JP2007056649A - 住宅の暖房・換気構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】高気密高断熱住宅等において、効率的に低コストで建物全体の輻射暖房や換気を行うことで、耐久性に優れ、省エネルギーを実現した高気密高断熱住宅等の暖房・換気構造を提供することを目的としたものである。
【解決手段】車両からの排気ガスと埃っぽい冷たい外気が外壁・床下吸気口P1を介してかつ内部のフィルターで埃が除去された空気が蓄熱コンクリート14で暖められ、さらに蓄熱コンクリート14の表面にコーティングした木炭塗料によって車両からの排気ガスを軽減された清浄な暖気が、床下空間11と居住部周囲通気空間20aと居住部周囲通気空間21aと小屋裏空間30を暖めていき、また居住者により消費された空気は壁面・室内排気口P2を介して屋外に排気され、さらに清浄な暖気は通気空間・室内吸気口21bより進入し居住部21の空気を暖めまた居住者により消費された空気は壁面・室内排気口P3を介して屋外に排気される。
【選択図】図1

Description

本発明は、床下空間、居住部、小屋裏空間からなり、かつ、床下空間から小屋裏空間までを連通化する屋内通気空間を形成させた外断熱壁構造または高気密高断熱住宅において、床下空間の土間を土間暖房構造とし、床下空間には外壁・床下吸気口を設け、居住部の周囲に居住部周囲通気空間を形成し、また居住部には通気空間・室内吸気口を設け、小屋裏空間には開閉自在手段を備えた換気扇を設け、外壁と壁断熱部との間に外壁通気空間を設け、屋根と屋根断熱部との間に屋根通気空間を設け、また屋根頂部には棟換気部を設けた、住宅の暖房・換気構造に関する。
近年になって、床下空間、居住部、小屋裏空間からなり、かつ、床下空間から小屋裏空間までを連通化する屋内通気空間を形成させた外断熱壁構造または高気密高断熱住宅が多く建築されるようになってきた。一般的には、エアサイクル住宅とかパッシブエアサイクル住宅と呼ばれているシステムが知られているが、いわゆる夏涼しく冬温かい室内環境にしたり、外気の湿気や乾燥等に影響されることなく、室内を快適な湿度に保つことや、住宅内の壁体や断熱材への結露対策が充分でない施工例が多い。そのため、これらの問題を解決するために多くの開発者たちによって多くの開発例が見られるようになってきた。
例えば、家屋内部を気密断熱層によって小屋裏空間、居住空間、床下空間、通気空間と、壁コレクター空間、屋根コレクター空間からなるコレクター空間とに分割し、また、前記小屋裏空間と床下空間は内壁と気密断熱層間の通気空間によって連通化し、また床下空間と居住空間あるいは小屋裏空間と居住空間の少なくとも一方を給気口で結び、またコレクター空間にはドラフトダクトと集熱ダクト、小屋裏空間にはエアー拡散ダクト、床下空間には分散ダクト、居住空間には換気扇を配設し、かつ家屋内の任意位置に熱交換器を配設し、該熱交換器と換気扇、エアー拡散ダクトを結び、またエアー拡散ダクトとドラフトダクト、集熱ダクトと分散ダクトを結び、かつ、家屋内の吸排気を行う換気口と熱交換器とを結び、しかも床下空間における土間を断熱層、コンクリート層、温水パイプからなる土間暖房部とした家屋の開発案件が知られている。(第2564364号公報を参照する)
また、例えば、それぞれ気密材が併設される土間断熱材、外壁断熱材並びに天井断熱材によって前後左右及び上下を気密的に囲まれて建築物の内部に住空間が形成され、この住空間内に、床材、内壁材並びに天井材等の内装材によって囲まれる部屋が設けられ、住空間を形成する前記断熱材と前記部屋を形成する前記内装材との間に隙間が形成されて、互いに連通する床下空気層、壁躯体内空気層、天井上空気層からなる躯体内空気層が形成され、前記部屋と前記躯体内空気層を冷暖房並びに換気する空調手段が設けられ、前記躯体内空気層に空調手段の吹出口と吸入口がそれぞれ配置され、前記空調手段は空調器で構成され、しかも、空調器は前記躯体内空気層を構成する1階天井上空気層に配置されている、構築物の冷暖房・換気システムが知られている。(特許第3187707号公報を参照する)
