JPS63266147A - エンジンの吸入空気量制御方法 - Google Patents

エンジンの吸入空気量制御方法

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JPS63266147A
JPS63266147A JP7686788A JP7686788A JPS63266147A JP S63266147 A JPS63266147 A JP S63266147A JP 7686788 A JP7686788 A JP 7686788A JP 7686788 A JP7686788 A JP 7686788A JP S63266147 A JPS63266147 A JP S63266147A
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敏美 松村
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車用エンジンに搭載され、主にアイドル時
のエンジン回転速度を調整するために設けられた空気制
御弁の制御方法に関する。
〔従来の技術〕
従来より、エンジンのアイドル運転時に所望の目標回転
速度に実際の回転速度が収束するように吸気管中に設け
られた空気制御弁を制御して、所定量の吸気をエンジン
に供給するようにした吸入空気量の制御方法が一般に知
られている。(例えば、特開昭54−76723号公報
) 〔発明が解決しようとする課題〕 ところで上述の公報に示される従来の制御方法では、始
動時にはエンジンの暖機状態に応じた制御値で空気制御
弁を制御していた。
しかしながら、この制御値は設計時におけるエンジン及
び空気制御弁に対応して定められているため、エンジン
及び空気制御弁の経時変化(例えば空気制御弁の弁部に
ほこりが堆積した場合は開口面積が減少する)により、
制御値に対する空気制御弁の開口面積、すなわち吸入空
気量の関係が設計当時の所望の特性からずれるようにな
る。そのために、始動時に充分な吸入空気■が得られな
くなって始動性の悪化を引き起こすようになってしまう
従って、本発明は上記問題点に迄みて、設計当時の所望
の始動性を維持し得るエンジンの吸入空気量制御方法を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明では、エンジンに吸
入される空気量を調節する空気制御弁をエンジンの作動
状態に応じて制御するエンジンの吸入空気量制御方法で
あって、 少なくともエンジンが始動時でなく、かつスロットル弁
が閉じられているときに、エンジン回転速度を所望の目
標回転速度に収束させるために前記エンジン回転速度と
前記目標回転速度とを比較して定める第1の制御値と、
エンジンの暖機状態に応じて定める第2の制御値とで定
めた制御量で前記空気制御弁を制御すると共に、前記第
1の制御値により定まる修正値をエンジン停止後も記憶
内容の保持が可能な記憶手段に記憶し、少なくともエン
ジンが始動時であるときに、前記第2の制御値を前記修
正値により修正した制御量で前記空気制御弁を制御する
ようにしたことを特徴とするエンジンの吸入空気量制御
方法としている。
〔実施例] 以下本発明を図に示す実施例について説明する。
第1図において、エンジン10は、自動車用の公知の4
サイクル火花点火エンジンで、エンジン負荷としての車
両用空調機と自動変速機とを装備した場合のものである
。このエンジンIOはエアクリーナ11. エアフロー
メータ12.吸気管13゜サージタンク14.各吸気分
岐管15を経て空気を吸入し、燃料、例えばガソリンは
各吸気分岐管15に設けられた電磁燃料噴射弁16から
噴射供給される。
エンジンIOの主吸入空気量は、任意に操作されるスロ
ットル弁17によって調整され、一方燃料噴射量は、電
子制御ユニット20によって調整される。電子制御ユニ
ット20は、点火装置のディストリビュータ内に内蔵さ
れる回転速度センサ18によって測定されるエンジン回
転速度と、エアフローメータ12によって測定される吸
入空気量とを基本パラメータとして燃料噴射量を公知の
手法にて決定するもので、他に冷却水温を検出する水温
センサを用いた暖機センサ19等からの信号によっても
公知の如く燃料噴射量の増減を行う。
空気導管21.22はスロットル弁17をバイパスする
ように設けられ、側導管21.22の間には空気制御弁
30が設けられている。また、導管21の一端は、スロ
ットル弁17とエアフローメータ12の間に設けられた
空気導入口23に接続され、導管22の一端は、スロッ
トル弁17の下流部に設けられた空気導出口24に接続
されている。
空気制御弁30は、基本的には比例電磁(リニアソレノ
