6及びノックアウト7で保持
されている部品内に挿1嵌されいき、ついてその大径部
9″′も部品内に挿嵌していく、この過程において、上
型9の段付部8によりトリミング箇所に相当する部位に
は、部品の内側部より肉厚方向に向って略90°の段付
き切込み状の紋りしごき加工を施す、これにより、核部
に極肉薄の剪断部分が繞設される。
このようにして成形された極肉薄の剪断部分を有する紋
りしごき加工済みの部品Aは、移送フィンガを介して前
記絞りしごき加工の下型6に設けた開口曲面5より僅か
に小さい開口曲面5a(但し開口寸法は略同−である)
を有する下型6a内に挿入されると、ついでこの挿入さ
れた部品の下方より前記下型6aの中空部に挿入された
ノックアウト7aが当接されるとともに、前記絞りしご
き加工済みの部品Aの筒部には段付部8a1tf!えた
上型9aが降下してその細径部9’aが、前記下型6a
及びノックアウト7aで保持されている絞りしごき加工
済みの部品A内に挿嵌されいき、ついでその大径部9″
aも部品内に挿嵌していく、この過程において、上型9
aの段付部8aにより前記絞りしごき加工で成形された
極肉薄の剪断部分は、段付部8&と上型9aとにより剪
断加工され、完成部品B(可動コア)とスクラップCと
に分断される。
りしごき加工済みの部品Aは、移送フィンガを介して前
記絞りしごき加工の下型6に設けた開口曲面5より僅か
に小さい開口曲面5a(但し開口寸法は略同−である)
を有する下型6a内に挿入されると、ついでこの挿入さ
れた部品の下方より前記下型6aの中空部に挿入された
ノックアウト7aが当接されるとともに、前記絞りしご
き加工済みの部品Aの筒部には段付部8a1tf!えた
上型9aが降下してその細径部9’aが、前記下型6a
及びノックアウト7aで保持されている絞りしごき加工
済みの部品A内に挿嵌されいき、ついでその大径部9″
aも部品内に挿嵌していく、この過程において、上型9
aの段付部8aにより前記絞りしごき加工で成形された
極肉薄の剪断部分は、段付部8&と上型9aとにより剪
断加工され、完成部品B(可動コア)とスクラップCと
に分断される。
その後下型6aより完成部品Bの取り出しがされトリミ
ング加工が終了するのである。尚前記上型9aと下型6
aとの間には、前記絞りしごき加工済み部品Aの肉厚と
略同−のクリアランスが形成されている。
ング加工が終了するのである。尚前記上型9aと下型6
aとの間には、前記絞りしごき加工済み部品Aの肉厚と
略同−のクリアランスが形成されている。
そうして、望ましくは、前述のトリミング加工の上型9
aと絞りしごき加工の上型9とは以下の間係となってい
ることがよい、即ち、原則としてトリミング加工の上型
9aが、前記絞りしごき加工の上型9より僅か径大の構
成となっていること、又原則としてトリミング加工の上
型9aのストロークの方が、前記絞りしごき加工の上型
9のストロークより僅か長くするか若しくは僅か長く移
行するが如くに構成すること等である。
aと絞りしごき加工の上型9とは以下の間係となってい
ることがよい、即ち、原則としてトリミング加工の上型
9aが、前記絞りしごき加工の上型9より僅か径大の構
成となっていること、又原則としてトリミング加工の上
型9aのストロークの方が、前記絞りしごき加工の上型
9のストロークより僅か長くするか若しくは僅か長く移
行するが如くに構成すること等である。
以上のような操作をもってトリミング加工が終了するの
である。
である。
したがって、第13図に示すように、その完成部品Bは
、コーナ一部11aのRが小さく、外径寸法14aの均
一性と深さ寸法の十分な有効長13aが確保される。も
って磁場への効影響と、精度の向上が大いに期待できる
。
、コーナ一部11aのRが小さく、外径寸法14aの均
一性と深さ寸法の十分な有効長13aが確保される。も
って磁場への効影響と、精度の向上が大いに期待できる
。
「発明の効果」
本発明は以上の如く、内径抜き加工等において、これら
の内径抜き加工等を施す前工程として、絞りしごき加工
を施し、内径抜き又はトリミング箇所に相当する部位に
極薄肉の剪断部分を形成し、その後この剪断部分を内径
抜き加工等を施して剪断する方法であるので、コーナ一
部のRを極めて小さくして磁場の発生等に効影響を与え
るとともに、深さ寸法の十分な有効長が確保されるとと
もに、内外径寸法の精度上の向上にも大いに役立つもの
である。又メッキ付材にて製、遺されている部品であっ
ても、金属面露出が少なくなるので、サビ、腐食等の発
生が極めて少なくなる効果がある。更には前記剪断端面
