JPH05204119A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH05204119A
JPH05204119A JP3194280A JP19428091A JPH05204119A JP H05204119 A JPH05204119 A JP H05204119A JP 3194280 A JP3194280 A JP 3194280A JP 19428091 A JP19428091 A JP 19428091A JP H05204119 A JPH05204119 A JP H05204119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
heat
transfer
photosensitive member
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3194280A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Kobayashi
淳 小林
Hiroshi Asawa
博 麻和
Yujiro Nomura
雄二郎 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Seiko Instruments Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp, Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP3194280A priority Critical patent/JPH05204119A/ja
Priority to US07/784,495 priority patent/US5166724A/en
Priority to KR1019910019019A priority patent/KR920010369A/ko
Priority to EP19910118527 priority patent/EP0483805A1/en
Publication of JPH05204119A publication Critical patent/JPH05204119A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/095Removing excess solid developer, e.g. fog preventing
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/32Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/002Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor using materials containing microcapsules; Preparing or processing such materials, e.g. by pressure; Devices or apparatus specially designed therefor
    • G03F7/0022Devices or apparatus
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2227/00Photographic printing apparatus
    • G03B2227/32Projection printing apparatus, e.g. enlarging apparatus, copying camera
    • G03B2227/325Microcapsule copiers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光転写型の熱現像材料を用いる画像形成装
置において、熱現像・圧力転写装置の低価格化・小型軽
量化をはかると共に、熱現像および圧力転写を安定した
温度で行い画質を向上させること。 【構成】 熱現像と圧力転写の共用熱源であるヒーター
33を内部に設けた圧力転写装置の上加圧ローラー61
には、潜像が形成された感光部材8が巻き付けられてお
り、熱現像と圧力転写をほぼ同一の温度で行う。また、
圧力転写と熱現像を行うローラーの少なくとも一方の表
面部をゴムまたはプラスチック等で覆ってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感光転写型の熱現像材料
を用いて複写機やプリンタ等の画像を作成する画像形成
装置に係わり、特に加熱による現像と加圧による転写を
行なう熱現像及び圧力転写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成の方法・装置としては多種多様
なものが知られているが、感光転写型の熱現像材料を用
いた画像形成装置の従来例としては例えば特開昭62−
147461号を挙げることができる。
【0003】また、圧力転写を加熱しながら行う例とし
ては、普通加圧ローラが用いられる。画像全体にわたっ
て均一に十分な圧力を加えるためには、剛性の高いロー
ラで挟み込むことにより加圧することが一般的に行なわ
れており、金属の加圧ローラが用いられている。