また、例えば、高気密高断熱住宅の居室および非居住部が断熱壁によって外部と気密に囲まれ、断熱壁と居室との間に内壁が設けられ、断熱壁と内壁との間には、壁内通気層が形成され、居室からの空気の大部分は、居室に設けられる吸込口から、排気ダクトを介して、供給ファンを有する換気ユニットによって、外部に排気され、この換気ユニットは、前記供給ファンによって、新鮮な空気を、給気ダクトを介して、床下に導き、床下には、前記給気ダクトからの新鮮な空気の一部を吸引するファンコイルユニット52が設けられ、このファンコイルユニットは、温水発生器から供給される温水によって、前記給気ダクトからの新鮮な空気の前記一部を加熱し、ファンコイルユニットからの加熱された空気は、居室を床暖房する床暖房設備に供給され、床暖房設備からの加熱空気は、前記給気ダクトからの新鮮な空気の残りと混ざって、壁内空気層を通して、居室の壁または天井に設けられる吹出グリルから居室内に供給され、居室からの空気の一部は、居室と非居住部との境界に設けられた排出口から、非居住部に流れ、さらに、換気扇によって、外部に排出され、断熱壁と、その断熱壁の外側に設けられた外壁との間には、外通気層が形成され、外通気層からの空気は、屋根の頂部に設けられた通気設備からドラフト作用で流れることを特徴とする高気密高断熱住宅の換気暖房システムが知られている。(特許第3558241号公報を参照する)
また、例えば、窓部、出入口部、換気口部、床下収納部等の開口部を除いた床面、壁面、天井面からなる室内各面と、それら室内各面に相対することとなる建造物の外壁、および上下、左右に隣接する部屋の壁面、床面または土間コンクリート面、天井面との間を、建造物外側および室内側へは殆ど気密状であって、建造物内全体で連通してなる室内包囲空洞部に形成すると共に、室内包囲空洞部の一部である最下階床下空間と、少なくとも、1階天井と2階床面との間の室内包囲空洞部部分、または1階天井直上で屋根裏空間でもある室内包囲空洞部部分適所とを、端部および/または中途部に強制送風装置を組み込んでなる空気誘導筒で連通させる一方、室内包囲空洞の一部である最下空間あるいは最上位空間には、暖房装置または冷房装置を設置してなることを特徴とする建造物の暖冷房システムが知られている。(特許第3563901号公報を参照する)
また、例えば、床下空間、居住空間、小屋裏空間を連通化すると共に、外壁構造を外壁材に断熱性のあるものを用い、内壁と外壁間に床下空間から小屋裏空間までを連通化する内外壁空間を有する外断熱壁構造、あるいはパッシブエアサイクル構造としたエアサイクル家屋において、上記連通化した空間を閉塞空間とすると共に、床下空間の土間を土間暖房構造とし、また床下空間には床下換気口、熱交換器を配設し、小屋裏空間には小屋裏換気口を設け、かつ、熱交換器と小屋裏空間とをファンを有するパイプで連結すると共に、熱交換器と床下換気口をファンを介して連結した家屋の開発案件が知られている。(特公平8−1316号公報を参照する)
また、例えば、高気密高断熱住宅において、居室だけではなく建物全体の換気を行うことで、耐久性に優れた、省エネルギーシステムの提供を課題とし、解決手段として、建築物を構成する屋根部、壁部、土間部に、現場発泡により断熱材層をシームレス化して設けることで気密を施して換気空調機により計画換気や冷暖房を行っている高気密高断熱建築物において、床下空気と小屋裏空気とを、壁構造内に設けられた通気層と屋内に設けられたダクトを通して循環させる、高気密高断熱建築物の換気空調システムが知られている。(特開2001−98655号公報を参照する)
また、例えば、高気密・高断熱構造の住宅において、床下へ新鮮な空気を強制的に取り入れて、床下に設置した暖めたコンクリートにより、新鮮な空気を暖めて全室丸ごと循環輻射暖房にするよう構成したことを特徴とする高気密・高断熱構造の住宅におけるヒーティングシステムが知られている。(特開平11−6629号公報を参照する)
また、例えば、建物内の換気を好適に行い、建物内を快適な住環境にすることを目的とし、その構成として、外気導入ダクトを介して外気を建物内に導入し、建物内を循環した空気を排気ダクトから外部へ排出して換気する空気循環建物の側壁および桁上に断熱材を設けることにより床下空間および各室を外部から断熱して配置し、前記各室の内壁部と壁体を構成する前記断熱材との間に前記床下空間に連通するエア流路を設け、前記外気導入ダクトをその一端を建物外で開口させるとともに他端を前記床下空間内で開口させて設け、前記外気導入ダクトから導入される外気と各室を還流して前記排気ダクトから排出される排気とを全熱交換する熱交換換気扇を設ける空気循環建物が知られている。(特開平08−285328号公報を参照する)
