JPH0325142Y2 - - Google Patents

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JPH0325142Y2
JPH0325142Y2 JP12905385U JP12905385U JPH0325142Y2 JP H0325142 Y2 JPH0325142 Y2 JP H0325142Y2 JP 12905385 U JP12905385 U JP 12905385U JP 12905385 U JP12905385 U JP 12905385U JP H0325142 Y2 JPH0325142 Y2 JP H0325142Y2
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sensor body
conductive
sensor
conductive metal
ceramic
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、リザーブタンクやウオツシヤタンク
等、導電性を有する液体の収容タンクに設けら
れ、液体の液面水位を検出する導電式レベルセン
サに関する。
(従来の技術) 従来の導電式レベルセンサとしては、例えば、
第7図に示すようなセンサが知られている(実開
昭52−15634号公報参照)。
この従来の導電式レベルセンサBは、陽極と陰
極をもつ2極タイプで、絶縁材による円筒状のセ
ンサボデイ100と、該センサボデイ100の中
空部に充填させて設けられた白金ペーストによる
導電性金属101と、前記センサボデイ100が
納められたセンサホルダ102と、を備えたもの
であつた。
尚、図中103は絶縁材によるセンサボデイ押
え、104はストツパ、105はO−リングであ
り、導電性金属101から陽極を取り出し、セン
サホルダ102から陰極(アース)を取り出して
いる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の導電式レベル
センサにあつては、中空円筒状のセンサボデイと
し、センサボデイの中空部に導電性金属を設けた
同心電極タイプのセンサ構造であつたため、部品
点数が多く、しかも製造工程では切削加工を要
し、さらに白金ペーストの使用量も多くなつてし
まい、センサ形状の大形化やセンサコストの上昇
を招いていた。
また、従来の導電式レベルセンサのセンサホル
ダはセンサボデイと別体の金属製によるものであ
つたため、構造的に大型となり、しかも樹脂製の
タンクに取り付けることが困難であつたし、さら
に、長期間使用でセンサボデイ表面等に汚れが付
着して水切れの悪い状態になつてしまつたら、付
着水滴により誤検出してしまうことがあつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような問題点を解決すること
を目的としてなされたもので、この目的達成のた
めに本考案では、絶縁性を有するセンサボデイに
導電性金属が設けられ、該導電性金属が導電性液
体に接触する時の導電作用により液面水位を検出
する導電式レベルセンサにおいて、前記センサボ
デイを棒状のセラミツクセンサボデイとし、該セ
ラミツクセンサボデイの外表面に導電性金属ペー
ストを線状に焼付けて導電性金属とし、かつ、該
導電性金属の一部分を撥水性コート剤で被覆させ
た。
(作用) 従つて、本考案の導電式レベルセンサでは、上
述のように、センサボデイを棒状のセラミツクセ
ンサボデイとし、該セラミツクセンサボデイの外
表面に導電性金属ペーストを線状に焼付けて導電
性金属としたことで、セラミツクセンサボデイと
導電性金属とが一体形で、部品点数が少ない、軽
量小形のセンサを提供することができる。
また、導電性金属の一部分を撥水性コート剤で
被覆させたことで、導電性金属の補強及び汚れの
付着を防止できる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
尚、この実施例を述べるにあたつて、自動車に搭
載されているリザーブタンクやウオツシヤタンク
等の液面水位を検出する導電式レベルセンサを例
にとる。
まず、第1実施例の構成を説明する。
第1実施例の導電式レベルセンサAは、第1図
及び第2図に示すように、セラミツクセンサボデ
イ1、白金電極2,2′、ガラスコート剤3、電
極取出板4,4′、センサホルダ5、リード線6,
6′を備えている。
セラミツクセンサボデイ1は、セラミツク材料
により円柱棒状に焼成させた絶縁部材で、このセ
ラミツクセンサボデイ1の外表面には、白金ペー
スト(白金+セラミツク粉の混合物)を線状に焼
付けることで形成された2極の白金電極2,2′
が一体に設けられている。
ガラスコート剤3は、白金電極2,2′を焼付
けたセラミツクセンサボデイ1の表面に釉薬剤を
塗布し、再度焼成させることで形成されるもの
で、このガラスコート剤3はセラミツクセンサボ
デイ1の先端部(端面を含む)と中程部とを被覆
するように設けられ、検出部分と電極取出板4,
4′の取付部分は白金電極2,2′をそのまま露出
させている。
センサホルダ5は、セラミツクセンサボデイ1
の後端部(電極取付板4,4′の取付部分)を被
覆するように一体成形で設けられた合成樹脂によ
るホルダである。
次に、第1実施例の導電式レベルセンサAの製
造方法について述べる。
まず、押出成形によるセラミツクセンサボデイ