【0004】さらに、圧力転写装置に加熱装置を加える
ことにより加圧力を軽減し、装置の小型化を実現できる
ことは、特開昭62−232653号によって知られて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術は以下のような課題を有する。
【0006】第1に、熱現像機構と圧力転写機構が別々
に構成されていて、かつそれぞれの温度に制御されるた
め、双方が近接している場合、互いの温度の影響を受け
て安定するまでに時間がかかり、また、外乱によって温
度制御も不安定となり、その間は画質も安定しない。
【0007】第2に、当然のことながら加熱機構を2つ
持ち、両方の温度制御を独立して正確に行なうために部
品の数がかなり多く意外と装置が大型化する他、制御の
ための回路もそれだけ複雑になる。
【0008】本発明はこういった状況に鑑み上記の課題
を解決するもので、その目的とするところは、小型軽量
化が可能で、かつ簡単に安定して高画質が得られる低価
格の画像形成装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、内部に少なくとも感光性物質と色材を封入したマイ
クロカプセルを表面に多数有する感光部材を用い、前記
感光部材の像露光部への加熱による熱現像を行った後、
前記感光部材と転写部材を重ね合わせて加圧し、転写部
材へ画像を圧力転写する画像形成装置において、前記熱
現像のための加熱と前記圧力転写のための加熱を同一の
熱源により行うことを特徴とする。
【0010】ところで本発明の画像形成装置で好ましく
用いられる感光部材は感光転写型の熱現像材料であっ
て、例えば特開昭61−275742号に開示されてい
るような、感光性ハロゲン化銀、還元剤、重合性化合
物、色材などが封入されたマイクロカプセルが支持体上
に塗布されたものを用いることができる。
【0011】このような感光部材は、熱現像の加熱温度
としては120〜180℃程度が好ましく用いられる。
一方圧力転写は、基本的には常温で十分な画像品質を得
ることができるのであるが、加熱することにより加圧力
を低減させることができることは既に述べた。本発明者
らの実験の結果、50〜100℃程度に加熱することに
より加圧力を常温の1/2〜1/3程度に低減させるこ
とができることが判明している。
【0012】上述した本発明の画像形成装置の場合は、
上記目的を達成するため同一の熱源を用いて熱現像と圧
力転写を行うことを特徴とし、基本的には熱現像と圧力
転写とで適当な温度差を設けるように構成しているが、
本発明者らはさらに研究を進めた結果、圧力転写の加熱
温度を更に上げて熱現像と圧力転写の加熱温度をほぼ同
一にした場合でも良好な画像が得られることがわかっ
た。
【0013】従来は圧力転写には加熱機構がなかった
り、あるいは熱現像と圧力転写の加熱機構がそれぞれ独
立していたりしていたため、圧力転写の温度を高く設定
することは装置構成の難しさ、高価格等の理由により試
みられていなかった。しかし、上述の本発明の構成に基
づいて検討したところ新たな知見が得られたのである。
そこでさらに本発明の画像形成装置は、熱現像と圧力転
写をおおむね同一温度で行なうことをも特徴とする。
【0014】なお、圧力転写の温度を高くすればするほ
ど、画像品質を損なわずに加圧力を低減させることがで
きることがわかった。これはマイクロカプセル内に封入
されている色材や、マイクロカプセルを支持体上に接着
固定するバインダーなどがより軟化しやすくなるためで
あると考えられる。しかしながら過度の高温にすると、
支持体の耐熱性などの理由により出力画像に濃度むら・
画像ずれ等が生じやすくなるためあまり高温にすること
はできない。
【0015】また上記のプロセスにおいて、その具体的
な装置構成として、(1)熱現像を、圧力転写を行うロ
ーラーの一つで行うこと、(2)圧力転写と熱現像を行
うローラーの少なくとも一方のローラーの表面部が可塑
性物質で形成されていることも特徴とする。
【0016】
【実施例】以下実施例に従って本発明の画像形成装置に
ついて詳しく説明する。
【0017】図1は本発明の画像形成装置を複写機とし
た場合の正面断面図であって、まず本機の動作について
説明する。本例は熱現像と圧力転写の加熱用熱源を同一
のものにした場合である。
【0018】図の矢印A方向に移動可能に設けられた原
稿台1上には原稿2が載置され、光源であるレッドラン
プ3、グリーンランプ4、ブルーランプ5から出射され
た光線が原稿2を照射すると共に、原稿2からの反射光
はレンズ6を通り露光台7上を移動する感光部材8に結
像するように構成されており、いわゆるスキャン露光系
を形成している。
【0019】未露光の感光部材8を収納するカートリッ
ジ20から送り出された連続したシート状の感光部材8
は、露光台7上で露光され潜像が形成された後、熱現像
装置30で加熱現像される。一方、給紙トレイ10に収
納されたカットシート状の転写部材11は給紙装置12
によって送り出され、感光部材8上に形成された画像領
域と同期して感光部材8と重ね合わされてローラ加圧方
式の圧力転写装置60で加圧転写される。圧力転写装置
60の加圧部は上加圧ローラー61、中加圧ローラー6
2、下加圧ローラー63から構成されており、上加圧ロ
ーラー61と中加圧ローラー62との間で加圧転写が行
われる。
【0020】この後転写部材11は分離ローラ64で感
