JPS63267113A - 厚鋼板の剪断方法 - Google Patents

厚鋼板の剪断方法

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Publication number
JPS63267113A
JPS63267113A JP9988787A JP9988787A JPS63267113A JP S63267113 A JPS63267113 A JP S63267113A JP 9988787 A JP9988787 A JP 9988787A JP 9988787 A JP9988787 A JP 9988787A JP S63267113 A JPS63267113 A JP S63267113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thick steel
steel plate
shear
shearing
kerfs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9988787A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Hirata
平田 賢二
Tsuneo Seto
瀬戸 恒雄
Masatoshi Inoue
井上 正敏
Takayuki Takeuchi
竹内 隆行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP9988787A priority Critical patent/JPS63267113A/ja
Publication of JPS63267113A publication Critical patent/JPS63267113A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、シャーを用いて厚鋼板を剪断する方法に関す
る。
〈従来の技術〉 厚板工場で製造される厚鋼板の剪断には通常シャーが用
いられるが、シャーの形式としては直刃ギロチンカシト
式とか曲刃ローリングカット式などがある。
直刃ギロチンカット式は、−FIQに厚鋼板の側端部を
剪断加工するサイドシャーやff 111板の長手方向
を剪断加工するクロップシャーとかエンドシャーに採用
され、あるレーキ角をもった直線型上刃と水平直線型下
刃間に厚目板を配置し、上刃を下降させることで厚tm
 Fi、を剪断する方式である。
一方、曲刃ローリングカット式は、一般にスリッタに採
用され、曲刃状の上刃と水平直線型下刃との間で上刃を
リンク機構を介してローリング運動をさせながら厚鋼板
を剪断する方式である。
厚板工場において製造されるW−鋼板の板厚は6〜30
0mにまで及ぶのに対し、上記のシャーの能力は通常板
厚にして40〜50鵬のものが採用されている。その理
由は、製造される板厚と生産量との関係と設備剛性から
の設備費などの制約条件によるものである。そのため、
シャーの能力以上の板厚の厚鋼板が製造された場合は、
オフラインでガス切断されているのが現状である。
〈発明が解決しようとする問題点〉 ところで、上記のガス切断による方法は、人手による作
業に頼らざるを得ないからオンライン外にも複数の厚鋼
板切断要員を配置する必要があること、ガス切断の切断
速度が遅いから処理能力が低いこと、JW E tHを
−たんオフラインに仮置きするからクレーンによるハン
ドリングやスペースの確保が必要であること、さらには
切断後の端板処理とか溶断地金の処理などの雑作業が必
要となること、などの問題を有している。
本発明は、上記のような問題点を解消すべくなされたも
のであって、既存のシャーを用いてより極厚の鋼板を剪
断可能な剪断方法を提供することを目的とする。
く問題点を解決するための手段〉 本発明者らは、既設のシャーを用いて能力以上の板厚を
剪断する方法について鋭意検討を行った結果、厚鋼板の
表層部に予め切り溝を加工することによりンヤーの剪断
負荷を軽減させ得ることを見出し、この知見に基づいて
本発明を完成させるに至った。
本発明は、上刃と下刃、を対向させて被加工材を剪断す
る厚鋼板の剪断方法において、上刃エツジと下刃エツジ
を結ぶ剪断線に沿って被加工材の上下面にそれぞれ刃物
長手方向に平行に切り溝を加工した後、前記上刃および
下刃を切り溝位置に合わせて被加工材を剪断することに
より、上記目的を達成するものである。
〈作 用〉 鋼板の剪断時における変形過程は第4図に示すように主
として4段階で行われる。
(イ)  第1段階:第4図(a)に示すように上刃2
および下刃3に隣接する被加工材lの自由表面1a。
1bが沈下してだれ面1a’、lb’を形成する段階。
(Il+)  第2段階:第4図(b)に示すように上
下両刃2.3のエツジ2a、3aを結ぶ断面のA線に剪
断力が集中し、両刃2.3が被加工材1に食い込んでい
く段階。
(ハ) 第3段階:第4図(C)に示すように両刃2゜
