JPS63262674A - ジアゾ感光紙を用いた機密文書作成方法 - Google Patents

ジアゾ感光紙を用いた機密文書作成方法

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JPS63262674A
JPS63262674A JP62098036A JP9803687A JPS63262674A JP S63262674 A JPS63262674 A JP S63262674A JP 62098036 A JP62098036 A JP 62098036A JP 9803687 A JP9803687 A JP 9803687A JP S63262674 A JPS63262674 A JP S63262674A
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JP
Japan
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toner
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paper
image
original
Prior art date
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Pending
Application number
JP62098036A
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English (en)
Inventor
Shuji Komura
小村 修司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP62098036A priority Critical patent/JPS63262674A/ja
Publication of JPS63262674A publication Critical patent/JPS63262674A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電子写真複写機とジアゾ感光紙を用いて機密文
書を作成する方法に関する。
(従来技術及びその問題点) 最近の複写機の性能向上及びその普及は目覚ましく、原
稿に対して忠実な複写物が誰でも容易かつ多量に得られ
るようになっている。このような状況下では本来複写さ
れてはならない資料や各種証明書などの重要書類までが
複写されたり、あるいは文書内容の一部を改憲した複写
物があたがも本来の画像情報であると判断され伝達され
てしまうおそれがある。
これを防止する手段として例えば以下のようなものが考
えられている。
(1)転写紙に染料または顔料で着色し、照射光線を卯
画像部及び画像部とも同等に吸収させ感光体上への像露
光をなくして再複写を防止する方法(特開昭54−52
538)。
(2)転写紙に迷彩模様を施し、その上に異なる色で画
像を形成させることにより、複写時には地紋も複写され
て読みづらくする複写防止方法(特開昭59−7704
7)。
(3)文書の表面に螢光物質を存在させ、励起光照射し
てその発光の有無を検知し複写動作を停止させる方法(
特開昭58−184967)。
しかし、(1)の方法によると転写紙自体の抄紙工程中
、あるいは工程後に染料が顔料の少なくとも一方を用い
て着色するために製造作業が複雑になったり、作成文書
も高価になってしまう。また〈2)の方法による複写防
上文書の作成は印刷方式その他の方法により、非画像部
と画像部とに同等の反射率を有する迷彩模様を作成する
ため、時間がかかりコスト的にも高くなる欠点がある。
さらに(3)においては、螢光物質を用いるために安全
衛生の面で問題があり、その上複写動作を停止させるた
めには、検知手段及び停止させるための制御機構が必要
となり、特別の複写機にしか適用できない。
また、いずれの方法においても再複写を完全に防止し、
且つ十分に目視できる文書を作成することは困難であり
、さらに再複写不能とすることにより文書の改憲を防止
することは可能であるが、その文書自体を読まれれば複
写防止用紙として作成したにもかかわらず、秘密事項が
洩れてしまう。
(発明の目的) 本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、その目的は電子写真複写機とジアゾ感光紙を
用いて容易にm密文書を作成する方法を提供することに
ある。本発明の他の目的は、機密保持能力の極めて高い
方法を提供することにある。本発明のさらに他の目的は
、文書内容の改憲の影響を完全に防止する方法を提供す
ることにある。本発明のさらに他の目的は、ジアゾ現像
機構を用いて容易かつ鮮明に文書内容を再現できる方法
を提供することにある。
(発明の構成) 本発明は上記目的を達成するために、ジアゾ感光紙を転
写紙として用いて、該転写紙の感光層形成面に、転写紙
と同色のトナーにて第1の原稿画像に対応するトナー像
形成および第]の画像とは異なる色のトナーにて第2の
原稿画像に対応するトナー像形成を任意の順で行い、さ
