JPS6326273B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6326273B2 JPS6326273B2 JP8327480A JP8327480A JPS6326273B2 JP S6326273 B2 JPS6326273 B2 JP S6326273B2 JP 8327480 A JP8327480 A JP 8327480A JP 8327480 A JP8327480 A JP 8327480A JP S6326273 B2 JPS6326273 B2 JP S6326273B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder head
- bolt
- gasket
- bolts
- stud
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はエンジンのシリンダヘツド締着装置
の改良に関する。
の改良に関する。
一般に、エンジンはシリンダブロツクの上面に
ガスケツトを介してシリンダヘツドを重ね、周囲
を複数のボルト又はスタツトボルトでシリンダヘ
ツドをシリンダブロツクに締着している。シリン
ダヘツドには一側に吸気孔が設けられ他側に排気
孔が設けられているので、温度差が大きい。特に
排気孔側は排気ガスで熱せられるので高温にな
り、使用時と不使用時の温度差が大きい。又、排
気孔側と吸気孔側の使用時の温度差は、空冷エン
ジンでは吸収しきれない。このため、特に排気孔
側のシリンダブロツクやシリンダヘツドの熱膨脹
による伸縮が大きく、この繰返しによつて、間に
挾んだガスケツトにへたりが生じ、複元作用がな
くなつてシール効果が低下し、ガスが吹抜けるよ
うになる。
ガスケツトを介してシリンダヘツドを重ね、周囲
を複数のボルト又はスタツトボルトでシリンダヘ
ツドをシリンダブロツクに締着している。シリン
ダヘツドには一側に吸気孔が設けられ他側に排気
孔が設けられているので、温度差が大きい。特に
排気孔側は排気ガスで熱せられるので高温にな
り、使用時と不使用時の温度差が大きい。又、排
気孔側と吸気孔側の使用時の温度差は、空冷エン
ジンでは吸収しきれない。このため、特に排気孔
側のシリンダブロツクやシリンダヘツドの熱膨脹
による伸縮が大きく、この繰返しによつて、間に
挾んだガスケツトにへたりが生じ、複元作用がな
くなつてシール効果が低下し、ガスが吹抜けるよ
うになる。
この発明はかかることがないように改善したも
ので、以下図面に示す本発明の実施例について説
明する。
ので、以下図面に示す本発明の実施例について説
明する。
シリンダブロツク１の上面にガスケツト２を介
してシリンダヘツド３を重ね、周囲を複数のボル
ト又はスタツドボルト４，５でシリンダブロツク
１にシリンダヘツド３を締着する。而して本発明
は、吸気孔６側のボルト又はスタツドボルト４に
対し、排気孔７側を細いボルト又はスタツドボル
ト５を用いて締着する。具体的な例としては、吸
気孔６側のボルト又はスタツドボルト４を直径８
mm、10mm、12mmに設定した場合、排気孔７側の細
いボルト又はスタツドボルト５は、各々直径7.7
mm、9.5mm、10mm程度にして対応させる。
してシリンダヘツド３を重ね、周囲を複数のボル
ト又はスタツドボルト４，５でシリンダブロツク
１にシリンダヘツド３を締着する。而して本発明
は、吸気孔６側のボルト又はスタツドボルト４に
対し、排気孔７側を細いボルト又はスタツドボル
ト５を用いて締着する。具体的な例としては、吸
気孔６側のボルト又はスタツドボルト４を直径８
mm、10mm、12mmに設定した場合、排気孔７側の細
いボルト又はスタツドボルト５は、各々直径7.7
mm、9.5mm、10mm程度にして対応させる。
作用について説明する。
シリンダブロツク１及びシリンダヘツド３はエ
ンジン使用中燃焼熱を受ける。シリンダヘツド３
は吸気孔６側は吸気ガスで冷却されるが、排気孔
７側は排気ガスで熱せられて一層高温になる。そ
してシリンダヘツド３はこの熱影響で熱膨脹し、
ボルト又はスタツドボルト４，５も熱膨脹する。
特にシリンダヘツド３の排気孔７側は膨脹が大き
いが、若干細いボルト又はスタツトボルト５で締
着してあるので、細いボルト又はスタツドボルト
５も伸びが大きい。このため、ガスケツト２のシ
リンダヘツド３が膨脹による圧縮を相殺でき、ガ
スケツト２の負担を少くできる。従つて、使用不
使用による温度差を繰返しても、ガスケツト２の
へたりが少く、ガスが吹抜けるようなことになら
ない。
ンジン使用中燃焼熱を受ける。シリンダヘツド３
は吸気孔６側は吸気ガスで冷却されるが、排気孔
７側は排気ガスで熱せられて一層高温になる。そ
してシリンダヘツド３はこの熱影響で熱膨脹し、
ボルト又はスタツドボルト４，５も熱膨脹する。
特にシリンダヘツド３の排気孔７側は膨脹が大き
いが、若干細いボルト又はスタツトボルト５で締
着してあるので、細いボルト又はスタツドボルト
５も伸びが大きい。このため、ガスケツト２のシ
リンダヘツド３が膨脹による圧縮を相殺でき、ガ
スケツト２の負担を少くできる。従つて、使用不
使用による温度差を繰返しても、ガスケツト２の
へたりが少く、ガスが吹抜けるようなことになら
ない。