3の側面と接する被加工材lが引張変形を受け、両刃2
.3がさらに食い込む段階。
(ニ)  第4段階:第4図(d)に示すように剪断分
離する段階。
上記から明らかなように、被加工材1の剪断は、上下両
刃2.3のエツジ2a、3aを結ぶA線を起点として進
行することがわかる。それ故、上刃2のエツジ2aと下
刃3のエツジ3aとを結ぶ剪断線に沿って切り溝加工を
施すことにより、シャーの剪断負荷を軽減することが可
能である。
切り溝の形状について、第1図を用いて説明する。
第1図(a)は、厚鋼板1の剪断線Aに沿って上下両面
にv形切り溝4.4の加工を施したものであり、第1図
(b)は矩形状の切り溝5.5を加工したものである。
これらの切り溝は、いずれもプレス、ソーあるいはレー
ザ等で容易に加工することが可能である。
ここで、上下面に設ける切り溝の原さhは被加工材の板
1’i!L、シャーの切断限界能カド1とするき、下記
(1)式を満足するように選択するとよい。
、h≧(t−H)/2・α ・・−・−・・−・−・・
・・−・−・、・1.−0.−1・、(1)ここで、α
は切欠係数に類する係数 また、切り溝の位置については、上刃2と下刃3の間隔
すなわちナイフギャップGによって左右されるから、通
常板厚の10〜15%以内とするのがよい。
〈実施例〉 以下に、本発明の実施例について説明する。
板厚40〜80111[Qの厚鋼板に、第1図(a)に
示すV形切り溝を溝深さhが板厚の20%となるように
加工して本発明例とした。なお、ナイフギャップGは板
厚の12%とした。一方、比較例として第2図に示すよ
うにナイフギャップの中間に上下垂直な切り溝6.6を
配置した厚鋼板を作成した。溝深さり、ナイフギャップ
Gの条件は、本発明例と同一である。
それらの結果を第3図にまとめて示した。なお、この図
において切り溝力■工を施さずに剪断したときの剪断力
を1゜0としている。
第3図から明らかなように、本発明例は板厚が大きくな
ると、切り溝を上下刃のエツジを結ぶ剪断線に沿って加
工した効果が発揮されていることがわかる。一方、比較
例は、板厚が厚くなると切り溝の効果が減少してくる。
これは、剪断初期の上下刃を結ぶ剪断力の伝播が阻害さ
れるためである。
また、本発明例において板厚が厚くなるに従い剪断負荷
がわずかに低減する傾向を示しているが、これは切り溝
深さの絶対値が増えたことにより応力集中率がを効に作
用したことによるものと推測される。
なお、本発明は厚鋼板のみに限らずシャーを用いて剪断
されるビレットやスラブ等にも適用できることはいうま
でもない。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、既存のシャーの
能力を変えずに極厚鋼板の剪断が可能となるから、省力
化や生産性向上が図られ、また、大能力のシャーを導入
する必要がないから、設6tJ投資が抑止されるなどの
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法に係る実施例を示す側面図、第2
図は、比較例を示す側面図、第3図は、本発明方法を適
用したときの原板厚と剪断負荷の関係を示す特性図、第
4図は、シャーによる厚鋼板剪断のメカニズムを説明す
る側面図である。 1・・・厚鋼板、2・・・上刃、3・・・下刃。 4.5.6・・・切り溝、t・・・板厚。 h・・・切り溝深さ 特許出願人       用dpi製鉄株式会社第  
1  図 (a) (b) 第  2  図 第  3  図 原板厚(wn ) (a) (C) 4図 (b) (d)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 上刃と下刃を対向させて被加工材を剪断する厚鋼板の剪
    断方法において、上刃エッジと下刃エッジを結ぶ剪断線
    に沿って被加工材の上下面にそれぞれ刃物長手方向に平
    行に切り溝を加工した後、前記上刃および下刃を切り溝
    位置に合わせて被加工材を剪断することを特徴とする厚
    鋼板の剪断方法。
JP9988787A 1987-04-24 1987-04-24 厚鋼板の剪断方法 Pending JPS63267113A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107876852A (zh) * 2017-10-27 2018-04-06 江苏大隆凯科技有限公司 剪切高度可调的箱式剪切机与剪切方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107876852A (zh) * 2017-10-27 2018-04-06 江苏大隆凯科技有限公司 剪切高度可调的箱式剪切机与剪切方法
CN107876852B (zh) * 2017-10-27 2024-02-20 江苏大隆凯科技有限公司 剪切高度可调的箱式剪切机与剪切方法

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