JPS63261863A - 表面実装用基板 - Google Patents

表面実装用基板

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JPS63261863A
JPS63261863A JP9697987A JP9697987A JPS63261863A JP S63261863 A JPS63261863 A JP S63261863A JP 9697987 A JP9697987 A JP 9697987A JP 9697987 A JP9697987 A JP 9697987A JP S63261863 A JPS63261863 A JP S63261863A
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JP
Japan
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layer
alloy
surface mounting
thermal expansion
expansion coefficient
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JP9697987A
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English (en)
Inventor
Kenji Yamaguchi
健司 山口
Sadahiko Sanki
参木 貞彦
Yasuhiko Miyake
三宅 保彦
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B15/00Layered products comprising a layer of metal
    • B32B15/01Layered products comprising a layer of metal all layers being exclusively metallic
    • B32B15/016Layered products comprising a layer of metal all layers being exclusively metallic all layers being formed of aluminium or aluminium alloys

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
  • Insulated Metal Substrates For Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、金属ベースのプリント配線板等に用いられる
表面実装用基板に関する。
〈従来の技術〉 金属ベースの表面実装用基板は、熱放散性、加工性、導
電性および強度等に優れるため、IC表面実装用基板や
ハイブリッドIC基板等に多用されている。 そのなか
でもAlを主体とした基板は、特に熱放散性に優れるた
め、近年注目されている。
このAIL基板にパワーIC素子(またはパワートラン
ジスタ)等を搭載したハイブリットIC用基板の構造を
第4図に部分的に示す。
同図に示すように、ハイブリットIC用基板は、AJ2
基板11の両面に、A l1203 ニよるアルミナ層
(アルマイト層)12が形成されており、片方のアルミ
ナ層12上にエポキシ樹脂のような絶縁層13が接着さ
れ、この絶縁層13−Eに所定パターンの銅箔14(厚
さ約35−)が熱圧着され、回路を成形し、さらに、そ
の銅箔14上にヒートシンク15を介してパワーIC素
子16が半田付けされ、ポンディングワイヤ17により
所定の配線がなされた構造となっている。
ここで、アルミナ層12は、Al基板11の表面を酸化
して形成することができるが、このアルミナ層12は、
絶縁層13として接着されるエポキシ樹脂との接着性が
高いので、この点からもAl基板11を用いる利点があ
る。
ところで、このような従来のへ1仮による基板は、発熱
部品の表面実装密度が高くなると、次のような問題点が
生じる。
(1)Alは優れた熱放散性を有するため、IC素子を
多数搭載しても、発生した熱はある程度までは効率よく
逃げるが、発熱量が多くなり、温度かある程度以上まで
上昇すると、Al表面のアルミナ層12とこれに接着さ
れたエポキシ樹脂との熱膨張係数が異なることから、エ