光部材8と分離され、搬送ローラ13を通して排紙トレ
イ14に排出されるが、感光部材8は、感光部材8の搬
送と分離促進を図るピンチローラ65を経て巻き取り軸
21に巻き取られる。
【0021】また、15は手差し給紙口、16は機内で
発生するガスを除去するためのガスフィルタである。
【0022】次に本例の熱現像および圧力転写装置の詳
細を、図2の熱現像および圧力転写装置の正面断面図に
より説明する。
【0023】まず、潜像が形成された感光部材8は、熱
現像装置30を構成する熱現像ローラー31で加熱現像
される。外形φ20mmの中空状のアルミパイプを用い
た熱現像ローラー31の内部には定格電力300Wのハ
ロゲンランプによるヒーター32が内蔵されており、感
光部材8を裏面(潜像が形成されていない面)から加熱
するように構成されている。
【0024】一方、給紙装置から送り出された転写部材
11は感光部材8上の画像領域と重なり、中加圧ローラ
ー62および下加圧ローラー63が矢印B方向に移動し
て上加圧ローラー61との間で感光部材8と転写部材1
1とを加圧する。このうち、φ60mmの鋼製の上加圧
ローラー61は熱現像ローラー31と接触しており、熱
現像ローラー31から熱をもらい感光部材8と転写部材
11が加熱される。
【0025】ここで、上加圧ローラー61や熱現像ロー
ラー31の直径あるいは材質などを適当に変えることに
より、熱現像の温度を変えずに上加圧ローラー61の温
度を常温付近から熱現像の温度近くまで変化させること
ができ、使用する感光部材8の特性に応じた適切な温度
での圧力転写が可能となる。
【0026】なお本例の場合は、ヒーター32への通電
を制御することにより熱現像温度を適当に制御できる
が、いくつか熱現像温度を変えて実験してみたところ、
熱現像温度と圧力転写温度との差はおおむね20〜30
℃であった。
【0027】そして転写後、感光部材8は分離ローラー
64によって転写部材11から剥離され、ピンチローラ
ー65を経て巻き取り軸21に巻き取られるが、圧力転
写が行われている間ピンチローラー65は矢印C方向に
移動して上加圧ローラー61に押し付けられ、感光部材
8の搬送が確実に行われるようにする。
【0028】図3は、圧力転写と熱現像を同一の熱源で
行なう他の実施例を示す正面断面図である。潜像が形成
された感光部材8は三日月状のヒーター33を通過する
間に熱現像され、上加圧ローラー61と中加圧ローラー
62に挟まれて圧力転写される。上加圧ローラー61は
ヒーター33からの輻射熱により加熱される。熱遮断板
34はヒーター33と上加圧ローラー61の間をD方向
に出入りし、ヒーター33から上加圧ローラー61への
熱の輻射面積を変えることにより、上加圧ローラー61
の温度をリアルタイムで制御し、より正確に圧力転写の
温度を保つことが出来る。
【0029】次に本発明の別の特徴である、熱現像と圧
力転写を同一温度で行なう場合の実施例について、熱現
像装置30及び圧力転写装置60の詳細な説明をする。
本例の場合はさらに加熱熱源をも同一となっている。
【0030】図4は熱現像を兼用した圧力転写装置の一
実施例を示す正面断面図である。中空形状の上加圧ロー
ラー61の内部にハロゲンランプによるヒーター66を
埋め込み、上加圧ローラー61には温度センサ67が設
置され所定の温度に制御されるようになっている。本実
施例においては、熱現像のための加熱機構は特に独立し
ておらず、圧力転写を行うローラーのうちの1つである
上加圧ローラー61に感光部材8を沿わせることで代用
している。 熱現像を行う区間は図の斜線部であって、
熱現像と圧力転写がほぼ同一温度で連続したプロセスで
処理される。このため加熱機構が非常にシンプルになる
他、感光部材8の搬送も安定して行うことができ、かつ
得られる出力画像の品質も安定する。
【0031】なお本発明者らがいくつかの感光部材を用
い種々の実験を行ったところ、熱現像および圧力転写を
行う加熱温度はおおむね80〜160℃が適当であっ
た。また、より望ましくは100〜140℃である。圧
力転写の方はこれ以下の温度でも加圧力はかなり低減で
きるので十分実用になるのであるが、熱現像時間が相当
長くなってしまうという問題がある。これは感光部材8
中に含有される反応促進剤の働きが鈍くなるためであ
る。これを防ぐには活性化エネルギーの小さい反応促進
剤を用いることが考えられるが、感光部材8の生保存性
が犠牲になるため得策とはいえない。
【0032】一方高温域の方であるが、圧力転写に関し
ては加熱温度を高くすればそれだけ加圧力が低くて済む
ので都合がよく、熱現像についても加熱時間が短くなる
のであるが、感光部材8の耐熱性に問題がある。これは
感光部材の支持体としては、コスト・汎用性・熱伝導等
の観点から一般的には薄手のPETフィルムがよく用い
られる。しかしながらこういったフィルムは熱にあまり
強くなく、その取扱いが厄介なためである。また加熱機
構自体も、高温になると材料・制御・コストなど様々な
制約があるためにあまり温度を高くすることはできな
い。
【0033】なお本実施例では熱現像と圧力転写の温度
条件はほぼ同一であり基本的にこれを変えることはでき
ないが、感光部材8の特性上必要であれば、加熱温度は
変えずに、感光部材8の搬送速度や上加圧ローラー61
への感光部材8の巻付け角、あるいは上加圧ローラー6
1の直径等を変えることにより熱現像に必要な加熱条件
を与えることも可能である。
【0034】図5は熱現像装置30および圧力転写装置
