JPS63260905A - エチレン重合用触媒 - Google Patents

エチレン重合用触媒

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JPS63260905A
JPS63260905A JP63074848A JP7484888A JPS63260905A JP S63260905 A JPS63260905 A JP S63260905A JP 63074848 A JP63074848 A JP 63074848A JP 7484888 A JP7484888 A JP 7484888A JP S63260905 A JPS63260905 A JP S63260905A
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vanadium catalyst
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vanadium
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JP63074848A
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メアリー・テレーズ・ゼークラー
フレデリック・ジョン・カロル
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Union Carbide Corp
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Union Carbide Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F4/00Polymerisation catalysts
    • C08F4/42Metals; Metal hydrides; Metallo-organic compounds; Use thereof as catalyst precursors
    • C08F4/44Metals; Metal hydrides; Metallo-organic compounds; Use thereof as catalyst precursors selected from light metals, zinc, cadmium, mercury, copper, silver, gold, boron, gallium, indium, thallium, rare earths or actinides
    • C08F4/60Metals; Metal hydrides; Metallo-organic compounds; Use thereof as catalyst precursors selected from light metals, zinc, cadmium, mercury, copper, silver, gold, boron, gallium, indium, thallium, rare earths or actinides together with refractory metals, iron group metals, platinum group metals, manganese, rhenium technetium or compounds thereof
    • C08F4/62Refractory metals or compounds thereof
    • C08F4/68Vanadium, niobium, tantalum or compounds thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F10/00Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F10/02Ethene
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J27/00Catalysts comprising the elements or compounds of halogens, sulfur, selenium, tellurium, phosphorus or nitrogen; Catalysts comprising carbon compounds
    • B01J27/06Halogens; Compounds thereof

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発′明はエチレン重合において有用なバナジウム触媒
に関する。
良米五弦1 VCl4、VCl5、VOCIs及びバナジル−トリス
−アセチルアセトネートのような種をベースにしたバナ
ジウム触媒は数多く文献に記載されてきた。これらの触
媒は、シリカのような担体に含浸或は化学的に固定され
て、広い分子量分布及び所定の望ましい性質を有するポ
リエチレンを提供する。しかし、これらの触媒はいくつ
かの問題、とりわけ活性が低いことが悩みである。特に
気相プロセスでは、活性が高く、よって触媒残分が少な
く、除去する必要のないようにすることが望ましい。
