JPS63272835A

JPS63272835A - 家屋

Info

Publication number: JPS63272835A
Application number: JP62105721A
Authority: JP
Inventors: 石川　尭; 滝口　英喜
Original assignee: IG Technical Research Inc
Current assignee: IG Technical Research Inc
Priority date: 1987-04-28
Filing date: 1987-04-28
Publication date: 1988-11-10
Anticipated expiration: 2012-07-02
Also published as: JP2627268B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、家屋の寿命、居住性、防暑性、安全性および
衛生的にすぐれたＡ（ブリッド型の家屋に関するもので
ある。

〔従来の技術〕

住宅、構築物に、特に寒冷地等において、冬の暖房はス
トーブ、あるいはセントラルヒーテングであり、ストー
ブでは一部屋しか暖房できず、しかも床と天井では温度
差が大きく、かつ−酸化炭素等のガス等、健康に悪い、
また、セントラルヒーテングはコストが高く、維持でき
ない欠点があった。また、夏はヒータをターラに切り換
えるだけであった。

〔発明゛が解決しようとする問題点〕

在来工法に係る建築物においては、−室冷暖房であり、
各部屋に冷暖房器具を設置しなければならず、かつ構造
的に気密性、断熱性に欠はコストアップとなるばかりで
なく、室内に突起物が出る不利があった。しかも、在来
工法に係る住宅等では空間に温度差があり、結露が発生
し、かつ人間の健康にも悪い環境となっていた。また、
エアサイクル住宅、特にパッシブエアサイクルの住宅は
太陽熱だけで南側壁内空間、北側壁内空間で壁面からの
熱伝導で壁面内のエアをサーキュレーションする構成で
あるが、太陽熱だけで家屋壁内の空間を循環させること
は困難で、局部的に滞留部ができ十分にエアをサーキュ
レーションすることができなかった。さらに、エアサイ
クル住宅においては構造的に太陽熱だけで所望の温度に
室内を加温することができず、しかも、エアサイクル路
の気密化が不十分なため、熱源が外部へ漏洩し、部分的
に結露が発生し、構成材、断熱材を劣化する欠点があっ
た。さらに、ストーブ等を併用した際は、有害ガスを居
住空間に放出するため健康を害する不利があった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明はこのような欠点を除去するため、エアサイクル
住宅等のエアサイクル路と小屋裏空間を連結すると共に
、小屋裏空間に強制循環装置を介在させて、家屋全体の
エアサイクルを）テつでダニ、カビの発生を防止し、そ
の上、居住空間を所定の温度に到達させるようにして人
間の健康、住宅の耐久性を強化し、すみやすいクリーン
な空気の中で居住できる住宅とした家屋を提案するもの
である。

〔実施例〕

以下に、図面を用いて本発明に係る家屋の一実施例を詳
細に説明する。第１図、第２図は本発明に係る家屋の原
理を示す説明図であり、上はエアサイクルの家屋、２は
外断熱構造、３は外壁材、７は内壁、８はエアサイクル
構造、９はエアサイクル路、１０は小屋裏空間、１１は
小屋裏換気口、１２は床下空間、１３は床下換気口、１
４は換気扇、１５は蓋機構、１６は熱交換機、１７はパ
イプ、１８は基礎、１９は断熱ボード、２０は蓄熱層で
ある。さらに説明すると、家屋上はパッシブエアサイク
ル、あるいは集熱壁のある２層のパッシブエアサイクル
のいずれかの構成である。また、外断熱構造２は外壁材
３だけのもの、あるいは外壁材３と壁内空間２ａ、断熱
層２ｂとから形成したものである。すなわち、外壁３だ
けの構成は第３図＋ａ）、（ｂ）に示すように、金属薄
板製の表面材４、プラスチックフオーム系断熱層５、シ
ート状の裏面材６を一体に形成したものである。また、
外壁材３を用いた外断熱構造２はモルタル壁のような集
熱する外壁材３と断熱層５と外壁材３と断熱層５間の壁
内空間２ａとから形成したちの゛である。内壁７は石膏
ボード、モルタル壁、木板、コンクリート等の１種から
なるものである。また、エアサイクル構造８はエアサイ
クル路９と小屋裏空間１０、正逆転可能なエアサーキュ
レータＡ、床下空間１２、小屋裏、床下の各換気口１１
．１３と熱交換機１６とからなり、上記両換気口は蓋機
構１５によって開閉を温度条件によって行い、各換気口
には必要によって換気扇１４を介在させたものである。

