JPH01237546A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH01237546A
JPH01237546A JP6410188A JP6410188A JPH01237546A JP H01237546 A JPH01237546 A JP H01237546A JP 6410188 A JP6410188 A JP 6410188A JP 6410188 A JP6410188 A JP 6410188A JP H01237546 A JPH01237546 A JP H01237546A
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JP
Japan
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pressure
photosensitive material
image
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exposure
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JP6410188A
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Minoru Ishikawa
稔 石川
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、感光材料を露光した後熱現像し、この感光材
料を搬送しながら受像材料に加圧転写して画像を形成す
る画像形成装置に関する。
〈従来技術およびその問題点〉 画像記録材料として像様露光により生じた画像が圧力に
よって固定される物質を支持体上に塗設した感光材料を
用い、加圧によフて可視像を得る画像記録方法が知られ
ており、このような画像記録方法に適用する画像記録材
料や画像記録装置等については種々のものが知られてい
る。
このような画像記録材料としては、感光性組成物を内包
するマイクロカプセルを利用した感光材料が挙げられる
。 例えば、ビニル化合物、光重合開始剤および着色剤
プリカーサ−を含有する合成高分子樹脂壁カプセルを用
いた感光材料が開示されている(特開昭57−1798
36号公報)。
この感光材料は露光によって、マイクロカプセルを像様
に硬化させた後、加圧して未硬化のマイクロカプセルを
破裂させ、放出される着色剤プリカーサ−から色画像を
形成するものであり、乾式の簡易な処理により高い品質
の画像を得ることが出来るという特徴を有している。
しかしながら、この感光材料は写真乳剤等のハロゲン化
銀を用いた感光材料に比較して感光性が低い。
そこで、このような点を改良して高い感光性を有し、乾
式の簡易な処理により高品質画像を得ることを可能とす
る新規な感光材料が開示されている(特開昭61−27
5742号公報)。 この感光材料は支持体上に少なく
とも感光性ハロゲン化銀、還元剤、重合性化合物および
色画像形成物質が塗設されており、この内、少なくとも
この重合性化合物および色画像形成物質は同一のマイク
ロカプセルに封入されているものである。
このような感光材料を用いて画像を記録する画像記録装
置については、特開昭62−147461号公報に詳細
に示されている。 すなわち、この画像記録装置では、
先ず、像様露光を行ってこの感光材料に潜像を形成する
。 次いで、この感光材料を加熱することによって現像
処理を行い、潜像が存在する部分の重合性化合物を重合
して高分子化合物を生成させることでマイクロカプセル
を硬化させる。 最後に、この感光材料と、色画像形成
物質が転写し得るような受像層を有する受像材料とを重
ねて加圧し、潜像が存在しない部分のマイクロカプセル
の少なくとも一部を破裂させ、色画像形成物質を前記受
像材料に転写させて可視像を形成する。
そして、このような画像記録装置では、通常受像材料に
対して色画像形成物質を正確に転写するため、感光材料
および受像材料を重ね合わせた状態で一対の加圧ローラ
により高圧で加圧する必要がある。
ところが、このような画像形成装置では、受像材料およ
び感光材料にシワが入ってしまうという問題点がある。
 すなわち、感光材料と受像材料とを重ね合わせて一対
の加圧ローラにて加圧転写する際に、感光材料および受
像材料にシワが入ってしまうのである。
そこで、本発明者らはシワの発生について研究を行なっ
たところ、このようなシワは加圧転写時の加圧ローラに
よる圧力を、200〜600kg/cm’と極めて大き
な圧力としたときに特有な現象であり、特に感光材料に
対し熱現像を1行なった後に加圧転写するとシワが顕著