イド)式制御弁であって、ハウジング31の中で摺動可
能なプランジャ32の変位により、空気導管21.22
の間の空気通路面積を変える。
通常プランジャ32は圧縮コイルバネ33により空気通
路面積が零となるようセットされている。
電磁機構34を通電する事により電磁吸引力がプランジ
ャ32とコア35との間に働き、通電電流の平均値に依
存してプランジャ32は、コア35に1妾近する。
このようにして空気制御弁30は、電磁機構34に流す
電流に依存してプランジャ32とコア35との距離が変
り、空気導管21と22の間の空気通路面積を連続的に
変える事ができる為、電流値によって空気流量をコント
ロールすることができる。
電磁機構34は、燃料噴射弁1Gと同様に電子制御ユニ
ット20によって駆動制御される。電子制御ユニッ1−
20は、上記の回転速度センサ18や暖機センサ19の
他にも、自動車のデータ等の空調機用コンプレッサ26
とエンジン駆動軸との間の断続を行なう電磁クラッチ2
7をオンオフする空調スイッチ2日の信号を始めとして
種々の信号が入力される。
次にこの電子制御ユニット20について第2図により説
明する。100は燃料噴射量並びに回転数補正用の空気
量を燃料噴射弁16の開弁時間幅並びに空気制御弁30
の電磁機構34の変位量(つまり平均供給電流の大きさ
)として計算を実行するマイクロプロセッサ(CPU)
である。101は回転速度(回転数)センサ18の信号
によってエンジン回転数を検出する回転数カウンタであ
る。またこの回転数カウンタ101はエンジン回転に同
期して割り込み制御部102に割り込み指令信号を送る
。割り込み制御部102はこの指令信号を受けるとコモ
ンバス150を通じてマイクロプロセッサ100に割り
込み信号を供給し、マイクロプロセッサ100にて公知
の手法により燃料噴射量の計算処理等を行なわせる。1
03はデジタル入力ポートで上記空調スイッチ28の信
号の他に、図示しないスタータの作動をオンオフするス
タータスイッチ41の信号、自動車の自動変速機がニュ
ートラル位置にあるか否かを検出するニュートラルスイ
ッチ42の信号、スロッ]・ル弁17が全閉(つまりア
イドル位置)か否かを検出するスロットルスイッチ43
の信号、及び自動車の車速があるか否か(つまり停止中
か否か)を検出する車速検出器44の信号が入力されこ
れらのデジタル信号をマイクロプロセッサ100に供給
する。104はアナログマルチプレクサとA−D変換器
からなるアナログ入力ボートで、冷却水温を検出する暖
機センサ19の信号とエンジンの吸入空気量(吸気量)
を検出するエアフローメータ12の信号とをA−D変換
して順次マイクロプロセッサ100に供給する。これら
各ユニット101.102,103,104の出力上方
はコモンバス150を通してマイクロプロセッサ100
に伝達される。50はバッテリ、51はキースイッチで
あり、電源回路105はキースイッチ51を通さず直接
、バッテリ50に接続されていて不揮発性メモリ(RA
M)107に電流を供給している。よってRAM I 
O7はキースイッチ51に関係無く常時電源が印加され
ている。106も電源回路であるがキースイッチ51を
通してバッテリ50に接続されている。電源回路106
はRAM107以外の部分に電源を供給する。不運発性
メモリ(RAM)107はプログラム動作中一時使用さ
れる一時記憶ユニットをなすものであるが前述の様にキ
ースイッチ51に関係なく常時電源が印加されキースイ
ッチ51をOFFにして機関の運転を停止しても記憶内
容が消失しない構成となっている。後述の修正値R(R
,、R,、R3,R,)はこのRAM107に記憶され
ている。108はメモリユニットでプログラムや各種の
定数等を記憶しておく読み出し専用メモリ(ROM)と
プログラム動作中(演算処理中)にデータを一時記憶す
るリードライトメモリとよりなる。109はレジスタを
含む燃料噴射時間制御用カウンタでダウンカウンタより
成り、マイクロプロセッサ(CPU)100で演算され
た電磁式燃料噴射弁16の開弁時間つまり燃料噴射量を
表すデジタル信号を実際の電磁式燃料噴射弁16の開弁
時間を与えるパルス時間幅のパルス信号に変換する。1
10は電磁式燃料噴射弁を駆動する増幅回路である。1
11は回転数補正用空気量を制御するために用いるD−
A変換ユニットで、マイクロプロセンサ100で計算さ
れた補正用空気量つまり電磁式空気制御弁30の開度を
決定する電磁機構34への供給電流の大きさを表わす制
御量■信号をアナログ量に変換し、このアナログ信号は
公知の駆動回路112にて増幅され空気制御弁30が駆
動される。
113はタイマーで経過時間を測定しCPU100に伝
