JPS63269757A - 自動車の盗難防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、自動車を盗難から守るために該自動車に塔載
される盗難防止装置の改良に関するものである。

（従来技術） 従来、自動車の盗難の増加に伴い、自動車を盗難より守
るべく盗難防止装置が塔載されるようなされてきている
。上記盗難防止装置としては例えば特開昭６０−５００
５０号公報に示されているようなものが知られている。

これは、ドア、フード。

トランク等の開閉を夫々検出する各スイッチと、ドアの
ロック、アンルックを検出するドアロック検出スイッチ
と、キーによるドア０ツク解錠時を検出するキーシリン
ダーアン−ツクスイッチと、これらの信号が入力される
制御手段とこの制御手段によって制御される各種状態表
示用インジケータランプとライト及びホーンの作動用リ
レーを備えたものである。そして、基本的には、上記ド
ア等が閉じられてロックされている所定の警戒状態にお
いて、正規の操作以外の方法でドア等を開けたりエンジ
ンを作動させようとした場合に、これを検出した当該ス
イッチからの信号に基いて制御手段が上記リレーを介し
てライト及びホーンを作動させることにより警報を発す
るように構成されている。

ところが、上述のような従来の盗難防止装置にあっては
、ドアやボンネット、フード・トランク等の不正な開操
作に対しては該当のスイッチにより検出され、警報が発
せられることとなるが、車体に設けられた開口を覆って
いるウィンドガラスにあっては、その破壊動作を検出す
ることは困難であり、盗人がウィンドガラスを破壊し車
内へ侵入する恐れがある。特にドアガラスにあっては、
該ドアガラスの近傍位置にドアのロックを解除可能なイ
ンナーロックノブが存在するためさらにその防盗性が要
求される。また、上記のウィンドガラスの破壊を検出す
る手段として該ウィンドガラスの内部に導電性部材を設
け、破壊動作時はその断線を検出する等の方法が考えら
れるが、上記の導電性部材により少なからずも乗員の視
野が阻害され、車内の開放感を低下させる恐れがあり、
完全な問題の解決には至っていない。

（発明の目的） 本発明は、上述の諸問題に鑑みてなされたものであり、
ウィンドガラスの破壊動作も検出し得て盗人に対し、警
報を発することができると共に、乗員の車内での視野を
阻害し、開放感を低下させたりすることがない、実用上
優れた防盗性の高いｇＬ難防止装置を提供することを目
的とする。

（発明の構成） 上述の目的を達成するための本発明の構成上特徴とする
ところは、予め定められた条件を満たして乗員が降車し
た際に作動を開始するようなされた盗難防止装置におい
て、車体開口に対して開閉自在に該けられたウィンドガ
ラスのと記車体開口の縁部への当接圧を検出する圧力セ
ンサーと、上記盗難防止装置作動後における上記圧力セ
ンサーの検出する当接圧の変動を検出して圧力変化信号
を出力する圧力変化検出手段と、該圧力変化信号に従っ
て１１１＠作動指令信号を出力する盗難防止制御手段と
、該警報作動指令信号に従って警報を発する警報手段と
を具備するところである。

（発明の効果） 上述の構成を有する本発明の盗難防止装置にあっては、
ウィンドガラスの破壊という現蒙をウィンドガラスの車
体側への当接圧の変化として圧力センサーにより検出し
、盗難の状態とみなすことにより、ウィンドガラスは従
来のままであって乗員の視野を狭めたりして開放感を阻
害することなく、ウィンドガラスの破壊を検出すること
が可能になることにより防盗性が一層高まるものである
。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明するＯ ＠１図は、本実施例の各構成要素の車体Ａへの配置状態
を示すもので、運転席前方にキーにより操作されるイブ
ニラシーンスイッチ１と、該スイッチ】の操作部におけ
るキーの有無を検出するキーリマインダスイッチ２とが
配設されていると共に、ドアＢにはキーレスロック操作
を検出するドアロックリンクスイッチ３が配設され、ま
た該ドアＢとリヤハツチＣとにはこれらを旋錠、解錠す
るためのキーシリンダースイッチ４．５が配設され、更
にドアＢ、リヤハツチＣ及びフードＤには、これらの開
閉を検出するドアスイッチ６、リヤハツチスイッチ７及
びフートスイッチ８が配置されている。また、車室内に
は車外より見易い位置にセキｍリティランプ９が、運転
席近傍にブザー１゜が夫々配設されていると共に、重体
前部にはホーン１１及びフラッシャライト１２が配設さ
れている。