に発生することが判明した。
そこで、本発明者らはさらに研究を行ない、上記の圧力
範囲内において、加圧ローラにより加圧する際の圧力分
布を、搬送方向と直角方向の中央部での圧力が、搬送方
向と直角方向の両端部の圧力に対し、5〜20%程度高
くなるように構成することにより、熱現像終了後の加圧
転写の際のシワの発生が防止できることが判明した。
しかしながら、加圧転写する際の圧力が搬送方向と垂直
方向の中央部と両端部とで異なると、画像の転写量に差
が生じ、搬送方向と直角方向の中央部と両端部とで、画
像濃度が異なり良好な画像を得ることができないという
問題が生じる。
本発明者らは、このような問題のすべてを解決すべく研
究を重ね、本発明を成すに至った。
なお、実開昭62−156952号公報には、加圧現像
を行なう圧力ロール装置の加圧状態を、感光感圧記録紙
の露光量変化に応じた圧力分布となるように構成する旨
の提案が行なわれているが、このものはムラのない均一
な画像を得ることのみを目的としたものであり、上記の
極めて高い圧力にて加圧転写を行なう際、特に加圧転写
前に熱現像を行なう際に特有に生じるシワのことは一切
考慮されておらず、本発明とは目的・構成を異にするも
のである。
〈発明の目的〉 本発明の目的は、感光材料を露光して熱現像した後、こ
の感光材料を搬送しながら受像材料に加圧転写して画像
を形成する画像形成装置において、受像紙等にシワが入
らず、しかも画像濃度の均一な画像を得ることができ、
しかも安価で構造の簡単な画像形成装置を提供すること
にある。
〈発明の詳細な説明〉 上記の目的は、下記の本発明によって達成される。
すなわち、本発明は、感光材料を露光後熱現像し、この
感光材料を搬送しながら受像材料に加圧転写する画像形
成装置において、前記加圧転写に際しての搬送方向と直
角な感光材料巾方向の中央部での圧力が250〜600
kg/cm”であり、また、前記感光材料巾方向の両端
部での圧力が、前記中央部での圧力より5〜20%小さ
いものであり、しかも、前記感光材料巾方向の両端部で
の露光量が、前記感光材料巾方向の中央部での露光量よ
り5〜b いように構成されることを特徴とする画像形成装置であ
る。
〈発明の具体的構成〉 以下、本発明の具体的構成について詳細に説明する。
第1図に本発明の画像形成装置の好適な一例の断面図が
示される。
第1図に示される画像形成装置1は、基本的には、後述
する露光量の調整手段を有する露光結像光学系200と
、感材供給部12と、加熱現像装置40と、搬送方向と
直角な感光材料巾方向(以下、巾方向とする)の中央部
での圧力が200〜600 k g / c m ’で
、さらに、前記巾方向の両端部での圧力が、前記中央部
での圧力より5〜20%小さくなるように加圧転写を行
なう加圧転写部88と、剥離部90とから構成されてい
る。
ハウジング1の上部には、載置された原稿を支持する透
明なガラス板等からなる原稿台2が取付けられる。 原
稿台2の下方には、結像光学系200が配置され、隔壁
3によって、他の部分と遮蔽される。
結像光学系200は、巾方向両端部での露光量が、中央
部よりも5〜b な調製手段を有する以外は、周知の結像レンズ移動型結
像光学系で構成すればよい。 すなわち、第1図に示す
ように、結像光学系200は、ガラス板などからなる原
稿台2の下方全面を一体で走査する照明ランプ208、
ミラー210と、照明ランプ208等の1/2の速度で
同方向に穆勤して、照明ランプ208の光を所定の方向
に反射するミラー212.214と、結像レンズ220
と、結像レンズ220により調整された光を所定の方向
に反射するミラー216と、ミラー216により反射さ
れた光を所定の方向に反射するミラー250と、ミラー
250にて反射された光を開口228、フィルタ230
を経てカラー画像の露光位置32に反射するミラー21
9と、そして、巾方向両端部での露光量が、中央部より
も5〜30%小さくなるように調製する、調製手段とし
てのフィルタ230とで構成される。
後述するように、本発明の画像形成装置においては、加
圧転写時に感光材料および受像材料にシワが生じること
を防止するため、加圧転写の際に巾方向中央部での圧力
が200〜600k g / c m ’で、さらに、
前記巾方向の両端部での圧力が、前記中央部での圧力よ
り5〜20%小さくなるように加圧転写部88が構成さ
れる。
そのため、本発明の画像形成装置においては加圧転写時
に、受像材料および感光材料にシワを生じることがなく
、良好な状態で受像紙等を搬送することができる。
しかしながら、加圧転写装置88をこのような構成とす
ると、加圧転零ムラを起こし、得られた画像は、巾方向
の両端部と中央部とで画像濃度が異なる画像となってし