1を必要な長さに切断する。
この切断したセラミツクセンサボデイ1の表面
に白金ペーストを細い線状に焼付けて白金電極
2,2′を設ける。
この白金電極2,2′を設けたセラミツクセン
サボデイ1の一部に釉薬剤を塗布し、焼成により
ガラス化させて、ガラスコート剤3にする。
そして、露出部の白金電極2,2′に電極取出
板4,4′を密着させ、さらに、センサの一部と
電極取出板4,4′の一部を樹脂にて一体化させ
るセンサホルダ5を設ける。
次に、第1実施例の導電式レベルセンサAの取
り付けについては、第2図に示すように、樹脂製
タンク7に開口されている取付穴8にセンサホル
ダ5を挿着し、溶着や接着等により樹脂製タンク
7と一体に固定して取り付けられる。
使用時には、リード線6,6′の一方を通電側
とし、他方をアース側として、センサ回路に接続
させる。そして、両リード線6,6′に電気が流
れているか否かによつて、導電性を有する液体の
液面が、センサ設置レベルに達しているか否かを
検出することができる。
このように、第1実施例の導電式レベルセンサ
Aにあつては、センサボデイをセラミツクセンサ
ボデイ1とし、該セラミツクセンサボデイ1の外
表面に白金電極2,2′を焼き付けていることで、
製造工数及び部品点数の少ない、軽量小形のセン
サを形成することができる。
また、白金電極2,2′がセラミツクセンサボ
デイ1の外表面に設けられていることで、設置自
由度が高いし、さらに、白金電極2,2′の一部
をガラスコート剤3で被覆させたことで、白金電
極2,2′の補強及び汚れの付着を防止できる。
また、第1実施例では、ガラスコート剤3をセ
ラミツクセンサボデイ1の端面を含む先端部にも
被覆させていることで、第3図及び第4図に示す
ように、セラミツクセンサボデイ1の端面に付着
した水滴Wで誤検出してしまうということを防止
できる。
尚、この誤検出は、第1実施例のように、2極
タイプのセンサ特有の問題点であり、1極タイプ
(アース側をタンク側でとるタイプ)では、この
問題は生じない。
次に、第5図に示す第2実施例について説明す
る。
この実施例は、第1実施例が、ガラスコート剤
3をセラミツクセンサボデイ1の端面を含む先端
部に被覆させたのに対し、白金電極2,2′を先
端まで設けるのではなく、先端より少し手前まで
で切断し、第1実施例と同様に、セラミツクセン
サボデイ1の端面に付着した水滴Wで誤検出して
しまうことを防止できるようにした例である。
尚、他の構成は、第1実施例と同様であるの
で、図面に同一符号を付して説明を省略する。
次に、第6図に示す第3実施例について説明す
る。
この実施例は、電極がタンクをアース側とする
1極タイプのセンサであり、1つの白金電極2が
設けられている。
尚、他の構成は、第1実施例と同様であるの
で、図面に同一符号を付して説明を省略する。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計変更等があつても本考案に含まれる。
例えば、実施例では、導電金属として、白金と
セラミツク粉の混合ペーストによる白金電極を示
したが、白金と鉛の混合ペーストによる白金電極
であつても、他の導電金属を主体とするペースト
による導電金属であつてもよい。
また、実施例では、撥水性コート剤として釉薬
剤を焼成することで形成されるガラスコート剤を
示したが、撥水性及び絶縁性を備えたコート剤で
あれば、実施例以外のコート剤を用いてもよい。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案の導電式レベ
ルセンサにあつては、センサボデイを棒状のセラ
ミツクセンサボデイとし、該セラミツクセンサボ
デイの外表面に導電性金属ペーストを線状に焼付
けて導電性金属としたため、セラミツクセンサボ
デイと導電性金属とが一体形で、部品点数が少な
い、軽量小形のセンサを提供することができると
いう効果が得られる。
また、導電性金属の一部分を撥水性コート剤で
被覆させたため、汚れの付着を防止でき、この付
着した汚れに吸着する水滴での誤検出を防止でき
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例の導電式レベルセン
サを示す分解斜視図、第2図は第1実施例センサ
の使用状態を示す図、第3図及び第4図は第1実
施例センサの誤検出防止作用の説明図、第5図は
第2実施例の導電式レベルセンサを示す図、第6
図は第3実施例の導電式レベルセンサを示す図、
第7図は従来の導電式レベルセンサを示す断面図
である。 1……セラミツクセンサボデイ、2,2′……
白金電極(導電性金属)、3……ガラスコート剤
(撥水性コート剤)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 絶縁性を有するセンサボデイに導電性金属が設
    けられ、該導電性金属が導電性液体に接触する時
    の導電作用により液面水位を検出する導電式レベ
    ルセンサにおいて、 前記センサボデイを棒状のセラミツクセンサボ
    デイとし、該セラミツクセンサボデイの外表面に
    導電性金属ペーストを線状に焼付けて導電性金属
    とし、かつ、該導電性金属の一部分を撥水性コー
    ト剤で被覆させたことを特徴とする導電式レベル
    センサ。
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