達する。回転数カウンタ101は回転数センサ18の出
力によりエンジン1回転に1回エンジン回転速度を測定
し、その測定の終了時に割り込み制御部102に割り込
み指令信号を供給する。
割り込み制御部102はその信号から割り込み信号を発
生し、マイクロプロセッサ100に燃料噴射量の演算を
行なう割り込み処理ルーチンを実行させる。
第3図はマイクロプロセッサ100における回転速度補
正用空気量の計算処理を行なう部分の概略フローチャー
トを示すものでこのフローチャートに基づきマイクロプ
ロセッサ100の機能を説明すると共に構成全体の作動
を説明する。
キースイッチ51並びにスタータスイッチ41がONL
でエンジンが始動されると第1ステツプ1000のスタ
ートにてメインルーチンの演算処理が開始され、ステッ
プ1001にてCPUI OOのスタートアドレス設定
等の初期条件が設定され、ステップ1002においてア
ナログ人力ボート104を介して得られる暖機センサ1
9からの冷却水温の信号に応じたディジタル値を読み込
む。
ステップ1003では不揮発性メモリ107内に記憶し
た修正値R(Rl+ RZ、 R3,Ra )の値が正
常かどうかつまり修正値Rが所定の範囲内の値となって
いるかどうかを判定し、異常のときはステップ1004
に進み不揮発性メモリ107内の修正(+ff Rの各
値R1〜R4をそれぞれ予め設定した初期修正値(固定
値)I (1+、Iz、13.14)に書き換える。修
正値Rが正常のとき若しくはステップ1004の書き替
えが終るとステップ1005に進みエンジンのスタータ
が駆動されているか否かつまりスタータスイッチ41の
信号を用いスタータスイッチがオンか否かを判定する。
スタータが駆動されているときはエンジン始動時用の空
気量を与えるためステップ1008にて始動増量を含め
て設定されている第5図図示の始動時マツプ■からその
時の暖機状態に応じて始動時用の基本制御値Isを求め
て、この基本制御値Isを今回の制御値ビとする。次に
ステップ102B。
1029.1030では空調スイッチがオンか否か自動
変速機がニュートラル位置か否かを判定しエンジン負荷
の判別を行って、空調スイッチがオフで変速機がニュー
トラル位;Uの第1エンジン負荷状態のときはステップ
1031に進み、この第1条件に対応する修正値R3を
不揮発性メモリ107から読み込み出力制御i1=ビ±
R3を計算し、ステップ1035にてD−A変換ユニッ
ト111に出力する。また空調スイッチがオフで変速機
が非ニュートラル位置の第2エンジン負荷状態のときは
ステップ1032に進み第2条件に対応する修正値Rt
を用いて出力制御量1=ビ+R2を計算して出力し、空
調スイッチがオンで変速機がニュートラル位置の第3の
エンジン負荷状態のときはステップ1033に進み第3
条件に対応する修正値R3を用いて出力制御11−ビ+
R3を計算して出力し、空調スイッチがオンで変速機が
非ニュートラル位置の第4のエンジン負荷状態のときは
ステップ1034に進み第4条件に対応する修正値R4
を用い出力制御j511=I’ +R4を計算しステッ
プ1035によって出力する。
又ステップ1005でスタータがオフのときはステップ
1007に進み、前回の本処理で定められた制御値I′
が第5図図示の始動段用の暖機マツプ■(く始動時マツ
プ■)からその時の暖機状態に応じて求めた始動後の基
本制御値I。より大きいかどうかを判別して、前回の制
御値■′が求められた始動後の基本制御値I0より大き
い場合はROM 10 Bから過渡補正I+、を読み出
して制御値■′から減じたものを今回の制御値1′とし
、逐次制御値ビを小さくする。
かくしてステップ1009で得られた制御値1′はスタ
ータON時にステップ1008で得られた制御値と同様
にして負荷状態に応じた修正値Rと加算されて出力制′
4n量Tとなる。即ちステップl028〜1034にて
エンジン負荷状態に対応した修正値R(R,、R2,R
ff、R4)を加えて、ステップ1035で修正された
出力制御量■をD−A変換ユニット111へ出力する。
またステップ1007の判別で前回の制御値ビが求めら
れた始動後の基本制御値I0以下になった場合はステッ
プ1010で暖機マツプ■に基づく基本制御値■。を制
御値ビとする。
ステップ1012〜101Gではエンジンが暖機後の安
定状態にあるかどうかの判別を行う。即らステップ10
12に進み、エンジン暖機運転が終了したかどうかつま
り暖機センサ19からの冷却水温の情報を用い所定水温
以上になったかどうかを判定する。暖機運転が終了した
ときはステップ1013に進み、スロットル弁が全閉か
否かつまりスロットルスイッチ43の信号を用いスロッ
トル弁がアイドル位置か否かを判定する。スロットル弁