最近、バナジウム触媒が、気相プロセスにおいて目立っ
て有効な特有の触媒組成物を見出したことからポリエチ
レン製造において目立って活用されるようになった。こ
の触媒組成物の利点は水素レスポンスに優れ、すなわち
ポリマーにおいて極めて低い不飽和レベルを達成するこ
と;高度の生産性により触媒残分が極めて少なくなるこ
と及び比較的広い分子屋分布及び広いメルトインデック
ス範囲を有するポリエチレンを生産することである。そ
の上、該利点は広範囲のアルファーオレフィンコモノマ
ーを利用することを可能にし、これにより広範囲の密度
生産を可能にし、高い嵩密度及び実質的に凝集の存在し
ない、微粉の少ない、容易に流動可能な粒径を有するポ
リマーを提供する。
上述した特有の触媒組成物は、(i)バナジウムトリハ
ライドと、電子供与体と、シリカ担体に含浸させた調節
剤との反応生成物: (if)ハロカーボンプロモータ
ー;及び(i i i)ヒドロカルビルアルミニウム助
触媒から成る。触媒組成物は下記の通りにして調製する
ことができる:バナジウムトリハライドを初めに電子供
与体中に約り0℃〜電子供与体の沸点より低い範囲の温
度で約2〜約6時間溶解する。次いで、シリカを乾燥粉
末として或は電子供与体或は不活性溶媒中のスラリーと
して加え、それでシリカはバナジウムトリハライド/′
電子供与体反応生成物で含浸されるようになる。
次いで、100℃より低い温度で約3〜約6時間乾燥し
て液体を取り除く。改質剤を不活性溶媒に溶解した後に
含浸させたキャリヤーと混合し、約70℃より低い温度
で約2〜約4時間乾燥して液体を取り除く。重合させる
前及び/又は開に、ハロカーボンプロモーター及びヒド
ロカルビルアルミニウム助触媒を担持させた触媒に加え
る。
この触媒組成物を商業に導入して以来、特に重合活性に
関して最適化することが当分野で求められてきた。
よって、発明の目的は、このバナジウム触媒組成物の重
合活性を高めることである。その他の目的及び利点は本
明細書中以降で明らかになるものと思う。
。頭載を ° るための すなわち、本発明に従λば、増大した重合活性を有する
バナジウム触媒組成物を見出した。高められた組成物は
、 (i)バナジウムトリハライド(ここで、ハロゲンは塩
素、臭素或はヨウ素、或はこれらの混合物である)と、
バナジウムトリハライドが可溶性の液体有機ルュイス塩
基である電子供与体との反応生成物と、 (ji)成分(i)を含浸させたシリカ担体と、(if
f)シリカ担体に混和した塩であって、該塩のカチオン
は原子の周期図表の工及びIT族から成る群より選ぶも
のと、 (iv)ハロカーボンプロモーターと、(v) ヒドロ
カルビルアルミニウム助触媒とを含む。
必要に応じて、下記の成分を上記の組成物に入れ及びシ
リカ担体に含浸させる: (vi)MXa式[式中、Mはホウ素或はAIR+3−
1であり;各々のRは炭素原子1〜14を有するアルキ
ルラジカルであり及び等しいか或は異なり:Xは塩素、
臭素或はヨウ素、或はこれらの混合物であり:aはMが
ホウ素である時3である他は、O51或は2である]を
有する改質剤。
色岨立塁」 上述した原子の周期図表はイリノイ、スコキー、サージ
ェントーウエルチが出版した1969年版である。
上述した通りに、バナジウムトリハライドのトリハライ
ド部分は塩素、臭素或はヨウ素、或はこれらの混合物で
ある。
電子供与体はバナジウムトリハライドが可溶性の液体有
機ルュイス塩基である。電子供与体は脂肪族及び芳香族
カルボン酸のアルキルエステル、脂肪族ケトン、脂肪族
アミン、脂肪族アルコール、アルキル及びシクロアルキ
ルエーテル及びこれらの混合物から成る群より選ぶこと
ができ、各々の電子供与体は炭素原子2〜20を有する
。これらの電子供与体の中で、好ましいものは炭素原子
2〜20を有するアルキル及びシクロアルキルエーテル
;炭素原子3〜20を有するジアルキル、ジアリール及
びアルキルアリールケトン;炭素原子2〜20を有する
アルキル及びアリールカルボン酸のアルキル、アルコキ
シ及びアルキルアルコキシエーテルである。最も好まし
い電子供与体はテトラヒドロフランである。適した電子
供与体のその他の例はメチルホルメート、エチルアセテ
ート、ブチルアセテート、エチルエーテル、ジオキサン
、ジ−n−プロピルエーテル、ジブチルエーテル、エチ
ルホルメート、メチルアセテート、エチルアセテト、エ
チレンカーボネート、テトラヒドロビラン、エチルプロ
ピオネートである。
初めに過剰の電子供与体を用いてバナジウムトリハライ
ドと電子供与体との反応生成物とするが、反応生成物は
最終的にバナジウムトリハライド1モル当り電子供与体
約1〜約20モル、好ましくは約1〜約10モルを含有
する。バナジウムトリハライド1モル当り約3モルの電
子供与体が最も好ましいことがわかった。
シリカ担体は本質的に重合に対して不活性な固体の粒状
多孔質物質である。シリカ担体は平均粒径約10〜約2
50ミクロン、好ましくは約30〜約100ミクロン、
表面積少くなども約3m”/グラム、好ましくは約50
 m ” /グラム;細孔寸法少なくとも約80オング
ストローム、好ましくは少なくとも約100オングスト
ロームを有する乾燥粉末として用いる。通常、担体の使
用量は、担体1グラム当りバナジウムトリハライド約0
.05〜約0.5ミリモル、好ましくは約0.2〜0.