の滑らかさが達成される等全体として絞り加工製品の精
度の向上が期待できるものである。
の内径抜き加工等を施す前工程として、絞りしごき加工
を施し、内径抜き又はトリミング箇所に相当する部位に
極薄肉の剪断部分を形成し、その後この剪断部分を内径
抜き加工等を施して剪断する方法であるので、コーナ一
部のRを極めて小さくして磁場の発生等に効影響を与え
るとともに、深さ寸法の十分な有効長が確保されるとと
もに、内外径寸法の精度上の向上にも大いに役立つもの
である。又メッキ付材にて製、遺されている部品であっ
ても、金属面露出が少なくなるので、サビ、腐食等の発
生が極めて少なくなる効果がある。更には前記剪断端面
の滑らかさが達成される等全体として絞り加工製品の精
度の向上が期待できるものである。
図面は本発明の一実施例を示すものである。
その内第1図〜第6図は内径抜き加工を示し、第1図は
絞りしごき加工の拡大断面図、第2図は紋りしごき加工
の金型、第3図は内径抜き加工の拡大断面図、第4図は
内径抜き加工の金型、第5図は完成部品の一部切欠の拡
大断面図、第6図は従来の方法により成形された部品の
一部切欠の拡大断面図である。 またその他の第7図〜第15図はトリミング加工を示し
、第7図は絞りしごき加工の拡大断面図、第8図は絞り
しごき加工の金型、第9図は絞り加工で成形された絞り
加工済みの部品を示す斜視図、第10図はトリミング加
工の拡大断面図、第11図はトリミング加工の金型、第
12図は完成部品とスクラップを示す斜視図、第13図
は完成部品の一部切欠の拡大断面図、第14図、第16
図は従来の方法により成形された部品の一部切欠の拡大
断面図である。 1、1a、8.8a: 段付部 2.2a: 中空部 3.3a、6.6a: 下型 4.4a、9.9a: 上型 5.6a: 開口曲面 9′、9′a: 細径部 B IT、9”a: 大径部 11S lla: コーナ一部 12: 内径寸法 13、13a: 有効長 14 a: 外形寸法 A: 紋りしごき加工済みの部品 B: 完成部品 C: スクラップ 穿/M 享zfH 案3■ 竿/聞
絞りしごき加工の拡大断面図、第2図は紋りしごき加工
の金型、第3図は内径抜き加工の拡大断面図、第4図は
内径抜き加工の金型、第5図は完成部品の一部切欠の拡
大断面図、第6図は従来の方法により成形された部品の
一部切欠の拡大断面図である。 またその他の第7図〜第15図はトリミング加工を示し
、第7図は絞りしごき加工の拡大断面図、第8図は絞り
しごき加工の金型、第9図は絞り加工で成形された絞り
加工済みの部品を示す斜視図、第10図はトリミング加
工の拡大断面図、第11図はトリミング加工の金型、第
12図は完成部品とスクラップを示す斜視図、第13図
は完成部品の一部切欠の拡大断面図、第14図、第16
図は従来の方法により成形された部品の一部切欠の拡大
断面図である。 1、1a、8.8a: 段付部 2.2a: 中空部 3.3a、6.6a: 下型 4.4a、9.9a: 上型 5.6a: 開口曲面 9′、9′a: 細径部 B IT、9”a: 大径部 11S lla: コーナ一部 12: 内径寸法 13、13a: 有効長 14 a: 外形寸法 A: 紋りしごき加工済みの部品 B: 完成部品 C: スクラップ 穿/M 享zfH 案3■ 竿/聞
Claims (5)
- (1)トランスファープレスにおける内径抜き加工又は
トリミング加工において、これらの内径抜き加工又はト
リミング加工を施す前工程として、絞りしごき加工を施
し、内径抜き又はトリミング箇所に相当する部位にしか
も部品の肉厚方向に向って略90°をなす切込み状の絞
りしごきをなし、極肉薄の剪断部分を形成し、その後内
径抜き加工又はトリミング加工を施して、前記絞りしご
き加工で形成された極薄肉の剪断部分より剪断するよう
に構成したトランスファープレスにおける内径抜き加工
又はトリミング加工での剪断方法。 - (2)部品の外側部より肉厚方向に向って略90°をな
す切込み状の絞りしごきをなし、極肉薄の剪断部分を形
成した後、内径抜き加工を施して内径抜きすることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載のトランスファープ
レスにおける内径抜き加工又はトリミング加工での剪断
方法。 - (3)部品の内側部より肉厚方向に向って略90°をな
す切込み状の絞りしごきをなし、極肉薄の剪断部分を形
成した後、トリミング加工を施してトリミングすること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のトランスファ