60の別の実施例を示す正面断面図である。本例は熱現
像と圧力転写の加熱機構を独立させた場合である。
【0035】図において中空形状の上加圧ローラー61
は、その中に熱源としてハロゲンランプによるヒーター
66が埋め込んである。熱現像装置30もまた圧力転写
装置60とほぼ同一の温度に保たれるように図示しない
別のヒーターが設けられており、双方が同じ温度である
ため、本実施例のように比較的近接した配置でも相互影
響がなく、長時間安定した温度が保たれる。また、感光
部材8は熱現像装置30で加熱現像された後、短時間で
圧力転写装置60に到達し、かつ同温度で加圧転写され
るため、熱膨張、熱収縮がこの間であまり起こらず、現
像むらや転写不良のもととなるしわが発生しにくい。
【0036】なお、上加圧ローラー61の内部に収める
熱源としては、ハロゲンランプによるヒーター以外に
も、セラミックヒーター・ニクロムなどの発熱抵抗体な
ど種々の熱源の使用も可能である。
【0037】図6は上加圧ローラー61の表面を可塑性
物質であるゴム68で覆った例を示す断面図である。本
実施例のようにローラーが中空の場合、ローラーの円筒
度を高めることが技術的に難しくなってくるのである
が、ローラー表面をゴムやプラスチックのように金属に
比べて十分軟らかい材料で覆うことにより、形状の悪さ
をこれらが吸収して圧力転写における圧力分布を均一に
し、濃度むらやしわを抑えることが容易になる。本実施
例では上加圧ローラー61の表面にシリコンゴムを厚さ
0.1mmにコーティングしたところ、鮮明な出力画像
が得られた。
【0038】図7は上加圧ローラー61、下加圧ローラ
ー63ともに表面をウレタンゴム69でコーティングし
た例である。片方のローラーだけ表面をゴムまたはプラ
スチックで覆ったのでは加圧条件によっては圧力転写時
に転写部材11と感光部材8の間に滑りが生じ、画像を
乱す場合がある。本実施例では、上加圧ローラー61、
下加圧ローラー63ともに表面を成形によって厚さ2m
mのウレタンゴム69で覆い、上加圧ローラー61を8
0℃に制御し、加圧力をA4幅で300kgfとして良
好な結果を得た。また、下加圧ローラー63は熱源を備
えておらず、圧力転写の温度が安定しないことが心配さ
れたが、下加圧ローラー63の表面を覆っているウレタ
ンゴム69が断熱材の役割を果たし、上加圧ローラー6
1の温度のみ制御するだけで安定した画像が得られた。
【0039】本例においてはローラー表面の可塑性物質
としてシリコンゴム、ウレタンゴムの場合について述べ
たがもちろんこれらに限られたわけでなく、その他のゴ
ムやプラスチックなどある程度の耐熱性を持ち塑性変形
しやすいものであれば適用することができる。また、比
較的低温の領域では加圧力が十分に低いわけではないの
で、加圧ローラー自体は合金等の剛性を持った材料を用
いる必要があるが、高温領域では加圧力が低くて済むの
で加圧ローラー全体をゴムやプラスチックなどの可塑性
物質で構成することもできる。
【0040】以上説明してきた中で、本発明においては
熱現像および圧力転写の加熱機構として接触加熱を用い
たがこれに限られたわけでなく、輻射加熱・温風加熱・
誘導加熱・通電加熱やこれらの組合せでも構わない。
【0041】また、圧力転写方式としても本例で挙げた
固定ローラー方式の他に小型のローラーを往復あるいは
円運動させて加圧してもよく、ローラー加圧方式以外に
も衝撃力や超音波振動を用いたものでもよい。
【0042】さらに、本発明においては複写機を例に取
って説明したがこれに限られたわけでなく、プリンタや
ファクシミリ、電子カメラなど画像形成装置全般にわた
って適用することができるのはいうまでもない。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の画像形成装
置によれば、以下の効果を有することができる。
【0044】まず第一に、熱現像のための加熱と圧力転
写のための加熱を同一の熱源により行う構造にしたこと
により、小型軽量化が可能となり、低価格で簡素な画像
形成装置を提供することができる。
【0045】第二に、熱現像と圧力転写をおおむね同じ
温度で行うことで、さらに簡単な構造となる他、より安
定して高品位の画質が得られる低価格の画像形成装置を
提供できる。
【0046】また、圧力転写装置のローラーの一部を使
って熱現像を行うことでさらに簡単な構造を実現し、よ
り高画質、高信頼性、低価格にできるという効果も有す
る。さらに、圧力転写装置のローラーのうち片方または
両方の表面部をゴムまたはプラスチック等の可塑性物質
で形成することにより圧力、温度両方のむらを減らし、
画像に現われる濃度むらを減少させ、画質を大幅に改善
させることができるという効果も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す複写機の正面断面図。
【図2】熱源を同一とした場合の熱現像および圧力転写
装置の一実施例を示す正面断面図。
【図3】熱源を同一とした場合の熱現像および圧力転写
装置の別の実施例を示す正面断面図。
【図4】加熱温度をほぼ同一にした場合の熱現像および
圧力転写装置の一実施例を示す正面断面図。
【図5】加熱温度をほぼ同一にした場合の熱現像および
圧力転写装置の別の実施例を示す正面断面図。
【図6】表面部をゴムで覆った加圧ローラーの実施例を
示す断面図。
【図7】圧力転写装置の双方のローラーの表面部をゴム