また、例えば、家屋内の換気と冷暖房を行い居住性の向上を目的とし、その構成は、小屋裏空間、床下空間を壁内空間で連通化し、またこれらの空間と居住空間とを通気口で結び、一方床下空間には床下空間暖房部を設け、また熱交換型換気扇を配設すると共に床下空間と熱交換型換気扇、居住空間に設けた排気口と熱交換型換気扇をパイプによってそれぞれ連結し、かつ、排気口と熱交換型換気扇の途中に冷却機を配することにより、冬季は床下空間暖房部による暖房、夏季は冷却機による冷房を行い、熱交換型換気扇による換気と冷暖房を行う家屋の開発案件が知られている。(特開平5−10554号公報を参照する)
ところが、第2564364号公報の家屋の開発案件では、家屋内の任意位置に熱交換器を配設し、該熱交換器と換気扇、エアー拡散ダクトを結び、またエアー拡散ダクトとドラフトダクト、集熱ダクトと分散ダクトを結び、かつ、家屋内の吸排気を行う換気口と熱交換器とを結ぶことを特徴とするが、この案件では家屋内に吸気を行う換気口からの浄化されない外気を取り入れて家屋内に拡散していくことになるので外気の条件によっては快適ではない状態の空気(例えば、多湿な空気、工場や車両からの汚染された空気など)が家屋内に拡散していくことになり高気密住宅にとっては問題が残る案件であるという指摘を受けている。
また、特公平8−1316号公報の家屋の開発案件では、床下空間には床下換気口、熱交換器を配設し、小屋裏空間には小屋裏換気口を設け、かつ、熱交換器と小屋裏空間とをファンを有するパイプで連結すると共に、熱交換器と床下換気口をファンを介して連結したことを特徴とするが、熱交換器の存在が必要不可欠な案件であり、その分メンテンナンス性に問題が生じエネルギー効率も悪化するという指摘を受けている。
さらに、特開平08−285328号公報の空気循環建物の開発案件では、前記外気導入ダクトから導入される外気と各室を還流して前記排気ダクトから排出される排気とを全熱交換する熱交換換気扇を設ける空気循環建物であることを特徴とするが、熱交換器の存在が必要不可欠な案件であり、その分メンテンナンス性に問題が生じエネルギー効率も悪化するという指摘を受けている。
また、例えば、特開平5−10554号公報の家屋の開発案件では、床下空間には床下空間暖房部を設け、また熱交換型換気扇を配設すると共に床下空間と熱交換型換気扇、居住空間に設けた排気口と熱交換型換気扇をパイプによってそれぞれ連結し、かつ、排気口と熱交換型換気扇の途中に冷却機を配することにより、冬季は床下空間暖房部による暖房、夏季は冷却機による冷房を行い、熱交換型換気扇による換気と冷暖房を行うことを特徴とするが、熱交換器の存在が必要不可欠な案件であり、かつその分余計な配管工事が必要であり、コストパフォーマンス的には不利な案件であると思われる。
また、例えば、特許第3187707号公報の構築物の冷暖房・換気システムでは、前記部屋と前記躯体内空気層を冷暖房並びに換気する空調手段が設けられ、前記躯体内空気層に空調手段の吹出口と吸入口がそれぞれ配置され、前記空調手段は空調器で構成され、空調器は前記躯体内空気層を構成する1階天井上空気層に配置されていることを特徴とするが、この案件では躯体内空気層の中に空調器が配設されていることで躯体内空気層の間を空気が効率よく循環しずらいとか拡散しずらいという問題点を指摘されており、性能が計画通りに発揮されないのではないかという懸案をする業界関係者もいる。
また、例えば、特開2001−98655号公報の高気密高断熱建築物の換気空調システムでは、床下空気と小屋裏空気とを、壁構造内に設けられた通気層と屋内に設けられたダクトを通して循環させることを特徴とするが、専用のダクトの設計・製造・加工および施工工事が必要であり、その分コストが上昇し経済的なメリットが相殺されるという問題点が議論されている。
