JPS63263012A - 芝刈機の集草バツグ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｃ産業上の利用分野〕 本発明は、角筒状に構成したバッグ本体の前後端に夫々
矩形の刈芝供給口、及び排出口を形成し、かつ、バッグ
本体の後端に前記排出口を開閉する蓋体を備えた芝刈機
の集草バッグに関する。

〔従来の技術〕

従来、冒記の如く構成された集草バッグとしては、例え
ば（Ｕ、Ｓ、Ｐａｔｅｎｔ　４．２５８．５３８）に示
されるものが存在し、該引例の集草バッグでは蓋体の下
縁が排出口の下縁に設けられると共に、蓋体の両側縁と
、排出口の両側縁との間に縦向きの壁部が形成され、蓋
体を閉じた状態ではこの壁部が蓋体の内方に折曲げた状
態で収まるように構成されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

又、前記引例の集草バッグでは蓋体の両側部に壁部が連
設されているので、蓋体を閉じた状態で刈草が漏出し難
く、又、蓋体を開放して刈草を排出する場合には壁体が
刈草の側方への零れ落ちを阻止するという良好な面を有
する反面、蓋体を大きく開放させたい場合には、前記壁
部を大きく形成しなくてはならず、又、このように壁部
を大きく形成した場合には蓋体を閉じた状態で壁体の折
重ね部分の厚みが増大して扱い難くなり改善の余地があ
る。

本発明の目的は、合理的な改良によって、大きく開放す
ることの可能な蓋体を備えた集草バッグをできるだけ少
ない部材で、かつ、簡単な構造で得る点にある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の特徴は奮起構成の集草バッグにおいて、前記排
出口の一辺に柔軟材から成る流体の一辺を取付けると共
に、この蓋体の一辺から両外方に向う延長部を蓋体に形
成し、かつ、この延長部をバッグ本体の外壁面に重ね合
せ、更に、蓋体の前記一辺の両外方に形成される延長辺
を、前記排出口の一辺の両端部に連なるバッグ本体の角
部に接合して成る点にあり、その作用、及び効果は次の
通りである。

（作　用〕 上記特徴を例えば第１図及び第４図に示すように構成す
ると、蓋体（１３）を閉じた状態では左右の延長部（１
４）　、　（１４）が排出口（Ｓ）の両側縁を覆って刈
草の漏出を阻止すると同時に、この延長部（ｉ４）　、
　（１４）の下縁、つまり、延長辺（１，４ａ）。

（１４ａ）がバッグ本体（Ｂａ）の角部に接合している
ので、この延長部（１４）、（１４）の突張りによって
蓋体（１３）の閉じ姿勢が保持される。

又、蓋体（１３）を開放する方向に操作した場合には第
２図に示す如く、この開放操作の途中において前記延長
部（１４）　、　（１４）夫々の内面（１，４ｈ）と外
面（１４ｃ）とが入れ替って同図に仮想線で示す如く、
閉じ姿勢に対して略１８０度開放した姿勢に該蓋体（１
３）の姿勢が保持される。

〔発明の効果〕

従って、柔軟材で形成した蓋体に延長部を設ける程度の
比較的簡単な改造によって、閉じ状態では、刈芝の漏出
を無理無く阻止すると共に、開放状態では、その開放角
が１８０度にまで達して姿勢が保持されることかり、大
きく開放して楽に刈芝を排出できる構造が少ない部材に
よって得られたのである。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第６図に示すように、下方に向かう出力軸（１ａ）を備
えたエンジン（１）を刈刃ハウジング（２）の上部に取
付けると共に、この出力軸（１ａ）の下部に刈刃クラッ
チ（３）及び刈刃（４）を該刈刃ハウジング（２）に収
める状態で設け、又、刈刃ハウジング（２）の前部に左
右一対の転輪（５）、後部に左右一対の駆動輪（６）を
設け、この駆動輪（６）に動力を伝える伝動ケース（７
）と前記出力軸（１ａ）の中間部との間に伝動軸（８）
を設け、更に、刈刃ハウジング（２）の後面に集草バッ
グ（Ｂ）を取付け、刈刃ハウジング（２）の後部から後
方に向けてハンドル杆（９）を取付けて芝刈機が構成さ
れている。

第１図、第２図及び第４図に示すように前記集草バッグ
（Ｂ）は、鋼線材を屈曲成形に成る枠体（１０）と、下
面に取付けられる透明な樹脂板材（１１）と、左右側面
及び上面を覆う通気性の良好な布材（１２）とで成る角
筒状のバッグ本体（Ｂａ）の後端に形成された排出口（
Ｓ）を開閉する布製の蓋体（１３）を備えて構成されて
いる。

