JP2599384B2 - 立体感のある複写画像形成方法 - Google Patents

立体感のある複写画像形成方法

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JP2599384B2
JP2599384B2 JP62098032A JP9803287A JP2599384B2 JP 2599384 B2 JP2599384 B2 JP 2599384B2 JP 62098032 A JP62098032 A JP 62098032A JP 9803287 A JP9803287 A JP 9803287A JP 2599384 B2 JP2599384 B2 JP 2599384B2
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晃 鮒子田
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三田工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電子写真複写機を用いて立体感のある複写像
を形成する方法に関する。
(従来技術及びその問題点) 最近の複写機の性能向上及びその普及は目覚ましく、
原稿に対して忠実な画像が得られ、その画像品質は高度
なものとなっている。また黒色だけでなく、赤、青、緑
などのカラートナーが開発され、様々な色の画像が容易
に得られ、その用途は拡がるばかりである。
しかしながら、原稿に忠実な複写画像は得られても、
平面的な原稿から立体感のある複写画像を得ることはで
きない。ポスターなどのデザインには立体感のある画像
が好まれるため、通常の電子写真複写機を用いて立体感
のある画像を容易に作成する方法が望まれている。
(発明の目的) 本発明は、電子写真複写機を用いて立体感のある複写
物を容易に作成する方法を提供することにある。
(発明の構成) 本発明は上記目的を達成するために、電子写真複写機
を用いて、透光性シートに第1原稿に対応する画像を白
色乃至淡色トナーで形成し、白色乃至淡色トナー像の形
成された該透光性シートと第1原稿とを若干ずらし重ね
合わせて第2原稿とし、該第2原稿に対応する画像を着
色トナーにて形成することを特徴とした。
(実施例) 以下に本発明の実施例について詳細に説明する。
本発明に使用される複写機は一般に用いられるもので
あり特別な機構や制御手段を有していないが、現像装置
は各色のトナーを内蔵したものが交換可能に構成されて
いる。このために現像装置は一体的にユニット化されて
いるのが望ましい。さらには、複写機内に2つの現像ユ
ニットを有し、それぞれのユニットに所望色のトナーを
入れておき、複写用途あるいは原稿画像に応じて任意の
色を得る多色現像システムの複写機が好適に使用され
る。
本発明の方法を行うときは、例えば白色トナーを内蔵
した現像装置を複写機に装着する。
以下、図面を用いて詳しく説明する。
まず立体感のある画像を欲する第1原稿(1)を原稿
載置台に載置し、転写紙として透光性シートを用いる。
透光性シートとしては、通常オーバー・ヘッド・プロジ
ェクタに使用されるポリエチレンテレフタレートシート
などが好適に採用される。この条件下で電子写真プロセ
スを行うことにより、第1原稿(1)に対応した白色ト
ナー像が透光性シート(2)上に形成される。次いで、
この透光性シート(2)と第1原稿(1)とを第1図に
示すように重ね合わせて第2原稿(3)とする。第1原
稿(1)の上からその原稿画像が白色トナーで形成され
た透光性シート(2)を若干ずらせて重ね合わせると、
第1原稿の画像が透光性シートの白色トナー画像で隠蔽
され、白色トナー像からはみ出した画像は透光性シート
を透過して目視され、白色トナー画像の影のごとく見え
る。
この第2原稿(3)を、透光性シートが光学系方向と
なるように原稿載置台に載置する。尚、このとき現像装
置を所望色のトナーが内蔵されたものに交換し、転写紙
として通常の白色紙を使用する。この第2原稿の画像複
写を行うと、白色トナー形成部は画像露光によって散乱
光が得られるため、感光体上の電荷が消失され、複写物
にトナー像が形成されない。一方、第1原稿の隠蔽され
ずにはみ出した部分はトナー像が形成されるため、得ら
れた複写物は第2図に示すように影(4)のみが形成さ
れた立体物のように見える。
第1原稿と透光性シートのずらし度合およびずらし方
向は、その目的に応じて任意に設定すればよい。
本発明では白色トナーが好適に使用されるため、白色
トナーについて以下に説明する。
白色トナーの作製には、結着樹脂、白色着色剤、およ
び帯電制御剤、離型剤等のその他配合剤が用いられ、そ
の組成はトナー色調に悪影響を与えない限り特に限定さ
れるものではない。
白色着色剤と結着樹脂との量比は、結着樹脂100に対
して白色着色剤2〜50の重量比にあるのが好ましく、こ
れにより少ないと白色トナーによる隠蔽力が不十分とな
って、背後の原稿画像が複写物に再現されることにな
