JPS63259663A

JPS63259663A - 画像記録装置

Info

Publication number: JPS63259663A
Application number: JP62093381A
Authority: JP
Inventors: Akihiko Nagumo; 南雲　章彦; Shigeru Yoshino; 茂吉野
Original assignee: Fuji Photo Film Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Holdings Corp
Priority date: 1987-04-17
Filing date: 1987-04-17
Publication date: 1988-10-26
Also published as: US4853743A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、像様露光によって感光材料に生じた潜像を熱
現像し、該感光材料に現われた画僚ｔ−該感光材料と受
像材料を重ね合わせて受像材料へ加圧転写する画像記録
装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

上述の画像記録装置の列として、例えば本出願人の出願
に係わる特願昭６Ｏ−２Ｂ７４９２号明細書に開示され
ているものがある。この画像記録装置は少なくとも感光
性ハロゲン化銀、還元剤。

重合性化合物および色画像形成物質が塗設されており、
少なくとも該重合性化合物および色画像形成物質は同一
のマイクロカプセルに封入されている感光性組成物から
成る感光材料を使用し、この感光材料に像様露光を行っ
て潜像を形成し、その後加熱によって現像を行い、潜像
が存在する部分の重合性化合物を重合して高分子化合物
を生成させてマイクロカプセルを硬化させる。ついで色
画像形成物質が転写し得るような受僚層を有する受像材
料と重ねて加圧し、潜像が存在しない部分のマイクロカ
プセルの少なくとも一部を破裂させ、色画像形成物質を
受像材料に転写させて受像材料上に画像を得るものであ
る。

この画像記録装置における加熱現像部は加熱ドラムとこ
れの外周に接するエンドレスベルトにより感光材料を挟
持して加熱する。この感光材料内には少量の水分が含ま
れており、加熱ドラムとエンドレスベルトに挾まれて感
光材料が加熱されると、感光材料内に含まれる水分が蒸
発し、エンドレスベルトと感光材料、又は加熱ドラムと
感光材料との間の接触圧力の低い部分に集まるように水
蒸気が閉じ込められ、水蒸気分布に不拘−？生じる。こ
の不均一な水蒸気分布をもった感光材料は水蒸気が感光
材料から飛ぶ過程において、不均一な感光材料の収縮を
生じ感光材料にシワを発生させる。

ま九、該感光材料は水分が現像を助長する働きを持つた
め、水（または水蒸気）の感光材料表面における不均一
な分布は感光材料の不均一な現像となり、画像ムラの発
生原因になる。

これを解決するため本出願の出願に係わる特願昭６１−
２９８６３２号明細書においては、加熱現像部に感光材
料が達つする前に予加熱をして、感光材料内の水分を蒸
発させている。

しかしながら、感光材料の熱現像速度を感光材料全面に
渡って一定速度で即進するためＩＣは一定の極少量の水
分が感光材料内に均一に存在すると非常に都合がよいわ
けであるが、上述の特Ｂ昭、５１−２９８６３２号の発
明においては一定の予加熱をするだけであり、感光材料
内の水分量を調節することは非常に困難である。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、画像ムラが発生せず、しかも熱現像を
即進できる均一な水分量に、感光材料の含水率全調節す
ることが可能である画像記録装置を提供することにある
。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の装置は上述の目的ｆｆ：（＃様露光によって感
光材料に生じた潜像を熱現像し、該感光材料と受像材料
とを重ね合わせて該感光材料に現われた画像を受像材料
へ転写する画像記録装置であって、感光材料の含水率を
測定し制御信号を出力する感光材料含水率測定制御手段
と、熱現像部の上流で該制御手段からの信号を受けて感
光材料を予加熱する予加熱手段とを有する構成により達
成している。

すなわち、感光材料含水率測定制御手段によって、予加
熱手段と加湿手段とを制御することで、感光材料の含水
率を所望の値で均一に保つものである。

なお、本発明の画像記録装置は上述の感光材料を使用す
るものの他に、加熱により画像状に可動性の色素を放出
させ、この可動性の色素を、水などの溶媒によって媒染
剤を有する色素固定材料に転写するもの、色素固定材料
に内蔵させた親水性熱溶剤により色素固定材料に転写す
るものなど、加熱時の水分を調整が必要のものであれば
適用可能である。特に感光材料をドラムとベルト間に挟
持して加熱する加熱部を有するものに適している。

