JPS59681Y2 - 温度スイツチ - Google Patents

温度スイツチ

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Publication number
JPS59681Y2
JPS59681Y2 JP1981120390U JP12039081U JPS59681Y2 JP S59681 Y2 JPS59681 Y2 JP S59681Y2 JP 1981120390 U JP1981120390 U JP 1981120390U JP 12039081 U JP12039081 U JP 12039081U JP S59681 Y2 JPS59681 Y2 JP S59681Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating base
fixed
flange
lead terminal
jumping
Prior art date
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Expired
Application number
JP1981120390U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5750934U (ja
Inventor
保隆 栗橋
守 根本
秀明 正木
Original Assignee
株式会社日立製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日立製作所 filed Critical 株式会社日立製作所
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Publication of JPS59681Y2 publication Critical patent/JPS59681Y2/ja
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  • Thermally Actuated Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は温度スイッチに係り、水温又は油温を検出する
に好適なバイメタル式温度スイッチに関する。
従来エンジン冷却水温を検出するために使用するバイメ
タル式温度センサは、被検出部(例えばエンジンのボデ
ィー)に取付けるためのカップ状の黄銅ケースに別途形
成された標準温度スイッチを装填するのが一般的である
が、温度スイッチはケースで覆われた別部品であるため
装填状態では2重ケースになり応答性が悪いという欠点
があると共に、温度スイッチは薄形で、被検出部が比較
的に厚いものに適さない。
更にリード端子は、板状で絶縁ベースに埋設されている
ため両者間の気密を保持するのは不可能に近かった。
又、リード端子を絶縁ベース成形時に直接モールド成形
することも考えられるが、両者間はなじみがなく隙間が
出来やすく、気密性の悪いものであった。
本考案の目的は、気密性に優れ、軸長が長くとれる温度
スイッチを提供するにある。
本考案は絶縁ベースを貫通し隔離して設けられる2つの
棒状リード端子の一方の先端に固定接点を固着し、他方
の先端に前記固定接点と対向する可動接点を固定した可
動板の一端を固着し、これらをジャンピングデスクを底
部に配置したケースによって覆うようにしたもので、特
に棒状端子と絶縁ベースの固着は鍔部を介して行ってい
る。
図面により本考案の実施例を説明すると、1は断面が湾
曲状に成形された円形のバイメタルからなるジャンピン
グデスクで後記するカップ状ケースの底面に載置される
2はボタンでジャンピングデスクの反転力を可動接点3
が溶接された可動板4に伝える。
前記可動板4は熱硬化性樹脂で出来ている絶縁ベース5
と一体モールド成形されているリード端子6の一端に溶
接にて固定されている。
又前記可動接点3と対向する固定接点7を溶接した他方
のリード端子8も、前記同様ベース5と一体成形されて
いる。
ここで端子6,8は導電性金属棒体からなり、互いに隔
離して設けられると共に上部にはローレットを設けた鍔
部Bが形成され、ノード端子6,7の回り止めとなって
いる。
熱硬化性樹脂の絶縁ベース5とリード端子6,8との気
密性を良くするために前記リード端子の上方周囲には空
間部9を設け、そこに端子とベース間によく浸透するワ
ニス又は接着剤91を流し込んでいる。
更に、ベース5の上面に設けた外周溝にはOリング10
を挿入し、黄銅で出来ているカップ状ケース11の開口
外周縁部Eを加締めることによりスイッチ機構部の気密
性を保つことが出来る。
前記リード端子6.8の反接点側端部には接点がON時
の電気信号を外部に取出すためにリード線12が半田付
され、その部分を保護するためメツシュ状のシリコンガ
ラスチューブ13をかぶせ、両者間に接着剤14を充填
している。
この様に構成されたサーモユニットは実車取付はケース
11の先端外周に設けられたネジ11Aで取付板15に
取付けられる。
今エンジン冷却水の温度上昇によりジャンピングデスク
1の温度が上るとその湾曲面が反転し、ボタン2を押上
げて固定接点7と可動接点3を閉合し、電気信号を外部
へ取出す様に動作する。
本考案の一実施例によると、リード端子6,8が金属棒
体で耐振性に強く、任意に長くしても接点間にチャタリ
ング等の悪影響が加わることはない。
従って例えば取付板15の厚さがLlと厚くとも、ケー
ス11をL1以上(L)に伸ばすことができるためジャ
ンピングデスク1は、常に最良の検温位置にあり、必要
な検温が確実に行える。
一方、絶縁ベース5とリード端子6,8は、鍔部を介し
て結合すると共に鍔部上面とそれに続くリード端子の周
囲に空間部9を設けてそこに接着剤を封入しているため
回り止めとなるばがっでなく、接着剤が微少空隙まで浸
透し気密性が一段と向上する。
又、温度スイッチの保守点検においてケース底部を別途
形成された加熱板の上にのせてジャンピングデスク1の
反転と接点閉合が検査出来、ボタン高さHが最適値にな
っているか簡単に検査できる。
更には単純な形状となるため信頼性の高いものとなる。
尚、上記実施例では、リード端子の一端に半田付により
リード線を結合しているが、ターミナルを直接結合して
も何等支障はない。
以上述べた如く、本考案によれば、構造を簡単にして気
密を確実に行い精度の高い検温が行える温度スイッチが
提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例における温度スイッチの断面図で
ある。 1・・・・・・ジャンピングデスク、4・・・・・・可
動板、5・・・・・・ベース、6,8・・・・・・リー
ド端子、11・・・・・・カップ状ケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底面にジャンピングデスクを載置したカップ状の金属ケ
    ースと、該金属ケースの上部開口端に気密的に固着され
    る絶縁ベースと、該絶縁ベースを上、下に貫通し、かつ
    隔離して埋設される少なくとも2個のリード端子と、該
    リード端子の一方の下端に固設される固定接点と、該固
    定接点と対応する可動接点を固設し、一端を他のリード
    端子に固定した可動板と、該可動板に絶縁して固設され
    、前記ジャンピングデスクに応動して前記可動板を付勢
    するボタンとを備えてなる温度スイッチにおいて、該ス
    イッチはローレットを刻設した鍔部を有するリード端子
    と、前記鍔部の周囲を埋設して覆う絶縁ベースと、該絶
    縁ベースに形成され前記鍔部の上面とそれに続くリード
    端子の周囲間に形成された空間と、該空間に封入される
    接着剤と、前記絶縁ベースを開口部に配置した後該ベー
    スの外周部を加締固定する金属ケースとからなることを
    特徴とした温度スイッチ。
JP1981120390U 1981-08-12 1981-08-12 温度スイツチ Expired JPS59681Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981120390U JPS59681Y2 (ja) 1981-08-12 1981-08-12 温度スイツチ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981120390U JPS59681Y2 (ja) 1981-08-12 1981-08-12 温度スイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5750934U JPS5750934U (ja) 1982-03-24
JPS59681Y2 true JPS59681Y2 (ja) 1984-01-10

Family

ID=29481053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981120390U Expired JPS59681Y2 (ja) 1981-08-12 1981-08-12 温度スイツチ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4026691Y1 (ja) * 1964-07-22 1965-09-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4026691Y1 (ja) * 1964-07-22 1965-09-10

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Publication number Publication date
JPS5750934U (ja) 1982-03-24

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