JPS6326970A - テレビ接続器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野〕 本発明はテレビ接続器に関するものである。

〔背景技術〕

従来のこの種のテレビ接続器は、シールドケース（２）
の開口部に被着するカバー（１）の幅寸法Ｗに対してシ
ールドケース（２）の幅寸法Ｗ４が大きいため、カバー
（１）の幅寸法Ｗが配線器具で定められている１個モジ
ュール寸法に相当していてもシールドケース（２）の幅
寸法Ｗ゛が大きいため１コ用スイツチボツクスの取付枠
に他の配線器具と共に連設することができなかった。ま
たかかる従来例では同軸ケーブルを接続する場合、同軸
ケーブルをシールドケース（１）の側面に押さえる押さ
え金具（３）を２本のビス（４）、で締付ける必要と、
同軸ケーブルの信号線を信号線接続用端子金具（５）に
ビス（６）で締付けなければならず、接続作業に大変手
間がかかるという欠点があった。更にまたプラグ側同軸
ケーブルのシールド線の接続を行う筒状電極体（７）は
下端両側に突出させた舌片（８）（８）をシールドケー
ス（２）内に内蔵したプリント基板（図示せず）に接続
するようになっていたため、アースの配線パターンに制
約を受けたり、部品配置に制約を受けたりするためにプ
リント基板の小型化が困難であった。

〔発明の目的〕

本発明は上述の問題点に鑑みて為されたもので、その目
的とするところは連用形配線器具のように１個用スイッ
チボックスに用いる取付枠に他の配線器具と共に連設が
できるテレビ接続器を提供することであり、併せて第２
発明にあっては結線作業が容易なテレビ接続器を提供す
ることを目的とし、第３発明にあっては内蔵するプリン
ト基板のパターンの設計に自由度を持たせてプリント基
板の小型化が可能となったテレビ接続器を提供すること
を目的とする。

〔発明の開示〕

以下本発明を実施例によって説明する。第２図は一実施
例の分解斜視図、第３図はその側面図を示しており、図
中（１）は熱可塑樹脂、熱硬化性樹脂等の５ＭＩＩｚ〜
８ＱＯＭＩＩｚの高周波に対して絶縁性を備えた合成樹
脂成形品からなるカバーで、該カバー（１）の中央は上
方へ突出した突出台（１ａ）を形成し、その突出台（ｌ
ａ）の中央には同軸ケーブルのシールド線を接続するコ
ンセント部を構成する筒状電極体（７）を嵌着する円柱
状突起（１３）を内底部より突設した凹所（９）を設け
である。そしてこのカバー（１）は両端方向の幅寸法Ｗ
を後述の１個用スイッチボックスの取付枠に対応する１
個用モジュール寸法に設定し、突出台（１ａ）の両側方
向の幅寸法Ｔを取付枠の開口部の両側開口幅と対応する
ように設定しである。図中（２ａ）はシールドケース用
分割体で、このシールドケース用分割体（２ａ）は中央
片の大゛きさを丁度上記カバー（１）の底面と同一の大
きさとし、該中央片の上面にカバー（１）を載設する。

（ｌＯ）はカバー（１）の底面両側端に設けた突起（１
１）を嵌合してカバー（１）の位置決めを図る凹欠であ
る。　（１２）はカバー（１）の凹所（９）の底部に筋
けた孔（図示せず）に下端部の細径部を貫通させて上述
のように凹所（９）内に突設した円柱状突起（１３）の
前記下端部を挿通させるための孔である。そしてこの孔
（１２）の両側には前記筒状電極体（７）の両側下端よ
り延設した舌片（８）（８）を挿通ずる孔（１４）　（
１４）が設けられである。

舌片（８）（８）は孔（１４）　（１４）を挿通した後
に先端をかしめてシールドケース用分割体（２ａ）の中
央片に結合固定するのである。勿論半田付けを行って固
定してもよい。