まう。
本発明の画像形成装置1においては、この問題を解決す
るために、感光材料の巾方向両端部での露光量が、巾方
向中央部での露光量よりも5〜b が構成される。
このような露光量の調整方法は特に制限はなく、露光量
が、巾方向両端部で5〜b くなるような構成であれば特に制限はなく、第1図に示
されるように、露光経路中にフィルターを配置する方法
の他、露光光源のフィラメントの配置を換える方法、ス
リット幅に分布を持たせた部材を光源と被露光体との間
に設置する方法等公知の露光量の調整方法はいずれも適
用可能である。
また、露光経路中にフィルターを配置する場合、その配
置位置は用いる装置の形態により適宜決定すればよい。
また、露光装置も、露光量が上記の条件を満たしている
ものであれば、他に制限はなく、第1図に示される結像
光学系200のような直接露光方式の他、デジタル露光
方式等どのような形態のものであろうと他に一切の制限
はない。
さらに、第1図に示されるような光源移動型の画像形成
装置のみならず原稿台移動型としてもよい。
なお、このような場合の感光材料の巾方向中央部での露
光光の照度は、用いる感光材料の種類によっても異なる
が、通常20〜2001ux程度である。
ハウジング2の側部には、感光感圧性の感光材料(以下
、感光材料Sを巻付けた感材ロール12を収容した感材
マガジン14が取りはずし自在に取付けられている。 
感材マガジン14の感光材料Sの出口16にはマガジン
接続暗箱20に収納された1対の感材くり出しロール2
2.22が配置され、これにより感材ロール12に巻か
れていた感光材料Sが所定時に一定長だけくり出される
感材くり出しロール22.22は、感光材料Sの先端部
が進んで来たとき、想像線で示すように互・に離れる方
向に移動して、感光材料Sの進行を容易にする。 マガ
ジン接続暗箱20の前方(以下、前方とは感光材料S等
の進行方向に関する下流を示すものとする)には感光材
料Sを切断するためのカッターユニット23、さらにガ
イド板24が配置されている。
ガイド板24の前方には、露光感材支持ロール26およ
びこれに圧接された2個の感材ニップロール28.30
が配置される。 ガイド板24によって案内された感光
材料Sは、感材ニップロール28.30によって露光感
材支持ロール26に密着させられ、感材ニップロール2
8.30の間の位置32において露光装置200によっ
て像様露光がなされる。
この際、像様露光は、前記したように感光材料Sの巾方
向両端部の露光量が、中央部の露光量より5〜b 露光感材支持ロール26の前方には、露光された感光材
料Sを加熱して現像する加熱現像装置40が配置される
。 加熱現像装置40は、断熱作用を有する現像ハウジ
ング42と、現像ハウジング42内に配置され、約12
0℃に加熱される加熱ロール44と4つのベルト支持ロ
ール46.47.48.49によって支持され、加熱ロ
ール44の約270°の円弧の外周に巻付けられたエン
ドレスベルト50と、支持ロール49に圧接されたニッ
プロール52とを有する。
加熱現象装置40は、さらに露光感材支持ロール26か
ら送られた感光材料Sを加熱ロール44上に案内すると
共に感光材料Sを加熱現像後加熱ロール44から離脱さ
せるガイド装置54と、支持ロール49とニップロール
52によって送られた現像情感光材料Sを出口56へ案
内する垂直ガイド装置58を有し、出口56には感材先
端検出センサ60が設けられる。
出口56の直下には、一対の圧接ロール62.64と、
圧接ロール64に圧接されたニップロール66と、圧接
ロール64とニップロール66によって送られた受像材
料としての受像紙Cを圧接ロール62.64の当接部へ
案内するガイド部材68とからなる感材受像紙重ね合わ
せ装置70が配置される。
感材受像紙重ね合わせ装置70の側方には受像紙供給装
置72が配置される。 受像紙供給装置72は、ハウジ
ング2から突出して、取り外し自在に取り付けられた受
像紙供給カセット74と、カセット74内の受像紙Cを
くり出すための受像紙くり出しロール76と、繰り出し
ロール76によりくり出された受像紙Cを圧接ロール6
4とニップロール66の当接部へ案内するガイド板78
とから構成される。 ここで、受像紙Cはその巾が感光
材料Sの巾よりも約6mm小さく、感材受像紙重ね合わ
せ装置70において、受像紙Cが巾方向について感光材
料Sの中央になるように重ね合わされる。
ここで受像紙Cは感光材料Sの担持する画像を加圧転写
できるものであれば何でも使用可能であり、例えばカッ
トシート、ロールペーパーオーバーヘッドプロジェクタ
−用紙などが挙げられる。
感材受像紙重ね合わせ装置70の下方には、一対の加圧
ニップロール80.82と、バックアップロール84.
