JP2017013328A - インクジェット記録装置、インクジェット記録装置の制御方法、およびインクジェット記録装置の制御プログラム - Google Patents

インクジェット記録装置、インクジェット記録装置の制御方法、およびインクジェット記録装置の制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】印刷動作を中断せずに高い生産性を維持しつつ、ノズルの異常吐出に起因する画像不良を低減することができるインクジェット記録装置を提供する。
【解決手段】液滴を吐出するノズルが複数設けられた記録ヘッド21を備え、画像データに基づいて所定の解像度で画像を形成するインクジェット記録装置であって、ノズルから正常に液滴が吐出されているかを検知する吐出異常検出部30と、吐出異常検出部30の検知結果に基づいて、異常ノズルの数を計数するとともに、計数された異常ノズルの数が閾値を超える場合、所定の解像度よりも低解像度となるようにノズルから液滴を吐出させる制御部200と、を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、インクジェット記録装置、インクジェット記録装置の制御方法、およびインクジェット記録装置の制御プログラムに関する。
液滴(インク滴)を吐出する記録ヘッドを用いた液体吐出記録方式の画像形成装置であるインクジェット記録装置が知られている。インクジェット記録装置では、記録ヘッドのノズルから液滴を記録媒体(記録材、用紙、記録紙ともいう)に対して吐出して、画像形成(記録、印字、印刷も同義語で使用する)を行なう。インクジェット記録装置としては、シリアル方式のインクジェット記録装置と、ライン方式のインクジェット記録装置と、が広く知られている。
シリアル方式のインクジェット記録装置は、記録ヘッドを記録媒体に対して主走査方向(幅方向)に移動させながら液滴を吐出する動作と、記録媒体を副走査方向に移動する動作とを組み合わせて印刷を行うものである。
一方、ライン方式のインクジェット記録装置では、記録ヘッドとして記録用紙の幅分の印刷幅を有するラインヘッドを有し、このラインヘッドと記録媒体とを相対移動させながら印刷を行うものである。ライン方式のインクジェット記録装置は、近年、印刷速度の高速化と高画質化が進み、商業・産業分野での需要が増加している。
また、ライン方式のインクジェット記録装置であって、記録媒体として連続した長尺の記録媒体(連帳紙)を使用する装置も知られている。このような装置は、ロール状に巻かれた連帳紙を高速で搬送して印刷を行うものであって、大量印刷に適している。
これらのインクジェット記録装置において、ノズルから液滴が正常に吐出されないと画像不良が発生してしまう。これに対し、例えば、特許文献1には、複数の液滴吐出ヘッドと、ノズルからの液滴の吐出異常を検出する吐出異常検出手段と、液滴の吐出異常の原因を解消させる回復処理を行う回復手段と、を備え、液滴吐出ヘッドが液滴受容物に対し液滴を吐出しているとき、ノズルから吐出すべき各液滴についての吐出動作に対しそれぞれ吐出異常検出手段により吐出異常を検出し、吐出異常が検出された場合には、当該液滴受容物に対する液滴の吐出を中断して、その吐出異常の原因に応じた回復処理を回復手段により実行する液滴吐出装置が開示されている。
シリアル方式のインクジェット記録装置の場合であれば、液滴が正常に吐出されないノズル(異常ノズルという)がある場合、特許文献1に記載されるように、印刷動作を停止し、メンテナンスを実施したりすることができる。また、スキャン数を増やして、正常なノズルから欠損分を補ったりすることが可能である。
しかしながら、異常ノズルを検知した場合に、印刷動作を中断する場合、生産性が低下してしまうという問題がある。
また、特に、ライン方式のインクジェット記録装置の場合は、1パス印字が原則であるため、スキャン数を増やす対応は取り難い。また、ライン方式のインクジェット記録装置で、連帳紙を高速印刷する場合などには、印刷途中で異常ノズルが検知されたとしても、それを回復させるために印刷を停止することはできない。