そしてドアＢには、該ドアＢ内に配置されたパワーウィ
ンドモーターＢによって昇降自在になされたドアガラス
Ｅが設けられている。第２図に示す如くドアガラスＥは
、その閉時にルーフレール１４に設けられたリテーナ１
５に支持されたウユザストリップ１６に当接するような
されており、該ウユザストリップ１６とリテーナ１５の
間にはチニープ状の圧力センサ１７が設けられ該圧力セ
ンサ１７の空間１７ａの内部圧力がドアガラスＥの車体
Ａ側への当接圧として電気信号で検出され、この当接圧
の変化が圧力変化検出手段】８により検出されるような
されている。そして、車体の所定位置には上記各構成要
素の作動を制御する盗難防止制御手段１９が９１ｈえら
れている。

二の盗難防止制御手段１９は第３図に示すように、上記
イグニツシ厘ンキー１．キーリマインダスイッチ２．ド
アロックリンクスイッチ３．ドアキーシリンダスイッチ
４．リヤハツチキーシリンダスイッチ５．ドアスイッチ
６、リヤハツチスイッチ７、フートスイッチ８．圧力変
化検出手段１８からの信号を入力し、これらの信号に基
いて、セキーリティライト９．ブザー１０．ホーンＮ、
フラッシャライト１０及びパワーウィンドモータ１３の
停止制御を上記圧力変化検出手段１８の信号に基いて行
うパワーウィンド制御手段２０を夫々作動、非作動させ
る信号を出力するようなされている。

次に第４図に示すフローチャートに従ってこのシステム
全体の動作を説明する。

先ず、乗員が降車する前は、キーがその操作部にあって
イグニツシ諺ンスイッチ１又はキーリマインダスイッチ
２の少くとも一方がＯＮにあり（システム非作動状１１
！Ｉ）、この状態から降車に際してキーを操作部から抜
き収ると上記両スイッチト２がいずれもＯＦＦとなって
作動開始状態となる（ステップＳｔ　＋　８２　）。そ
していずれか１つのドアＢ又はリヤハツチＣが開かれれ
ば、これを検出するドアスイッチ６又はりャハッチスイ
ッチ７の少くとも１つがＯＮとなり、この時セキエリテ
ィランプ９が点滅して警戒準備状態となる（ステップ５
３１Ｓ４）。また、この時、上記イブニラシーンスイッ
チ１又はキーリマインダスイッチ６の少くとも１つがＯ
Ｎであるか否かを判定し、ＯＮである場合は（キーが操
作部に再度差し込まれた時）上記ステップＳ１のシステ
ム非作動状態に戻る（ステップＳｓ）。

そして、上記イブニラシーンスイッチ１及びキーリマイ
ンダスイッチ２がいずれもＯＦＦである場合（キーが抜
き取られた状態）は、ドアＢ、リヤハツチＣ及びフード
Ｄが、１つのドアＢを除いて閉じられ且つロックされて
いるか否かを判定し、この状態にある場合はブザー１０
が作動する（ステ’　７’　Ｓ６　＋　Ｓ））。更に最
後まで開かれていたドアＢが閉じられてキーレスロック
操作によりロックされれば、セキ＆リティランプ９が連
続点灯状態となる（ステップＳ８　、　Ｓ９　）。

次に、キースイッチ、即ちイグニツシ厘ンスイッチＩＩ
ドアキーシリンダスイッチ４及びリヤハツチキーシリン
ダスイッチ５の少くとも１つカＯＮになったかを判定し
、ＯＮになったとき、即ちキーによる正規の操作が行わ
れた時には警戒準備状態を解除して上記ステップＳ１に
戻り、またいずれのキースイッチもＯＮになっていない
とき、即ちキーによる操作が行われていない場合は、更
にリッドスイッチ、埋ちドアスイッチ６、リヤハツチス
イッチ７及びフートスイッチ８の少くとも１つのスイッ
チがＯＮになったか否かを判定する。そしてＯＮになっ
た時、即鳥ドアＢ、リヤハツチＣ。

フードＤの少くとも１つが開かれた時は同じく警戒状態
を解除して上記ステップＳ３に戻り、またいずれのりラ
ドスイッチもＯＮでない時、即ち、ドアＢ、リヤハツチ
Ｃ及びフードＤの全てが閉じられている時はタイマ１に
所定の設定時間（例えば２５秒）をセットする（ステッ
プＳ９〜５ｌＯ）。このタイマ！の設定時間が経過する
までは、ステップＳ９〜５１２を繰り返し実行し、少く
とも１つのキースイッチがＯＮになり或は少くとも１つ
のりラドスイッチがＯＮにならない限り警戒準備状態を
維持する。そして上記設定時間が経過すればセキ異りテ
ィランプ９が点滅しく例えば１０秒間）、パワーウィン
ド制御手段２０に作動停止信号を出力した後、軍全体が
警戒態勢に移行する（ステップ８１３〜５１６）。