また、例えば、特許第3558241号公報の高気密高断熱住宅の換気暖房システムにおいては、新鮮な空気を、給気ダクトを介して、床下に導き、床下には、前記給気ダクトからの新鮮な空気の一部を吸引するファンコイルユニット52が設けられ、このファンコイルユニットは、温水発生器から供給される温水によって、前記給気ダクトからの新鮮な空気の前記一部を加熱し、ファンコイルユニットからの加熱された空気は、居室を床暖房する床暖房設備に供給され、床暖房設備からの加熱空気は、前記給気ダクトからの新鮮な空気の残りと混ざって、壁内空気層を通して、居室の壁または天井に設けられる吹出グリルから居室内に供給されることを特徴とするが、専用のファンコイルユニットを計画・設計・加工および現場での設置工事が必要であり、その分コスト的な面で顧客に負担を強いることになる。
また、例えば、特許第3563901号公報の建造物の暖冷房システムでは、室内包囲空洞部の一部である最下階床下空間と、少なくとも、1階天井と2階床面との間の室内包囲空洞部部分、または1階天井直上で屋根裏空間でもある室内包囲空洞部部分適所とを、端部および/または中途部に強制送風装置を組み込んでなる空気誘導筒で連通させる一方、室内包囲空洞の一部である最下空間あるいは最上位空間には、暖房装置または冷房装置を設置してなることを特徴とするが、専用の強制送風装置およびその空気誘導筒を用いるためにコストの上昇は避けられず、最下空間あるいは最上位空間には暖房装置または冷房装置を設置する構造であるため最下空間あるいは最上位空間での空気の流れに支障が生じ、結果的に暖冷房効率が計画通りに向上しない可能性が高くなる。
また、例えば、特開平11−6629号公報の高気密・高断熱構造の住宅におけるヒーティングシステムでは、床下へ新鮮な空気を強制的に取り入れて、床下に設置した暖めたコンクリートにより、新鮮な空気を暖めて全室丸ごと循環輻射暖房にするよう構成したことを特徴とするが、この案件では家屋内に吸気を行う換気口からの浄化されない外気を取り入れて家屋内に拡散していくことになるので外気の条件によっては快適ではない状態の空気(例えば、多湿な空気、工場や車両からの汚染された空気など)が家屋内に拡散していくことになり高気密住宅にとっては問題が残る案件であるという指摘を受けている。
本発明は、上記の課題を解決するために成されたものであり、外気の条件によっては快適ではない状態の空気(例えば、多湿な空気、工場や車両からの汚染された空気など)を家屋内に取り入れた場合でも拡散させていく途中に清浄化させる手段をエアサイクル住宅または外断熱壁構造住宅または高気密高断熱住宅等の内部に設ける住宅の暖房・換気構造の提供を課題とする。
また、本発明は、建築、構築物の内部の空気の流れを拡散させたり上昇させたりするための、専用の装置または手段およびそのための空気誘導装置または空気誘導手段を使用したりせずに、エアサイクルを確実に行わせてダニ、カビの発生を防止し、しかも住宅等の居住空間を所定の温度まで到達させるようにして人間の健康、住宅の耐久性を強化し、住みやすいクリーンな空気の中で居住できる住宅とした住宅の暖房・換気構造を提案するものである。
また、本発明は、エアサイクル住宅または外断熱壁構造住宅または高気密高断熱住宅において、効率的に低コストで建物全体の輻射暖房や換気を行うことで、耐久性に優れ、省エネルギーを実現したエアサイクル住宅または外断熱壁構造住宅または高気密高断熱住宅の暖房・換気構造を提供することを目的としたものである。
課題を解決するための第一の手段として、床下空間、居住部、小屋裏空間からなり、かつ、床下空間から小屋裏空間までを連通化する屋内通気空間を形成させた外断熱壁構造または高気密高断熱住宅において、床下空間の土間を土間暖房構造とし、前記土間暖房構造は基礎断熱部と土間断熱部と蓄熱コンクリートで形成され、前記蓄熱コンクリートの内部に放熱手段を設け、また床下空間には外壁面と床下空間を連通する外壁・床下吸気口を設け、居住部の周囲に前記屋内通気空間を設けるようにした居住部周囲通気空間を形成し、また居住部には外壁面と室内を連通する壁面・室内排気口と前記屋内通気空間と室内を連通する通気空間・室内吸気口を設け、小屋裏空間の任意の位置には開閉自在手段を備えた換気扇を設け、外壁と壁断熱部との間に外壁通気空間を設け、屋根と屋根断熱部との間に屋根通気空間を設け、また屋根頂部には棟換気部を設け、外気と前記外壁通気空間と前記屋根通気空間と前記棟換気部を連通化したことを特徴とする、住宅の暖房・換気構造の提供を目的とする。