そこで本発明は、印刷動作を中断せずに高い生産性を維持しつつ、ノズルの異常吐出に起因する画像不良を低減することができるインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明に係るインクジェット記録装置は、液滴を吐出するノズルが複数設けられた記録ヘッドを備え、画像データに基づいて所定の解像度で画像を形成するインクジェット記録装置であって、前記ノズルから正常に液滴が吐出されているかを検知する吐出異常検出部と、前記吐出異常検出部の検知結果に基づいて、異常ノズルの数を計数するとともに、計数された前記異常ノズルの数が閾値を超える場合、前記所定の解像度よりも低解像度となるように前記ノズルから液滴を吐出させる制御部と、を備えるものである。
本発明によれば、印刷動作を中断せずに高い生産性を維持しつつ、ノズルの異常吐出に起因する画像不良を低減することができることができる。
インクジェット記録装置の概略構成図である。 記録ヘッドをノズル面から見た場合の平面図である。 液体吐出ヘッドの一例を示す液室長手方向に沿う断面説明図である。 液体吐出ヘッドの液室短手方向に沿う断面説明図である。 吐出異常検出部の一例を示す概略構成図である。 インクジェット記録装置の制御部の機能ブロック図である。 インクジェット記録装置が実行する印刷処理の一例を示すフローチャートである。 インクジェット記録装置が実行する印刷処理の他の例を示すフローチャートである。 操作パネルへの異常ノズルの表示例である。
以下、本発明に係る構成を図1から図9に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
(インクジェット記録装置)
図1は、本実施形態に係るインクジェット記録装置10を含む印刷システム100のシステム構成を説明する側面図である。図1に示すように、印刷システム100のシステム構成はインクジェット記録装置10と、給紙装置40と、排紙装置50と、で構成される。
インクジェット記録装置10は、ライン方式で連帳紙を記録媒体とする画像形成装置であって、給紙装置40から連帳紙である記録媒体Pが給紙されて、記録媒体Pは複数のガイドローラに沿わせつつ搬送される。
インクジェット記録装置10は、エッジコントローラ11を備えており、給紙された記録媒体Pの幅方向両端の位置を規制することにより記録媒体Pの搬送方向と直行する方向での記録媒体Pのずれを補正することにより記録媒体Pの蛇行を抑制する。
記録ヘッドユニット20の位置まで記録媒体Pが搬送されると、記録ヘッドユニット20から液滴を吐出することで画像形成がなされる。
ここで、ライン方式で連帳紙を記録媒体とするインクジェット記録装置10は、主に商業用途に用いられるが、形成する画像の定着性を向上させることや、画像に光沢を付与すること等の印刷物としての品質を向上させることを目的として、画像形成に用いる色材を含むインクの液滴(カラーインク)に加え、画像に影響を与えない色の追加液滴(上塗り剤、オーバーコートともいう)を吐出するものが知られている。追加液滴は、例えば、透明のクリアインクなどである。
本実施形態に係るインクジェット記録装置10は、図1に示すように、記録ヘッドユニット20は、記録媒体Pの搬送方向に沿って、ブラック(K)、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)の各色の液滴を吐出するための記録ヘッド21k,21c,21m,21yを備えるとともに、その下流側に、追加液滴(T)を吐出する記録ヘッド21tを備えている。以下、特に区別しない場合は記録ヘッド21と記す。
図2は、記録ヘッドユニット20の記録ヘッド21をノズル面から見た場合の平面図である。各記録ヘッド21は、図2中の拡大図に示すように、複数のノズル22が記録媒体Pの搬送方向と直交する方向(以下、ノズル列方向)に配列されてノズル列23が形成されており、このノズル列23を複数有する小ヘッド24が、ノズル列方向に千鳥状に配置されることでラインヘッドとして構成されている。
なお、図2の例では、各記録ヘッド21は、それぞれ複数のノズル列23を有し、ノズル列23から同じカラーの液滴を吐出しているが、これに限られるものではなく、ノズル列23単位で異なるカラーの液滴を吐出するものであってもよい。
記録ヘッドユニット20の搬送方向下流側には、ドラム状のヒータであるヒートローラ12が設けられている。ヒートローラ12は、記録媒体Pを加熱して、高速で搬送される記録媒体Pに着弾させた各色の液滴、追加液滴を乾燥させ、定着させる。
また、記録ヘッドユニット20の近傍には、ノズル22からの液滴の吐出異常を検知する吐出異常検出部30(図5)が設けられている。
排紙装置50は、画像形成後の記録媒体Pを巻き取るものである。なお、図示しない後処理装置にて、裁断、巻き取り、製本など、様々な後処理を加えるものであってもよい。
