JPS6327264A - インクジエツト記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はインクジェット記録ヘッドのインク吐出駆動手
段として電気機械変換体を用いたインクジェット記録装
置に関する。

〔従来技術〕

プリンタやファクシミリなどの記録装置は、複数個のｌ
”ソト形成手段を有する記録ヘッドを印字データ信号に
基いて駆動することにより、用紙やプラスチック薄板な
どのシート（記録媒体）にドツトの集合から成る画像（
印字）を形成している。

これらに用いられる記録装置は、記録方式により、サー
マル式、ワイヤドツト式あるいはインクジエソ１−式な
どに分類することができる。

前記インクジェット式（インクジェット記録装置）では
、ドツト形成手段としてインク吐出口を有し、該インク
吐出口に対応して設けられた吐出エネルギー発生体をデ
ータ信号に基いて駆動することにより飛翔的インク滴を
形成し、こＡ９．をシーＩ・に付着させて記録か行われ
る。

この種のインクシエソ１記録装置には、吐出エネハバ１
−−発生体として発熱抵抗体素子を加！ＩＪｔ　！ｊｉ
ｇ動することでインク吐出口よりインクを吐出させる方
式と、電気機械変換体を駆動ずろことでインク１！Ｉ：
　ＩＩＩ　ｎよりインクを吐出さ−ｌ！る方式が知られ
ている。

本発明は、後者の電気機械変換体を吐出エネルギー発牛
体とし２て用いたインクジエソ１〜記録装置を適用対象
とするものである。

ところで、−ｅに、記録装置にあっｉｌｌよ、シー１−
がなくなった時や記録へ・ノドを１？、栽しているキャ
リジが配録途中でｆ７止してし」゛ったｌ、’（例えば
インク切メ９．や機械の不調等か発生した時）など装置
がｊ呉１）」作しに１１）１、ニメ１．を何らかの手段
で使用者に知ら−Ｕるエラー表示装置か設ｉＪられてい
７〕。

第５図はｉに来のインクシェツト記録装置のエラー表示
装置を例示する。

第５図の（Ａ）においで、記録装置１の本体２の前面に
操作パネル３が取付けられている。

操作パネル３に（コ、第５図の（Ｂ）に示すごとく、Ｆ
　Ｆ、■、ＦおよびＯＮ　　ＬＩＮＥ操作用の１榮作ボ
タンが配置され、該操作パネルの右側部分には縦に；３
つの表示ランプが配置され、上から順にＲｅ　ａ　ｄ　
ｙ　、、Ｃｈ　ｅ　ｃ、　ｋおよびＰｏｗｅｒの表示を
行うようになっている。

第６図は」−記３つの表示ランプが全て消灯している状
態を示す。

さて、記録開始前あるいは記録中にシート（用紙などの
記録媒体）がなくなると、シート搬送経路の途中に設け
たシー１−センサなどでシートなしが検知され、これに
基いて」−記表示ランプ中のＣｈ　ｅ　ｃ　ｋランプを
点滅させる。

第７１ＸＩＬ才このＣｈｅｃｋランプ点滅の状態を示す
。なお、第７図の状態では、電源がＯＮでありｐ　ｏ　
ｗ　ｅ　ｒランプは点灯し続けている。

また、記録ヘットを搭載しているキャリジが何らかの理
由で記録中に停止してしまったり、誤った動作をした時
にも、第７図に示すように、ｃｈｅ（ｋランプが点１７
ｋｋし、エラー表示がｊｌゎれる。

〔発明か解決し２，１、・うとする間！Ｉｅｏ　、、：
丈〕し２かし、従来の・インクソヱ・ノ１記ｉｉ装置に
あってＣ；１、エラー表示４１前述の表示ランプの点ｌ
成など４■３二「段のめて行っＣいたので、席’　ｔｌ
Ｖ　／１鉢１．！　Ｌ、“（いない１（■す、ランプ点
７）１１．を見過こず場合が多く、エラー乙こター１す
る処置をタイムリーに行うのが外しいとい・う問題かあ
った。

