JPS6326117Y2 - - Google Patents

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JPS6326117Y2
JPS6326117Y2 JP1983115444U JP11544483U JPS6326117Y2 JP S6326117 Y2 JPS6326117 Y2 JP S6326117Y2 JP 1983115444 U JP1983115444 U JP 1983115444U JP 11544483 U JP11544483 U JP 11544483U JP S6326117 Y2 JPS6326117 Y2 JP S6326117Y2
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JP
Japan
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resistor
container
liquid
stopper
air pot
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JP1983115444U
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JPS6024244U (ja
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はエアーポツト内に電圧を印加した抵抗
体を設けて内容液を媒体とする通電回路を形成
し、該通電回路の電気抵抗値によつて液位を検知
するように構成したエアーポツトに関する。
従来、この種のエアーポツトではエアーポツト
内に液位を検出するための抵抗体のほかに共通電
極体を設ける必要があり、構成が複雑だつた。ま
たエアーポツト内の抵抗体については、棒状の抵
抗体を挿入して上端で支持するか又は小片の抵抗
体を導線で連結してビーズ状にしたものを壁面に
接着剤により接着させるか若しくはバンド等で固
定しており、取付作業が困難であると共にそれに
伴つて振動等で脱落し易かつた。更に前記抵抗体
へ電圧を印加するにあたつては、抵抗体を直接
に、又は該低抗体の端部にリード線を設けて容器
の壁に貫通させて外部電源に結線する構造だつた
ので製作上不利であると共に保温性能を劣化する
原因にもなつていた。
本考案は上述の不都合に鑑みて案出したもの
で、エアーポツトの容器を金属製とし、かつ抵抗
体をエアーポツトの栓体下部に付属した導液管に
導電性塗料を塗布して形成すると共に、前記栓体
の周部に前記容器の開口部上面に当接しその外周
部が上下方向に弾性を発揮するように形成された
導電性シリコンゴムでなる栓体パツキンを設け、
該栓体パツキンを介して前記抵抗体と金属製容器
との間に内容液を媒体とする通電回路を形成した
ことを特徴とするものである。これにより従来の
別途設けた共通電極体を不要とすると共に抵抗体
を強固に固定し、更に、前記栓体パツキンで容器
の開口部を密栓すると共に該栓体パツキンを通電
回路の構成部分にして従来の如く抵抗体を容器の
壁に貫通させなくて済むようにして保温性能の劣
化を防止したものである。
以下、本考案に係るエアーポツトを第1図、第
2図を用いて説明する。
第1図は本考案の一実施例に掛る液位検知機構
を有するエアーポツトの断面図、第2図は第1図
のA部拡大図、1はエアーポツトの容器を構成す
る金属製の内筒、2は金属製の外筒で、該内外筒
1,2間には真空部が形成されている。次に3は
エアーポツトの栓体で、該栓体3の側部には注湯
管4が、下部には導液管5が付属しており、容器
内に空気を圧入すると内容液は導液管5、注湯管
4を介して外部に取出される。そして導液管5の
周面には導電性塗料が下部から上部に向けて塗布
されて抵抗体6が形成されており、導電性塗料と
しては導電性シリコンゴム、導電性エポキシ樹脂
等の電気抵抗率が大で、かつ接着力の強いものが
好ましい。なお、導液管5が金属等の電気の良導
体で形成されているときは、エポキシ樹脂等の絶
縁性が高く、かつ接着力の強いものを導液管5の
周面に塗布して絶縁層を形成した上に前記導電性
塗料を塗布して抵抗体6を形成すると良い。次に
7は栓体パツキンで栓体3の周部に設けて、栓体
3を容器の上部開口部に施栓したときに該開口部
に当接して該開口部を気密に封止するものであ
り、導電性シリコンゴムのように成形処理した後
適当な弾力を有し、かつ電気伝導性のもので形成
するのが好ましい。そして前記栓体パツキン7は
金属製の接点板8を介して前記抵抗体6の上端部
にリード線9で結線される共に、該栓体パツキン
7の容器の当接部分にも接点板10が設けられ、
該接点板10はリード線11、液位指示計12、
リード線13を介して外筒2の底部外面に設けた
電池14の正電位側に結線され、該電池14の負
電位側は外筒2に結線されている。
上述の如く構成した本考案に係るエアーポツト
において、第1図の如き液位状態であると、抵抗
体6が内容液に接した部分で抵抗体6と内外筒
1,2間に内容液を媒体とする通電回路が形成さ
れて液位指示計12には抵抗体6が内容液に接し
ていない部分の抵抗値に応じて内容液の液位が表
示される。
上述の如く本考案に係る液位検知機構を有する
エアーポツトでは、内外筒で形成した容器自体に
電圧を印加して共通電極としたので従来の如く別
途に共通電極体を設けることは不要になり構成が
簡単になる。また、抵抗体を導液管に導電性塗料
を塗布して形成したので強固に接着し得ると共に
塗布作業も容易であり作業性が良い。よつて、本
考案のエアーポツトは製造が容易なものとなる。
また本考案の液位検知機構を有するエアーポツ
トにおいては、導液管に導電性塗料を連続するよ
うに塗布することによつて抵抗体が形成されてい
るので、導電性塗料の組成を適宜選択することに
より内容液の有する低抗に比較して十分大きくか