前記屋内通気空間の作用に関しては、前記土間暖房構造に前記外壁・床下吸気口からの新鮮な空気が送られ、前記土間暖房構造からの輻射熱は前記屋内通気空間を介して床下空間や居住部や小屋裏空間を暖め、床下空間で温められ充満した新鮮な空気は、前記土間暖房構造からの輻射熱により暖められ上昇気流となって床下空間から前記居住部周囲通気空間の方へ流れ、さらに前記居住部周囲通気空間から小屋裏空間の方へ流れ、前記開閉自在換気扇より排気される。
前記土間断熱部に関しては、前記蓄熱コンクリートの内部に放熱手段が埋設されるが、埋設する手段や位置に関しては、設計者の判断に委ねられる。
前記蓄熱コンクリートは、コンクリート成分の中に蓄熱成分を混合したコンクリートであれば何を用いてもよく特に制限はない。
前記放熱手段に関しては、電気加熱手段(コードヒーターやテープヒーターやパネルヒーターなどが使用できる)でも温水パイプのどちらか選択して用いる。
前記通気空間・室内吸気口に関しては、寸法や数は、前記居住部の大きさや数で決定するが、その内部に空気浄化手段を設けることが好ましい。
前記開閉自在換気扇に関しては、夏季は開放され、冬季は閉じられるが、開閉の制御に関しては制御ユニットにより、全自動、半自動、手動の中から選択して用いられる。前記開閉自在換気扇の能力、寸法、数は、住宅の大きさで決定する。
課題を解決するための第二の手段として、前記外壁・床下吸気口または(及び)前記床下空間の任意の部位または(及び)前記屋内通気空間の任意の部位に空気浄化手段または(及び)空気活性化手段を設けることを特徴とする、課題を解決するための第一の手段に記載の住宅の暖房・換気構造の提供を目的とする。
前記空気浄化手段に関しては、空気中に微粒子や人体にとって有害な気体が含まれる汚染空気から空気と微粒子や有害気体を分離することが可能な手段であれば何を用いても構わないが、一般的には、微粒子フィルターや微粒子吸着手段や微粒子分解手段や、有害気体フィルターや有害気体吸着手段や有害気体分解手段などが利用されている。
前記空気活性化手段に関しては、一般的には遠赤外線とマイナスイオンなどが知られており、本発明ではこのどちらかを利用するか両方とも利用するかは設計者の判断に委ねられる。
前記遠赤外線の特性に関しては、赤外線は波長0.75〜4,0μの近赤外線と、波長4.0〜1,000μの遠赤外線とに、波長により区分される。遠赤外線は、近赤外線に比べ光子エネルギーは小さいが浸透力が強く、生体内部にまで到達し加温する。物体は外部から種々の形でエネルギーを受け、これをまた種々の形で外部に放射しているが、このうち遠赤外線を多く放射するものが遠赤外線放射体であり、本発明では遠赤外線放射体に関しては何を用いてもよく特に制限はない。
前記マイナスイオンに関しては、「健康に良い」、「人体に好影響を及ぼす」ことが公知になってきているが、マイナスイオンは、自然界では「滝の周囲」で一番多く観測されており、例えば、空気1ccあたりで約12,000〜15,000個存在することが公知になっており、本発明ではマイナスイオン生成手段に関しては何を用いてもよく特に制限はない。
また、物質の中には遠赤外線放射体でありマイナスイオン生成手段でもある物質が知られており、例えば、炭、酸化金属の中の一部、鉱物質の一部の中に存在することが知られていて、本発明ではこれらの物質の利用が好ましい。
課題を解決するための第三の手段として、前記空気浄化手段または(及び)前記空気活性化手段が前記床下空間の任意の部位または(及び)前記屋内通気空間の任意の部位に木炭粉体または鉱物質粉体または金属酸化物粉体またはセラミック質粉体をコーティングすることを特徴とする、課題を解決するための第一の手段または課題を解決するための第二の手段に記載の住宅の暖房・換気構造の提供を目的とする。
前記木炭粉体に関しては、木材を蒸し焼きにして作ったものを、平均粒径0.1μmから1mmの粉末にしたタイプであれば何を用いても構わない。さらに所定の温度で処理することで生成される活性炭タイプの使用も可能である。