〔ＬＩ的ｊ 本発明は、このような従来技術の問題を解決でき、アラ
ームブ１）′−等の新しい部品をｒ（２付けることなく
、記録装置のエラー発生を使用者が容易にかつ確実に感
知し・うるインクシェツト記録装置を提（共ずろことで
ある。

〔「１的達成のための手段〕 本発明は、電気機械変換体を用いてインク吐出「］から
インクを吐出して記録を行・うインクジｘ　’７［・記
録装置において、前記インクジエソｊ・記録装置の動作
エラー表示として前記電気機ｔｑｌｊ変換体を用いるこ
とにより、上記目的を達成するものであ〔実施例〕 以下第１図〜第４図を参照して本発明の詳細な説明する
。

第４図は、インクジェット記録装置において、トン！・
形成手段であるインク吐出口４を電気機械変換体、例え
ば圧電素７−５で駆動し飛翔的インク７１カフを形成す
る動作原理を示す。

第４図の（Ａ）は非駆動状態すなわち電気機械変換体、
例えば圧電素子５に電圧を印加しない状態を示し、イン
ク吐出口４内にはインク６が図示のように充満している
。

圧電素子５に電圧（記録用電圧）を印加すると、第４図
の（Ｂ）に示すように該圧電素子５に機械的変位が生じ
、インク流路内のインク６をインク吐出口４より吐出す
るための吐出エネルギーがインクに作用する。

第４図の（Ｃ）　６オこの吐出エネルギーによりインク
吐出口４からインクの一部が吐出され、飛翔的インク滴
７が形成される状態を示す。

こ・うし゛ζインク吐出が完了したあと、インク６０表
面張力により、第４図の（Ｄ）に示すごとく、・インク
流路内のインク６は第４図の（Ａ）に示す駆動前と同じ
状態に復帰する。

記録ヘッドの前面には、このような電気機ｔｉｉｌｉ変
換体、例えば圧電素子５を有するインク吐出口４が複数
個配列されていることも多い。例えば、キャリジに搭載
した記録ヘッドでシートを走査するシリアル式の場合、
１個の記録ヘッドには、縦１列（または複数列）に配列
された２４または３２のインク吐出口が設けられている
場合や、横１列に複数個のインク吐出口を持つものなど
がある。

各インク吐出「］４が前述のような動作を繰り返すこと
によりシートに画像が記録されていくが、これに伴って
各電気機械変換体５から「ピッ」という発振音が発生ず
る。

第１図は本発明の一実施例によるインクシエソＩ・記録
装置１の内部構造を示す。

前述したようなエラー状態が発生した時すなわちシート
（記録媒体）がなくなった時や記録ヘッドをｔｇ載して
いるキャリジが途中で停止してしまった時などのように
装置が誤動作した時は、一般に第Ｆ図に示すように、記
録ヘッドを搭載しプラテン８に沿って往復運動するキャ
リジ９は記録範囲外のホームポジションＨＰへ移動スる
。

第１図には、このホームポジションＨＰに、キャリジ９
上の記録ヘッドに対向してキャッピング手段およびイン
ク回復装置を設ける場合が図示されている。

誤動作等のエラー状態が発生すると、第７図に示すよう
にＣｈｅｃｋランプを点滅させてエラー表示が行われる
が、これと同時または若干前後して、電気機械変換体５
に電圧が印加され、発振音が発生する。

この発振音は、電圧波形を選定することにより１回また
は複数回一定間隔をおいて発生させることができ、「ピ
ン」あるいは「ビン、ピッ、ピッ」等の警告音でエラー
状態にあることを表示できる。

一般に前記発振音と同時にインクが吐出するが、通常、
エラー表示の時はキャリジ９がホームポジションＩ　Ｐ
にあり、記録ヘットに回復装着１０が対向しインク吐出
「］をキキャラピンしていたり、廃インク溜めを配置し
ているので、吐出したインクは回収され記録装置内部や
シート等を汚染することばない。

以上説明した実施例によれば、記録ヘッド駆動手段とし
ての電気機械変換体、例えば圧電素子５をそのまま使用
し、エラー発生時にはＣｈｅｃｋランプの点滅動作と併
行して該電気機械変換体５に電圧を印加して発振音を発
生させるので、何ら新しい部品を付加しなくとも、エラ
ー発生の警告ブザーを設けたのと同じ機能を実現させる
ことができ、簡単かつ低コストでエラー発生確認の容易
化、確実化を図ることができた。