で覆った実施例を示す正面断面図。
【符号の説明】
1 原稿台 2 原稿 3 レッドランプ 4 グリーンランプ 5 ブルーランプ 6 レンズ 7 露光台 8 感光部材 10 給紙トレイ 11 転写部材 12 給紙装置 13 搬送ローラー 14 排紙トレイ 15 手差し給紙口 16 ガスフィルタ 20 カートリッジ 21 巻き取り軸 30 熱現像装置 31 熱現像ローラー 32、33、66 ヒーター 34 熱遮断板 60 圧力転写装置 61 上加圧ローラー 62 中加圧ローラー 63 下加圧ローラー 64 分離ローラー 65 ピンチローラー 67 温度センサ 68 ゴム 69 ウレタンゴム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 雄二郎 東京都江東区亀戸6丁目31番1号セイコー アイコニクス株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に少なくとも感光性物質と色材を封
    入したマイクロカプセルを表面に多数有する感光部材を
    用い、前記感光部材の像露光部への加熱による熱現像を
    行った後、前記感光部材と転写部材を重ね合わせて加圧
    し、転写部材へ画像を圧力転写する画像形成装置におい
    て、前記熱現像のための加熱と前記圧力転写のための加
    熱を同一の熱源により行うことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記熱現像を、圧力転写を行うローラー
    の一つで行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 圧力転写と熱現像を行うローラーの少な
    くとも一方のローラーの表面部が可塑性物質で形成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 内部に少なくとも感光性物質と色材を封
    入したマイクロカプセルを支持体上に有する感光部材を
    用い、前記感光部材を露光した後、前記感光部材を加熱
    して熱現像を行い、前記感光部材と転写部材を重ね合わ
    せて加圧し、転写部材へ画像を圧力転写する画像形成装
    置において、前記熱現像と前記圧力転写をおおむね同一
    温度で行なうことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記熱現像を、圧力転写を行うローラー
    の一つで行うことを特徴とする請求項4記載の画像形成
    装置。
  6. 【請求項6】 圧力転写と熱現像を行うローラーの少な
    くとも一方のローラーの表面部が可塑性物質で形成され
    ていることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
JP3194280A 1990-11-01 1991-08-02 画像形成装置 Pending JPH05204119A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3194280A JPH05204119A (ja) 1990-11-01 1991-08-02 画像形成装置
US07/784,495 US5166724A (en) 1990-11-01 1991-10-29 Image printer/copier with a common heater for development and transfer pressure of latent images on microcapsule mediums
KR1019910019019A KR920010369A (ko) 1990-11-01 1991-10-29 화상 형성 장치
EP19910118527 EP0483805A1 (en) 1990-11-01 1991-10-30 Image forming device

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29601190 1990-11-01
JP3-52088 1991-03-18
JP2-296011 1991-03-18
JP5208891 1991-03-18
JP3194280A JPH05204119A (ja) 1990-11-01 1991-08-02 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05204119A true JPH05204119A (ja) 1993-08-13

Family

ID=27294544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3194280A Pending JPH05204119A (ja) 1990-11-01 1991-08-02 画像形成装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5166724A (ja)
EP (1) EP0483805A1 (ja)
JP (1) JPH05204119A (ja)
KR (1) KR920010369A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6096796A (en) * 1996-12-10 2000-08-01 Dsm N.V. Photo-curable resin composition
