JPH0545853A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

Info

Publication number
JPH0545853A
JPH0545853A JP2494291A JP2494291A JPH0545853A JP H0545853 A JPH0545853 A JP H0545853A JP 2494291 A JP2494291 A JP 2494291A JP 2494291 A JP2494291 A JP 2494291A JP H0545853 A JPH0545853 A JP H0545853A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
energy
photosensitive member
exposure
variation
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2494291A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Mita
三田恭裕
Saburo Furukawa
古川三郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Seiko Instruments Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp, Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2494291A priority Critical patent/JPH0545853A/ja
Publication of JPH0545853A publication Critical patent/JPH0545853A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光転写型の材料を用いる画像形成方法にお
いて、濃度むらを減少させた高品位の出力画像を得る。 【構成】 感光部材8、転写部材11に対して付与され
る、画像形成プロセスに関わる潜像形成の露光エネルギ
ー・熱現像の熱エネルギー・圧力転写の圧力/熱エネル
ギーのいずれかに付与ばらつきがある場合、ばらつきを
生じたエネルギー以外のエネルギー形態を用いて付与ば
らつきを補償する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感光加圧転写型の材料を
用いて画像形成を行う画像形成方法に係わり、特に画像
の濃度むらを低減する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成の方法としては様々なものが考
えられるが、単純なプロセスで画像形成が行える感光加
圧転写型の材料を用いた画像形成装置として例えば特開
昭62−147461号、62−232653号等を挙
げることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術は以下のような課題を有する。
【0004】従来例に記載されている感光感圧性熱現像
材料に対しては、潜像形成に関わる露光エネルギー、現
像に関わる熱エネルギー、転写に関わる圧力エネルギ
ー、熱エネルギー等の複数のエネルギーが付与される
が、これらのエネルギーを画像形成領域全体に渡って均
一に付与するのは非常に難しく、例えば感光材料の中央
部と端部、画像形成の先端部と終端部、といった領域で
はエネルギー差が生じてしまうのが通例である。この結
果最終的に得られる画像に濃度むらとして現われてきて
しまい画像の品位を著しく損なう要因となっていた。
【0005】本発明はこういった状況に鑑み上記の課題
を解決するもので、その目的とするところは、感光加圧
転写型の材料を用いる画像形成方法であって、濃度むら
の少ない高品位の画像出力が得られる優れた画像形成方
法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成方法
は、感光加圧転写型の材料を用い、複数種のエネルギー
を付与することにより一連の画像プロセスを形成する画
像形成方法であって、1つ以上のエネルギーの付与ばら
つきを、これとは別形態のエネルギー付与により補償す
ることを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下実施例に従って本発明の画像形成方法に
ついて詳しく説明する。
【0008】図1は本発明の画像形成方法を適用可能な
複写機の一実施例を示す正面断面図であって、まずこの
基本動作について説明する。
【0009】図の矢印A方向に移動可能に設けられた原
稿台1上には原稿2が載置され、光源であるレッドラン
プ3、グリーンランプ4、ブルーランプ5から出射され
た光線が原稿2を照射すると共に、原稿2からの反射光
はレンズ6を通り露光台7上を移動する感光部材8に結
像するように構成されており、いわゆる等倍スキャン露
光系を形成している。
【0010】未露光の感光部材8を収納するカートリッ
ジ20から送り出された連続したシート状の感光部材8
は、露光台7上で露光され潜像が形成された後、搬送ロ
ーラ9を経てヒータ(図示せず)が内蔵されたローラ形
状の熱現像装置40で接触加熱現像される。一方、給紙
トレイ10に収納されたカットシート状の転写部材11
は給紙装置12によって送り出され、感光部材8上に形
成された画像領域と同期して感光部材8と重ね合わされ
てローラ加圧方式の圧力転写装置60で加圧転写され
る。圧力転写装置60の加圧部は上ローラ61、中ロー
ラ62、下ローラ63の3本のローラから構成されてお
り、上ローラ61と中ローラ62との間で加圧転写が行
われる。
【0011】また、本感光部材は加熱することにより所
要加圧力を低減することができるので、上ローラ61に
は加熱用のヒータ66が内蔵されており、圧力転写時の
温度が適切に制御されるようになっている。
【0012】この後転写部材11は分離ローラ64で感
光部材8と分離され、搬送ローラ13を通して排紙トレ
イ14に排出されるが、感光部材8は、感光部材8の搬
送と分離促進を図るピンチローラ65を経て巻き取り軸
