JPS63262271A

JPS63262271A - 印字装置のリボン検知機構

Info

Publication number: JPS63262271A
Application number: JP9673587A
Authority: JP
Inventors: Toru Ono; 透小野
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1987-04-20
Filing date: 1987-04-20
Publication date: 1988-10-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】皮帆光」この発明は、シングルストライクリボン・マルチストラ
イクリボン・ファブリックリボン・サーマル転写リボン
・通電転写リボンなどを用いて印字を行う、ディジ・ド
ツト・熱転写等のプリンタやタイプライタなどの印字装
置に適用し得る。詳しくは、そのような印字装置におい
て、リボンのエンドとともに、リボンの残量・不送り・
未セットをも検知するリボン検知機構に関する。

従来技術従来、この種のリボン検知機構として、たとえば第５図
および第６図に示すリボンエンド検知機構がある。第５
図に示すものでは、リボン（１）のエンドに透明部（１
ａ）を設け、同図（Ａ）に示すごとく繰り出し側のリー
ル（２）から繰り出したリボン（１）を透過型のフォト
センサ（３）内を通過して図示省略する巻き取り側のリ
ールで巻き上げるようにする。そして、透明部（ｌａ）
がフォトセンサ（３）内に入ると、同図（Ｂ）に示すご
とく発光素子（４）の赤外光（Ｑ）がその透明部（１ａ
）を透過して受光素子（５）に入り、リボン（１）のエ
ンドを検知する。

他方、第６図に示すものでは、リボン（１）のエンドに
アルミ箔等を貼り付けた反射部（ｌｂ）を設け、同じく
同図（Ａ）に示すごとく繰り出し側のリール（２）から
繰り出したリボン（１）を反射型のフォトセンサ（７）
位置を通過して図示省略する巻き取り側のリールで巻き
上げるようにする。そして１反射部（１ｂ）がフォトセ
ンサ（７）位置を通過すると、同図（Ｂ）に示すごとく
発光素子（４）の赤外光（＋２）が反射部（１ｂ）で反
射して受光素子（５）に入り、そのリボン（１）のエン
ドを検知する。

ところが、このようなリボンエンド検知機構では、リボ
ン（１）のエンドは検知することはできるが、リボン（
１）が残り少なくなったことを検知することは不可能で
あった。また、リボン送りモータの脱調やリボン送りジ
ャムなどによって印字中にリボン（１）が送り不良を生
じたことを検知することも不可能であった。さらに、第
６図に示す反射型のものでは、リボン（１）がセットさ
れていないことを検知することもできながった。このた
め。

従来の印字装置では、印字途中でリボンエンドとなった
り、文字欠けや未印字などの印字不良を生ずることがあ
る問題点があった。

■−−孜そこで、この発明の目的は、上述した印字装置にあって
、そのような問題点を解消し、リボンのエンド検知のみ
ならず、残量・不送り・未セットをも検知可能とするこ
とにある。

構成そのため、この発明によるリボン検知機構は、ディジ・
ドツト・熱転写等のプリンタやタイプライタなどの印字
装置において、たとえば以下の図示実施例に示すとおり
、リボン（１３）の繰り出し検測のリール（１１）また
は巻き取り側のリール（１２）とともに回転するエンコ
ーダ（１６）を設け、そのエンコーダ（１６）の出力を
マイクロプロセッサ（２０）で処理することを特徴とす
る。

そして、エンコーダ（１６）の回転状態から、リボン（
１３）のエンド検知とともに、残量・不送り・未セット
をも検知可能とするものである。

以下、図面を参照しつつ、この発明の一実施例につき説
明する。

第１図中筒号（ｌＯ）を付して二点鎖線で示すものはデ
ィジ・ドツト・熱転写等のプリンタやタイプライタなど
の印字装置で用いるリボンカートリッジであり、内部に
は繰り出し側のリール（１１）と巻き取り側のリール（
１２）とを回転自在に収納する。

そして、繰り出し側のリール（１１）から繰り出したリ
ボン（１３）を繰り出し口（１０ａ）と引き込み口（１
０ｂ）との間で張り渡して後、巻き取り側のリール（１
２）で巻き取る。このリボン（１３）は、たとえばジン
グルストライク・マルチストライク・サーマル転写・通
電転写等のリボンである。しかして１図示実施例では、
繰り出し側のリール（１１）とともに一体に回転するよ
うにエンコーダ（１６）を取り付ける。