ープレスにおける内径抜き加工又はトリミング加工での
剪断方法。 - (4)内径抜き加工に使用される上型が、絞りしごき加
工に使用される上型より若干大きくなっている特許請求
の範囲第1項記載のトランスファープレスにおける内径
抜き加工又はトリミング加工での剪断方法。 - (5)トリミング加工に使用される下型の開口曲面が、
絞りしごき加工に使用される下型の間口曲面より若干小
さくなっている特許請求の範囲第1項記載のトランスフ
ァープレスにおける内径抜き加工又はトリミング加工で
の剪断方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10961187A JPS63273531A (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 | トランスファ−ブレスにおける内径抜き加工又はトリミング加工での剪断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10961187A JPS63273531A (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 | トランスファ−ブレスにおける内径抜き加工又はトリミング加工での剪断方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63273531A true JPS63273531A (ja) | 1988-11-10 |
Family
ID=14514680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10961187A Pending JPS63273531A (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 | トランスファ−ブレスにおける内径抜き加工又はトリミング加工での剪断方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63273531A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013514185A (ja) * | 2009-12-17 | 2013-04-25 | ティッセンクルップ スチール ヨーロッパ アクチェンゲゼルシャフト | 半殻部品を製造するための方法及び装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5446167A (en) * | 1977-09-20 | 1979-04-11 | Tokico Ltd | Method of making cap for closing cylinder edge |
JPS55161526A (en) * | 1979-06-04 | 1980-12-16 | Mazda Motor Corp | Trimming method in press work |
JPS63264222A (ja) * | 1987-04-23 | 1988-11-01 | Toyota Motor Corp | 薄肉カツプ端面のプレス切断方法 |
-
1987
- 1987-05-01 JP JP10961187A patent/JPS63273531A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5446167A (en) * | 1977-09-20 | 1979-04-11 | Tokico Ltd | Method of making cap for closing cylinder edge |
JPS55161526A (en) * | 1979-06-04 | 1980-12-16 | Mazda Motor Corp | Trimming method in press work |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013514185A (ja) * | 2009-12-17 | 2013-04-25 | ティッセンクルップ スチール ヨーロッパ アクチェンゲゼルシャフト | 半殻部品を製造するための方法及び装置 |
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