つ所望の検出感度に適した抵抗値を有する連続抵
抗体を形成できる。従つて、本考案によれば、内
容液ごとに異なる導電率等に影響されることがな
く、しかも検出感度の良好な液位検知機構をエア
ーポツト内に形成することができる。
また、本考案のエアーポツトでは導電性塗料を
導液管に連続するように塗布して抵抗体を形成し
ているので、抵抗体を幅広く形成できる。従つ
て、本考案のエアーポツトは氷が収容されたり導
液管を衛生の為に洗うなどしても抵抗体が断線す
る危険が少なく、耐久性に優れている。
そして更に、本考案のエアーポツトでは、栓体
の周部に栓体パツキンを設けて、栓体を施栓した
ときに密栓し得るようにすると共に該栓体パツキ
ンを介して抵抗体に電圧を印加するように構成し
たので、従来の如く容器の壁に抵抗体を直接に、
又は該抵抗体端部に設けたリード線を貫通させる
必要がなくなつて製作が容易となり実用性が高
い。また、本考案のエアーポツトにあつては、外
周部が上下方向に弾性を発揮する導電性ゴム製栓
体パツキンを容器開口部上面に当接させて通電回
路を形成したので、栓体パツキンの延出寸法を適
宜設定することによつて電気回路を構成する接触
部の面積を所望の大きさにすることができる。従
つて、本考案のエアーポツトでは、通電回路内に
おける接触部の抵抗を十分低下させることがで
き、通電回路内での接触抵抗の変動を十分小とで
き、液位検知の精度をより向上できる。
しかも、本考案のエアーポツトでは、導電性ゴ
ム製の栓体パツキンが容器の上面に圧着されるこ
とによつて導通が取られるので、容器の開口部の
寸法精度を極めて緩くできる。従つて、本考案の
エアーポツトは液位検知機構のために容器の開口
部近傍に厳しい寸法精度が要求されることがな
く、製造容易なものとなる。
よつて、本考案によれば、通電回路の信頼性が
高く安定した液位検知を行うことができるうえ、
耐久性に優れかつ製造容易なエアーポツトを提供
することができる。
また、上述の説明では内外筒間に真空部を形成
した容器で説明したが、一般に金属製の容器であ
ればすべて応用できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案に係る液位検知機構を
有するエアーポツトで、第1図はその断面図、第
2図は第1図のA部拡大詳細図である。 1は内筒、2は外筒、3は栓体、4は注湯管、
5は導液管、6は抵抗体、7は栓体パツキン、8
は接点板、9はリード線、10は接点板、11は
リード線、12は液位指示計、13はリード線、
14は電池。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 容器内に空気を圧入し栓体下部に付設した導液
    管を介して内容液を外部に取り出すと共に、電圧
    を印加した抵抗体を該容器内に設けて内容液を媒
    体とする通電回路を形成し、該通電回路の電気抵
    抗値によつて液位を検知するように構成したエア
    ーポツトにおいて、 前記容器を金属製とし、かつ抵抗体を、前記導
    液管に導電性塗料を連続するように塗布して形成
    すると共に、前記栓体の周部に、前記容器の開口
    部上面に当接しその外周部が上下方向に弾性を発
    揮するように形成された導電性ゴム製の栓体パツ
    キンを設け、該栓体パツキンを介して前記抵抗体
    と金属製容器との間に内容液を媒体とする通電回
    路を形成したことを特徴とする液位検知機構を有
    するエアーポツト。
JP11544483U 1983-07-25 1983-07-25 液位検知機構を有するエア−ポット Granted JPS6024244U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11544483U JPS6024244U (ja) 1983-07-25 1983-07-25 液位検知機構を有するエア−ポット

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JP11544483U JPS6024244U (ja) 1983-07-25 1983-07-25 液位検知機構を有するエア−ポット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6024244U JPS6024244U (ja) 1985-02-19
JPS6326117Y2 true JPS6326117Y2 (ja) 1988-07-15

Family

ID=30266484

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11544483U Granted JPS6024244U (ja) 1983-07-25 1983-07-25 液位検知機構を有するエア−ポット

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JP (1) JPS6024244U (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55143131U (ja) * 1979-04-03 1980-10-14
JPS57186824U (ja) * 1981-05-22 1982-11-27
JPS60825Y2 (ja) * 1981-11-12 1985-01-11 株式会社 ニチフ端子工業 液面レベル検出表示装置付液体容器
JPS5886042U (ja) * 1981-12-08 1983-06-10 株式会社ニチフ端子工業 静電容量式液面レベル検出表示装置付液体容器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6024244U (ja) 1985-02-19

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