ポキシ樹脂の剥離が生じる。
(2)IC素子のSiチップの熱膨張係数は常温域で3
 x 10−6/”cであり、八1の熱膨張係数は常温
域?23.5x 10−6/”Cであるが、Siチップ
を半田層を介してAlからなる基板に接着した場合に、
これらの熱膨張係数の差(23,5x10−6−3xl
O−6=20.5x10−6/’C)によりSiチップ
に割わが生じ、あるいは半田接合部の剥離が生じる。
そこでこのような問題点を解消すべく、Siチップ(バ
’7−IC素子16)とAl基板11との間やSiチッ
プと銅箔14(回路)との間に熱放散性を向上するため
のCu板によるヒートシンク15を入れる等の工夫を行
っているか、この方法は温度上昇をある程度抑制するこ
とができるにとどまり、基板とエポキシ樹脂または基板
とSiチップとの熱膨張係数の差異に基づく上記問題点
を根本的に解決するには至っていない。
〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明の目的は、上述した従来技術の欠点を解消し、絶
縁樹脂層やSiチップとの熱膨張係数の整合性に優れる
表面実装用基板を提供することにある。
く問題点を解決するための手段〉 このような目的を達成するために、本発明者らは鋭意研
究の結果、AfL板単板では限界があり、異種金属を組
み合せて多層構造とすることにより各金属の利点を併有
することができると考えた。 つまり、熱膨張係数の比
較的小さいFe−Ni系合金の芯材の両面に、熱放牧性
に優れ、かつエポキシ樹脂のような絶縁層との接着性に
優れるAJZを主体とした金属層をクラットした3層ま
たはそれ以上で構成される多層構造の表面実装用基板を
見い出し、本発明に至った。
即ち、本発明は、Fe−Ni系合金よりなる芯材の両面
に、導電率が50%I AC3以上のAl1またはAL
L系合金層をクラットした少なくとも3層で構成される
ことを特徴とする表面実装用基板を提供するものである
また、前記芯材の少なくとも一方の而には、前記へ1ま
たはAl系合金層を部分的にクラットしたものであるの
がよい。
そして、前記芯材は、Fe−約36%Ni合金、F e
 −N i −Co’金合金たはFe−Ni−Cr合金
であるのがよい。
また、本発明では、前記表面実装用基板全体に対する前
記Aj2またはAl11合金層の合計の体積率が0.0
1〜70VO1%であるとするのが好ましい。
以下、本発明の表面実装用基板を添付図面に示す好適実
施例について詳細に説明する。
第1図は、本発明の表面実装用基板1の構造を示す部分
断面側面図である。 同図に示すように、表面実装用基
板1は、Fe−Ni系合金よりなる芯材2の両面に、導
電率が50%IACS(%International
 Alnealed CooperStandard:
国際標準軟銅)以上のAlまたはA4系合金層3および
4をクラッドしたものである。 ここでクラッドとは、
異種金属を全屈学的に接着一体化することをいい、通常
は、冷間圧延による圧接の方法により行われる。
第1図に示す例では、芯材2の両面の全面にAlまたは
Al系合金層3.4をクラッドしているが、本発明の表
面実装用基板1は、第2図に示すように、芯材2の少な
くとも一方の面にAlまたはAu系合金層3を部分的に
クラッドしたものでもよい。
一般に、AItまたはAl系合金属層3および/または
4上にはエポキシ樹脂のような絶縁層が接着されるが、
この絶縁層を部分的に形成する場合には、そのパターン
に応じてAMまたはAl系合金層3および/または4を
部分的に形成すればよい。 例えば第2図に示すように
、AIまたはへ2系合金層3を十文字状に形成する。
なお、このようなAfLまたはAIL系合金層を部分的
に形成する方法は、AlまたはAfl系合金合金層3め
所定のパターン形状に成形し、これを芯材2にクラッド
する方法、あるいは芯材2の両面全面にAMまたはAJ
2層3.4を形成し、エツチングによりAlまたはAl
系合金層3の不要部分を除去し、所定のパターン形状を
残す方法等が可能である。
AILまたはAl系合金層3,4の構成材料としては、
純AIL、あルイーはAu−1%Si合金、AIL−0
,2%Mg合金またはこれらにZn、Cu、Fe等の少
なくとも1種を含有せしめたもの等のAl系合金を挙げ
ることができる。 ただし、Al系合金は上記例示に限
定されるものではない。
また、このようなA4またはAl系合金は導電率が50
%r ACS以上である必要がある。