が全閉のときはステップ1014に進み、自動車の車速
かないか否かつまり車速検出器44の信号を用い自動車
が停止中か走行中かを判定する。自動車が停止中のとき
はステップ1015に進み、エンジン回転が停止してい
ないか停止中かつまり回転数カウンタ101の出力であ
るエンジン回転速度(回転数)Neの信号を用い回転速
度Neが一定値以上か否かを判定する。エンジン回転が
停止していないときはステップ1016に進みエンジン
の回転速度の変動が所定値以下か否かつまり回転速度N
eの信号を用い現在の回転速度と所定サイクル以前若し
くは所定期間以前における回転速度との差が所定値以下
か否かを判定する。
エンジンの回転変動が小さいときは、すなわちステップ
1012〜1016の判定条件をすべてみたし、エンジ
ンがアイドル運転状態でかつ安定状態にあるとみなせる
ときは、ステップ1017に進み空調スイッチ28がオ
ンか否かつまり空調機用のコンプレッサ26がエンジン
負荷として1妾続されているか否かを判定し、更にステ
ップ1018.1019では自動車の自動変速機のニュ
ートラルスイッチ42の信号を用い変速機がニュートラ
ル位置にあるか否かつまりエンジン負荷として接続され
ていないか否かを判定する。空調スイッチ28がオフで
かつ変速機がニュートラル位置にあるときつまり負荷と
して作用していない第1条件のときはステップ1020
に進み修正値Rのうちのこの第1条件に対応する修正値
R,を負帰還制御により修正処理し記憶する。つまり修
正値R1を学習制御する。
この修正値R1の学習制御を第4図のフローチャートに
より説明すると、まずステップ601でこのエンジン負
荷の第1条件に対応して予め設定したアイドル目標回転
速度N、を読み込み、1ステツプ602では実際のアイ
ドル回転速度Neを読み込み、ステップ603では実際
の回転速度Neと目標速度N1との差ΔNの計算つまり
ΔN=Ne−N、を計算し、ステップ604ではこのΔ
Nが正かどうかを判定しΔNが正のときはステップ60
5に進み実際の回転速度Neが目標速度N1より速いた
め実際の回転速度を下げるべくつまり回転速度補正用空
気量を減少させるべく修正値R9を所定の補正量Δ■だ
け減算し、Rl= ’RI −ΔIを新しい修正値R8
として不揮発性メモリ107に記憶する。ΔNか正でな
いときはステップ606にてΔNが負かどうかを判定し
負のときはステップ607に進み、ステップ605の処
理と反対の論理により修正値R,=R,十ΔIを計算し
この新しい修正値R+を不揮発止メモリ107に記憶す
る。ステップ606にてΔNが負でないと判定したとき
はR1の書き替えは行なわない。以上が修正値R3の学
習制御の処理ステップ1020の詳細である。このステ
ップ1020の処理の後はステップ1024に進み新し
い修正値R0を用いて出力制御量I−ビ+RI  (=
1.+R,)を計算しステップ1035でD−AItA
ユニット111へ出力する。
ステップ1017,1018.1019の判定において
空調スイッチ28がオフで自動変速機がニュートラル位
置になく駆動位置にある第2条件の負荷状態と判定した
ときはステップ1021に進み修正値Rのうちのこの第
2条件に対応する修正値R2を負帰還制御により修正計
算し記憶する。
このステップ1021における修正値R2の修正処理も
上記ステップ1020と同様にして、エンジン負荷のこ
の第2条件に対応して予め設定したアイドル目標回転速
度N2と実際のアイドル回転速度Neとの差からR2=
R,±ΔIの計算を行ない修正する。次にステップ10
25に進み新しい修正値Rzを用いて出力制御11=1
’ +R。
を求め出力する。
ステップ1017,1018.1019の判定において
、空調スイッチ28がオンで自動変速機がニュートラル
位置にある第3条件の負荷状態と判定したときはステッ
プ1022に進み修正値Rのうらこの第3条件に対応す
る修正値R3を負帰還制御により修正処理し記憶する。
このステップ1022における修正処理も上記ステップ
1020.1021と同様にして、エンジン負荷とこの
第3条件に対応するアイドル目標回転速度N3と実際の
アイドル回転速度Neとの差からR3=R3±Δ■の計
算を行ない修正する。次にステップ1026に進み新し
い修正値Rユを用いて出力制御量1=1’+Rzを求め
出力する。
ステップ1017,1018.1019の判定において
、空間スイッチ28がオンで自動変速機がニュートラル
位置になく駆動位置にある第4条件の負荷状態と判定し
たときはステップ1023に進み修正値Rのうちこの第
4条件に対応する修正値R4を負帰還制御により修正処
理し記憶する。
このステップ1023における修正値R4の修正処理も