3ミリモルとなるような量である。
原子の周期図表のI及びIIから成る群より選ぶカチオ
ンを有する任意の塩、特に無機塩を使用することができ
る。好ましい塩はスルフェート、カーボネート及びクロ
リドのアルカリ金属或はアルカリ土類金属塩である。好
ましいカチオンはナトリウム、カリウム、マグネシウム
及びカルシウムである。所望ならば、塩の混合物を使用
することができる0選択の塩は炭酸カルシウムである。
塩の量は含浸させた成分を入れないでシリカ担体の重量
を基準にして約1.5〜約90重量%の範囲になること
ができ、好ましくは約2〜約10重量%の範囲である。
塩は、塩を活性化する前にシリカ担体とトライブレンド
することができ、或は塩及びシリカ担体を別々に活性化
し及びシリカと共に電子供与体或は他の不活性溶媒中に
スラリー化した後にバナジウムトリハライドと同じ電子
供与体との反応生成物を加えることができる。これらの
ルートのどちらも塩をシリカ担持させたバナジウム触媒
とトライブレンドすることよりも有効である。いずれの
場合でも、主題の触媒の調製において使用する塩は本質
的に水が存在すべきでない。
ハロカーボンプロモーターは下記式を有することができ
る: R*  CX (4−x+ (式中、R=水素或は炭素原子1〜6を有する未置換の
或はハロゲン置換されたアル キルラジカル; X=ハロゲン X=O11或は2)。
好ましいプロモーターは、少なくとも2個のハロゲン原
子を炭素原子に結合させたフルオロ−、クロロ−及びブ
ロモ−置換されたメタン或はエタン、例えば二塩化メチ
レン、1.1.1− トリクロロエタン、クロロホルム
、 CBr4.CFCls、ヘキサクロロエタン、(J
I3CC13及びChCICClsを含む、挙げた初め
の3つのプロモーターが特に好ましい、助触媒1モル当
りプロモーター約0.1〜約10モル、好ましくは約0
.2〜約2モルを用いることができる。
ヒドロカルビルアルミニウム助触媒はR3A1式(式中
、各々のRはアルキルラジカルであり、各々のRは同−
或は異なることができ、各々のRは炭素原子1〜14、
好ましくは2〜8を有する)によって表わすことができ
る。更に、各々のアルキルラジカルは直鎖或は枝分れ鎖
になることができる。適したラジカルの例は下記の通り
である:メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブ
チル、イソブチル、tert−ブチル、ペンチル、ネオ
ペンチル、ヘキシル、2−メチルペンチル、ヘプチル、
オクチル、イソオクチル、2−エチルヘキシル、5.5
−ジメチルヘキシル、ノニル、デシル、イソデシル、ウ
ンデシル及びドデシル。
適したヒドロカルビルアルミニウム化合物の例は下記の
通りであるコトリイソブチルアルミニウム、トリヘキシ
ルアルミニウム、ジ−イソブチルヘキシルアルミニウム
、トリメチルアルミニウム、トリエチルアルミニウム、
トリプロピルアルミニウム、トリイソプロピルアルミニ
ウム、トリーn−ブチルアルミニウム、トリオクチルア
ルミニウム、トリデシルアルミニウム、トリドデシルア
ルミニウム、トリベンジルアルミニウム、トリフェニル
アルミニウム、トリナフチルアルミニウム及びトリトリ
ルアルミニウム。好ましいヒドロカルビルアルミニウム
はトリエチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウ
ム、トリヘキシルアルミニウムである。
重合反応の前か或は間に、助触媒及びプロモーターを担
持されたバナジウム複合体に加えることができる。助触
媒及びプロモーターを一緒に或は別々に、同時に或は引
き続いて加えることができる。助触媒及びプロモーター