その理由は、導電率が50%I AC3未満であると電
気伝導性、あるいは熱放散性が劣るからである。
なお、AlまたはAl系合金層3と4は、同一材料で構
成されていても、異なる材料(Xなる種類、異なる導電
率)で構成されていてもよい。
このようなAlまたはAj2系合金合金層3は、エポキ
シ樹脂のような絶縁層の接着性には優れるが、その熱膨
張係数(線膨張係数、以下同様)が23xlO−6〜2
7 x 10−6/’Cであり、エポキシ樹脂の熱膨張
係数45×10−’/”Cよりは小さいが、搭載するI
C素子のSiチップの熱膨張係数3 X 10−’/”
Cと比べて高いものとなっている。
従って、本発明では、表面実装用基板1全体の熱膨張係
数を下げ、Siチップの熱膨張係数に近づけるために、
芯材2として熱膨張係数の低いFe−Ni系合金を組み
合せて用いたのである。
芯材2の構成材料としては、いかなるFe−Ni系合金
を用いてもよいが、次に述べる理由から、Fe−約36
%Ni合金、Fe−Ni−Co合金またはFe−Ni−
Cr合金を用いるのが好ましい。
Fe−約36%Ni合金は、インバーと呼ばれ、常温付
近で1.2X10−’/℃という低い熱膨張係数を持っ
ている。
また、Fe−Ni合金にCoを添加することにより、熱
膨張係数を更に下げること等が可能となる。 特にFe
−約31%Ni−約5.5%CO合金は、0〜60℃の
温度領域で熱膨張係数0.1〜0.5x l 0−67
”Cと極めて低い値を示す。 またコバールと呼ばれる
Fe−約29%Ni−約17.5%Co合金は、低温か
ら高温までの広い温度傾城30〜500℃で、はぼ一定
の熱膨張係数6,0×10−6/”Cを持っている。
また、Fe−Ni合金にCrを所定■添加することによ
り、低熱膨張係数とともに、高強度を得ることができる
。 例えばFe−約8%Ni−約18%Cr合金(SU
S304)は、熱膨張係数が14.4X 10−6/’
Cであり、強度が、冷間加工材で117  Kgf/−
で、Alの12 Kgf/−に対して約10倍強いため
、高強度が必要とされる表面実装用基板の芯材として用
いるのに適している。
なお、本発明の表面実装用基板1では、AIまたはAl
系合金層3および4の基板1全体に対する体積率は特に
限定されないが、好ましくは、0.01〜70vol%
程度となるのがよい。 その理由は、体積率が0.01
%未満では、AMまたはAl系合金層のエポキシ樹脂と
の密着性が劣り、また70%を超えると基板全体の熱膨
張係数を十分に下げることができず、Siチップの熱膨
張係数に近つけることが困難となるからである。
以上の説明では、第1図または第2図に示すようなAl
2またはAl系合金層/ F e −N i系合金層/
AILまたはAJZ系合金層の3層構造の表面実装用基
板について説明したが、本発明では、これに限らず、上
記3層を有するものであれば3層以上の構成からなるも
のでもよい。
例えば、第3図に示すように、AlまたはAl系合金層
7、Fe−Ni系合金層5、Al2またはAM系金合金
層8Fe−Ni系合金層6、AlまたはAl系合金層9
を順次積層した5層構造の表面実装用基板1でもよい。
 このような5層構造の表面実装用基板は、前記3層構
造の表面実装用基板に比べ、曲げによる縦弾性係数Eが
数10%程度向上するため、曲げこねさく剛性)が要求
されるハイブリットIC用基板等に用いるのに適してい
る。
なお、第3図に示す5層構造の表面実装用基板1におい
てもAMまたはAl系合金層の構成材料、導電率、形成
パターンや、Fe−Ni合金層の構成材料等については
前述と同様である。
〈実施例〉 (実施例1) Fe−36%Ni合金の芯材の両面に各々同厚の純Al
層(導電率58.6%lAC5)をクラッドした3層構
造の表面実装用基板を次のように作製した。 表面実装
用基板の全板厚を1.00mmに統一し、純Al層(両
面合計)の体積率を0〜70vol%の範囲で10vo
l%毎に変更したものを作製し、純AuF!Iの体積率
と、表面実装用基板自体の熱膨張係数(、li!膨張係
数)との関係を調べた。 その結果を第5図のグラフに
示す。
第5図のグラフから明らかなように、へ1層の各体積率
における表面実装用基板の線膨張係数は、いずれも、従
来のA M jlt板によるもの(線膨張係数23.5
X 10−6/”C)に比べて低いものとなっており、
Siチップの線膨張体fi3 X 10−6/”Cとの
整合性が向上している。
次に、上記各表面実装用基板(A42層の体積率0vo