（１５）は同軸ケーブルをシールドケース用分割体（２
ａ）の両側片に夫々押さえ付けて固定するための押さえ
金具であって、この押さえ金具（１５）は第４図（ａ）
、（ｂ）、（Ｃ）に示すように５字状に折曲したＬ字状
片（１５ａ）とそのＬ字状片（１５ａ）の先端に延設曲
成したＵ字状片（１５ｂ）と、そのＵ字状片（１５ｂ）
の先端より更に２字状に延設した２字状片（１５ｃ）と
から構成され、Ｌ字状片（１５ａ）の長片に穿設した長
孔（１５ｄ）に締付ビス（１６）を挿通してシールドケ
ース用分割体（２ａ）の側片の下端中央部に穿孔したね
じ孔（１７）に圧縮ばね（１８）を介して螺着固定され
たもので、短片はシールドケース用分割体（２ａ）の下
端隅部に形成せる斜辺部位に掛止させ押さえ金具（１５
）が垂直方向の線に対して斜め方向となるように支持す
る。この斜め方向の角度はカバー（１）の突出台（１ａ
）上面に対して略１５”〜７５″となるように設定しで
ある。つまり前記Ｕ字状片（１５ｂ）に嵌込まれてシー
ルドケース用分割体（２ａ）の側面に押さえられる同軸
ケーブルが略１５°〜７５°の斜め方向に固定されるよ
うにしである。前記２字状片（１５ｃ）の先端はシール
ドケース用分割体（２ａ）側面に穿孔した細孔（１９）
に表側から挿通係合させである。

（２０）は同軸ケーブルの固定方向の前方に配置される
同軸ケーブルの信号線を接続する端子金具（２１）を取
付けるための端子台で、この端子台（２０）は第５図（
ａ）〜（ｄ）に示すように一側面に同軸ケーブルの信号
線用の挿通孔（２２）を穿孔し、下面両側には保合爪片
（２３）　（２３）を突設し、中央部には凹所（２５）
と、端子板（２６）挿通用孔（２７）とが設けられてい
るものであり、シールドケース用分割体（２ａ）の側片
に穿設しである角孔（２８）に表側から前記係合爪片（
２３）　（２３）を圧入して、第６図に示すように角孔
（２８）の開口縁に保合爪片（２３）　（２３）を係合
してシールドケース用分割体（２ａ）の側片表面に固定
される。端子板（２６）は接触バネ（２４）と共に端子
金具（２１）を構成するもので第７図（ａ）〜（ｄ）に
示すように基片（２６ａ）と、この基片（２６ａ）の一
端側部より斜め側方へ延出した延出片（２６ｂ）と基片
（２６ａ）の先端より水平方向に延出した開学状片（２
６ｃ）とよりなり、基片（２６ａ）の上端を前記挿通孔
（２７）より端子台（２０）内に挿入して固定する。尚
、図中（２９）は挿通孔（２２）から挿通された同軸ケ
ーブルの信号線を挿入するための孔である。

接触ばね（２４）は第８図（ａ）、（ｂ）に示すように
先端を逆Ｕ字状に曲成されたもので、この接触ばね（２
４）は穿孔しであるかしめ用孔（３２）　（３２）に端
子板（２６）の基片（２６ａ）に突設させただぼ（３１
）　（３１）を挿通させたたば（３１）　（３１）をか
しめることによって端子板（２６）の基片（２６ａ）に
固定する。そして接触ばね（２４）の先端は第６図に示
すように端子台（２０）の凹所（２５）に配置される端
子板（２６）の開学状片（２６ｃ）内に配置されて開学
状片（２６ｃ）の天井に弾接する。図中（３３）は信号
線を被覆した被覆部を載置する端子台（２０）の凹欠部
である。

図中（３４）はプリント基板で、該プリント基板（３４
）はシールドケース用分割体（２ａ）の両側片の裏側の
中央両側に切起した切起し片（３５）上に両側端を載置
してシールドケース用分割体（２ａ）に支持されるもの
で、前記端子板（２６）の延出片（２６ｂ）先端を取付
孔（３６）内に上方から挿通して裏面の信号回路のパタ
ーンに半田付けして端子金具（２１）と電気的に接続す
る。また中央に設けた取付は孔（３７）にはプラグ側の
信号用接続ピンを挿入接続するコンセント用の受刃金具
（３８）の、円柱状突起（１３）を貫通した下端を押通
させて裏面の信号回路のパターンに半田付けし、電気的
接続と共に、受刃金具（３８）を固定するのである。尚
プリント基板（３４）のアース回路は例えば前記切起し
片（３５）を半田付けすることによって、シールドケー
ス用分割体（２ａ）を介して筒状電極体（７）と電気的
に接続できるのである。