なお、パワーウィンド制御手段２０は、盗難防止装置が
警戒態勢の時は作動を停止し、それ１゛１外の通常は常
時作動している。

この警戒態勢のイ）とで、キーを用いることなくドア、
リヤハツチＣ又はフードＤが開かれ、或はイグニツシ胃
ン回路が短落される等の不正操作が行われると、ホーン
１１が作動し且つフラッシャライト１２が点滅して警報
が発せられる。（ステップＳＩＴ〜８１８）。そして、
このｆｆ　７１を態勢のもとでドアガラスＥが盗人によ
って破壊された場合には、ドアガラスＥの車体Ａ即ちウ
ユザストリップ１６に対する当接圧が低下し、この圧力
低下が圧力センサー１７によって検出され、この信号＋
７１を受けて、王力変化検出手段】８は圧力変化信号１
８ａを出力し、これが盗難防止制御手段１９に入力され
、該盗難防止制御手段１９は、これを盗難とみなして上
述の場合と同様に警報が発せられる。

次に、タイマ皿に所定の設定時間（例えば５分）がセッ
トされ（ステップＳ＋ｓ〜ＳＬ９　）　ｓ　　この時間
が経過する前にいずれかのキースイッチが操作される場
合には警報が停止されるが、キースイッチの操作が行わ
れないで上記設定時間が経過すると次はエンジンのスタ
ータカットが行われこれにより、エンジンの作動が不能
となる（ステップ３２０−３２２）。

尚、このスタータカットがなされている間、いずれかの
キースイッチの操作の有無と不正操作の有無の判別が行
われ、キースイッチが操作されれば警報動作は解除され
て、システム非作動状態に戻り、また不正操作が継続し
ているときはスタータカット状態が維持される（ステッ
プＳ２３，５２４）。

一方、盗難検出装置の非作動時には、上述の如くパワー
ウィンド制御手段２０は作動しており、これは、パワー
ウィンドモーター１３がドアガラスＥを閉釧する目的で
作動中に圧力センサー１７により圧力の上昇が検出され
た際には圧力変化検出手段１８より第３図に示すように
圧力上昇信号１８ｂを上記パワーウィンド制御手段２０
に入力せしめて、パワーウィンド作動停止信号２０ａを
出力させ、パワーウィンドモーター１３を停止せしめる
よう構成されているものである。これにより、乗員が乗
車時に、パワーウィンドモーター１３によってドアガラ
スＥの閉動作中に乗員の身体の一部がドアガラスＥとル
ーフレール１４の間にはさまれてしまった場合圧力セン
サー１７が圧力の変動を検出し、圧力検出信号１７ａを
圧力変化検出手段】８に入力し、該圧力変化検出手段１
８はパワーウィンド制御手段２０に圧力変化信号１８ａ
を送り、該パワーウィンド制御手段２０は該圧力変化信
号＋８ａを受けてパワーウィンドモーター１３に作動停
止信号２０ａを送り、該パワーウィンドモーター１３は
該作動停止信号２０ａを受けてドアガラスＥの上昇が止
まり、乗員ははさみ込みより保護されることとなる。

上記の如く構成された本実施例にあっては、盗難防止装
置が警戒態勢にあれば、ドアガラスＥが破壊された場合
にあっても、この現象をドアガラスＥと車体（ルーフへ
フダ１４）との間に設けられた圧力センサー１７の圧力
変化として検出し、各種警報を発するようしたため、ド
アガラス自体は従来のままを使用し、乗員の視界等を全
く阻害することなく防盗性を向上させることができる。

また、盗難防止装置の非作動状態時には、圧力センサー
１７を、ドアガラスＥのパワーウィンドモーター１３を
用いた閉作動中に乗員の身作があやまってはさまれた状
態を検出する手段に用いることにより圧力センサ−１７
自体の機能の多角化を計り、機能に対しての部品点数、
コストを大幅に低下させたものである。

また、本実施例にあっては、ピラーのないいわゆるハー
ドトップタイプの自動車に、圧力センサー１７を適用し
たものを示したがサツシ島タイプの自動車にも適用し得
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る盗難防止装置の各構成要素の配
置を示す概要図、第２図は、圧力センサーの具体構成を
示す。第１図Ａ−Ａ方向の断面図、第３図は、本発明に
係る盗難防止装置の制御システム図、第４図は、本発明
に係る盗難防止装置ｕの制御動作を示すフローチャート
図。 Ａ・・・車体、Ｅ・・・ドアガラス、】７・・・圧力セ
ンサー。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　予め定められた条件を満たして乗員が降車した際に作
   動を開始するようなされた盗難防止装置において、車体
   開口に対して開閉自在に該けられたウインドガラスの上
   記車体開口の縁部への当接圧を検出する圧力センサーと
   、上記盗難防止装置作動後における上記圧力センサーの
   検出する当接圧の変動を検出して圧力変化信号を出力す
   る圧力変化検出手段と、該圧力変化信号に従つて警報作
   動指令信号を出力する盗難防止制御手段と、該警報作動
   指令信号に従って警報を発する警報手段とを具備するこ
   とを特徴とする自動車の盗難防止装置。