(液滴吐出ヘッド)
次に、記録ヘッド21を構成している液体吐出ヘッドの一例について図3及び図4を参照して説明する。なお、図3は同ヘッドの液室長手方向に沿う断面説明図、図4は同ヘッドの液室短手方向(ノズルの並び方向)の断面説明図である。
液滴吐出ヘッドは、例えば単結晶シリコン基板を異方性エッチングして形成した流路板101と、この流路板101の下面に接合した例えばニッケル電鋳で形成した振動板102と、流路板101の上面に接合したノズル板103とを接合して積層し、これらによって液滴を吐出するノズル22が連通する流路であるノズル連通路105及び液室106、液室106にインクを供給するための共通液室108に連通するインク供給口109などを形成している。
また、振動板102を変形させて液室106内のインクを加圧するための圧力発生手段(アクチュエータ手段)である電気機械変換素子としての2列(図4では1列のみ図示)の積層型圧電素子121と、この圧電素子121を接合固定するベース基板122とを備えている。なお、圧電素子121の間には支柱部123を設けている。この支柱部123は圧電素子部材を分割加工することで圧電素子121と同時に形成した部分であるが、駆動電圧を印加しないので単なる支柱となる。
また、圧電素子121には図示しない駆動回路(駆動IC)に接続するためのFPCケーブル126を接続している。
そして、振動板102の周縁部をフレーム部材130に接合し、このフレーム部材130には、圧電素子121及びベース基板122などで構成されるアクチュエータユニットを収納する貫通部131及び共通液室108となる凹部、この共通液室108に外部からインクを供給するためのインク供給穴132を形成している。このフレーム部材130は、例えばエポキシ系樹脂などの熱硬化性樹脂或いはポリフェニレンサルファイトで射出成形により形成している。
ここで、流路板101は、例えば結晶面方位(110)の単結晶シリコン基板を水酸化カリウム水溶液(KOH)などのアルカリ性エッチング液を用いて異方性エッチングすることで、ノズル連通路105、液室106となる凹部や穴部を形成したものであるが、単結晶シリコン基板に限られるものではなく、その他のステンレス基板や感光性樹脂などを用いることもできる。
振動板102は、ニッケルの金属プレートから形成したもので、例えばエレクトロフォーミング法(電鋳法)で作製しているが、この他、金属板や金属と樹脂板との接合部材などを用いることもできる。この振動板102に圧電素子121及び支柱部123を接着剤接合し、更にフレーム部材130を接着剤接合している。
ノズル板103は各液室106に対応して直径10〜30μmのノズル22を形成し、流路板101に接着剤接合している。このノズル板103は、金属部材からなるノズル形成部材の表面に所要の層を介して最表面に撥水層を形成したものである。なお、このノズル板103の表面がノズル面となる。
圧電素子121は、圧電材料151と内部電極152とを交互に積層した積層型圧電素子(ここではPZT(チタン酸ジルコン酸鉛))である。この圧電素子121の交互に異なる端面に引き出された各内部電極152には個別電極153及び共通電極154が接続されている。なお、この実施形態では、圧電素子121の圧電方向としてd33方向の変位を用いて液室106内インクを加圧する構成としているが、圧電素子121の圧電方向としてd31方向の変位を用いて液室106内インクを加圧する構成とすることもできる。また、1つのベース基板122に1列の圧電素子121が設けられる構造とすることもできる。
このように構成した液滴吐出ヘッドにおいては、例えば圧電素子121に印加する電圧を基準電位から下げることによって圧電素子121が収縮し、振動板102が下降して液室106の容積が膨張することで、液室106内にインクが流入し、その後、圧電素子121に印加する電圧を上げて圧電素子121を積層方向に伸長させ、振動板102をノズル22方向に変形させて液室106の容積/体積を収縮させることにより、液室106内の記録液が加圧され、ノズル22から記録液の滴が吐出(噴射)される。
そして、圧電素子121に印加する電圧を基準電位に戻すことによって振動板102が初期位置に復元し、液室106が膨張して負圧が発生するので、このとき、共通液室108から液室106内に記録液が充填される。そこで、ノズル22のメニスカス面の振動が減衰して安定した後、次の液滴吐出のための動作に移行する。