l%を除く)の両AI!、層表面を酸化してアルミナ(
A j2203 )層を形成し、このアルミナ層上に絶
縁層としてエポキシ樹脂(28戸厚)と、その上に回路
用の銅箔とを接着し、さらに半田接合によりIC素子を
多数搭載してデバイスを構成した。 このデバイスを所
定条件で稼動させたところ、IC素子の発熱により温度
350℃とな7てもアルミナ層からのエポキシ樹脂の剥
離はなく、IC素子の半田接合部の剥離およびIC素子
(Siチップ)の割れも全く生じなかった。
(実施例2) Fe−36%Ni合金の芯材(Jりさ0.60mm)の
一方の面に純Al2層(導電率58,6%IACS,厚
さ0.24mm)を、他方の面に純Al層(導電率58
.6%IACS,厚さ0゜1601111)をクラッド
した3層構造の表面実装用基板(金板g1.oomm)
を作製し、所定パターンのマスキングおよびエツチング
を行って、第2図に示すように厚さ0.24mmの純A
l層を幅16Dl[Oの十文字状に残した構造の表面実
装用基板(両面のAl1層の合計体積率30vol%)
を得た。
この表面実装用基板の両AiL層表面を酸化してアルミ
ナ(AIL20*)層を形成し、このアルミナ層上に絶
縁層としてエポキシ樹脂(28IjJ11厚)と、その
上に回路用の35−ノゾ銅箔を接着し、さらにこの銅箔
に半田接合によりIC素子を多数搭載してデバイスを構
成した。
このデバイスを所定条件で稼動させたところ、IC素子
の発熱により温度300℃となってもアルミナ層からの
エポキシ樹脂の剥離はなく、IC素子の半田接合部の剥
離およびIC素子(Siチップ)の割わも全く生じなか
った。
(実施例3) Fe−36%Ni合金の芯材(厚さ0.60mm)の両
面に、各々Al−1%Si合金層(導電率50.1%I
ACS、厚さ0.20mm)をクラッドした3層構造の
表面実装用基板(全板厚1.00mm)を作製した。 
この基板の熱膨張係数を測定したところ、線膨張係数6
,2×10−’/”Cであった。
また、この基板の両AIL−0,1%Si合金層表面に
、陽極酸化によりアルミナ層を形成し、このアルミナ層
上に絶縁層としてエポキシ樹脂(30−厚)と、その上
に回路用の35−J5銅箔を接着し、さらに半田接合に
よりIC素子を多数搭載してデバイスを構成した。 こ
のデバイスを所定条件で稼動させたところ、IC素子の
発熱により温度300℃となってもアルミナ層からのエ
ポキシ樹脂の剥離はなく、IC素子の半Il接合部の剥
離およびIC素子(Siチップ)の割れも全く生じなか
った。
(実施例4) スーパーインバーと呼ばれるFe−32%Ni−5%C
o合金(線膨張係数0.1X10−67’C)の芯材(
厚さ0.60mm)の両面に各々純AIL層(導電率5
8.6%I AC5、厚さ0.20mm)をクラッドし
た3層構造の表面実装用基板(金板Jf51.00ao
n)を作製した。 この基板の熱膨張係数を測定したと
ころ、線膨弓長イ系数4.3X 10−’/’Cであっ
た。
この表面実装用基板を用いて実施例1と同様にしてデバ
イスを構成し、稼動させたところ、IC素子の発熱によ
り温度300℃となってもアルミナ層からのエポキシ樹
脂の剥離はなく、IC素子の半田接合部の剥離およびI
C素子(Siチップ)の割れも全く生じなかった。
(実施例5) 芯材としてFe−8%Ni−18%Cr合金(SUS3
04)を用い、純Al層の合計体積率を5  vol%
とした以外は実施例4と同様にして表面実装用基板を作
製した。
この基板の熱膨張係数を測定したところ、線膨張係数1
5.Ox 10−6/”Cであった。
この表面実装用基板を用いて実施例1と同様にしてデバ
イスを構成し、稼動させたところ、IC素子の発熱によ
り温度200℃となってもアルミナ層からのエポキシ樹
脂の剥離はなく、IC素子の半田接合部の剥離およびI
C素子(Siチップ)の割れも全く生じなかった。
(実施例6) 第3図に示すような、純Al層/ F e −36%N
i合金層/純Au層/ F e −36%Ni合金層/
純Al層なる5層構造のクラツド材による表面実装用基
板を次のように作製した。
表面実装用基板の全板厚1.OO[IIII+に統一し
、純AIL層(3層の合計)の体積率を0〜60vol
%の範囲で10vol%毎に変更したものを作製した。
 また比較のために、純Al層/ F e −36%N
i合金層/純Al層なる3層構造の表面実装用基板を同
様の純Al層(両面合計)の体積率で作製した。
これらの表面実装用基板について、純Au層の体積率と