らに該転写紙の他面には転写紙とは異なる色のトナーに
て第3の原稿画像に対応するトナー像を形成することに
より機密文書を作成することを特徴とした。
(実施例) 以下に本発明の実施例について詳細に説明する。
本発明に使用される複写機は一般に用いられるものであ
り特別な機構や制御手段を有していないが、現像装置は
各色のトナーを内蔵したものが交換可能に構成されてい
る。このために現像装置は一体的にユニット化されてい
るのが望ましい。さらには、複写機内に2つの現像ユニ
ットを有し、それぞれのユニットに所望色のトナーを入
れておき、複写用途あるいは原稿画像に応じて任意の色
を得る多色現像システムの複写機が好適に使用される。
本発明の複写方法を行うときは、転写紙としてジアゾ感
光紙を使用し、ジアゾ感光紙と同色のトナー(白色ない
し淡黄色)を内蔵した現像装置を複写機本体に装着する
。ジアゾ感光紙は一般に、基紙上にジアゾニウム塩とカ
ップラーからなる感光層が形成されている。ジアゾニウ
ム塩は水銀灯などのエネルギーの大きい光(紫外光)の
照射により光分解を起こしフェノールになるが、この光
分解生成物は無色で光、熱、酸素などの影響を受けて着
色しないことが特徴である。このジアゾ感光紙を光透過
性の原稿を介して大エネルギーの光による画像露光を行
うと、非画像部に対応する部分は光分解を起こす。一方
、ジアゾ感光紙の原稿画像に対応する部分は、光が照射
されないため、光分解が起こらない。次いで、このジア
ゾ感光紙をアルカリ溶液などから成る現像液に賦すこと
により、ジアゾニウム塩がカップリング反応を起こし、
アゾ染料を形成するために着色される。すなわち原稿画
像の情報部に対応する部分のみが発色するため、ジアゾ
感光紙上に原稿画像が形成される。尚、ジアゾ感光紙に
はジアゾニウム塩のみを含む一成分系ジアゾ感光層をカ
プラーを合作するアルカリ溶液で現像を行うものもある
。また、現像方式もアルカリ溶液に浸漬する湿式現像、
アルカリ溶液を塗布する半乾式現像、アンモニアガスに
触れさせる乾式現像がある。
このジアゾ感光紙を転写紙として用いることにより機密
文書を作成する原理を説明する。
まず、電子写真複写機の原稿載置台上に第1の原稿(真
の情報)をセットして複写を行い、転写紙として用いた
ジアゾ感光紙の感光層形成面に原稿画像に対応した白色
トナー像を形成する。得られた複写物は白色ジアゾ感光
紙上に白色トナーにて像が形成されており、画像情報部
分が解読困難となっている。この複写物をさらに転写紙
として使用し、第2の原稿(ダミー情報)を原稿載置台
にセットし、着色トナーで複写を行う。この転写紙上に
は白色トナーで形成された第1の画像上に着色トナーで
第2の画像が形成され、情報提供人及び受取人以外の第
3者がこの複写物を手にした場合、よほど注意を払わな
い限りダミー情報である第2の原稿の情報のみを読み取
ることとなる。
さらに第1の情報及び第2の情報が形成された転写紙の
他面を転写面として使用し、第3の原稿(ダミー情@)
を原稿載置台にセットして複写を行う。この際使用され
るトナーは転写紙とは異なる色の着色トナーであればよ
いが、好ましくは転写紙とコントラストの高いトナーが
使用される。
第2の情報は、その面に隠された真の情報の読み取りを
困難にするための消極的ダミー像であるのに対し、他面
に形成された第3の情11Lよ、手にした者の目をそち
らに向けさせるための積極的ダミー像である。それ故、
第2の情報は商標や模様などで形成し、第3の情報は文
字情報などが選択される。この情報を手にした場合、文
字情報である第3の情報の内容に着目し、模様などの第
2の情報には目を向けないため、第2の情報に掩蔽され
た真の情報である第1の情報が解読されるおそれがない
真の情報を読み取る場合は、受取人がこの複写物をジア
ゾ現像機構に賦せればよい。このときジアゾ複写機の露
光機構は本発明に関与しないため必要なく、現像機構の
みがあればよい。露光機構と現像機構が一体構成されて
いるジアゾ複写機では、露光機構を使用せず現像機構だ
けを作動させればよい。現像機構に賦せられたジアゾ感
光紙は、通常の光(可視光)には賦されるものの光分解
を起こすほどの大エネルギーの光(紫外光)による露光
が行われていないため、ジアゾニウム塩がカップリング
反応を起こし発色する。しかしながら、白色トナーが付
着している部分は現像液に触れないために反応せず発色
しない。仮に発色しても、白色トナーで隠蔽される。ジ
アゾ感光紙は一般に青色に発色するものが多く、そのた
め第2原稿の像を青色トナーで形成しておけば、発色し
た背景部と相俟まって目視不能となる。すなわちジアゾ
現像機構に賦すことによって目視容易な像が、第2の情
報から第1の情報へと逆転してしまうのである。
上述した実施例では、ジアゾ感光紙の感光層形成面に第
1の原稿画像に対応した白色I・ナー像を形成した後、
第2の原稿画像に対応した着色l・ナー像を形成したが
、この順でトナー像の形成を行うと、真の情報である第
1の画像を再現したとき、白色トナー像と着色トナー像
が重なると白色トナーが着色トナーに隠蔽され、真の情
報が読みにくい場合がある。このような場合は、第1の