［実施態様〕以下、感光材料として加圧転写を行なう前に、熱現像を
行なうタイプのものを使用する場合を例にとって本発明
の実施態様を説明する。

第１図は画像記録装置の断面図である。

ハウジング１の上面には原稿を載置する透明な支持ガラ
ス板２１に備え、このガラス板２の下方には露光装置６
を備えている。露光装置３はノ・ウジフグ１内に固定さ
れており、ガラス板２は図示しない駆動手段により露光
装置３上を矢印Ａで示す水平方向に往復移動する。

感光材料日はロール状に巻回されてマガジン４内に収納
され、一対の繰り出しロール５によりマガジン４から引
き出される。このマガジン４の着脱は上部カバー３７を
その右端を中心に回動して開いてから行なわれる。マガ
ジン４から引き出された感光材料Ｓは、搬送ロール７．
８．９により露光部へと搬送され、露光されなからカッ
タ６により所定長に切断される。

露光像を有し、シート状に切断された感光材料Ｓは、続
いて搬送ロール１０．１１により加熱現像装置１２に搬
送される。

搬送ロール１０．１１の間には湿度検出センサ４０が設
けられ、搬送ロール１１の下流には感光材料Ｂの含水率
ｆｒ：調節するための子鹿熱ロール４２と加湿ノズル４
１が配置されている。

加熱現像装置１２は、断熱性のハウジング１３内に、中
空円筒状の加熱ロール１４と、４つのベルト支持ロール
１５と、支持ロール１５に張架され加熱ロール１４の外
周に約２４０°の角度で巻き付けた無端ベルト１６とを
備え、感光材料Ｓをベルト１６と加熱ロール１４との間
に挟持しながら搬送して、加熱ロール１４内に備えたハ
ロゲンランプ１７により約１２０°で加熱している。

加熱現像装置ｊ２によって加熱現像されハウジング１３
から排出された感光材料８は、搬送ロール１８により重
ね合わせ部１９へ搬送され、受像紙カセット２０もしく
は手差し部２１がら供給される受像紙Ｃと重ね合わされ
、加圧転写装置２２へ搬送される。

加圧転写装置２２は圧接した一対の加圧ロール２３と、
それぞれの加圧ロール２３に圧接したバックアップロー
ル２４とからなり、感光材料Ｓと受像紙○のシワを防止
するためのブレード７２が入口部に備えられ、その先端
が加圧ロール２３に弾性的に接している。重ね合わされ
た感光材料Ｓと受像紙Ｃは約５５０　ｋｇ／、２の圧力
で加圧される。

そして感光材各日に記録された画像が受像紙Ｃに転写さ
れると、重ね合わされた感光材料Ｓと受像紙Ｃは剥離装
置２５Ｖｃ撮送される。

剥離装置２５は搬送ロール２６と剥離爪２７とからなり
、剥離爪２７が搬送ロール２６の下流で揺動することに
より、先端が感光材料Ｓと受像紙Ｃとの間に入り込んで
両者を引き剥す。

剥離装置２５によって受像紙Ｃから剥離された感光材各
日は、搬送ロール２８，２９．３０によって廃棄トレイ
３１へ搬送され廃棄されると共に収納される。一方、画
像全転写され念受像紙Ｃは感光材各日から剥離された後
、搬送ロール３２によって定着装置３３へ搬送される。

そして、受像紙Ｃは、定着装置３３に備えた例えば紫外
線ランプ３４によって紫外線を照射されて画像が定着さ
れ、搬送ロール３５により取出トレイ５６上に送出され
る。

ここで感光材料含水率測定制御装置の測定部でざる前記
湿度検出センサ４０は、ハウジング１内。

特に加熱現像前の感光材各日の搬送経路近辺の湿度に対
応する信号を発生する。この信号は図示していない前記
含水率測定制御装置の制御部において、ルックアップ・
テーブルによってその湿度に対応する感光材料の含水率
が決定される。そして、該制御部において、あらかじめ
設定されている適正現像含水率と比較され、その差に応
じて子鹿熱ロール４２による子鹿熱温度又は加湿ノズル
４１による加湿の程度を決定し、感光材各日の加熱現像
前の含水率を調整する。