US8178390B2 (en) 2005-03-03 2012-05-15 Infineon Technologies Ag Semiconductor component and production method

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5502532A (en) * 1994-05-23 1996-03-26 Biesinger; Mark G. Method and system for processing film by speed and activating agent concentration temperature control

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4799085A (en) * 1986-04-03 1989-01-17 Fuji Photo Film Co., Ltd. Image recording apparatus and method
US4841339A (en) * 1987-03-12 1989-06-20 Fuji Photo Film Co., Ltd. Image forming method
US4864356A (en) * 1987-04-21 1989-09-05 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Exposure device for image recording apparatus
US4910550A (en) * 1987-08-07 1990-03-20 Sharp Kabushiki Kaisha Image formation apparatus with supplemental light source
JPH01113257U (ja) * 1988-01-22 1989-07-31
EP0354691A3 (en) * 1988-08-09 1991-05-29 Seiko Epson Corporation Image-creating apparatus
US4992816A (en) * 1988-09-09 1991-02-12 Fuji Photo Film Co., Ltd. Image recording apparatus and method
JPH0335542U (ja) * 1989-08-17 1991-04-08
JPH03139634A (ja) * 1989-10-26 1991-06-13 Brother Ind Ltd 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6096796A (en) * 1996-12-10 2000-08-01 Dsm N.V. Photo-curable resin composition
US8178390B2 (en) 2005-03-03 2012-05-15 Infineon Technologies Ag Semiconductor component and production method

Also Published As

Publication number Publication date
US5166724A (en) 1992-11-24
EP0483805A1 (en) 1992-05-06
KR920010369A (ko) 1992-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4992833A (en) Fixing method and apparatus having a transfer-fixing chilling drum
JPS63259663A (ja) 画像記録装置
JPH05204119A (ja) 画像形成装置
JPH09190112A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JPS63142354A (ja) 加熱現像装置
JP2955694B2 (ja) 熱現像装置及びこれを備えた画像形成装置
JP3750894B2 (ja) 画像記録装置
WO1991018328A1 (en) Device for producing picture
JPH0545848A (ja) 画像形成装置の熱現像および圧力転写装置
JPH0679186B2 (ja) 定着装置
JPH0545853A (ja) 画像形成方法
JP2913811B2 (ja) 画像形成装置
JPH0573650U (ja) 画像形成装置
JPH0545851A (ja) 画像形成装置
JPH0571850U (ja) 画像形成装置
JPH01237546A (ja) 画像形成装置
JPH02248948A (ja) 熱定着方法
JPH05273723A (ja) 熱現像装置
JPH0555032B2 (ja)
JPS62234179A (ja) 定着装置
JPH05165182A (ja) 熱現像装置
JPH05273727A (ja) 画像形成装置
JPH04359238A (ja) 画像記録装置
JPH0545843A (ja) 画像形成装置
JPH04359239A (ja) 画像形成装置