JPS63271151A

JPS63271151A - 一酸化炭素ガス検知器

Info

Publication number: JPS63271151A
Application number: JP10333487A
Authority: JP
Inventors: Yuji Nakamura; 裕司中村; Koji Moriya; 守家　浩二; Kaoru Ogino; 薫荻野; Hozumi Nita; 二田　穂積
Original assignee: Osaka Gas Co Ltd; Yazaki Corp
Current assignee: Osaka Gas Co Ltd; Yazaki Corp
Priority date: 1987-04-28
Filing date: 1987-04-28
Publication date: 1988-11-09
Also published as: JPH0474664B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産粟上Ω■朋分国本発明は、接触燃焼式一酸化炭素ガス（以下Ｃｏガスと
いう）センサーに関するものである。

特に、該ガスセンサーを経時的に安定に使用することに
関するものである。

パ、　■の”しようとする。　占従来、接触燃焼式センサーを用いて、ＣＯガスを選択的
に検知する場合は、メタンや水素ガス用として通常使用
する素子温度よりもかなり低い温度で使用する必要があ
った。

また、従来の接触燃焼式センサーは長時間使用した場合
（無通電も含む）加熱温度が低いため水分などの影響を
うけやすかった。

そのため、長時間使用した場合には、経時的に劣化する
傾向があった。

ロ　占　”るための本発明は、（１）　　接触燃焼式ＣＯガスセンサーの使用方法にお
いて、電源投入時に一時的に素子電流を増加させるヒー
トアップ回路を設けた接触燃焼式ＣＯガス検知器に関す
るものである。

また、（２）接触燃焼式ＣＯガスセンサーの使用方法において
、電源投入時に一時的に素子電流を増加させるヒートア
ップ回路と、ヒートアップ回路の動作要因によるセンサ
ー出力のバランスのくずれによる誤動作を防止するため
に、バランスのくずれに対応して設定レベルをずらす回
路を設けた接触燃焼式ＣＯガス検知器に関するものであ
る。

詐］− 以下に、本発明の構成を添付図面にもとづいて説明する
。

第１図は、本発明による検知器の一実施例を示す回路図
である。その構成は次の回路からなる。

すなわち、（イ）電源回路、（ロ）ヒートアップ回路、
（ハ）ガス検出回路、（ニ）出力増幅回路および（ホ）
出力比較回路からなる。

これらのうち本発明によるものは、（ロ）ヒートアップ
回路と（ホ）出力比較回路とである。

ヒートアンプ回路（ロ）は電源を投入した時に、センサ
ー両端の電圧（Ａ−Ｂ間）を一時的に高くする回路であ
り、電源を投入するとコンデンサー１の充電が開始し、
充電が完了するまでコンパレーター２が“ＯＦＦ”とな
り、コンパレーター３が“ＯＮ″となる。

従ってセンサー両端の電圧は３および５からなるレギュ
レーターによって決定される。

コンデンサー１の充電が完了すると、コンパレーター２
が“ＯＮ”となり、コンパレーター３が“ＯＦＦ”とな
るため、センサー両端の電圧は４および５からなるレギ
ュレーターにより決定され、以後一定の電圧となる。

従って、３および５からなるレギュレーターの電圧を素
子温度として４００℃以上になるようにし、４および５
からなるレギュレーターを通常使用する電圧になるよう
に設定すれば、センサーのヒートアップをおこなうこと
ができる。

なお、ヒートアップする時間はセンサーの使用条件など
により最適となるように定数の設定を行う。

第２図は、このときのセンサー両端の電圧とセンサー出
力（ｍＶ）との変化を示すグラフで、該変化を実線で示
す。

第２図において、１０がセンサー両端の電圧の変化であ
り、１２がそのときにあられれるセンサー出力（ｍＶ）
の変化に（点線）を示す。

出力比較回路（ホ）は上記センサー出力のバランスのく
ずれにともなう誤動作を防止する回路であり、電源を投
入した直後はコンデジサーフの充電が行なわれていない
ため動作電圧（Ｄ−２間電圧）はＣ−Ｄ間の電圧と同じ
になる。その後コンデンサー７が充電されると共にＣ−
Ｂ間の電圧が上昇し、これにともないＤ−Ｅ間の電圧が
徐々に下がってくる。コンデンサー７の充電が完了する
と、Ｄ−Ｅ間の電圧は８および９の抵抗のみによって決
定され、以後一定値となる。