図中（２ｂ）はシールドケース用分割体（２ａ）と結合
することによりシールドケース（２）を構成するシール
ドケース用分割体（２ａ）で、このシールドケース用分
割体（２ｂ）は両側面と上端面とが開口したもので、シ
ールドケース用分割体（２ａ）の下方より、シールドケ
ース用分割体（２ａ）の下端面と、両端面とを覆うよう
にして組合せて結合し、シールドケース（２）を構成す
る。図中（３９）　（３９）・・・はシールドケース用
分割体（２ａ）の両側片の両端縁に設けた保合突起で、
これら係合突起（３９）　（３９）・・・は下側に設け
たテーパを利用してシールドケース用分割体（２ｂ）の
両端片の両側縁に設けた切欠（４０）　（４０）・・・
に夫々係合してシールドケース用分割体（２ａ）と（２
ｂ）とを係合する。また図中（４１）（４１）・・・は
シールドケース用分割体（２ｂ）の押さえ片で、これら
押さえ片（４１）　（４１）・・・はシールドケース用
分割体（２ａ）の両側片外面に先端を押接し、両側方向
のシールドケース用分割体（２ａ）（２ｂ）のがたつき
を防止するのである。

しかして上述のように構成された本発明テレビ接続器Ａ
は第９図に示すように１個用スインチボックスに取付け
る取付枠（４２）の開口部にカバー（１）の突出台（１
ａ）を下方から嵌込み、カバー（１）の両側端に設けた
係止突起（４３）　（４３）・・・を取付枠（４２）の
両側枠部に設けた隙間より挿入して取付枠（４２）に係
止させて取付枠（４２）に取付けるのである。この場合
カバー（１）とシールドケース（２）の両端方向の幅寸
法Ｗは丁度１個のモジュール寸法に形成しであるため、
複数の配線器具、例えば別の本発明テレビ接続器Ａを取
付けると共にＡＣコンセント（Ｂ）を連設することがで
きるのである。尚、図中（４４）は絶縁用セパレータで
、このセパレータ（４４）は取付枠（４２）に着脱自在
又は一体に設けてもよく、またテレビ接続器Ａのカバー
（１）等に一体に設けてもよい。

さて本発明テレビ接続器を使用する場合には、まず配線
された同軸ケーブルの信号線を接続する必要があるわけ
であるが、同軸ケーブルを固定する場合は押さえ金具（
１５）の締付ビス（１６）を緩めて、押さえ金具（１５
）をシールドケース用分割体（２ａ）に対して拡開させ
るのτある。つまり第１０図に示すように締付ビス（１
６）を緩めると、押さえ金具（１５）はＺ字状片（１５
ｃ）の先端がシールドケース用分割体（２ａ）の側片の
裏面に当接した状態でこの当接点を支点として圧縮ばね
（１８）の弾発力により回動し、Ｕ字状片（１５ｂ）が
持上げられる。そしてこの状態で同軸ケーブルのシール
ド線部分をＵ字状片（１５ｂ）の対応部位に挿通させて
締付ビス（１６）を締付けると、押さえ金具（１５）は
上述の当接点を支点として圧縮ばね（１日）の弾発力に
抗して回動し、同軸ケーブルをＵ字状片（１５ｂ）とシ
ールドケース用分割体（２ａ）の側面との間に挟着固定
するのである。同軸ケーブルの信号線は端子金具（２１
）の接触ばね（２４）と、端子板（２６）の凹字状片（
２６ｃ）の天井面との間に圧入すれば接触ばね（２４）
の弾発力で端子金具（２１）に接続保持されるのである
。

〔発明の効果〕

本発明は同軸ケーブルを接続固定する接続固定手段を、
同軸ケーブルの固定方向が上記カバーの突出台上面に対
して斜め方向となるようにシールドケース側面に設けで
あるので、同軸ケーブルを接続固定する接続固定手段の
取付スペースを配線器具の１個モジュール寸法のシール
ドケースの側面にとることができ、そのためカバーの寸
法とシールドケースの寸法を配線器具の１個モジュール
寸法に対応させることができ、結果所謂連用形配線器具
のように１個用スイッチボックスに取付ける取付枠に他
の配線器具等を連設することが可能となったものである
。

また第２発明にあっては更に同軸ケーブルを接続固定す
る接続固定手段の信号線接続用端子金具は同軸ケーブル
の信号線を圧入挟着する端子板と接触ばねとで形成し、
同軸ケーブルのシールド線を押さえる前記接続固定作業
押さえ金具は中央にシールド線押さえ部位を設け一端を
シールドケース側面に回動自在に掛止し、他端を圧縮ば
ねを介して締付台ねしによりシールドケースに拡開自在
に取付けであるので、信号線の接続をねじの締付は無し
で行え、その上同軸ケーブルのシールド線を固定する場
合には１本の締付はビスによって行なえるから接続固定
作業が極めて簡単になるという効果が有る。