さて、このエンコーダ（１６）の出方は、第２図に示す
とおり、波形整形回路（１７）へと入れ、サイン波形を
パルスコードに変換する。パルス化したコードはＩ１０
ポー）−（１８）に入れ、データバス（１９）よりマイ
クロプロセッサ（２ｏ）に出力する。

いま、印字を行うべく印字装置を作動すると、リストア
動作とともにリボン送りモータを駆動して巻き取り側の
リール（１２）を回転し、リボン（１３）をある一定量
送る。そして、繰り出し側のリール（１１）を回転して
その回転をエンコーダ（１６）で検知し、そのエンコー
ダ（１６）の出力をパルスコード化してＩ１０ボート（
１８）から取り込むが、このときマイクロプロセッサ（
２０）にパルス入力されないと、リボンカートリッジ（
１０）の未セットを検知してアラーム（２２）で聴覚的
警告を発するかもしくは表示（２３）で視覚的警告を発
し、またはそれらの双方を発して、印字装置の作動を停
止する。マイクロプロセッサ（２０）にパルスが入力さ
れると、所定時間内に取り込まれたパルス数をカウント
する。ここで、リボン（１３）の残量が少なくなると、
繰り出し側のリボン径が小さくなるから、同じ量のリボ
ンを送るとき繰り出し側のリール（１１）の回転数は増
し、マイクロプロセッサ（２０）に入力されるパルス数
も増加する。よって、その所定時間内に取り込まれたパ
ルス数ｎとあらかじめ設定しておいた数ａとを比較する
。そして、設定数ｎを越えたときは、リボン（１３）の
残量が残り少ないことを知らせる同様な警告を発すると
ともに、印字を開始する。

設定数を越えないときは、警告を発することなくそのま
ま印字を開始することとなる。

ところで、このようなリボン検知機構において、印字中
リボン（１３）がなくなったり、またリボ゛ン送すジャ
ムやリボン送りモータの脱調によりリボン送り不良が生
ずると、マイクロプロセッサ（２０）にパルスが入力さ
れなくなる。すると、第４図に示すごとく直ちに印字を
停止するとともに、同様な警告を発することとなる。

さて、上述したとおり１図示するこの発明の一実施例で
は、繰り出し側のリール（１１）とともに一体に回転す
るようにエンコーダ（１６）を設けた。しかし、繰り出
し側のリール（１１）ではなく巻き取り側のリール（１
２）とともに一体に回転するようにエンコーダ（１６）
を設けるようにしてもよい、また、エンコーダ（１６）
としてパルスエンコーダを使用すれば、図示実施例で使
用した波形整形回路（１７）を不要とすることができる
ものである。

羞−一人したがって、この発明によれば、リボンを繰り出しまた
は巻き取るリールとともに回転するエンコーダを設け、
そのエンコーダの出力をマイクロプロセッサで処理する
から、上述したごとく。

１）リボンがセットされていないこと２）リボンが残り少なくなったこと３）リボンがなくなったこと４）リボン送りモータの脱調やリボン送りジャムでリボ
ン送りが不能となったことを検知することができ、印字装置の信頼性を向上するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を説明する斜視図で、印字
装置に用いるリボンカートリッジとその繰り出し側のリ
ールとともに二律に回転するエンコーダとを示す、第２
図はそのエンコーダの信号処理とマイクロプロセッサ周
辺のブロック図、第３図は該印字装置のイニシャライズ
時におけるリボンの未セットおよび残量検知フロー図、
第４図は印字中におけるリボンのエンドおよび不送り検
知フロー図である。第５図および第６図は各々従来のリ
ボンエンド検知機構を示し、第５図（Ａ）および（Ｂ）
は透過型フォトセンサを用いた場合の斜視図とそのＢ−
Ｂ線矢示方向図、第６図（Ａ）および（Ｂ）は反射型フ
ォトセンサを用いた場合の斜視図とそのＢ−Ｂ線矢示方
向図である。

Claims

【特許請求の範囲】

リボンの繰り出し側または巻き取り側のリールとともに
回転するエンコーダを設け、そのエンコーダの出力をマ
イクロプロセッサで処理してなる、印字装置のリボン検
知機構。