JPS6326189Y2 - - Google Patents

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JPS6326189Y2
JPS6326189Y2 JP18795382U JP18795382U JPS6326189Y2 JP S6326189 Y2 JPS6326189 Y2 JP S6326189Y2 JP 18795382 U JP18795382 U JP 18795382U JP 18795382 U JP18795382 U JP 18795382U JP S6326189 Y2 JPS6326189 Y2 JP S6326189Y2
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JP
Japan
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screw
blade
lead screw
shafts
blades
Prior art date
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JP18795382U
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JPS5993749U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、複数本のスクリユー軸が平行に配設
され、その外周にスクリユー羽根が螺旋状に巻回
された都市ごみ等の連続破袋搬送装置に関する。
スクリユー羽根が螺旋状に巻回されたスクリユ
ー軸を複数本配設し、これらのスクリユー軸をそ
れぞれ回転駆動することによつて都市ごみ等を破
袋する装置は、多軸スクリユー式破袋装置として
当業者には良く知られている。ところでこの種の
破袋装置のスクリユー羽根は、その先端円周部は
同一径になつているので、処理対象物が袋、ダン
ボール等に詰められていると、スクリユー羽根の
噛合部に引込む力が弱く、また破袋は基本的には
スクリユー羽根との摩擦によつて行われるが、そ
のためビニール等のような柔かい袋の破袋は充分
行われていない。その結果として従来の破袋装置
は、投入されるごみ袋等は充分噛み込まれず、投
入口前端部上面でブリツジを起こし、板紙等のよ
うな軽量物が上部に残る、搬送が定量的でない、
木材、鉄棒等の噛み込み処理が出来ない等の欠点
があつた。
本考案は、上記したような従来の破袋装置の欠
点を一掃した連続破袋搬送装置を提供しようとす
るものである。本考案によれば、スクリユー羽根
の形状が改善されており、また羽根の改善に加え
て切断を積極的に行う受け刃をスクリユー軸に付
設することによつて、更に破袋効果は高められる
ものである。
更に具体的に述べると、本考案に係る破袋装置
もアウトラインは従来のものと略同様である。す
なわち対応して2本以上のスクリユー軸が平行に
配列されて回転駆動されるが、そのスクリユー軸
には螺旋状にスクリユー羽根が巻回される。そし
て本考案によると隣接するスクリユー軸の相対し
た位置にあるスクリユー羽根の外周部は適当数扇
状に切欠かれる。この扇状切欠部がスクリユー羽
根に形成されていることによつて、材木、金属棒
等の長尺物の切断噛み込みが効果的に行われる、
段ボール、板紙等の噛み込みが改善されブリツジ
の発生が防止される、通常のごみの噛み込みも良
くなり定量性が確保できる等の効果が得られる。
更に本考案によると、隣接するスクリユー軸の相
対した位置にあるスクリユー羽根の一部はピツチ
角度が緩かに形成される。すなわちリードスクリ
ユー部が形成される。そして該リードスクリユー
部の羽根の外周先端はカツタ状に構成され、また
リードスクリユー部には受け刃がスクリユー軸に
付設される。この構成によつて段ボール箱、袋物
等の大きな形状の投入物まで噛み込み範囲が広が
り、その結果他の羽根のピツチの大小に関係な
く、このリードスクリユー部で大物が処理出来安
定した連結処理が可能となる、板紙、束物等の噛
み込みが更に良くなる、切断効果、破袋効果等が
改善される結果未処理の長尺物の排出が減少する
等の諸効果が得られる。
本考案によると、スクリユー羽根は以上のよう
に、その形状は改善されるが、更に切欠部の位
置、リードスクリユー部の形成位置等を適当に選
定することができる。例えば扇状の切欠部は、材
木等の高負荷物の噛み込みが想定される場合は、
スクリユー軸の隣り合つた位置で違う角度すなわ
ちスパイラル状に、設けるのが好都合である。ま
たリードスクリユー部に複数枚のスクリユー羽根
を設けるときは、リードスクリユー部の羽根と他
の羽根との接続部にごみの滞留部が生じやすいの
で、この接続部には切欠部を形成するのが望まし
い。またリードスクリユー部は、噛み込み効果を
最大にするために、少くとも1カ所は、ホツパー
の最前端にするために、ゲート部に設けることが
望ましい。
以下本考案の1実施例を示す添付図面によつて
説明する。
さて第1図および第2図を参照すると、本考案
を実施した破袋装置は、2本のスクリユー軸1,
2を有している。そして第1のスクリユー軸1
は、回転駆動はされるが、固定的であり、第2の
スクリユー軸2は、第1のスクリユー軸に対して
間隔が調整できるようなつている。すなわち軸と
直角方向に移動調節可能になつている。その移動
調節装置としてスライドレール39、リニアモー
シヨンベアリングユニツト40、油圧シリンダ4
1等が設けられている。
モータベース11上には、モータ13が載置さ
れている。そしてこのモータはバイエル無段変速
機(商標名)14、サイクロ減速機15、チエー
ンカツプリング17等を経て、出力軸18に固定
されたスプロケツト19を回転駆動し、このスプ
ロケツト19がスクリユー軸1の左端部の入力軸
にシヤーピン24によつて固定されたスプロケツ
ト20を駆動する。その結果、第1のスクリユー
軸1が回転駆動される。
スプロケツト19,20の間はチエーン46が
掛け回されて、その間隔は略固定的であるが、第
2のスクリユー軸2は軸と直角方向に移動自在で
ある。そのために第1のスクリユー軸と第2のス
クリユー軸との間の回転伝動は歯車組立体35で
行われる。なおスクリユー羽根の構成以外は、概
略従来のものと大差ないので、詳しい説明は省略
するが、第1図および第2図中のその他の符号3
はケーシング、4,5は点検カバー、6はケーシ