21に巻き取られる。
【0013】また、15は手差し給紙口、16は機内で
発生するガスを除去するためのガスフィルタである。
【0014】さて、このような一連の複写プロセスにお
いては、図2に示すように 1.感光部材8に原稿2の潜像を形成するための露光エ
ネルギー 2.感光部材8を加熱現像するための熱エネルギー 3.加圧転写を行うための圧力エネルギーと熱エネルギ
ー という複数の異なったエネルギーが付与される。これら
のエネルギーが感光部材8に対して均一に付与されれば
よいのであるが、そう簡単なことではない。本発明は上
記の複数のエネルギーのうちの一部に付与ばらつきがあ
る場合、この他のエネルギーによって補償しようという
ものである。
【0015】この付与ばらつきの形態は様々であるし、
また補償の仕方と組み合わせると数多くの実施形態が考
えられる。付与ばらつきとしては図3に示すように、連
続状の感光部材8の幅方向にばらつく場合、搬送方向
(画像の送り方向)にばらつく場合とがあるし、またば
らつき形状にもいろいろある。以下いくつか具体例を挙
げて説明する。
【0016】A.露光エネルギーのばらつきを熱現像の
熱エネルギーで補償する場合 一般的に図1に例示したスキャン露光系の場合、露光エ
ネルギーは感光部材の幅方向にばらつくのが主体であ
り、搬送方向にばらつくことは少ない。図4は、ばらつ
きの一例を示すエネルギー分布図であって、感光部材の
両端部で露光エネルギーが減少している例である。これ
を熱現像の熱エネルギーで補償するには、露光エネルギ
ーの減少分に見合った熱量を余分に付加し、熱現像の進
行を促進すればよい。本実施例の場合いくつか方法があ
るが、感光部材8の両端部を加熱する部分に対して、 ・熱現像装置40のヒータ密度を上げる ・補助ヒータを併設する ・熱現像装置40以外からの熱を誘導する ・熱現像前に予熱装置を設ける。あるいは熱現像後に再
加熱装置を設ける 等の手段が考えられる。
【0017】本例の場合はヒータによる接触加熱方式で
熱現像を行っているが、これ以外にも、非接触加熱(温
風、電磁波、輻射熱)、通電加熱やこれらの複合加熱な
どいくつかの加熱形態が考えられる。しかしこれらにつ
いても同様の方法により適用できるのは言うまでもな
い。
【0018】B.露光エネルギーのばらつきを圧力転写
の圧力および/または熱エネルギーで補償する場合 上記のAと同様の考え方を用いればよく、感光部材の両
端部に対して加圧力および/または熱量を増大させる
(あるいは感光部材の中央部で加圧力および/または熱
量を減少させる)対策を講じればよい。熱量については
上記Aと同じであるので、本例の場合の圧力付加の例を
挙げると、 ・加圧ローラの形状を工夫する(非円筒形、中空など) ・ローラ端部の付勢力を高める(バックアップなど) 等の手段が考えられる。
【0019】もちろん加圧力だけで補償しても、熱量だ
けで補償しても、あるいは双方を併用してもよく、露光
エネルギーのばらつき量などを考慮して最も都合のよい
方法を採ればよい。
【0020】また圧力転写方式としても、ローラあるい
は加圧部材が感光部材に対して相対移動を行うタイプの
ものや、衝撃力エネルギー、振動エネルギーなどを利用
するものに対しても同様に適用できる。
【0021】C.熱現像の熱エネルギーのばらつきを露
光エネルギーで補償する場合 上記のAと逆の場合であるが、感光部材の幅方向に付与
ばらつき(感光部材中央部から両端部に行くに従って加
熱量が減少する)がある他に、搬送方向に対しても付与
ばらつきがある例について考える。
【0022】本例のような小径ローラ接触方式の熱現像
装置の場合、感光部材搬送方向の潜像形成の先端部では
比較的高温であるが、潜像形成の終端部に行くに従って
感光部材に熱を奪われるため徐々に温度が下がってくる
傾向がある。
【0023】これを露光エネルギーによって補償するに
は、感光部材の両端部に対応する領域に対して、 ・両端部で発光量の多い露光ランプを用いる ・補助ランプを併設する ・補助ミラー等により両端部に光線を集める ・潜像形成の前または後に補助露光を行う 等の露光エネルギー付加手段を採ると共に、一連の画像
形成プロセスの潜像形成部分に対して、初期の段階では
露光エネルギーが少なくなるように、以降潜像形成が進
むに連れて徐々に露光エネルギーを増加させていくよう
に構成する必要がある。これには、予めわかっている熱
現像の熱エネルギーの低下量に基づき、画像形成プロセ
スの最中に露光ランプの発光量を可変制御することによ
って対処すばよい。
【0024】D.露光エネルギーおよび圧力転写の圧力
エネルギーのばらつきを熱現像の熱エネルギーおよび/
または圧力転写の熱エネルギーで補償する場合 2種類のエネルギー付与ばらつきがある場合についてで
あるがこれも同様に考えればよい。基本的には露光エネ
ルギーの付与ばらつきによる影響と、圧力エネルギーの
付与ばらつきによる影響を掛け合わせたものに対して、
熱エネルギーにより補償することになる。本例の場合は
複合されたばらつきとなるため、その補償をより精密に
行う必要がある。このため上記Aで述べた手段の他に、 ・加熱用ヒータを分割して独立制御する ・一様加熱用ヒータと補償用補助ヒータを設ける 等の精密制御手段も考慮しなければならない。
【0025】この補償は熱現像か圧力転写のいずれかの
熱エネルギーのみで行うのが望ましいが、単独で難しい
場合は双方の熱エネルギーを利用する必要がある。
【0026】以上述べてきたものの他にも沢山の組合せ
が考えられるが、それぞれを相補う形で全て対応可能で
ある。しかしながらこの手法を図1に示すような実際の
複写機に適用する場合、装置の仕様・構成・部品配置、
感光部材/転写部材の特性、技術的難易度などいろいろ
な条件を考慮する必要があり、一概に特定方式に決定さ
れるわけではない。
【0027】また、本実施例においてはあらかじめ定め
られたエネルギー付与状態に基づきその補償値を考慮し
たが、例えば露光ランプの劣化による露光エネルギーの
低下など装置使用中に変化してしまうこともある。こう
いった場合でも、検出手段で露光量を検出して熱現像の
加熱量を増大させるなどの方法により自動的に補償量を
変化させて出力画像品位の劣化を防ぐことも可能であ
る。
【0028】さらに本実施例においてはスキャン露光に