画像と第2の画像の形成順序を逆転させればよい。まず
、ジアゾ感光紙の感光層形成面に第2の原稿画像(ダミ
ー情報)に対応する着色トナー像を形成し、次いで第1
の原稿画像(真の情報)に対応する白色トナー像を形成
する。着色トナーの上から隠蔽力の弱い白色トナーで掩
蔽を行っても着色トナーで形成されたダミー像は隠蔽さ
れず、機密文書の存在が確認されない。
通常のジアゾ感光紙の多くは白色であるため、本発明方
法では、白色トナーが不可欠であるため、白色トナーに
ついて以下に説明する。
本発明に使用される白色トナーの作製には、結着樹脂、
白色着色剤、および帯電制御剤、離型剤等のその信置合
剤が用いられ、その組成はトナーの色調に悪影響を与え
ない限り特に限定されるものではない。白色着色剤と結
着樹脂との量比は、一般的に2:100乃至35 : 
100の重量比にあることが好ましく、これより少ない
と白色トナーによる背景部の隠蔽性が不足し、これより
多いとトナーの摩擦帯電特性が劣化し、さらにスパン1
〜トナーも発生し易くなり現像剤としての寿命が短くな
る。
このトナーに用いられる結着樹脂としては、従来電子写
真用トナー結着樹脂として知られている各種の樹脂材料
が用いられる。例えば、ポリスチレン、ポリスチレン・
ブタジェン共重合体、スチレン・アクリル共重合体等の
スチレン系共重合体、ポリエチレン、ポリエチレン・酢
酸ビニル共重合体、ポリエチレン・ビニルアルコール共
重合体等のエチレン系共重合体、フェノール系樹脂、エ
ポキシ系樹脂、アリルフタレート樹脂、ポリアミド樹脂
、ポリエステル樹脂、マレイン酸系樹脂等である。
このトナーに用いられる白色着色剤としては、亜鉛華、
酸化チタン、酸化スズ、アンチモン白、硫化亜鉛、酸化
亜鉛、炭酸バリウム、クレー、シリカ、ホワイトカーボ
ン、タルク、アルミナ、パライト等が挙げられる。
このトナーに用いられる帯電制御剤としては、白色トナ
ーの色調に悪影響を与えないものとして、それ自体公知
の無色もしくは白色のものが用いられる。正帯電制御用
の目的には、塩基性窒素原子を有する有機化合物、例え
ば塩基性染料、アミノピリン、ピリミジン化合物、多核
ポリアミン化合物、アミノシラン類またはこれで表面処
理された充填剤類等が使用され、また負帯電制御用の目
的には、カルボキシ基含有化合物、例えばアルキルサル
チル酸の金属キレート等が使用される。これらの帯電制
御剤はトナー当り1乃至10重量%の量で用いるのがよ
い。
また、このトナーに用いられる離型剤としては、シリコ
ーンオイル、低分子量オレフィン樹脂類、各種ワックス
等が挙げられる。
白色トナーは上記成分を溶融混練し冷却した後、これを
粉砕分級して得られる。また、樹脂溶液中にトナー配合
剤を分散させた後、これをスプレー造粒することによっ
ても得られる。
ジアゾ感光紙は、若干黄色味かかっているが、白色トナ
ーに用いられる結着樹脂のほとんどは樹脂自体が黄色味
を帯びているため、白色着色剤の添加量を変えるだけで
色味が調節される。さらに、チタンイエロー等の黄色顔
料を適宜添加してもジアゾ祇と同色のトナーを得ること
が可能である。
また、ジアゾ感光紙も様々な色に発色するものが開発さ
れており、第2の原稿に対応するl・ナー像を形成する
ときは、発色するジアゾ感光紙の色に合わせたものを適
宜使用すればよい。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によると、ジアゾ感光紙の感
光層形成面にジアゾ感光紙と同色のトナーにより真の情
報を複写し、さらにその上にジアゾ感光紙の発色と同色
のトナーでダミー情報を複写し、さらにジアゾ感光紙の
他面に第3の情報を形成することにより、真の情報が洩
れにくい機密文書を作成することができる。これにより
情報提供人と受取人以外の第3者がこの情報を手にして
も、ダミー情報のみを読み取ることとなり真の情報が漏
洩することが防止される。また、第2の情報を模様、第
3の情報を文字情報とすることにより、第3者の目を真
の情報形成面の他面に積極的に向けさせるため、真の情
報の機密保持が極めて高くなる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ジアゾ感光紙を転写紙として用いて、該転写紙の感光層
    形成面に、転写紙と同色のトナーにて第1の原稿画像に
    対応するトナー像形成および第1の画像とは異なる色の
    トナーにて第2の原稿画像に対応するトナー像形成を任
    意の順で行い、さらに該転写紙の他面には転写紙とは異
    なる色のトナーにて第3の原稿画像に対応するトナー像
    を形成することを特徴とする機密文書作成方法。
JP62098036A 1987-04-21 1987-04-21 ジアゾ感光紙を用いた機密文書作成方法 Pending JPS63262674A (ja)

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JPS63262674A true JPS63262674A (ja) 1988-10-28

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