86とからなる加圧転写装置88が設けられる。
第2図に、加圧転写装置88の平面図が示される。
本発明の画像形成装置は、加圧転写に際して感光材料S
および受像材料としての受像紙Cにシワが生じるのを防
止するために、感光材料の巾方向中央部での圧力が20
0〜600kg/cm2であり、また、巾方向の両端部
での圧力が、前記中央部での圧力よりも5〜20%小さ
くなるように構成される。
つまり、第1図および第2図に示される加圧転写装置8
8装置において、バックアップローラ84.86は、加
圧ローラ80.82による加圧転写に際して巾方向の中
央部での圧力が200〜600 k g / c m 
2となり、しかもその圧力が、巾方向の両端部での圧力
よりも5〜20%大きくなるような構成となるように配
置されるものである。
加圧転写時の巾方向中央部での圧力が100k g /
 c m ”未満であると、シワの発生はほとんど問題
はない、また、1000kg/cm”を超える圧力は画
像転写に際して必要ではない。
加圧転写時の巾方向の中央部と両端部での圧力差が5%
末溝であると、本発明め効果がなく、加圧転写の際に受
像紙等にシワが生じ、圧力差が30%を超えると、露光
量の幅方向の分布では十分に対応しきれない等の問題を
生じる。
このような圧力差は、巾方向の両端部での圧力が、前記
中央部での圧力よりも5〜20%小さくなるように構成
されれば他にどのような制限もないが、通常、巾方向中
央部の感光材料中の1/3〜1/2程度の位置を上記範
囲内の均一な圧力とし、そこから両端部に向って連続的
な圧力勾配を有するように構成される。
バックアップローラ84.86により加圧ローラ80.
82に加える押圧力は、加圧転写に際して巾方向の中央
部での圧力が200〜600 k g / c m ’
となり、しかもその圧力が、巾方向の両端部での圧力よ
りも5〜20%大きくなるように構成されれば特に制限
はないが、通常400kg/cm2程度である。 また
、第1図に示される例において、このような押圧力は図
示しないスプリング等により加えられる。
このような加圧ローラ80.82の巾方向の寸法は、通
常200〜300mm程度である。
また、直径は、10〜40mm程度とすればよい。
また、バックアップローラ84.86の巾方向の寸法は
、被加圧物のサイズにより適宜決定すればよいが、通常
加圧ローラの1/3〜1/2程度である。 また、直径
は、20〜40mm程度とすればよい。
第1図および第2図に示される例においては、加圧転写
に際して巾方向中央部における圧力が、巾方向の両端部
での圧力よりも5〜20%大きくなるような構成とする
ために、バックアップローラ84.86を用いて圧力の
調整を行なったが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、たとえば第3図に示されるように、加圧ローラの
巾方向に適度な湾曲を付け、加圧転写に際して巾方向中
央部における圧力が、巾方向の両端部での圧力よりも5
〜20%大きくなるような構成となるようにしたもので
もよい。
すなわち、本発明の画像形成装置においては加圧転写に
際して巾方向中央部における圧力が200〜600 k
 g / c m 2で、しかも、前記中央部の圧力が
巾方向の両端部での圧力よりも5〜20%大きくなるよ
うな構成であれば、加圧転写装置88の構成やその方法
に関しては一切の制限はない。
本発明の画像形成装置において、加圧転写装置88は以
上のような構成を有するものである。 そのため、本発
明の画像形成装置においては加圧転写時に、感光材料お
よび受像紙にシワを生じることがなく、良好な状態で画
像形成を行なうことができる。 しかも、前記のように
、結像光学系200において露光量を調整されているの
で感光材料の巾方向中央部と両端部とで画像濃度が異な
るという問題も生じない。
つまり、第1図に示される画像形成装置1においては、
加圧転写装置88および結像光学系200をこのように
構成することにより、安価で簡単な構成で、加圧転写時
に受像紙等にシワが生じるという問題点と、その解消に
より、感光材料の巾方向中央部と両端部とで、画像の濃
度が異なるという問題点とをすべて解消するものである
転写装置88の下方には感材受像紙剥離装置90が設け
られる。 感材受像紙剥離装置90は、ガイド部材92
と、第1送りロール94と、第2送りロール96と、第
1送りロール94上の創外端部分において感光材料Sの
みに圧接するように案内ロール98.100に掛けまわ
された剥離ベルト102とを有する。
剥離装置90の一方の側方には感材廃棄部104が設け
られ、他方の側方には定着装置106が設けられる。 
感材廃棄部104ガイ、ガイド部材108と、一対の送
りロール110.112と廃棄ボックス114とからな
り、剥離装置90から送られガイド部材108により案
内された感光材料Sを送りロール110.112によっ
て廃棄ボックス114に投入する。
定着装置106は、ガイド部材120と、後加熱ロール
122.124と一対の送りロール126.128とか
らなり、剥離装置90から送られ、ガイド部材120に
より案内されてきた°受像紙Cを後加熱ロール122.