ついて述べてきたが、もちろん全面露光であってもよ
く、また複写機に限らず、プリンタ・ファクシミリ・電
子カメラ等の様々な画像機器にも応用することができ
る。
【0029】さらに本実施例においては、感光部材とし
て特開昭62−147461号に記載されているものを
用いたが、これに限られたわけでなく、例えば特開昭5
9−30537号に記載されているようなものでもよ
い。また感光部材の種類に対応して画像形成プロセスも
様々な形態をとることができるのは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように本発明の画像形成方法
によれば、1つ以上のエネルギーの付与ばらつきを、こ
れとは別形態のエネルギー付与で補償することにより、
濃度むらの少ない高品位の画像出力を得ることができる
という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した複写機の一実施例を示す正面
断面図。
【図2】本発明の画像形成プロセスのエネルギー付与形
態を示す構成図。
【図3】感光部材に対するエネルギー付与ばらつきを説
明するための概念図。
【図4】感光部材に対する露光エネルギー付与ばらつき
の一例を示すエネルギー分布図。
【符号の説明】 1 原稿台 2 原稿 3 レッドランプ 4 グリーンランプ 5 ブルーランプ 6 レンズ 7 露光台 8 感光部材 9、13 搬送ローラ 10 給紙トレイ 11 転写部材 12 給紙装置 14 排紙トレイ 15 手差し給紙口 16 ガスフィルタ 20 カートリッジ 21 巻き取り軸 40 熱現像装置 60 圧力転写装置 61 上ローラ 62 中ローラ 63 下ローラ 64 分離ローラ 65 ピンチローラ 66 ヒータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に少なくとも感光性物質と色材を封
    入したマイクロカプセルを支持体上に有する感光部材を
    用い、複数種のエネルギーを付与することにより一連の
    画像プロセスを形成する画像形成方法であって、1つ以
    上のエネルギーの付与ばらつきを、これとは別形態のエ
    ネルギー付与により補償することを特徴とする画像形成
    方法。
JP2494291A 1991-02-19 1991-02-19 画像形成方法 Pending JPH0545853A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2494291A JPH0545853A (ja) 1991-02-19 1991-02-19 画像形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2494291A JPH0545853A (ja) 1991-02-19 1991-02-19 画像形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0545853A true JPH0545853A (ja) 1993-02-26

Family

ID=12152090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2494291A Pending JPH0545853A (ja) 1991-02-19 1991-02-19 画像形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0545853A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8933356B2 (en) 2009-02-19 2015-01-13 Nifco Inc. Switch device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8933356B2 (en) 2009-02-19 2015-01-13 Nifco Inc. Switch device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0866384B1 (en) Image forming apparatus
US4982225A (en) Image forming apparatus for controlling the humidity and operating parameters associated with an image forming process
JPH05107983A (ja) 加熱ローラ定着装置
JPH0545853A (ja) 画像形成方法
JPH1124462A (ja) トナー像加熱装置
US7283144B2 (en) Heat developing apparatus and heat developing method
EP0483805A1 (en) Image forming device
JPH08162262A (ja) 加熱体及びその製造方法
JP2913811B2 (ja) 画像形成装置
JP2776012B2 (ja) 画像記録装置
JP2001324891A (ja) 画像形成装置
KR940006605B1 (ko) 화상정착방법 및 그 장치
US8139969B2 (en) Apparatuses useful in printing, printing apparatuses and methods of fixing marking material on media
JPH0519360A (ja) 露光台温度制御装置
JP2000305325A (ja) 画像形成装置
JPH05224385A (ja) 熱現像装置
JPH0571850U (ja) 画像形成装置
JPH052299A (ja) 画像形成装置
JPH0527342A (ja) 画像形成装置
JPH06156778A (ja) 画像形成装置
JPH0511426A (ja) 画像形成装置
JPH05273727A (ja) 画像形成装置
JPH0197942A (ja) 記録装置
JPH0588581A (ja) 複写機の定着部
JPH0279847A (ja) 加熱装置