前記鉱物質粉体に関しては、例えば粘土鉱物と称されているタイプもあり、例えば、岩石・鉱物が風化分解、あるいは変成作用によってできた、きわめて微細な粒子の集合体であり、一般的には平均粒径5μm未満のものをいうが、成分が、SiO、SiO、AL、Fe、MgO、CaO、TiO、KO、MnO、ZnO、AgO、GeO、GeO、SnO、SnO、Fe、FeO、CuO、などから一種以上含まれたタイプであれば何を用いても構わない。
前記金属酸化物粉体に関しては、SiO、SiO、AL、Fe、MgO、CaO、TiO、KO、MnO、ZnO、AgO、GeO、GeO、SnO、SnO、Fe、FeO、CuO、などから少なくとも一種を選択して用いることができ、平均粒径0.1μmから1mmの粉末を用いるのが好ましい。
また、前記鉱物質粉体と前記酸化金属粉体と前記陶磁器粉体に関しては、夫々単独で用いてもよいし組合わせて用いてもよいが夫々の配合比率に関しては特に制限は設けない。また、前記酸化金属粉体または/および前記陶磁器粉体の粒度に関しては、平均粒径0.1μmから1mmの粉末を用いるのが好ましい。
前記セラミック質粉体に関しては、前記セラミックス体の構成材料として、前記酸化金属の粉体、前記鉱物質粉体、の中から少なくとも1種以上の所定量の粉体から組み合されたことを特徴とし、これらの任意の組合わせが可能である。
前記コーティング手段に関しては、刷毛、ローラー、噴霧装置、吹き付け手段などを用いて、所定の部位に、前記粉体を付着させるようにする。
本発明に係る住宅の暖房・換気構造によれば下記のような効果が期待できる。
(1)外壁と内壁、屋根断熱部と小屋裏空間に2重の断熱層を形成するため、高率よく冷、暖房を行うことができる。
(2)床下空間暖房部により居住空間は床面、内壁面の相方から暖房が行われ、均質な暖房を行うことができる。
(3)床下空間暖房部により家屋全体の暖房を行うため、ヒートショックがなく健康的な環境となる。
(4)壁内空間や床下空間、小屋裏空間の少なくとも1つと居住空間を通気口で結んだため、土間暖房部によって加温された空気を直接居住空間に取り入れ、暖房に利用でき、高率よく暖房することができる。
(5)空気活性手段を介して取り入れた外部の空気を床下空間に放出するため、空気の上昇を助長し、より内壁面からの暖房を一様にすることができる。
さらに本発明は以下の優れた効果を奏する。
(6)それぞれ気密材が併設される断熱材によって前後左右及び上下を気密的に囲まれて建築物の内部に住空間が形成され、この住空間内に内装材によって囲まれる部屋が設けられ、住空間を形成する断熱材と部屋を形成する内装材との間に隙間が形成されて躯体内空気層が形成され、空調手段によって、前記部屋のみならず躯体内空気層も冷暖房並びに換気しているため、部屋を構成する天井材、床材、内壁材等の内装材も冷暖房することとなり、したがって、部屋の前後左右及び上下の6面全てが輻射面となって、各居室間における温度差並びに一つの居室内においても上下及び水平方向の温度差をなくすることができる。この結果、温度差の少ない快適な住空間が得られる。また、建築物全体の熱容量を有効利用することができ、時間的に温度変化の少ない冷暖房が行える。さらに、躯体内特に床下空気層等も空調しているので、土台の腐食を防止できかつ内部結露も防止できる。
(7)前記放熱器と前記土間断熱材との間には土間コンクリートが打設されているので、放熱器より発散される熱を土間コンクリートで蓄積することができ、放熱器を停止させた後に住空間の温度が急速に下がるのを防止できる。
(8)外装材と前記外壁断熱材との間には隙間が設けられて外壁通気層が形成されているので、この空間を換気用として利用することができ、もって、内部結露の防止並びに夏季において日射熱が住空間に侵入するのを防止できる。
(9)前記外壁通気層の下部には外気に連通する空気流入口が設けられているとともに、外壁通気層の上部には外気に連通する空気流出口が設けられているので、外壁通気層の自然換気が行え、内部結露の防止並びに夏季において日射熱が住空間に侵入するのをより一層防止できる。
本発明に係る住宅の暖房・換気構造によれば、居住空間である全ての部屋を、気密状態にて室内包囲空洞部により包囲することによって、暖気または冷気が室内に流入されることなく、熱は部屋の床面、周壁面、および天井面から輻射または吸収されるので、従前のように室内空気を直接的に暖冷房する場合に比較し、極めて効果的且つ間接的に居住者の体感温度を制御することが可能となり、必要以上に暖め過ぎたり、冷し過ぎて、健康を損ねてしまうような心配が一切なくなり、秀れた暖冷房効果を提供できる。