第２図は本発明の他の実施例によるインクジェット記録
装置１を示す。

本実施例は、上ケース１１のホームポジションＴＩＰ（
第１図参照）に対応する位置に網目状の開口１２を形成
し、前記発振音が記録装置の外部へ伝播しやすい構造に
なっている。

第２図の実施例のその他の部分は第１図の実施例の場合
と実質上同じである。

第３図は本発明のさらに他の実施例によるインクジエソ
１〜記録装置１の一部断面側面図である。

第３図の実施例は、第２図の開口１２を有する構造にお
いて、さらに発振音の音源近くから該開口１２までに筒
状または円錐状の中空体から成る発振音通路１３を設け
、発振音を矢印で示すごとく記録装置１の外部へ導出す
るよう構成されている。

この通路１３は拡声機能番有しており、以上のような改
良でエラー発生を示す発振音がはっきり間こえる構造に
することができる。

なお、第３図のインクジェット記録装置１のその他の部
分は第１図あるいは第２図の場合と実質」二同じである
。

圧電素子５の特性として、印加される電圧の大きさによ
ってインクが吐出しない場合がある。すなわら、記録１
ＩＪｌに印加される電圧（記録ヘン１駆動電圧）より高
い電Ｖ［を印加ずイ〕とインクか吐出しなくなる。

このような圧７［素子５の特性を利用し、エラー表示ブ
ザーとして使用するときの印加電圧を記録時によりも高
く設定ずイ）ことにより、発振音を発生させるときのイ
ンクの無駄な吐出をなくすことかできる。

なお、図示の各実施例ではエラー発４１ミ時に発振音と
Ｃｈ　ａ　ｃ、　ｋランプを共用したが、本発明は電気
機械変換体の発１辰音のめでエラー表示するよう構成す
ることもできる。

〔効果〕

以上の説明から明らかなごとく、本発明により。

ぽ、新しい部品を取（＝Ｊけることなく、記録が：置の
動作エラーの発へ１−を音グ的に容易にＵｆｒ認しうる
インクシエソＩ・６【シ録装置がＨｉｆられるつ

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるインクツエソ（・記録
装置の−Ｌカバーを除去した斜視図、第２図は本発明の
他の実施例によるインクシェフ１・記録装置の全体斜視
図、第３図は本発明のさらに他の実施例によるインクシ
ェツト記録装置の一部破断側面図、第４図はインク吐出
時のインク吐出口の状態変化を順々に示す模式的縦断面
図、第５図の（八＞　ｈａｔ記録装置の全体斜視図、第
５図の（Ｂ）ｔＪｌ第５図（Ａ）の操作パネルの正面図
、第６図４）ｌ第５図の（Ｂ）の操作パネル上の表示ラ
ンプの非動作時の正面図、第７図は第６図の作動時を例
示する正面図である。 １−−一一−−−記録装置、４−−−−−＝−インク吐
出［二１．５−−−−−−一電気機械変換体（圧電素子
）、９−−−一−−キャリジ、１１　−−−−−−−ケ
ース、１２−−−−−一開口、１３−−通路。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）電気機械変換体を用いてインク吐出口からインク
   を吐出して記録を行うインクジェット記録装置において
   、前記インクジェット記録装置の動作エラー表示として
   前記電気機械変換体を用いることを特徴とするインクジ
   ェット記録装置。
2. （２）前記インクジェット記録装置のケースに前記電気
   機械変換体の発振音を導く通路を設けたことを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載のインクジェット記録装置
   。
3. （３）前記発振音と表示ランプの点灯とを組合せてエラ
   ー表示を行うことを特徴とする特許請求の範囲第１項ま
   たは第２項記載のインクジェット記録装置。
4. （４）前記電気機械変換体に加える電圧をエラー表示時
   と記録時とで異なる値に設定し、前記発振音を発生させ
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項〜第３項のい
   ずれかに記載のインクジェット記録装置。