ング側板、7はスライドケーシング、23,34
は軸受、8はブラケツト、9はライナ、28はエ
ンドプレート、31,32はライナ、47,4
8,49はカバー、38はケーシング取付板、P
はごみ等の投入口をそれぞれ示す。
さて本考案によると、スクリユー軸1,2に螺
旋状に巻回されたスクリユー羽根50には、その
外周部に適当数の扇状の切欠部51,51…が形
成される。そして、その位置は、第3図および第
4図に示すように、隣接するスクリユー軸1,2
の相対した位置である。扇状の切欠部51のかな
め部の角θは、一般に90度以上に設定される。ま
た第3図に示すように、切欠部51の片52,5
2が平行になるときの距離Lは処理される最大寸
法によつて設定され、同様にその深さも最大寸法
によつて決定される。
以上のようにスクリユー羽根の先端部に扇状の
切欠部が形成されると、ある程度の従来の欠点は
解消されるが、本考案によると、スクリユー軸に
は更にリードスクリユー部53,53が形成され
る。リードスクリユー部53,53も、第1図お
よび第5図に示すように、隣接するスクリユー軸
1,2の相対した位置に形成されている。そして
リードスクリユー部53はスクリユー羽根50の
ピツチ角が他の部分より緩かになつている。リー
ドスクリユー部のスクリユー羽根50′の外周部
には第6図に示すように刃角が60度をなすカツタ
部54が形成されている。またこのリードスクリ
ユー部53のスクリユー軸にはその外周先端部が
カツタ部54と同様に肉盛り効果された受け刃5
5が付設されている。
上記構成を有する破袋装置は、以下のように作
用する。すなわちモータ13が起動され、そして
スクリユー軸1,2が回転駆動されてから、都市
ごみ等の処理物を投入口Pより投入する。そうす
ると、従来の装置と同様に袋詰めされたごみ等は
処理されるが、本考案によるスクリユー羽根には
扇状の切欠部51が形成されているので、長尺物
の切断、噛み込みが効果的に行われ、また柔かい
袋物の破袋容易に出来、従つてブリツジの発生が
防げる。更にブリツジが生じないので定量処理が
行われる。また本考案によると、リードスクリユ
ー部53が形成されているので、このリードスク
リユー部で、更に大型の段ボール箱、袋物等の噛
み込み処理がなされる。また受け刃も設けられて
いるので、切断効果が高められ、未処理の長尺物
の排出量が減少するものである。
以上詳述したように、本考案によると、スクリ
ユー羽根には、扇状の切欠部が更にはリードスク
リユー部も形成されているので、側面断面形が円
形のスクリユー羽根を有する従来の配袋装置の有
した諸々の欠点が一掃されるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の1実施例を示すものであつて、
第1図はその平面図、第2図は第1図において矢
視C−Cでみた側面図、第3図は同矢視B−B断
面図、第4図および第5図はそれぞれ異る要部の
拡大平面図、第6図は第5図において矢視A−A
でみた断面図である。 1,2…スクリユー軸、50…スクリユー羽
根、51…扇状の切欠部、53…リードスクリユ
ー部、54…カツタ部、55…受け刃。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対応して2本以上平行に配列されて回転駆動さ
    れるスクリユー軸に、スクリユー羽根が螺旋状に
    巻回されている破袋装置において、隣接するスク
    リユー軸の相対した位置にある前記スクリユー羽
    根の外周部には扇状の切欠部を有すると共に、隣
    接するスクリユー軸の相対した位置にある前記ス
    クリユー羽根の他の適当位置にはピツチ角度が他
    の部分より緩かなリードスクリユー部が形成さ
    れ、該リードスクリユー部の羽根の外周部にはカ
    ツタ部が形成され、且つ前記リードスクリユー部
    には受け刃がスクリユー軸に付設されていること
    を特徴とする都市ごみ等の連続破袋搬送装置。
JP18795382U 1982-12-14 1982-12-14 都市ごみ等の連続破袋搬送装置 Granted JPS5993749U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18795382U JPS5993749U (ja) 1982-12-14 1982-12-14 都市ごみ等の連続破袋搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18795382U JPS5993749U (ja) 1982-12-14 1982-12-14 都市ごみ等の連続破袋搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5993749U JPS5993749U (ja) 1984-06-26
JPS6326189Y2 true JPS6326189Y2 (ja) 1988-07-15

Family

ID=30405584

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18795382U Granted JPS5993749U (ja) 1982-12-14 1982-12-14 都市ごみ等の連続破袋搬送装置

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0520443Y2 (ja) * 1988-01-28 1993-05-27
JPH0520444Y2 (ja) * 1989-04-21 1993-05-27
JPH0763645B2 (ja) * 1990-06-23 1995-07-12 株式会社御池鉄工所 粗大廃棄物の破砕装置
JP2521313Y2 (ja) * 1993-06-02 1996-12-25 株式会社増野製作所 生活系廃棄物を詰めた袋の破袋装置
KR100306618B1 (ko) * 1999-08-24 2001-09-24 이용동 음식 폐기물 세단 처리장치

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Publication number Publication date
JPS5993749U (ja) 1984-06-26

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