さらに本発明に係る住宅の暖房・換気構造によれば、(イ)夏期においては床下空間の冷気と外部の新鮮な空気を循環させるため、居住空間が涼しく居住性のよいものとなる。(ロ)冬期においては土間暖房構造により暖められた空気の上昇により室内空間が暖められる。(ハ)また床下空間へは外部の新鮮な空気が熱交換器により暖められた状態で供給されるため熱損失が少ない。(ニ)強制的なエアサイクルとなり、確実にエアサイクルが行われ、効果を得ることができる。(ホ)内外壁空間にて空気の移動があるため、結露発生を阻止すると共に、カビ、ダニの発生を阻止することができる。(ヘ)居住空間での空気は外部からの新鮮な空気で本発明により清浄化され活性化され、衛生的である。などの特徴がある。
本発明により、床下へ新鮮かつ清浄化または活性化された空気を前記床下空間に取り入れて、床下に設置した暖めたコンクリートにより、新鮮かつ清浄化または活性化された空気を暖めて全室丸ごと輻射暖房にするよう構成したことで、住宅内部の空気のよどみを無くし、すべての部位を空気の流れに曝すことが可能になり、そのため部分的に湿気がたまり木材が腐るといったことが無くなり、又冬場において熱を有効に利用し、夏季には省電力が出来た。
以下、本発明の実施の形態について、図1に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態例を示す概略説明図である。
Hは床下空間から小屋裏空間までを連通化した屋内通気空間を形成した外断熱壁構造または高気密高断熱住宅であり、外断熱壁構造または高気密高断熱住宅Hは外壁50と壁断熱部51との間に外壁通気空間52を設け、屋根40と屋根断熱部41との間に屋根通気空間42を設け、また屋根頂部43には棟換気部44を設け、外気と外壁通気空間52と屋根通気空間42と棟換気部44を連通化したことを特徴とする。また、外断熱壁構造または高気密高断熱住宅Hは、土間暖房構造10には床下空間11を形成させ、居住部20の周囲に居住部周囲通気空間20aと居住部21の周囲に居住部周囲通気空間21aを形成させ、30は小屋裏空間であり、小屋裏空間30の任意の位置には開閉自在換気扇31を設け、床下空間11と居住部周囲通気空間20aと居住部周囲通気空間21aと小屋裏空間30と開閉自在換気扇31を連通化したことを特徴とする。また、土間暖房構造10は基礎断熱部12と土間断熱部13と蓄熱コンクリート14で形成され、蓄熱コンクリート14の内部にを設けたことを特徴とする。また床下空間11には外壁面50と床下空間11を連通する外壁・床下吸気口P1を設け、外壁・床下吸気口P1は外気を床下空間11に送る働きをし、居住部20には居住部周囲通気空間20aの空気を取り入れる通気空間・室内吸気口20bと外壁面50と居住部20を連通する壁面・室内排気口P2を設け、居住部21には居住部周囲通気空間21aの空気を取り入れる通気空間・室内吸気口21bと外壁面50と居住部21を連通する壁面・室内排気口P3を設ける。
図1の実施の形態例より、比較的都会地域に建てられた外断熱壁構造または高気密高断熱住宅Hの冬季での実施例を説明すると、車両からの排気ガスと埃っぽい冷たい外気が外壁・床下吸気口P1を介してかつ内部のフィルターで埃が除去された空気が蓄熱コンクリート14で暖められ、さらに蓄熱コンクリート14の表面にコーティングした木炭塗料によって車両からの排気ガスを軽減された清浄な暖気が放熱手段15からの輻射熱(20℃から25℃)による上昇気流により床下空間11と居住部周囲通気空間20aと居住部周囲通気空間21aと小屋裏空間30を暖めていき、清浄な暖気は通気空間・室内吸気口20bより進入し居住部20の空気を暖めまた居住者により消費された空気は壁面・室内排気口P2を介して屋外に排気され、さらに清浄な暖気は通気空間・室内吸気口21bより進入し居住部21の空気を暖めまた居住者により消費された空気は壁面・室内排気口P3を介して屋外に排気される。外断熱壁構造または高気密高断熱住宅Hの内部は効率良く暖められることで、通常であれば壁断熱部51や屋根断熱部41に温度差が生じ結露の恐れが生じるが、外気と外壁通気空間52と屋根通気空間42と棟換気部44との間の空気の流れによって結露は生じない。よって、車両からの排気ガスと埃っぽい空気に悩まされた人が本発明を採用することで、すなわち外断熱壁構造または高気密高断熱住宅Hの住人は快適な冬季を過ごすことができる。