なお、熱交換機１６はエアサイクル路９にパイプ１７を
介してエアをガイドするように構成したものであり、新
鮮空気を加温しつつ、エアサイクル路９、小屋裏空間１
０に供給し汚染空気を小屋裏空間１０から吸引しつつ、
外気へ放出するようにするものである。さらに説明する
と、熱交換［１６は第４図（ａ）〜（Ｃ）に示すように
本体１６ａとパイプ１７と吸気ダクｌ−１６ｂ、排気ダ
クト１６Ｃと吸気パイプ１６ｄ、放出パイプ１６ｅ、水
抜き１６ｆとからなり、各パイプにはスリット、あるい
は貫通孔１７ａが小−大の口径で遠から近距離に向かっ
て穿設したものである。勿論、同一口径で形成すること
もできる。また、断熱ボード１９は布基礎１８の内側、
および床下の地面に装着したものであり、床下空間１２
によるエアサイクル路９の熱損失を防止するのに役立つ
ものである。

次に本発明に係る家屋におけるエアの流れ、熱交換機１
６等について説明する。第１図は夏の日中とし、各換気
口の換気扇は稼動したり、換気口が開い“ており、エア
サイクル路９の適宜位置に配したエアサーキュレータＡ
が図示しないセンサ、コントローラによってそれぞれ制
御され、熱交換機１６が停止し、小屋裏換気口１１の換
気扇１４が稼動していると仮定する。そこで、床下換気
口１３がら空気が吹き込み、床下の冷気をエアサイクル
路９に押し上げ、しかもエアサーキュレータＡによって
小屋裏空間１０、小屋裏の換気扇１４を介して外気へ放
出され、エアサーキュレーションされて室内を涼しい空
間にするものである。また、冬は各換気口を閉じ、かつ
熱交換機１６を稼動させ、各室内を同一にするものであ
る。

以上、説明したのは本発明に係る家屋の一実施例にすぎ
ず、エアサーキュレータＡ、換気扇１４の回転音を低減
するか防音壁材等で包囲して騒音を低減することもでき
る。さらに、第１図において一点鐸線で示すようにクリ
ーンヒータ、ファンヒータを室内に設置し、排気管を図
のように貫設することもできる。勿論、図示しないが、
土間暖房構造を床下の蓄熱１２０に形成することもでき
る。

〔発明の効果〕

上述したように本発明に係る家屋によれば、家屋内の空
間を均一に、かつ新鮮空気と室内空気を確実に、しかも
ダニ、カビ、結露を発生しないように交換でき、安全で
、その上健康にもよい特徴がある。また、冬は暖かく、
夏は涼しい居住空間にでき、かつ家屋の耐久性も向上で
きる特徴がある。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明に係る家屋の一実施例を示す説
明図、第３図ｆａ）、（ｂ）は外壁材の一例を示す説明
図、第４図（ａ）〜ｔｃ＋は熱交換機の構成を示す説明
図である。上・・・家屋、２・・・外断熱構造、８・・・エアサイ
クル構造、１４・・・換気扇、１６・・・熱交換機、Ａ
・・・エアサーキュレータ。第１図、上第ａ図第３図（久）（ｂ）第＋図（ｂ）Ｓ１ワ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）家屋の外側を外断熱構造とすると共に、家屋全体
を上記外断熱構造と内壁等間をエアサイクル構造とし、
かつ外壁と内壁間のエアサイクル路と、これに床下空間
、小屋裏換気口、床下換気口の少なくとも１個所に換気
扇を設け、また小屋裏換気口、床下換気口に開閉可能な
蓋機構を設置すると共に、小屋裏空間に熱交換機を吸・
排気用のパイプを延設して配設したことを特徴とする家
屋。