をイソペンタンのような不活性溶媒に溶解した溶液とし
て別々に、エチレンの流れを開始するのと同時に重合反
応に加えるのが好ましい。助触媒は有意の重合を得るの
に必要である。他方、プロモーターは好ましい選択と考
えることができる。バナジウム触媒、すなわち、バナジ
ウムトリハライドと電子供与体との反応生成物1モル当
り助触媒約5〜約500モル、好ましくは約10〜約4
0モルを使用することができる。
改質剤の式はMXa[式中、Mはホウ素或はAIRu−
a)であり:各々のRは炭素原子1〜14を有するアル
キルラジカルであり及び同一であるか或は異なり:Xは
塩素、臭素或はヨウ素或はこれらの混合物であり;aは
、Mがホウ素である時に3である他は、0,1或は2で
ある]である、好ましい改質剤はアルキルアルミニウム
モノ−及びジ−クロリド(ここで、各々のアルキルラジ
カルは炭素原子1〜6を有する)及び三塩化ホウ素を含
む。特に好ましい改質剤はジエチルアルミニウムクロリ
ドである。電子供与体1モル当り改質剤的0.1〜約1
0モル、好ましくは約0.2〜約2.5モルを用いる。
改質剤を使用する場合、改質剤は三塩化バナジウム/電
子供与体複合体の一部になると考えられる。
担持された触媒は代表的には下記の通りにして調製する
ニジリカゲルを窒素等の乾燥した不活性なガス下で温度
範囲約250’〜約800℃において約8〜約16時間
活性化させて本質的に吸着された水の存在しない及びシ
リカ1グラム当り含有する表面ヒドロキシル基が約0.
7ミリモルより少ない担体とする。市販されている粉末
の「無水」塩を用いる。塩を窒素等の乾燥した不活性な
ガス下で温度範囲約200’〜約400’Cにおいて約
8〜約16時間活性化する6シリカ及び塩を窒素下で新
しく蒸留したテトラヒドロフラン(THF)中にスラリ
ー化する。担体1グラム当りバナジウム約0.2〜約0
.35ミリモルの配合量を与える量のVCl5 (Tt
lF) sを加える。混合物を約20〜約40分間攪拌
し、次いで過剰のTHFを除いて自由流動性(free
 flowing)粉末とする。ジエチルアルミニウム
クロリド(DEAC)改質を望むならば、乾燥した触媒
を乾燥した脱酸素化ヘキサン中にスラリー化する。DE
ACを加え、約20〜約30分間攪拌した後に、ヘキサ
ンを除いて自由流動性粉末とする。
塩及びシリカを上述した通りに別々に活性化するよりも
むしろ、2つの成分をトライブレンドし及び特定の塩の
分解温度より低い温度で活性化することができる。
別法として、塩を活性化して担持させた触媒に加えるこ
とができる。触媒を窒素下塩と共にヘキサン中にスラリ
ー化する。混合物を約20〜約30分間攪拌し及びヘキ
サンを取り去って自由流動性粉末とする。この方法は、
重合活性を増大させることに関して通常上記の2つの技
法程には有効でない。
エチレン重合は、流動床、スラリー或は溶液プロセス等
の慣用の技法を用いて気相或は液相で行なうことができ
る。連続流動床プロセスが好ましい。この流動床プロセ
スを用いて、バナジウム錯体、助触媒、プロモーター、
エチレンモノマー、任意のコモノマーを反応装置に連続
して供給し、ポリエチレン生成物を連続して取り出す。
製造するエチレンコポリマーの密度はアルファーコモノ
マーの添加量により及び使用する特有のコモノマーに応
じて広範囲に変えることができる。アルファーオレフィ
ンコモノマーのモルパーセントが大きくなる程、密度は
小さくなる。
流動床重合は生成物の合体温度より低い温度において行
なう。運転温度は約10″〜約115℃の範囲であるの
が普通である。好ましい運転温度は所望の密度に応じて
変わる。約0.94グラム/立方センナメートル(g/
cc)より大きい高密度ポリエチレンは運転温度約85