また更に第３発明にあっては、プラグと接続される突出
台のコンセント部位に設けた筒状電極体の下端に突設せ
る舌片をカバー底面部より下方に突出させて該舌片をシ
ールドケース上部に直接固定しであるので、信号回路を
配線したプリント基板に直接舌片を接続固定するものに
比してプリント基板のパターンの設計の自由度が得られ
ると共にプリント基板の小形化が達成できるという効果
が有る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の分解斜視図、第２図は本発明の一実施
例の分解斜視図、第３図は同上の側面図、第４図（ａ）
、（ｂ）、（Ｃ）は同上使用の押さえ金具の正面図、側
面図、上面図、第５図（ａ）、（ｂ）、（Ｃ）、（ｄ）
は同上使用の端子台の右側面図、上面図、左側面図、側
断面部、第６図は同上使用の端子台部の要部断面図、第
７図（ａ）、（ｂ）、（Ｃ）、（ｄ）は同上使用の端子
板の背面図、側面図、下面図、一部省略せる正面図、第
８図（ａ）、（ｂ）は同上使用の接触ばねの正面図、側
面図、第９図は同上の使用状態を示す斜視図、第１０図
は同上の押さえ金具の使用説明図であり、（１）はカバ
ー、（１ａ）は突出台、（２ａ）（２ｂ）はシールドケ
ース用分割体、（２）はシールドケース、（７）は筒状
電極体、（８）は舌片、（１５）は押さえ金具、（１６
）は締付けねじ、（１８）は圧縮ばね、（２１）は端子
金具、（２４）は接触ばね、（２６）は、端子板である
。 特許登録出願人　　　松下電工株式会社代理人弁理士　
　　　竹　元　敏　丸 ばか２名 第１　因 第３図 ５ａ 第４図 （ａｌ　　　　　　　　　　　　　　　　　　（１））
（Ｃ） 第５図 （ａ）（ｂ） （Ｃ）（ｄ） ’）Ｃ：ｌ 第６図 第７図 （ａ）（ｂ） 第８図 （ａ）（ｂ） 第１０図 ５ｂ ！

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）コ字状に曲成せる鉄製のシールドケース用分割体
   を２個組合せて略直方体状に構成したシールドケースと
   、上面中央部にコンセント部位を設けた突出台を一体に
   形成し底面部をシールドケース上面に載設するカバーと
   からなるテレビ接続器において、カバーの寸法とシール
   ドケースの寸法を配線器具の１個モジュール寸法に対応
   させると共に、同軸ケーブルを接続固定する接続固定手
   段を、同軸ケーブルの固定方向が上記カバーの突出台上
   面に対して斜め方向となるようにシールドケース側面に
   設けて成ることを特徴とするテレビ接続器。
2. （２）コ字状に曲成せる鉄製のシールドケース用分割体
   を２個組合せて略直方体状に構成したシールドケースと
   、上面中央部にコンセント部位を設けた突出台を一体に
   形成し底面部をシールドケース上面に載設するカバーと
   からなるテレビ接続器において、カバーの寸法とシール
   ドケースの寸法を配線器具の１個モジュール寸法に対応
   させると共に、同軸ケーブルを接続固定する接続固定手
   段を、同軸ケーブルの固定方向が上記カバーの突出台上
   面に対して斜め方向となるようにシールドケース側面に
   設け、前記接続固定手段の信号線接続用端子金具は同軸
   ケーブルの信号線を圧入挟着する端子板と接触ばねとで
   形成し、同軸ケーブルのシールド線を押さえる前記接続
   固定手段の押さえ金具は中央にシールド線押さえ部位を
   設け一端をシールドケース側面に回動自在に掛止し、他
   端を圧縮ばねを介して締付ビスによりシールドケースに
   拡開自在に取付けて成ることを特徴とするテレビ接続器
   。
3. （３）コ字状に曲成せる鉄製のシールドケース用分割体
   を２個組み合わせて略直方体状に構成したシールドケー
   スと、上面中央部にコンセント部位を設けた突出台を一
   体に形成し底面部をシールドケース上面に載設するカバ
   ーとからなるテレビ接続器において、カバーの寸法とシ
   ールドケースの寸法を配線器具の１個モジュール寸法に
   対応させると共に、同軸ケーブルを接続固定する接続固
   定手段を、同軸ケーブルを接続固定する接続固定手段を
   、同軸ケーブルの固定方向が上記カバーの突出台上面に
   対して斜め方向となるようにシールドケース側面に設け
   、プラグと接続される突出台のコンセント部位に設けた
   筒状電極体の下端に突設せる舌片をカバー底面部より下
   方に突出させて該舌片をシールドケース上部に直接固定
   して成ることを特徴とするテレビ接続器。