上記ステップ1020,1021.1022同様にエン
ジン負荷のこの第4条件に対応して予め設定したアイド
ル目標回転速度N4と実際のアイドル回転速度Neとの
差からR,=R,±Δ!の計算を行ない修正する。次に
ステップ1027に進みこの新しい修正値R4を用いて
出力制御量1=1’ +R,を求め出力する。なおこの
実施例ではこの第4条件に対応する目標回転速度N4は
上記の第2条件に対応して設定した目標回転速度N2と
同じ値に選んでいる。また上記ステップ1004におい
て説明した修正値RI+ Rz、 R:l+ Rイ並び
に初期修正値1.、!、、I、、1.はそれぞれステッ
プ1020,1021,1022.1023の処理で説
明した修正値R1,Rt、Ri、R4に対応するもので
ある。
ステップ1012,1013,1014.1015.1
016の判定処理において、エンジンが暖機中のとき、
スロットル弁が開かれているとき、自動車が走行中の(
車速かある)とき、エンジン停止中のとき、エンジンの
回転変動が大きいときのうちのいずれかであると判定し
たときはつまりエンジンが安定状態若しくはアイドル運
転状態にないとみなせるときはステップ102Bに進み
修正値R(R+、 R2,R3,Ra )の修正処理は
行なわない。ステップ102B、1029.1030で
は前述のステップ1008の始動時及びステップ100
9の過渡時の補正と全く同様の処理を行う。
すなわちこのステップ1031,1032,1033.
1034の処理においては回転速度を決定するつまりは
回転速度補正用空気量を決定する出力制御fitはエン
ジンの暖機状態に対応して予め設定した基本制御値I0
 (第5図の暖機マツプ■)とステップ1020乃至1
023の処理で学習制御した修正値R(R+、Rz、R
ff、R4)とで与えられるもので、従って実際の回転
速度Neが目標回転速度に対して偏差があるかどうかと
いったような負帰還制御は行なわないことになる。
ステップ100B、1009,1024,1025.1
026,1027,1031,1032゜1033.1
034のいずれかの処理を終了しス  ゛テップ103
5で出力側′41ffilを出力すると再びステップ1
002に戻り上述の処理をくり返す。
一方燃料噴射弁16からの燃料噴射量(つまり噴射時間
幅)を計算するルーチンは公知であるため詳述しないが
空気制御弁30を介して供給される回転速度補正用空気
の量を含めたエンジンへの全体の吸気量がエアフロメー
タ12で検出されこの吸気量の信号を元に割り込み制御
部102によって割り込み指令される度にCPU100
は燃料噴射量の演算を行ない演算結果を燃料噴射時間制
御用カウンタ109に出力する。しかして燃料噴射弁1
6からは吸気量に見合った量の燃料が噴射供給される。
なお上記の実施例では燃料噴射装置を有するエンジンに
ついて説明したが、気化器付エンジンにあっては空気制
御弁30の代りにスロットル弁の開度を制御するアクチ
ュエータを設け、このアクチュエータの作動を一ヒ記同
様出力制御量rに応じて制御することも可能である。
以上述べたように上記実施例によれば、エンジンの始動
時には始動時マツプ■を使い、この始動時マツプ■から
暖機状態に応じた制御値を求め、この制御値と学習制御
により記憶されている修正値とにより空気制御弁30を
制御し、一方エンジン始動後には始動抜用の暖機マツプ
■を使い、この暖機マツプ■から暖機状態に応じた制御
値を求め、この制御値と学習制御により記憶されている
修正値とにより空気制御弁30を制御しており、しかも
始動時マツプ■は同じ暖機状態でも暖機マツプ■より大
きな制御値が得られるよう設定しているので、始動時に
はエンジンに充分に多くの混合気が供給されるため、大
きな摩擦トルクに充分打ち勝って始動する。すなわち良
好な始動性が得られるようになり、また始動後において
は始動時よりも少ない制御値による始動後の暖機特性に
適合した混合気をエンジンへと供給できるので、始動後
の回転速度が高くなりすぎたりすることを無くせて、好
適な回転速度に調整できるようになる。
従って良好な始動性と良好な暖機過程中の運転性とが両
立できるようになり、よって無駄なエンジン作動を少な
くできるようになることから、燃費を向上できる。
また本実施例では始動後において始動時マツプ■から暖
機マツプ■に切り換える場合には、始動完了時における
始動時マツプ■により定められた制御値を所定時間毎又
はエンジンの所定回転毎に暖機マツプ■側に近づけるよ
う所定量づつ減算し、その時に暖機マツプ■により定め
られる制御値よりも減算処理して得られた制御値が小さ
くなったときから暖機マツプ■を使うようにしているこ
とから、始動完了直後に急激に制御値が変化することが