以上説明したように、この発明は、シリンダブ
ロツク上面にガスケツトを介してシリンダヘツド
を重ね、周囲を複数のボルト又はスタツドボルト
で締着するものにおいて、シリンダヘツドの吸気
孔側のボルト又はスタツドボルトに対し、シリン
ダヘツドの排気孔側を細いボルト又はスタツドボ
ルトを用いて締着するようにしたので、排気口側
のボルト又はスタツドボルトが吸気孔側のボルト
又はスタツドボルトより伸び易くなり、シリンダ
ヘツドの排気孔側の大きい熱膨張に追従して上記
径が細い排気孔側のボルト又はスタツドボルトが
大きく伸び、シリンダヘツドの熱膨張時にガスケ
ツトの排気孔側の締着力が増加することが防止さ
れる。したがつて、シリンダヘツドが熱膨張して
もガスケツト全体の締着力を吸気孔側と排気孔側
をほぼ均一にすることができ、ガスケツトを片寄
つて押圧することがなくなる。こうしてガスケツ
トの負担が軽減するので、温度差を繰返しても、
ガスケツトのへたりが少く、複元性を保つて、ガ
スが吹抜けるようなことを防ぐことができる。
ロツク上面にガスケツトを介してシリンダヘツド
を重ね、周囲を複数のボルト又はスタツドボルト
で締着するものにおいて、シリンダヘツドの吸気
孔側のボルト又はスタツドボルトに対し、シリン
ダヘツドの排気孔側を細いボルト又はスタツドボ
ルトを用いて締着するようにしたので、排気口側
のボルト又はスタツドボルトが吸気孔側のボルト
又はスタツドボルトより伸び易くなり、シリンダ
ヘツドの排気孔側の大きい熱膨張に追従して上記
径が細い排気孔側のボルト又はスタツドボルトが
大きく伸び、シリンダヘツドの熱膨張時にガスケ
ツトの排気孔側の締着力が増加することが防止さ
れる。したがつて、シリンダヘツドが熱膨張して
もガスケツト全体の締着力を吸気孔側と排気孔側
をほぼ均一にすることができ、ガスケツトを片寄
つて押圧することがなくなる。こうしてガスケツ
トの負担が軽減するので、温度差を繰返しても、
ガスケツトのへたりが少く、複元性を保つて、ガ
スが吹抜けるようなことを防ぐことができる。
図は本発明の一実施例を示す縦断面図である。
１……シリンダブロツク、２……ガスケツト、
３……シリンダヘツド、４……ボルト又はスタツ
ドボルト、５……細いボルト又はスタツドボル
ト、６……吸気孔、７……排気孔。
３……シリンダヘツド、４……ボルト又はスタツ
ドボルト、５……細いボルト又はスタツドボル
ト、６……吸気孔、７……排気孔。
Claims (1)
- １ シリンダブロツクの上面にガスケツトを介し
てシリンダヘツドを重ね、周囲を複数のボルト又
はスタツドボルトで締着するものに於て、シリン
ダヘツドの吸気孔側のボルト又はスタツドボルト
に対し、シリンダヘツドの排気孔側を細いボルト
又はスタツドボルトを用いて締着するようにした
ことを特徴とするエンジンのシリンダヘツド締着
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8327480A JPS578335A (en) | 1980-06-19 | 1980-06-19 | Cylinder head clamping unit for engine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8327480A JPS578335A (en) | 1980-06-19 | 1980-06-19 | Cylinder head clamping unit for engine |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS578335A JPS578335A (en) | 1982-01-16 |
| JPS6326273B2 true JPS6326273B2 (ja) | 1988-05-28 |
Family
ID=13797768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8327480A Granted JPS578335A (en) | 1980-06-19 | 1980-06-19 | Cylinder head clamping unit for engine |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS578335A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4838843A (en) * | 1982-04-16 | 1989-06-13 | The Gates Rubber Company | Toothed belt |
| DE19738597C1 (de) * | 1997-09-04 | 1998-11-05 | Mannesmann Sachs Ag | Lamellenkupplung |
-
1980
- 1980-06-19 JP JP8327480A patent/JPS578335A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS578335A (en) | 1982-01-16 |
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