″〜約115℃、好ましくは約90°〜約100℃にお
いて製造される。密度約0.91〜約0.94 g /
 c cの範囲の低密度ポリエチレンは運転温度約75
°〜約90℃で製造するのが好ましい。約0.91g/
ccより小さい極めて低い密度のポリエチレンは運転温
度約lO°〜約80℃で製造するのが好ましい、極めて
低い密度のポリエチレンの場合、ポリマー凝集物の生成
を防止し及び連続ベースの重合を維持するために、反応
混合物を多量の希釈ガスで希釈することが必要である。
流動床反応装置を代表的には約1. OOOpsig(
70Kg/ cm2G)まで、好ましくは約50〜約3
50psig (3,5〜25にg/cm2G)の圧力
で運転する。
連鎖移動剤、例えば水素を用いてポリマー鎖を停止させ
ることができる。通常、水素対エチレンの比はエチレン
1モル当り水素的0. OO’1〜約2.0モルの範囲
になる。
過去において、重合活性の向上はハロカーボンプロモー
ターを用いることにより或はへロアルミニウムアルキル
のような改質剤で前処理することによって達成されてき
た。本発明は新規な活性増進剤(enhancer)群
、すなわち、■族及びII族塩を提供する。これらの塩
は触媒担体に加えられて、所望の高い水素レスポンス及
び広い分子量分布を保留しながら活性の向上に至る。材
料は容易に入手可能であり、容易に取り扱われ、中性塩
であることの負荷した利点を有する。よって、その材料
はアルミニウムアルキル及びハロカーボンを使用するこ
とに伴う反応装置及び反応装置の後の腐食問題の原因に
ならない。
最も好ましい塩は炭酸カルシウムであることがわかった
。カルシウムは好ましいカチオンであり、カーボネート
は好ましいアニオンである。塩の最適な量は各々の塩に
より、たとえば炭酸カルシウムは低いレベルで、しかし
硫酸カルシウムは高いレベルで試験した塩の中で最も有
意の活性増進を図る。
バナジウム触媒系においてジエチルアルミニウムクロリ
ドのような改質剤を用いて水素レスポンスを向上させ、
嵩密度を増大させ、微粉を減少させる。炭酸カルシウム
は低いレベルでこれらの改質剤に代えることができ、活
性を著しく向上させながら、水素レスポンス及び嵩密度
は匹敵し得る。改質剤処理は、レベルが高い程、活性及
び水素レスポンスが高くなる。この場合、炭酸カルシウ
ムのレベルを高くすることは、改質剤レベルを高くする
ことと同じではない。しかし、炭酸カルシウムを改質剤
と共に用いれば、活性増進が図られる。主題の触媒及び
その製法は、塩の他は1985年4月2日に発行された
米国特許4,508,842号に記載されている触媒に
密接に関連しており、同米国特許の記載を本明細書中に
援用する。
発明を下記の例によって示す。
匠上二又A 炭酸カルシウム粉末を200℃の窒素で12時間活性化
する。VCl3 ・3THF溶液を炭酸カルシウム及び
シリカのTHFにおけるスラリーに加え、次で45℃で
自由流動性になるまで乾燥する。DEAC処理を用いる
場合には、上述した通りにして行なう。
Na、に、Mg及びCaの硫酸塩及び塩化物の粉末を炭
酸カルシウムと同じようにして処理する。
触媒と、助触媒と、プロモーターとをヘキサン480ミ
リリツトル中にスラリー化し、混合物をエチレン及び1
〜5ボンド/インチ”(0,07〜0、35 kg/c
m2)の水素と共に反応装置に導入して全圧160ボン
ド/インチ2ゲージ(11kg7cm2G)にする。バ
ナジウム0.03或は0.06ミリモルの装入量とする
程の触媒量を用いる。例13を除く各側において、1−
ヘキセン20ミリリツトルもまた反応装置に導入する。
バナジウム1当量当り、助触媒及びプロモーターの各々
40当量を使用する。反応装置内の温度を85℃に保ち