なお、このヘッドの駆動方法については上記の例(引き−押し打ち)に限るものではなく、駆動波形の与えた方によって引き打ちや押し打ちなどを行うこともできる。
(吐出異常検出部)
次に、記録ヘッド21のノズル22からの液滴の吐出異常を検知する吐出異常検出部について説明する。図5は、吐出異常検出部30の一例を示す概略構成図である。
吐出異常検出部30は、レーザ光線を発生させる発光部31と、発光部31からのレーザ光線を入射する受光部32と、を備えている。発光部31は、例えば、レーザダイオード(LD)であり、受光部32は、例えば、フォトダイオード(PD)などのフォトディテクタ(光検出器)である。
吐出異常検出部30は、記録媒体Pの搬送方向に直交するノズル列方向において、記録ヘッド21の一端側に発光部31、他端側に受光部32が設けられている。図5の例では、搬送方向に沿って発光部31および受光部32が交互に設けられている例を示しているが、これに限られるものではない。
吐出異常検出部30は、ノズル列方向に対して、発光部31から飛翔中のカラーインクの液滴あるいは追加液滴に光を当てて、その光を受光部32で検出することにより、光学的にカラーインクの液滴および追加液滴の飛翔状態を検知し、ノズル欠損などの異常ノズルを検知することができる。
(制御部)
図6は、インクジェット記録装置10の制御部200の機能ブロック図である。制御部200は、インクジェット記録装置10の全体の制御を司るCPU201と、CPU201が実行するプログラム、その他の固定データを格納するROM202と、画像データ等を一時格納するRAM203と、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための書き換え可能な不揮発性メモリ(NVRAM204)と、画像データに対する各種信号処理、並び替え等を行なう画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理するASIC205と、を備えている。
また、この制御部200は、ホスト側とのデータ、信号の送受を行なうためのホストI/F206と、記録ヘッド21を駆動制御する印刷制御部207と、記録媒体Pを搬送させる搬送機構の各種のモータを駆動させるモータ駆動部208と、各種センサからの検出信号を入力するためのI/O209などを備えている。
また、この制御部200には、この装置に必要な情報の入力及び表示を行なうための操作部としての操作パネル213、および液滴の吐出異常を検知する吐出異常検出部30等が接続されている。
また、CPU201は、吐出異常検出部30からの入力に基づいて異常ノズルの有無を判断する吐出異常判断部210と、異常ノズルの発生数をカウントする異常ノズル計数部211と、異常ノズルの発生数と所定の閾値とを比較する許容値判断部212等として機能する。
(異常ノズル発生時の印刷処理)
以下、本実施形態に係るインクジェット記録装置による異常ノズル発生時における印刷処理について説明する。
本実施形態に係るインクジェット記録装置10のように、追加液滴として、透明のクリアインクを吐出する場合、記録ヘッド21tでノズル抜けが発生したとしても検知することが難しい。また、印刷中にノズル抜けが発生した場合に、後で発生箇所を追跡可能としておかないと、画像の定着性不足、光沢ムラなどの画像不良を見逃してしまうこととなる。
また、1パス印字が原則となるライン方式のインクジェット記録装置において、ノズル抜けを正常なノズルで補完するためには、補完用の記録ヘッドを別途設けることが必要となるため、インクジェット記録装置10の構成の複雑化、高コスト化に繋がってしまう。
そこで、本実施形態に係るインクジェット記録装置は、液滴を吐出するノズル(ノズル22)が複数設けられた記録ヘッド(記録ヘッド21)を備え、画像データに基づいて所定の解像度で画像を形成するインクジェット記録装置(インクジェット記録装置10)であって、ノズルから正常に液滴が吐出されているかを検知する吐出異常検出部(吐出異常検出部30)と、吐出異常検出部の検知結果に基づいて、異常ノズルの数を計数するとともに、計数された異常ノズルの数が閾値を超える場合、所定の解像度よりも低解像度となるようにノズルから液滴を吐出させる制御部(制御部200の吐出異常判断部210、異常ノズル計数部211、許容値判断部212、印刷制御部207等)と、を備えるものである。なお、括弧内は実施形態での符号、適用例を示す。
[印刷処理(1)]