、表面実装用基板の曲げによる縦弾性係数Eとの関係を
調べた。 その結果を第6図のグラフに示す。
第6図のグラフから明らかなように、5層構造の表面実
装用基板は、3層構造の表面実装用基板に比べて縦弾性
係数Eが各Al2層の体積率にわたって向上しており、
特にAl層の体積率50%(板Jゾ比1:2:2:2:
1および1:2:1)では縦弾性係数Eが約35%向上
している。
〈発明の効果〉 本発明の表面実装用基板によれば、Fe−Ni系合金よ
りなる芯材の両面に、導電率が50%IACS以上のA
uまたはAJZ系合金合金層ラッドしたことにより、従
来のAJZ単板表面実装用基板と同様、優れた熱放散性
、表面のアルミナ層形成の容易性およびアルミナ層の存
在による絶縁樹脂層との密着性を確保しつつ、基板自体
の熱膨張係数を、搭載するIC素子(Siチップ)の熱
膨張係数に近づけることが可能となった。 その結果、
搭載したIC素子(Siチップ)の発熱により温度が上
昇しても、アルミナ層からの絶縁層の剥離、IC素子の
半田接合部の剥離およびIC素子(Siチップ)の割れ
が防止され、デバイスの信頼性が向上する。
また、本発明の表面実装用基板において、Al2または
Al系合金層上に直接、あるいはアルミナ層上にIC素
子を半田付けすることもあるが、この場合でも面記と同
様、IC素子の半田接合部の剥離およびIC素子の割れ
が防止され、デバイスの信頼性向上に寄与する。
そして、本発明の表面実装用基板は、AlまたはAl系
合金層の体積率を変えることにより、基板の熱膨張係数
を所定範囲内で自由に選定することができ、しかも、本
発明の表面実装用基板は、冷間圧延圧接等により容易に
製造かでき量産性に優れるとともに、前記AlまたはA
l系合金層の体積率の設定も容易に可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の表面実装用基板の構成例を示す部分
断面側面図である。 第2図は、本発明の表面実装用基板の他の構成例を示す
斜視図である。 第3図は、本発明の表面実装用基板(5層構造)の構成
例を示す部分断面側面図である。 第4図は、従来の表面実装用基板にrc素子を搭載した
状態を示す側面図である。 第5図は、実施例1におけるAl層の体積率と、表面実
装用基板の線膨張係数との関係を示すグラフである。 第6図は実bN例6におけるへ2層の体積率と、表面実
装用基板の縦弾性係数との関係を示すグラフである。 符号の説明 1・・・表面実装用基板 2・・・芯材(Fe−Ni系合金) 3.4−AMまたはAl系合金層 5.6−Fe−Ni系合金層 7.8.9−・・AlまたはAfl、系合金層10・・
・未形成部、 11・・−Al基板、 12・・・アルミナ層、 13・・・絶縁層、 14・・・銅箔、 15・・・ヒートシンク、 16・・・パワーIC素子、 17・・・ボンディングワイヤ FIG、3 FIG、4 F I G、5 Al!1if)IhA貴−p (vol %)F I 
G、 6

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Fe−Ni系合金よりなる芯材の両面に、導電率
    が50%IACS以上のAlまたはAl系合金層をクラ
    ッドした少なくとも3層で構成されることを特徴とする
    表面実装用基板。
  2. (2)前記芯材の少なくとも一方の面には、前記Alま
    たはAl系合金層を部分的にクラッドした特許請求の範
    囲第1項に記載の表面実装用基板。
  3. (3)前記芯材は、Fe−約36%Ni合金で構成され
    る特許請求の範囲第1項または第2項に記載の表面実装
    用基板。
  4. (4)前記芯材は、Fe−Ni−Co合金で構成される
    特許請求の範囲第1項または第2項に記載の表面実装用
    基板。
  5. (5)前記芯材は、Fe−Ni−Cr合金で構成される
    特許請求の範囲第1項または第2項に記載の表面実装用
    基板。
  6. (6)前記表面実装用基板全体に対する前記Al、また
    はAl系合金層の合計の体積率が0.01〜70vol
    %であることを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第5
    項のいずれかに記載の表面実装用基板。
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