及び反応装置内の滞留時間は30分である。
変数及び結果を表に記載する。
表に関する注: 1、塩型■%=含浸させた成分を入れずにシリカ担体の
重量を基準にした重量パーセント。
2、mmol=ミリモル。
3、TIBA=l−リイソブチルアルミニウム。
4、TEAL=トリエチルアルミニウム。
5、psi=ボンド/インチ2 6、相対活性=塩処理した(ドープト)シリカ上の触媒
の活性/シリカ(非ドープト)上のVCl、  ・3T
HFの活性。
7、触媒の活性はポリエチレンのグラム/バナジウム1
ミリモル/時間/エチレン10100psi(7/cm
”)で測定する。
8、MI=メルトインデックス:ASTM  D−12
38、コンディションE、190℃において測定し及び
グラム/ 10 m i n 、とじて報告する。
9、MFR=メルトフローレーショ:フローインデック
ス対メルトインデックスの比、FI=フローインデック
ス:ASTM  D−1238、コンディションF、上
記のメルトインデックス試験において用いた重量の10
倍で測定。
10、嵩密度+ASTM  D−1895、メソッドB
、樹脂を直径3/8インチ(9,5m m )の漏斗を
経て400ミリリツトルのメスシリンダーにシリンダー
を振盪しないで400ミリリツトルの線まで注入し及び
差により秤量する。密度値をキログラム/立方メートル
(kg/m3)として報告する。
11、DEAC=ジエチルアルミニウムクロリド。
12、ポリマー密度:密度が0.940g/cm’より
小さいポリマーについてはASTM  D−1505法
に従い及び密度が0.940g/cm3に等しいか或は
それより大きいポリマーについては改良法を用いる。低
密度ポリマーについては、ブラックを作り及び100℃
で1時間状態調節して平行結晶度に近づける。高密度ポ
リマーについては、ブラックを120℃で1時間状態調
節して平行結晶度に近づけ及び次いで急冷して室温にす
る。次いで、密度についての測定を密度勾配管で行ない
及び密度値をg / c m ’として報告する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(i)バナジウムトリハライド(ここで、ハロゲン
    は塩素、臭素或はヨウ素、或はこれらの混合物である)
    と、バナジウムトリハライドが可溶性の液体有機ルュイ
    ス塩基である電子供与体との反応生成物と、 (ii)成分(i)を含浸させたシリカ担体と、 (iii)シリカ担体に混和した塩であって、該塩のカ
    チオンは原子の周期図表の I 及びII族から成る群より
    選ぶものと、 (iv)ハロカーボンプロモーターと、 (v)ヒドロカルビルアルミニウム助触媒 とを含むバナジウム触媒組成物。 2、ルュイス塩基を脂肪族及び芳香族カルボン酸のアル
    キルエステル、脂肪族ケトン、脂肪族アミン、脂肪族ア
    ルコール、アルキル及びシクロアルキルエーテル及びこ
    れらの混合物から成る群より選ぶ特許請求の範囲第1項
    記載のバナジウム触媒組成物。 3、加えて、 (vi)MXa式[式中、Mはホウ素或はAlR_(_
    3_−_a_)であり;各々のRは炭素原子1〜14を
    有するアルキルラジカルであり及び同一であるか或は異
    なり;Xは塩素、臭素或はヨウ素、或はこれらの混合物
    であり;aはMがホウ素である時3である他は、0、1
    或は2である]を有する改質剤を含む特許請求の範囲第
    2項記載のバナジウム触媒組成物。 4、塩のカチオンをナトリウム、カリウム、マグネシウ
    ム及びカルシウムから成る群より選ぶ特許請求の範囲第