図7は、本実施形態に係るインクジェット記録装置10が実行する印刷処理の一例を示すフローチャートである。本実施形態では、追加液滴を吐出する記録ヘッド21tのノズルの吐出異常を判断する処理について説明する。このため、吐出異常検出部30は、少なくとも記録ヘッド21tの各ノズル22からの追加液滴の吐出異常を検知するものであればよい。
先ず、印刷動作中において吐出異常検出部30(図5)によりノズルの吐出異常を検知している(S101)しており、その検知結果に基づいて、吐出異常判断部210は、異常ノズルの有無を判断する(S102)。
異常ノズルのない場合(S102:NO)は、印刷完了まで印刷を継続する(S108)。一方、異常ノズルがある場合(S102:YES)は、吐出異常判断部210は、異常ノズルが記録ヘッド21k〜21yで画像が形成された領域(以下、画像形成領域)へ追加液滴の吐出をするものであるかどうかを判断する(S103)。
S103の処理は必須の処理ではないが、異常ノズルが、印刷をしている画像形成領域外(記録媒体の紙幅外も含む)である場合は、印刷中に抜けることを容認でき、補完を実施しないようにするものである。画像形成領域の判断は、制御部200にて画像データに基づいて判断できるため、制御が簡便であり、また、追加液滴の吐出量を削減することもできる。
異常ノズルが画像形成領域への吐出をするものではない場合(S103:NO)は、印刷完了まで印刷が継続する(S108)。一方、異常ノズルが画像形成領域への吐出をするものである場合(S103:YES)、異常ノズルに隣接するノズル(以下、隣接ノズル)での補完処理(S104)に移行する。
先ず、記憶部(例えば、RAM203)に異常ノズルの発生箇所を記憶するとともに、異常ノズル計数部211では、異常ノズルの発生数をカウントする(S105)。
次いで、許容値判断部212にて、カウントされた異常ノズルの発生数が、設定された閾値(第1許容値、第1の閾値とする)を超えているかどうかを判断する(S106)。
異常ノズルの発生数が、第1許容値を超えない場合(S106:NO)、印刷中に抜けることを容認し、補完を実施しないようにしている。一方、異常ノズルの発生数が、第1許容値を超える場合(S106:YES)、制御部200は印刷制御部207を制御して、隣接ノズルを低解像度化して、より大きな滴サイズで異常ノズルが本来吐出する領域を埋めるものである(S107)。これにより、単位面積当たり吐出しなければならない吐出量を確保することができる。
なお、異常ノズルの発生数に関わらず、異常ノズルが発生した場合は、隣接ノズルにて低解像度化をして補完するものであってもよいのは勿論である。
また、低解像度化処理(S107)の後に、印刷動作中に所定間隔ごとに画像形成に寄与しない液滴を吐出するフラッシング処理における波形(フラッシング吐出波形)の変更やフラッシング量を変更することも好ましい。これにより、フラッシング量を大きくして、印刷動作中にノズルの回復を図ることができる。
吐出異常検出部30によるノズルの吐出異常の検知は、印刷完了となる(S108:YES)まで実施される(S108:NO)。
印刷完了後(S108:YES)、印刷中に異常ノズルが生じていた場合は(S109:YES)、操作パネル213にメンテナンスの実行を促す通知を出力し(S110)、印刷処理は終了となる。なお、メンテナンスの実行通知は、印刷動作中に表示させるようにしてもよい。
[印刷処理(2)]
図8は、本実施形態に係るインクジェット記録装置10が実行する印刷処理の他の例を示すフローチャートである。なお、S201〜S207の処理は、図7に示したS101〜S107と同様であるので、説明を省略する。
低解像度化処理(S207)による補完を実施しており、このとき、許容値判断部212は、異常ノズル数が第1許容値よりも多い閾値(第2許容値、第2の閾値とする)を超えたかどうかを判断する(S208)。第2許容値は、低解像度化処理(S207)の実行によっても補完による対応が困難な異常ノズルの発生数を判断するための閾値である。
異常ノズルの発生数が、第2許容値を超えない場合(S208:NO)、印刷完了まで、図7の例と同様の処理となる。一方、第2許容値を超えてしまった場合は(S208:YES)、補完による対応が十分でなく、画像劣化が生じるおそれがある。
そこで、第2許容数を超えた場合は、異常ノズルの発生箇所に対応する印刷位置(ページ、ページ内の位置)を記憶部に記憶するようにするものである(S209)。