図1の実施の形態例より、比較的都会地域に建てられた外断熱壁構造または高気密高断熱住宅Hの夏季での実施例を説明すると、車両からの排気ガスと高温多湿の外気が外壁・床下吸気口P1を介してかつ内部のフィルターで排気ガスが除去された空気が蓄熱コンクリート14で冷却され、さらに蓄熱コンクリート14の表面にコーティングした木炭塗料による湿気調節機能により湿気が軽減された清浄な冷気が放熱手段15からの輻射熱(20℃から25℃)による上昇気流により床下空間11と居住部周囲通気空間20aと居住部周囲通気空間21aと小屋裏空間30を冷却していき、清浄な暖気は通気空間・室内吸気口20bより進入し居住部20の空気を冷やしまた居住者により消費された空気は壁面・室内排気口P2を介して屋外に排気され、さらに清浄な冷気は通気空間・室内吸気口21bより進入し居住部21の空気を冷やしまた居住者により消費された空気は壁面・室内排気口P3を介して屋外に排気される。外断熱壁構造または高気密高断熱住宅Hの内部は効率良く冷やされることで、通常であれば壁断熱部51や屋根断熱部41に温度差が生じ結露の恐れが生じるが、外気と外壁通気空間52と屋根通気空間42と棟換気部44との間の空気の流れによって結露は生じない。よって、車両からの排気ガスと多湿の空気に悩まされた人が本発明を採用することで、すなわち外断熱壁構造または高気密高断熱住宅Hの住人は快適な夏季を過ごすことができる。
本発明では実施例として2階建て住宅の場合を説明したが、平屋建て住宅の場合でも2階建て以上の住宅でも高層建築物でも同様の効果が可能である。
本発明の実施の形態例を示す概略説明図である。
符号の説明
10 土間暖房構造
11 床下空間
12 基礎断熱部
13 土間断熱部
14 蓄熱コンクリート
15 放熱手段
20 居住部
20a 居住部周囲通気空間
20b 通気空間・室内吸気口
21 居住部
21a 居住部周囲通気空間
21b 通気空間・室内吸気口
30 小屋裏空間
31 開閉自在換気扇
40 屋根
41 屋根断熱部
42 屋根通気空間
43 屋根頂部
44 棟換気部
50 外壁
51 壁断熱部
52 外壁通気空間
H 外断熱壁構造または高気密高断熱住宅
P1 外壁・床下吸気口
P2 壁面・室内排気口
P3 壁面・室内吸気口

Claims (3)

  1. 床下空間、居住部、小屋裏空間からなり、かつ、床下空間から小屋裏空間までを連通化する屋内通気空間を形成させた外断熱壁構造または高気密高断熱住宅において、床下空間の土間を土間暖房構造とし、前記土間暖房構造は基礎断熱部と土間断熱部と蓄熱コンクリートで形成され、前記蓄熱コンクリートの内部に放熱手段を設け、また床下空間には外壁面と床下空間を連通する外壁・床下吸気口を設け、居住部の周囲に前記屋内通気空間を設けるようにした居住部周囲通気空間を形成し、また居住部には外壁面と室内を連通する壁面・室内排気口と前記屋内通気空間と室内を連通する通気空間・室内吸気口を設け、小屋裏空間の任意の位置には開閉自在手段を備えた換気扇を設け、外壁と壁断熱部との間に外壁通気空間を設け、屋根と屋根断熱部との間に屋根通気空間を設け、また屋根頂部には棟換気部を設け、外気と前記外壁通気空間と前記屋根通気空間と前記棟換気部を連通化したことを特徴とする、住宅の暖房・換気構造。
  2. 前記外壁・床下吸気口または(及び)前記床下空間の任意の部位または(及び)前記屋内通気空間の任意の部位に空気浄化手段または(及び)空気活性化手段を設けることを特徴とする、請求項1に記載の住宅の暖房・換気構造。
  3. 前記空気浄化手段または(及び)前記空気活性化手段が前記床下空間の任意の部位または(及び)前記屋内通気空間の任意の部位に木炭粉体または鉱物質粉体または金属酸化物粉体またはセラミック質粉体をコーティングすることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の住宅の暖房・換気構造。
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