第２図、１１に本発明によらない場合の動作電圧を、１
３に本発明により補正した動作電圧を示すが、上記のよ
うに本発明によるものは、電源投入時のバランスのくず
れに応じた補正になっている。

去立桝次に実施例によって本発明を説明する。

白金（Ｒｔ）またはロジウム（Ｒｈ　”）−アルミナ系
触媒を用いた接触燃焼式ＣＯガスセンサーを素子温度２
００℃で使用した時のセンサー出力の経時変化は第３図
曲線１４で示すように感度劣化の傾向がある。

このセンサーを本発明の回路で約１０秒間高温加熱する
と、図中面′４ＩＡ１５で示す経時特性となる。

これらの差は、低温使用中に触媒に吸着した成分の排除
と触媒の活性化とがヒートアップにより行なわれている
ためであると考えられる。

従って、本発明による検知器は特に湯沸器等の断続的に
使用する燃焼器具の不完全燃焼検知に用いた場合有効で
ある。

本発明の実施において、ヒートアップ時間１０秒、ヒー
トアップ時端子電圧３．６ｖ、通常端子電圧１．Ｏｖ、
通常時動作電圧１ｖに設定した検知器を電源投入した時
のセンサー出力および動作電圧の変化を第４図に示す。

第４図において、センサー出力１６は電源投入後最高５
ｖまで上昇し、ヒートアップが完了すると−１，０■ま
で下がる。その後０．８　Ｖまで上昇し、以後徐々に下
がり、完全にＯＶまでもどるには１分３０秒ないし２分
を要する。

これに対して設定電圧１７は電源投入後１２Ｖまで上昇
し、その後徐々に下がり、約２分で通常時動作電圧であ
るＩＶとなる。

電源投入直後の実質上の動作電圧は曲線１６と１７との
差と考えることができるからこの差が１■となるには約
１分でよいことになる。

なお、図中センサー出力は増幅した値である。

又皿見処果本発明によれば次の効果が得られる。

１）接触燃焼式ＣＯセンサーを経時的に安定に使用する
ことができる。

２）電源投入時におけるセンサー出力のバランスのくず
れによる誤動作を防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による検知器の一実施例を示す回路図
、第２図は、検知器に電源を投入した時の端子電圧、第３図は、本発明を使用した場合と使用しない場合との
センサー出力の経時変化を示す図、および第４図は、本発明の検知器に電源を投入した時のセンサ
ー出力及び動作電圧の変化を示す図である。図において、１．７・・・コンデンサー、２．３．４・・・コンパレーター、５・・・トランジスター、　　６．８．９・・・抵抗、
１０・・・センサ一端子電圧、１１．１６・・・センサー出力、１２．１７・・・動作電圧、１３・・・本発明を使用しない場合の検知器の動作電圧
、１４・・・本発明を使用しない場合の検知器の経時特性
、

Claims

【特許請求の範囲】

（１）接触燃焼式一酸化炭素ガスセンサーの使用方法に
おいて、電源投入時に一時的に素子電流を増加させるヒ
ートアップ回路を設けた接触燃焼式一酸化炭素ガス検知
器。
（２）接触燃焼式一酸化炭素ガスセンサーの使用方法に
おいて、電源投入時に一時的に素子電流を増加させるヒ
ートアップ回路と、ヒートアップ回路の動作要因による
センサー出力のバランスのくずれによる誤動作を防止す
るために、バランスのくずれに対応して設定レベルをず
らす回路を設けた接触燃焼式一酸化炭素ガス検知器。