    2項記載のバナジウム触媒組成物。 5、塩のアニオンをカーボネート、スルフェート及びク
    ロリドから成る群より選ぶ特許請求の範囲第4項記載の
    バナジウム触媒組成物。 6、塩が炭酸カルシウムである特許請求の範囲第5項記
    載のバナジウム触媒組成物。 7、塩がシリカ担体の重量を基準にして1.5〜90重
    量%の範囲の量で存在する特許請求の範囲第2項記載の
    バナジウム触媒組成物。 8、塩が2〜10重量%の範囲の量で存在する特許請求
    の範囲第7項記載のバナジウム触媒組成物。 9、助触媒がトリイソブチルアルミニウムである特許請
    求の範囲第6項記載のバナジウム触媒組成物。 10、助触媒がトリエチルアルミニウムである特許請求
    の範囲第6項記載のバナジウム触媒組成物。 11、プロモーターがCHCl_3或はCFCl_3で
    ある特許請求の範囲第9項記載のバナジウム触媒組成物
    。 12、塩のカチオンをナトリウム、カリウム、マグネシ
    ウム及びカルシウムから成る群より選ぶ特許請求の範囲
    第3項記載のバナジウム触媒組成物。 13、塩のアニオンをカーボネート、スルフェート及び
    クロリドから成る群より選ぶ特許請求の範囲第12項記
    載のバナジウム触媒組成物。 14、塩が炭酸カルシウムである特許請求の範囲第13
    項記載のバナジウム触媒組成物。 15、塩がシリカ担体の重量を基準にして1.5〜90
    重量%の範囲の量で存在する特許請求の範囲第3項記載
    のバナジウム触媒組成物。 16、塩が2〜10重量%の範囲の量で存在する特許請
    求の範囲第12項記載のバナジウム触媒組成物。 17、助触媒がトリイソブチルアルミニウムである特許
    請求の範囲第14項記載のバナジウム触媒組成物。 18、助触媒がトリエチルアルミニウムである特許請求
    の範囲第12項記載のバナジウム触媒組成物。 19、プロモーターがCHCl_3或はCFCl_3で
    ある特許請求の範囲第17項記載のバナジウム触媒組成
    物。 20、改質剤がジエチルアルミニウムクロリドである特
    許請求の範囲第19項記載のバナジウム触媒組成物。 21、改質剤が電子供与体1モル当り0.1〜10モル
    の量で存在する特許請求の範囲第3項記載のバナジウム
    触媒組成物。 22、改質剤が電子供与体1モル当り0.2〜2.5モ
    ルの量で存在する特許請求の範囲第20項記載のバナジ
    ウム触媒組成物。 23、エチレンをアルファーオレフィンコモノマーと共
    に或は該コモノマー無しに特許請求の範囲第1項記載の
    バナジウム触媒組成物に通して接触させ、エチレンと触
    媒組成物との該接触をポリエチレンを生成するような方
    法で行なうことを含むエチレンの重合或は共重合方法。 24、ルュイス塩基を脂肪族及び芳香族カルボン酸のア
    ルキルエステル、脂肪族ケトン、脂肪族アミン、脂肪族
    アルコール、アルキル及びシクロアルキルエーテル及び
    これらの混合物から成る群より選ぶ特許請求の範囲第2
    3項記載の方法。 25、バナジウム触媒組成物が、加えて、(vi)MX
    a式[式中、Mはホウ素或はAlR_(_3_−_a_
    )であり;各々のRは炭素原子1〜14を有するアルキ
    ルラジカルであり及び同一であるか或は異なり;Xは塩
    素、臭素或はヨウ素、或はこれらの混合物であり;aは
    Mがホウ素である時3である他は、0、1或は2である
    ]を含む特許請求の範囲第24項記載の方法。
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