印刷完了後(S210:YES)、印刷中に異常ノズルが第2許容値を超えて生じていた場合は(S211:YES)、記憶部に記憶された異常ノズルの発生箇所、すなわち、定着性不良などの画像劣化の発生の可能性のある箇所を操作パネル213に表示させる(S212)。
また、操作パネル213にメンテナンスの実行を促す通知を出力し(S213)、印刷処理は終了となる。なお、メンテナンスの実行通知は第1許容値を超えて、第2許容値に満たない場合(S208:NO)にもすることが好ましい。なお、異常個所の表示(S212)、メンテナンスの実行通知(S213)は、印刷動作中に表示させるようにしてもよい。
次に、操作パネル213への通知の一例を示す。図9は、操作パネル213に表示されるユーザへの異常ノズルの発生箇所の通知例である。各記録ヘッド21のどの位置にいくつの異常ノズルが発生しているかを示している。また、図9では、異常ノズルの連続した位置での発生数を併せて示している。また、対応する印刷位置を併せて表示してもよい。これにより、ユーザは、画像劣化が発生する可能性のある箇所を認識することができ、形成された画像の確認や、メンテナンスの実施の要否を判断することができる。なお、図9に示す通知例は、一例であって、これに限られるものではない。表示のタイミングは、例えば、図8のS212の処理にて表示させるものである。また、第1許容値を超え、第2許容値を超えない場合や、上記の図7の印刷処理においても、異常ノズルの発生箇所、発生数の通知をしてもよい。
以上説明した本実施形態に係るインクジェット記録装置10によれば、印刷動作中に異常ノズルの発生を検出し、異常ノズルの画像への影響を低減させることができる。例えば、定着性を確保するための追加液滴は、単位面積当たりに所望の量が塗布できていれば定着性を確保することができるので、印刷動作中に許容数のノズルが抜けたとしても、当該ノズルの隣接するノズル群からの吐出を低解像度化し、より大きな滴でカバーできるようにすることで、異常ノズルの画像への影響を低減させることができる。
また、印刷動作を中断することがないので、生産性を低下させることがなく、高い生産性を維持することができる。また、補完用の記録ヘッドを別途設ける必要がなく、簡易なシステム構成で実現でき、コストも抑制することができる。損紙や消費インク量も抑えることができる。
また、異常ノズルが発生した場合への対応を考慮すると、特に、クリアインクなどの追加液滴を吐出するインクジェット記録装置に適用することが好ましい。また、印刷動作を中断させることが困難であるライン方式のインクジェット記録装置に適用することが好ましい。
上記実施形態では、透明の追加液滴を吐出する記録ヘッドへの適用を例に説明したが、適用するインク液滴は、これに限るものではなく、他のカラーの液滴を吐出する記録ヘッドに適用してもよい。また、1パス印字のライン方式のインクジェット記録装置について説明したが、印刷方式はこれに限られるものではない。
また、上述して印刷処理の各制御は、例えば、記憶部(例えば、ROM202)に記憶されている制御プログラムによりインクジェット記録装置10に各制御を実行させることで実現されるものであってもよい。
尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施の例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
10 インクジェット記録装置
11 エッジコントローラ
12 ヒートローラ
20 記録ヘッドユニット
21(21k,21c,21m,21y,21t) 記録ヘッド
22 ノズル
23 ノズル列
24 小ヘッド
30 吐出異常検出部
31 発光部
32 受光部
40 給紙装置
50 排紙装置
100 印刷システム
101 流路板
102 振動板
103 ノズル板
105 ノズル連通路
106 液室
108 共通液室
109 インク供給口
121 圧電素子
122 ベース基板
123 支柱部
126 FPCケーブル
130 フレーム部材
131 貫通部
132 インク供給穴
151 圧電材料
152 内部電極
153 個別電極
154 共通電極
200 制御部
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 NVRAM
205 ASIC
206 ホストI/F
207 印刷制御部
208 モータ駆動部
209 I/O
210 吐出異常判断部
211 異常ノズル計数部