なく、従って2種のマツプを切り換える場合に象、激に
制御値が変動するといったことがないので切り換え時に
回転が急変するようなことは無い。
またさらに本実施例によれば、安定したアイドル運転時
に所望の目標回転速度と実際のエンジン回転速度とによ
り負帰還制御して得られる修正値を不揮発性メモリに記
憶すると共に、この修正値をエンジンの始動時も含めた
全運転域に反映しているので、経時変化により始動時マ
ツプ■及び暖機マツプ■による制御値によって得られる
吸気量特性が設計当時の所望の状態から変化するように
なったとしても、上記修正値がその経時変化によるずれ
分を吸収するようになり、従って常に設計当時の所望の
吸気量特性が得られるようになり、運転性が常に良好な
ものに維持でき、特に始動時においては設計当時の所望
の始動性が維持できるようになる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば空気制御弁等の経時
変化により、暖機状態に応じて定めた第2の制御値に対
する吸入空気量特性が設計当時の所望のものから変化し
たとしても、負帰還制御実行時に得られる修正値により
第2の制御値を修正して得た制?ff1l Mで空気制
御弁を制御しているので、この修正値により設計当時の
所望の特性からのずれ分が吸収され、従って所望の吸入
空気量特性が維持されるようになって、常に所望の始動
性が維持できるようになるという優れた効果がある。特
に本発明では上記修正値をエンジン停止後も記憶内容の
保持が可能な記憶手段に記19させているので、上述の
ごとく所望の始動性の維持が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例が適用されるエンジン及びそ
の周辺機器の構成を示す構成図、第2図は第1図に示す
電子制御ユニットのブロック図、第3図は第2図に示す
マイクロプロセッサの要部機能を表わすフローチャート
、第4図は第3図のフローチャートの要部の詳細フロー
チャート、第5図は第1図ないし第4図に示す実施例の
説明に供する特性図である。 IO・・・エンジン、18・・・回転速度センサ、20
・・・電子制御ユニット、100・・・マイクロブロセ
ノサ(CPU)、107・・・不揮発性メモリ、30・
・・空気制御弁。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンジンに吸入される空気量を調節する空気制御
    弁をエンジンの作動状態に応じて制御するエンジンの吸
    入空気量制御方法であって、 少なくともエンジンが始動時でなく、かつスロットル弁
    が閉じられているときに、エンジン回転速度を所望の目
    標回転速度に収束させるために前記エンジン回転速度と
    前記目標回転速度とを比較して定める第1の制御値と、
    エンジンの暖機状態に応じて定める第2の制御値とで定
    めた制御量で前記空気制御弁を制御すると共に、前記第
    1の制御値により定まる修正値をエンジン停止後も記憶
    内容の保持が可能な記憶手段に記憶し、 少なくともエンジンが始動時であるときに、前記第2の
    制御値を前記修正値により修正した制御量で前記空気制
    御弁を制御するようにしたことを特徴とするエンジンの
    吸入空気量制御方法。
  2. (2)前記第1の制御値を前記修正値として前記記憶手
    段に記憶するようにしたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のエンジンの吸入空気量制御方法。
JP7686788A 1988-03-30 1988-03-30 エンジンの吸入空気量制御方法 Granted JPS63266147A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5756643A (en) * 1980-09-24 1982-04-05 Toyota Motor Corp Intake air flow rate control device of internal combustion engine

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5756643A (en) * 1980-09-24 1982-04-05 Toyota Motor Corp Intake air flow rate control device of internal combustion engine

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