ここで、ハウジング１内の湿度分布はほぼ均一であるの
で、湿度検出センサ４０の位置は加湿ノズル４１の影響
を受けない位置であればどこでもよい。

他の実施態様として、前述の湿度検出センサの代わりに
、直接感光材各日の含水率を測定する含水率検出センナ
を使用する。そして、前記含水率測定制御装置の制御部
において、含水率検出センナからの情報とあらかじめ設
定され４適正現像含水率とを比較し、その差に応じて子
鹿熱ロール４２による子鹿熱温度又は加湿ノズル４１に
よる加湿の程度を決定し、感光材料８の加熱現像前の含
水率を調整する。

含水率測定位置と含水率調整位置とは互いに影響がなけ
れば近いほどよい。従って含水率検出センナの位置は第
１図における湿度検出センサ４０の位置付近が適当であ
る。

また、ｉ２図は１本発明が適用できる画像記録装置の断
面図である。

同図において、第１図と同−又は相当する部分について
は同一符号を付している。

ここにおいて、感光材料８は第１図の装置と同様に露光
される。次に搬送ロール１０．１１部分の搬送経路は断
熱壁１３−２と、後述の加熱現像装置１２のハウジング
上部１５−１とによって囲まれており、加熱現像装置１
２から漏れる熱を利用し、別途、加熱装置ｆを設けるこ
となく感光材料を子鹿熱する。

そして、加熱現像装置１２以下、第１図の装置と同様に
して、画像記録が行なわれる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、含水率測定部及び制御部を有する感光
材料含水率測定制御装置によって、感光材料への子鹿熱
さらには加湿を制御し、含水率を一定で均一に保つこと
で、熱現像を即進し、なおかつ画像ムラを防止すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の画像記録装置の実施態様を示す断面図
、第２図は本発明が適用できる画像記録装置の断面図で
ある。図中符号：１・・・ハウジング、２・・・ガラス板、３・−・露光
装置、４・・・マガジン、５・・・繰り出しロール、６
・・・カッタ、７．８％　９．１０．１１・・・搬送ロ
ール、１２・・・加熱現像装置、１３・・・ハウジング
、１３−１・・・ハウジング上部、１３−２・・・断熱
壁、１４・・・加熱ロール、１５・・・ベルト支持ロー
ル、１６・・・ベルト、１７・・・ハロケンランフ’、
１８・・・搬送ロール、１９・・・重ね合わせ部、２０
・・・受像紙カセット、２１・・・手差し部、２２・・
・加圧転写装置、２３・・・加圧ロール、２４・・・バ
ックアップロール、２５・・・剥離装置、２６・・・搬
送ロール、２７・・・剥離爪、２８．２９．３０・・・
搬送ロール、３１・・・廃棄トレイ、３２・・・搬送ロ
ール、３３・・・定着装置、３４・・・紫外線ランプ、
３５・・・搬送ａ−ル、３６・・・取出トレイ、３７・
・・上部カバー、Ｓ・・・感光材料、０・・・受像紙手
続補正書昭和６２年　６月つ９日

Claims

【特許請求の範囲】１）像様露光によつて感光材料に生じた潜像を熱現像し
、該感光材料と受像材料とを重ね合わせて該感光材料に
現われた画像を受像材料へ転写する画像記録装置であつ
て、感光材料の含水率を測定し制御信号を出力する感光
材料含水率測定制御手段と、熱現像部の上流で該制御手
段からの信号を受けて感光材料を予加熱する予加熱手段
とを有することを特徴とする画像記録装置。２）前記熱現像部の上流で前記感光材料含水率測定制御
手段からの信号を受けて感光材料に加湿する加湿手段を
有することを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の
画像記録装置。３）前記感光材料含水率測定制御手段が、画像記録装置
内湿度検出手段と、該検出手段からの入力に対応する感
光材料の含水率と所望現像含水率とを比較して含水率制
御信号を出力する含水率制御手段とを有していることを
特徴とする特許請求の範囲第１項又は第２項に記載の画
像記録装置。４）前記感光材料含水率測定制御手段が感光材料の含水
率を測定する含水率検出手段と、該含水率検出手段から
の値と所望現像含水率とを比較して含水率制御信号を出
力する含水率制御手段とを有していることを特徴とする
特許請求の範囲第１項又は第２項に記載の画像記録装置
。