JPS6326598Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6326598Y2 JPS6326598Y2 JP16352484U JP16352484U JPS6326598Y2 JP S6326598 Y2 JPS6326598 Y2 JP S6326598Y2 JP 16352484 U JP16352484 U JP 16352484U JP 16352484 U JP16352484 U JP 16352484U JP S6326598 Y2 JPS6326598 Y2 JP S6326598Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluorine resin
- resin plate
- square
- square ring
- slopes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 16
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 16
- YCKRFDGAMUMZLT-UHFFFAOYSA-N Fluorine atom Chemical compound [F] YCKRFDGAMUMZLT-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 10
- 229910052731 fluorine Inorganic materials 0.000 claims description 10
- 239000011737 fluorine Substances 0.000 claims description 10
- NBVXSUQYWXRMNV-UHFFFAOYSA-N fluoromethane Chemical compound FC NBVXSUQYWXRMNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sealing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「考案の利用分野」
この考案は、回転又は摺動する軸などをシール
するための角リング、特に摺接面にふつ素樹脂板
を焼付けた角リングに関するものである。
するための角リング、特に摺接面にふつ素樹脂板
を焼付けた角リングに関するものである。
「従来の技術」
従来のこの種の角リングは、第3図に示すよう
に方形のふつ素樹脂板を円形に丸めて接合端を突
き合わせた状態で成形型内に入れてリング本体の
ゴムに一体的に焼付けることにより成形され、こ
の成形時にふつ素樹脂板の接合端間に生ずる三角
形状の空隙内にリング本体のゴムを充填して一体
化したものであつた。
に方形のふつ素樹脂板を円形に丸めて接合端を突
き合わせた状態で成形型内に入れてリング本体の
ゴムに一体的に焼付けることにより成形され、こ
の成形時にふつ素樹脂板の接合端間に生ずる三角
形状の空隙内にリング本体のゴムを充填して一体
化したものであつた。
「考案が解決しようとする問題点」
ところが、ふつ素樹脂板の接合端間に生ずる三
角形状の空隙に充填されたゴムは、焼付け成形後
において収縮するため、角リングの摺接面に凹部
を生じてオイル漏れの要因となると共に、ふつ素
樹脂に比べて摩耗しやすいため使用につれてこの
部分が摩耗し(特に無潤滑の場合に顕著)、オイ
ル漏れを生ずる欠点があつた。
角形状の空隙に充填されたゴムは、焼付け成形後
において収縮するため、角リングの摺接面に凹部
を生じてオイル漏れの要因となると共に、ふつ素
樹脂に比べて摩耗しやすいため使用につれてこの
部分が摩耗し(特に無潤滑の場合に顕著)、オイ
ル漏れを生ずる欠点があつた。
「課題解決の手段」
この考案は前記従来の課題を解決するために、
ふつ素樹脂板の接合端を互いに重なり合う斜面に
形成し、この斜面において重ね合せた状態でふつ
素樹脂板をゴム製リング本体に焼付けることによ
り、ふつ素樹脂板を隙間なくゴム製リング本体に
一体化した角リングを提案するものである。
ふつ素樹脂板の接合端を互いに重なり合う斜面に
形成し、この斜面において重ね合せた状態でふつ
素樹脂板をゴム製リング本体に焼付けることによ
り、ふつ素樹脂板を隙間なくゴム製リング本体に
一体化した角リングを提案するものである。
「実施例」
以下この考案を図面に示す実施例について説明
すると、角リングは断面四角形のゴム製リング本
体1の外周に又は内周の摺接面に帯状のふつ素樹
脂板2を一体に焼付けることにより成形されてお
り、ふつ素樹脂板2の両端の接合端面3,3′は
互いに重なり合う斜面に形成され、隙間なく密接
している。
すると、角リングは断面四角形のゴム製リング本
体1の外周に又は内周の摺接面に帯状のふつ素樹
脂板2を一体に焼付けることにより成形されてお
り、ふつ素樹脂板2の両端の接合端面3,3′は
互いに重なり合う斜面に形成され、隙間なく密接
している。
なお、ふつ素樹脂板2の接合端面3,3′は、
この板を所定直径の真円に丸めて重ね合わせたと
き、密に重なるように予めその傾斜角度を設定し
てカツトし、円周方向の長さの多少の誤差は接合
端面3,3′を斜面に沿つてずらすことにより調
節することができる。
この板を所定直径の真円に丸めて重ね合わせたと
き、密に重なるように予めその傾斜角度を設定し
てカツトし、円周方向の長さの多少の誤差は接合
端面3,3′を斜面に沿つてずらすことにより調
節することができる。
「考案の作用効果」
以上の通りこの考案によれば、ふつ素樹脂板の
接合端を互いに重なり合う斜面に形成し、この斜
面において重ね合わせた状態で前記ふつ素樹脂板
をゴム製リング本体の摺接面に焼付けてなるの
で、ふつ素樹脂板の接合面に隙間を生ずることな
く密接して接合することができ、角リングの摺接
面を耐摩耗性に優れたふつ素樹脂により完全に被
覆し、密封性、耐摩耗性に優れた角リングを得る
ことができると共に、ふつ素樹脂の円周方向の多
少の誤差も斜めの接合端のズレにより調節するこ
とができる。
接合端を互いに重なり合う斜面に形成し、この斜
面において重ね合わせた状態で前記ふつ素樹脂板
をゴム製リング本体の摺接面に焼付けてなるの
で、ふつ素樹脂板の接合面に隙間を生ずることな
く密接して接合することができ、角リングの摺接
面を耐摩耗性に優れたふつ素樹脂により完全に被
覆し、密封性、耐摩耗性に優れた角リングを得る
ことができると共に、ふつ素樹脂の円周方向の多
少の誤差も斜めの接合端のズレにより調節するこ
とができる。
第1図はこの考案の実施例を示す部分拡大平面
図、第2図は同使用状態を示す正面図、第3図は
従来の角リングの部分拡大平面図である。 1……ゴム製リング本体、2……ふつ素樹脂
板、3,3……接合端面。
図、第2図は同使用状態を示す正面図、第3図は
従来の角リングの部分拡大平面図である。 1……ゴム製リング本体、2……ふつ素樹脂
板、3,3……接合端面。
Claims (1)
- ゴム製リング本体の摺接面にふつ素樹脂板を巻
付けて焼付けた角リングにおいて、前記ふつ素樹
脂板の接合端を互いに重なり合う斜面に形成し、
この斜面において重ね合わせた状態で前記ふつ素
樹脂板をゴム製リング本体に焼付けてなることを
特徴とする角リング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16352484U JPS6326598Y2 (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16352484U JPS6326598Y2 (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6179066U JPS6179066U (ja) | 1986-05-27 |
JPS6326598Y2 true JPS6326598Y2 (ja) | 1988-07-19 |
Family
ID=30721385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16352484U Expired JPS6326598Y2 (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6326598Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5537042B2 (ja) * | 2009-02-09 | 2014-07-02 | Ntn株式会社 | エンドレスタイプのシールリングおよびベルト式無段変速機 |
JP5406601B2 (ja) * | 2009-06-15 | 2014-02-05 | 積水化学工業株式会社 | 止水方法 |
-
1984
- 1984-10-29 JP JP16352484U patent/JPS6326598Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6179066U (ja) | 1986-05-27 |
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