り、これにより白色着色剤の量比が多くなるとトナーの
摩擦帯電特性が劣化し、さらにスペントトナーも発生し
易くなり現像剤としての寿命が短くなる。
このトナーに用いられる結着樹脂としては、従来電子
写真用トナー結着樹脂として知られている各種の樹脂材
料が用いられる。例えば、ポリスチレン,ポリスチレン
・ブタジエン共重合体,スチレン・アクリル共重合体等
のスチレン系共重合体、ポリエチレン,ポリエチレン・
酢酸ビニル共重合体,ポリエチレン・ビニルアルコール
共重合体等のエチレン系共重合体、フェノール系樹脂、
エポキシ系樹脂、アリルフタレート樹脂、ポリアミド樹
脂、ポリエステル樹脂、マレイン酸系樹脂等である。
このトナーに用いられる白色着色剤としては、亜鉛
華、酸化チタン、酸化スズ、アンチモン白、硫化亜鉛、
酸化亜鉛、炭酸バリウム、クレー、シリカ、ホワイトカ
ーボン、タルク、アルミナ、パライト等が挙げられる。
このトナーに用いられる帯電制御剤としては、白色ト
ナーの色調に悪影響を与えないものとして、それ自体公
知の無色もしくは白色のものが用いられる。正帯電制御
用の目的には、塩基性窒素原子を有する有機化合物、例
えば塩基性染料、アミノピリン、ピリミジン化合物、多
核ポリアミン化合物、アミノシラン類またはこれで表面
処理された充填剤類等が使用され、また負帯電制御用の
目的には、カルボキシ基含有化合物、例えばアルキルサ
ルチル酸の金属キレート等が使用される。これらの帯電
制御剤はトナー当り1乃至10重量%の量で用いるのがよ
い。
また、このトナーに用いられる離型剤としては、シリ
コーンオイル、低分子量オレフィン樹脂類、各種ワック
ス等が挙げられる。
白色トナーは上記成分を溶融混練し冷却した後、これ
を粉砕分級して得られる。また、樹脂溶液中にトナー配
合剤を分散させた後、これをスプレー造粒することによ
っても得られる。
本発明においては、その目的に応じて淡色トナーも好
適に使用される。若干の色味を帯びた着色トナーで原稿
に対応するトナー像を透光性シート上に形成し、前述し
た方法と同様にして第1原稿と重ね合わせて画像複写を
行う。これにより得られた複写物は、淡色トナー像に対
応する部分に薄いトナー像が形成され、第3図に示すよ
うな複写画像が得られる。原稿文字部すなわち淡色トナ
ー像に対応する部分が薄いトナー像、影に対応する部分
が濃いトナー像で形成されるため、あたかも立体物のご
とく写る。
このように透光性シートに形成するトナー像は、立体
感のある画像の形成目的、使用用途に応じて濃淡を調整
し得る。また、再現される複写画像にも各種の色のカラ
ートナーや転写紙が使用され、カラフルな画像が得られ
る。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によると、原稿と原稿画像
が白色乃至淡色トナーで形成された透光性シートを若干
ずらし重ね合わせてさらに複写することにより、立体感
のある複写画像が得られるようになった。これよりポス
ターなどのデザインを作成するにも、容易に電子写真複
写機が使用できるようになり、複写機の使用用途がさら
に広まった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における第2原稿を作成する方法を説明
する図であり、第2図及び第3図は本発明によって得ら
れた立体感のある複写物を説明する図である。 1……第1原稿、2……透光性シート、 3……第2原稿

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透光性シートに第1原稿に対応する画像を
    白色乃至淡色トナーで形成し、白色乃至淡色トナー像の
    形成された該透光性シートと第1原稿とを若干ずらし重
    ね合わせて第2原稿とし、該第2原稿に対応する画像を
    着色トナーにて形成することを特徴とする立体感のある
    複写画像形成方法。
JP62098032A 1987-04-21 1987-04-21 立体感のある複写画像形成方法 Expired - Lifetime JP2599384B2 (ja)

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JPS63262661A JPS63262661A (ja) 1988-10-28
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JPS5838946A (ja) * 1981-09-01 1983-03-07 Canon Inc 原稿自動送り機構による複写連続作成装置
JPS60107049A (ja) * 1983-11-15 1985-06-12 Ricoh Co Ltd 立体感がでるコピ−画像作成方法
JPS61163361A (ja) * 1985-01-16 1986-07-24 Fuji Xerox Co Ltd 複写機の多重複写装置

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