124により後加熱して定着を行う。 あるいは、紫外
線照射ランプ等により定着を行ってもよい。
定着装置106の前方には、受像紙Cを受入れる取出し
トレイ130がハウジング2から突出して取付けられる
第1図に示される画像形成装置1は、熱現像工程と加圧
転写工程とを別々に行う構成となっているが、熱現像転
写工程を同時に行うような構成としてもよい。
その他、目的・用途に応じて種々の構成を選択すること
ができる。
また、上記の態様では、定着装置10Bを設ける構成と
しているが、用いる感光材料Sによって適宜選択すれば
よく、場合によっては定着装置106を設けない構成と
してもよい。
例えば、後加熱装置を設置して画像濃度を向上させるな
どしてもよい。
本発明に用いる感光材料は、通常受像材料と重ね台わせ
て画像転写するものであり、このような場合には特にシ
ワの発生が多く、本発明の効果が大きいものである。 
ただし、必要に応じて、同一な基体上に感光層と受像層
とを有するいわゆるモノシート型のものについても本発
明は適用可能である。
〈発明の具体的作用〉 以下、本発明の画像形成装置の具体的作用について述べ
る。
第1図に示される画像形成装置1において、原稿画像が
原稿台2に載置され、スタートスイッチが入れられると
、感光材料Sが感材マガジン14よりくり出され、カッ
ターユニット23により所定の長さに切断され、ロール
28.30により露光感材支持ロール26上に密着され
て搬送される。 このとき、感光材料Sは偉績像光学系
200により像様露光される。
ここで、本発明の画像形成装置においては、露光量が、
感光材料Sの巾方向中央部よりも、両端部の方が5〜b るので、巾方向両端部よりも中央部の方が、5〜30%
多く像様露光され、したがって両端部の方が光重合によ
るカプセル材料の硬化の程度が低くより軽い圧力でも破
壊して画像を転写できることになる。
露光された感光材料Sは加熱現象装置40へ送られて、
加熱ドラム44により加熱されて、出口56の感材先端
検出センサ60により先端位置が検出され感材受像紙重
ね合わせ装置70に送られる。 感光材料Sの先端位置
が検出されると、受像紙Cも受像紙供給装置72から感
材受像紙重ね合わせ装置70へ送られ、感光材料Sと受
像紙Cとが所定の位置関係で重ね合わせられ、加圧転写
装置88へ送られる。 加圧転写装置88では加圧ニッ
プローラ80,82により感光材料Sの担持する画像が
受像紙Cに転写される。
この場合、加圧ローラ80,82およびバックアップロ
ーラ84.86により、加圧転写の圧力は、感光材料の
巾方向中央部が200〜600 k g / c m 
”であり、しかも巾方向両端部の圧力が中央部よりも5
〜20%小さく構成されるので、感光材料および受像材
料共にシワが入ることなく、加圧転写を行なうことがで
きる。 しかも、前記の像様露光の際に巾方向両端部よ
りも中央部の方が、5〜30%多く像様露光されている
ので、転写圧力が巾方向中央部と両端部とで異なってい
ても、得られる画像は、巾方向中央部と両端部で画像濃
度の均一な良好な画像を得ることができる。
加圧転写された感光材料Sと受像紙Cは剥離装置90に
より剥離され、感光材料Sは感材廃棄部104へ、受像
紙Cは定着装置106を経てトレイ130へ送られる。
〈発明の効果〉 本発明の画像形成装置によれば、加圧転写時に受像材料
等にシワが入ることがなく、巾方向に均一な濃度を有す
る良好な画像を得ることができる。
しかも、このような優れた性能を有する画像形成装置を
極めて安価に、しかも簡単な構成にて実現することが可
能である。
本発明者らは、本発明の効果を確認するために種々実験
を行なった。 以下にその一例を示す。
[実験例] 第1図に示される画像形成装置を通用し、特開昭61−
278849号公報に開示された感光材料を用いて画像
を形成した。
この場合、結像光学系200における露光は、感光材料
の巾方向両端部での露光量が、中央部よりも20%少な
くなるような構成とした。 また、このような露光量の
調整は、光源208のランプのフィラメントの抵抗分布