212 許容値判断部
213 操作パネル
P 記録媒体
特開2004−276274号公報

Claims (10)

  1. 液滴を吐出するノズルが複数設けられた記録ヘッドを備え、
    画像データに基づいて所定の解像度で画像を形成するインクジェット記録装置であって、
    前記ノズルから正常に液滴が吐出されているかを検知する吐出異常検出部と、
    前記吐出異常検出部の検知結果に基づいて、異常ノズルの数を計数するとともに、計数された前記異常ノズルの数が閾値を超える場合、前記所定の解像度よりも低解像度となるように前記ノズルから液滴を吐出させる制御部と、を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記制御部は、前記異常ノズルに隣接するノズルから吐出される滴サイズを大きくさせることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記記録ヘッドは、画像形成に用いる色材を含む液滴を吐出する記録ヘッドと、該記録ヘッドによる画像形成後に追加液滴を吐出する記録ヘッドと、を含み、
    前記制御部は、前記追加液滴を吐出する記録ヘッドについて、前記低解像度とするための制御を実行することを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記制御部は、前記追加液滴を吐出する記録ヘッドについて、前記異常ノズルが、前記色材を含む液滴を吐出する記録ヘッドにより画像形成がされた領域に対応する位置にあるか否かを判断し、
    対応しない場合は、前記低解像度とするための制御を実行しないことを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記閾値を第1の閾値とし、該第1の閾値よりも大きい値として第2の閾値が設定されており、
    前記制御部は、計数された前記異常ノズルの数が前記第2の閾値を超える場合は、前記低解像度とするための制御を実行しないことを特徴とする請求項1から4までのいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記制御部は、前記第2の閾値を超えた場合に、操作部に対し、前記異常ノズルの発生箇所および発生数を表示させることを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記制御部は、前記異常ノズルについて、画像形成中に所定間隔ごとに画像形成に寄与しない液滴を吐出させるフラッシング処理におけるフラッシング量およびフラッシング吐出波形の少なくとも一方を変更することを特徴とする請求項1から6までのいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記記録ヘッドは、記録媒体の幅分の画像形成幅を有するラインヘッドであることを特徴とする請求項1から7までのいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  9. 液滴を吐出するノズルが複数設けられた記録ヘッドを備え、
    画像データに基づいて所定の解像度で画像を形成するインクジェット記録装置の制御方法であって、
    前記ノズルから正常に液滴が吐出されているかを検知する吐出異常検出処理と、
    前記吐出異常検出処理での検知結果に基づいて、異常ノズルの数を計数するとともに、計数された前記異常ノズルの数が閾値を超える場合、前記所定の解像度よりも低解像度となるように前記ノズルから液滴を吐出させる低解像度化処理と、を行うようにしたことを特徴とするインクジェット記録装置の制御方法。
  10. 液滴を吐出するノズルが複数設けられた記録ヘッドを備え、
    画像データに基づいて所定の解像度で画像を形成するインクジェット記録装置の制御プログラムであって、
    前記ノズルから正常に液滴が吐出されているかを検知する吐出異常検出処理と、
    前記吐出異常検出処理での検知結果に基づいて、異常ノズルの数を計数するとともに、計数された前記異常ノズルの数が閾値を超える場合、前記所定の解像度よりも低解像度となるように前記ノズルから液滴を吐出させる低解像度化処理と、を前記インクジェット記録装置に実行させるようにしたことを特徴とするインクジェット記録装置の制御プログラム。
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