又、蓋体（１３）の下辺（１３ａ）が前記排出口（Ｓ）
の下辺（Ｓａ）に取付けられると共に、この蓋体（１３
）の左右に形成された延長部（１４）　、　（１４）を
バッグ本体（Ｂａ）の左右外壁面に重ね合せ、かつ、延
長部（１４）　、　（１４）の下縁に形成される延長辺
（１４ａ）。

（１４ａ）を、前記排出口（Ｓ）の下辺（Ｓａ）の両端
部に連なるバッグ本体（Ｂａ）の角部（Ｔ）　、　（Ｔ
）に対して縫い合せ、更に、蓋体（１３）の上部には排
出口（Ｓ）を上方から抱き込む延出部（１５）が形成さ
れることで、該蓋体（１３）が閉じ状態では第１図に示
す如く、排出口（Ｓ）の左右部が前記延長部（１４）　
。

（１４）で覆われ、排出口（Ｓ）の上部が前記延出部（
１５）で覆われると共に、該蓋体（１３）を開放する方
向に操作した場合には第２図に示す如く、この開放操作
の途中において前記延長部（１４）　、　（１４）夫々
の内面（１４ｂ）と外面（１４ｃ）とが入れ替って同図
に仮想線で示す如く、閉じ姿勢に対して略１８０度開放
した姿勢に該蓋体（１３）の姿勢が保持されるのである
。

第３図及び第５図に示すようにバッグ本体（Ｂａ）の上
面の後端部には、前記枠体（１０）に対して上方から嵌
め込む状態に保持部材（１６）　、　（１６）が取付け
られ、又、前記蓋体の延出部（１５）の内面には樹脂材
で成る横長状の係止部材（１７）が縫い付けられ、蓋体
（１３）を閉じる場合には、この係止部材（１７）の内
側縁（１７ａ）を保持部材（１６）　。

（１６）夫々の突片（１６ａ）　、　（１６ａ）に係合
させて閉じ状態を保持するようになっている。

尚、第１図及び第２図に示すようにバッグ本体（Ｂａ）
の前部には前記刈刃ハウジング（２）からの刈芝が送り
込まれる矩形の刈芝供給口（Ｕ）が枠体（１０）で囲ま
れる状態に形成され、又、バッグ本体（Ｂａ）の前部に
は枠体（１０）の一部を延長し、かつ、屈曲させて把手
（１８）が設けられている。

〔別実施例〕

本発明は上記実施例以外に例えば蓋体を樹脂膜材で形成
し、又、バッグ本体を樹脂材で形成する等様々に実施可
能である。

尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る芝刈機の集草バッグの実施例を示し
、第１図は蓋体を閉した状態における該集草バッグの斜
視図、第２図は蓋体を開放する途中の状態における該集
草バッグの斜視図、第３図は保持部材と係止部材との保
合構造を示す断面図、第４図はバッグ本体と蓋体とを分
離した状態における該集草バッグの斜視図、第５図は保
持部材、係止部材、枠体夫々の位置関係を示す分解斜視
図、第６図は芝刈機の全体側面図である。 （１３）・・・・・・蓋体、（１３ａ）・・・・・・蓋
体の一辺、（１４）・・・・・・延長部、（１４ａ）・
・・・・・延長部、（Ｂａ）・・・・・・バッグ本体、
（Ｓ）・・・・・・排出口、（Ｓａ）・・・・・・排出
口の一辺、　（Ｔ）・・・・・・角部、（υ）・・・・
・・刈芝供給口。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 角筒状に構成したバッグ本体（Ｂａ）の前後端に夫々矩
   形の刈芝供給口（Ｕ）、及び排出口（Ｓ）を形成し、か
   つ、バッグ本体（Ｂａ）の後端に前記排出口（Ｓ）を開
   閉する蓋体（１３）を備えた芝刈機の集草バッグであっ
   て、前記排出口（Ｓ）の一辺（Ｓａ）に柔軟材から成る
   蓋体（１３）の一辺（１３ａ）を取付けると共に、この
   蓋体（１３）の一辺（１３ａ）から両外方に向う延長部
   （１４）、（１４）を蓋体（１３）に形成し、かつ、こ
   の延長部（１４）、（１４）をバッグ本体（Ｂａ）の外
   壁面に重ね合せ、更に、蓋体（１３）の前記一辺（１３
   ａ）の両外方に形成される延長辺（１４ａ）、（１４ａ
   ）を、前記排出口（Ｓ）の一辺（Ｓａ）の両端部に連な
   るバッグ本体（Ｂａ）の角部（Ｔ）、（Ｔ）に接合して
   成る芝刈機の集草バッグ。