により行なった。
また、加圧転写装置88における加圧転写の加圧圧力は
、感光材料の巾方向中央部で400k g / c m
 ’ 、両端部は340kg/cm’(15%減)とな
るように構成した。
このような画像形成装置を用いて画像形成を行なったと
ころ、受像紙にシワが生じることもなく、また、全面に
わたって均一な濃度分布を有する非常に良好な画像を得
ることができた。
これに対し、感光材料の巾方向中央部と両端部とで同じ
加圧圧力にて加圧転写を行なったものでは、受像紙にシ
ワが生じてしまい、良好な画像を得ることができなかっ
た。
また、加圧転写装置88における加圧転写の加圧圧力は
前記の実験例と同様であるが、露光量を調整せず、感光
材料の巾方向全面に渡って均一な露光量とした場合には
、受像材料にシワは生じなかったものの、画像の巾方向
中央部と両端部とで画像濃度が異なり、良好な画像を得
ることができなかった。
以上の結果より、本発明の効果は明らかである。
【図面の簡単な説明】
N1図は本発明の画像形成装置の好適な一例の断面図で
ある。 第2図は、第1図の画像形成装置の部分拡大平面図であ
る。 第3図は、本発明の画像形成装置の加圧転写装置の別の
一例の平面図である。 符号の説明 S・・・感光材料、 C・・・受像紙、 1・・・画像形成装置、 2・・・ハウジング、 12・・・感材ロール、 14・・・感材カートリッジ、 16・・・出口、 20・・・マガジン接続暗箱、 22・・・感材くり出しロール、 23・・・カッターユニット、 24・・・ガイド板、 26・・・露光感材支持ロール、 28.30・・・感材ニップロール、 32・・・露光位置、 40・・・加熱現像装置、 42・・・現像ハウジング、 44・・・加熱ロール、 46.47.48.49・・・ベルト支持ロール、50
・・・ベルト、 52・・・ニップロール、 54・・・ガイド装置、 56・・・出口、 58・・・垂直ガイド装置、 60・・・センサ、 62.64・・・圧接ロール、 66・・・ニップロール、 68・・・ガイド部材、 70・・・感材受像紙重ね合わせ装置、72・・・受像
紙供給装置、 74・・・受像紙供給カセット、 76・・・受像紙くり出しロール、 78・・・ガイド板、 80.82.80′、82′・・・加圧ロール、84.
86・・・バックアップロール、88・・・転写装置、 90・・・剥離装置、 92・・・ガイド部材、 94・・・第1送りロール、 96・・・第゛2送りロール、 98.100・・・案内ロール、 102・・・剥離ベルト、 104・・・感材廃棄部、 106・・・定着装置、 108・・・ガイド部材、 110.112・・・送りロール、 114・・・廃棄ボックス、 120・・・ガイド部材、 122・・・反射部材、 124・・・ランプ、 126.128・・・送りロール、 130・・・取出しトレイ、 200・・・結像光学系、 208・・・光源、 210 、212 、214 、216 、219.2
50・・・ミラー 224・・・隔壁、 228・・・開口、 230・・・フィルタ F I G、2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感光材料を露光後熱現像し、この感光材料を搬送
    しながら受像材料に加圧転写する画像形成装置において
    、前記加圧転写に際しての搬送方向と直角な感光材料巾
    方向の中央部での圧力が250〜600kg/cm^2
    であり、また、前記感光材料巾方向の両端部での圧力が
    、前記中央部での圧力より5〜20%小さいものであり
    、しかも、前記感光材料巾方向の両端部での露光量が、
    前記感光材料巾方向の中央部での露光量より5〜30%
    少ないように構成されることを特徴とする画像形成装置
JP6410188A 1988-03-17 1988-03-17 画像形成装置 Pending JPH01237546A (ja)

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