JPS63287852A

JPS63287852A - 画像記録装置

Info

Publication number: JPS63287852A
Application number: JP12113687A
Authority: JP
Inventors: Nagao Ogiwara; 永夫荻原
Original assignee: Fuji Photo Film Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Holdings Corp
Priority date: 1987-05-20
Filing date: 1987-05-20
Publication date: 1988-11-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、画像記録装置内で記録材料を加圧搬送する装
置に関し、更に詳しくは、ローラによって加圧してシー
トに画像を固定する装置に関する。

［従来の技術］少なくとも加圧処理工程が必要とされる画像記録材料の
例として、例えば、特開昭５７−１７９８３６号公報に
開示されている、支持体上にビニル化合物、光重合開始
剤、および着色剤プリカーサ−を含有する合成高分子樹
脂壁カプセルを担持したシステムが知られている。この
システムを用いた画像記録方法は、露光によってマイク
ロカプセルを像様に硬化させ、加圧によって未硬化のマ
イクロカプセルを破裂させ放出される着色剤プリカーサ
−から色画像を得るものであるが、この方法は乾式の簡
易な処理により、高い品質の画像が得られるという特徴
を有している。しかし、この系はハロゲン化銀を用いた
系に比較して感光性が著しく小さいという欠点を有して
いる。

このような欠点を改良して、高い感光性を有し、乾式の
簡易な処理により、高い品質の画像を得ることのできる
新規な記録材料が本出願人の出願に係わる特開昭６１−
２７５７４２号公報に開示されている。

この記録材料は、支持体上に少なくとも感光性ハロゲン
化銀、還元剤、重合性化合物および色画像形成物質が塗
設されており、少なくとも該重合性化合物および色画像
形成物質は同一のマイクロカプセルに封入されている感
光性組成物から成るものである。

この感光材料を用いて画像を記録する画像記録方法につ
いては、本出願人の出願に係わる特開昭６１−２７８８
４９号公報に開示されている。この画像記録方法は、ま
ず、像様露光を行って潜像を形成し、その後加熱によっ
て現像を行い、潜像が存在する部分の重合性化合物を重
合して高分子化合物を生成させてマイクロカプセルを硬
化させる。ついで色画像形成物質が転写し得るような受
像層を有する受像材料と重ねて加圧し、潜像が存在しな
い部分のマイクロカプセルの少なくとも一部を破裂させ
、色画像形成物質を受像材料に転写させて受像材料上に
画像を得るものである。

そして、前記感光材料を用い、この感光材料に像様露光
後、加熱現像を行い、次いで受像材料と重ね合わせてこ
れらを加圧して転写により受像材料に所望濃度・所望色
濃度の画像を得るまでを自動により行う画像記録装置も
提案されている。

この画像記録装置において、加熱現像後の感光材料を受
像材料に転写するには、感光材料と受像材料とを重ね合
わせて、一対の加圧ニップローラ間に挿入して表裏から
例えば５００に９／ｃｄの高圧で加圧している。

しかしながら、これらの加圧ニップローラは夫々の両端
部を支持されているので両端部に生ずる押圧力は中央部
に生ずる押圧力に比べて高圧になり、押圧力の不均一に
よる転写ムラが発生するという問題がある。

また、この様な記録装置に限らず、電子写真装置におい
てもローラによる加圧定着を行うことがあり、高圧で加
圧される記録材料の加圧力の不均一性は避は難い問題で
ある。

そこで、この様な問題を解消すべく、例えば、一対の加
圧二・）プローラの軸線を互いに微小角ずらして配設す
ることにより、両［１−ラ間の押圧部に加わる圧力を全
域に亘って均一にするスキューローラ加圧装置や、平行
な一対の加圧ニップローラのそれぞれの押圧部の逆側に
バックアップローラを配設することにより、加圧ニップ
ローラの押圧部に加わる圧力をほぼ均一にするバックア
ップローラ加圧装置などが提案されている。

［発明が解決しようとする問題点］しかし、一対の加圧ニップローラの軸線を互いにずらす
と、厚みや幅の異なる数種の記録材料に加圧装置が対応
できない。また、感光材料と受像材料とを重ね合わせて
加圧搬送すると、感光材料と受像材料が夫々の接触する
加圧ニップローラの軸線と直交する方向へ搬送されてい
くため、感光材料及び受像材料の後端部においては先端
部に比べ大きく幅方向にずれるという問題がある。

また、バックアップローラを用いる加圧装置では、加圧
ニップローラの他に２本のバックアップローラが必要と
なるので、加圧装置が大型化すると共に重量が重くなる
という問題がある。

また、これらの加圧装置は夫々の加圧ニップローラの加
圧力を調節しなければならないので機構が複雑になると
共に、調整が難しいという問題がある。特に、加圧装置
内において感光材料及び受像材料のジャムが発生した場
合、その後の記録が行えないので一旦加圧ニツブローラ
の加圧力を解除してジャムを取り除かなければならず、
ジャムの除去処理後の加圧ニップローラの加圧力の再調
整が困難であった。このため、加圧ニップローラの押圧
部に加わる圧力が不均一となり、記録画像に転写ムラが
発生するという問題がある。

そこで、本発明の目的は、上記問題点を解消することに
あり、簡単な構成により、一対の平行な加圧ニップロー
ラの押圧部における圧接力を均一にすると共に、加圧力
の調整を簡単にし、確実な転写を保証する加圧装置を備
えた画像記録装置を提供することにある。

Ｅ問題点を解決するための手段及び作用１上記の本発明
の目的は、少なくとも２つのユニットにより構成される
と共に、少なくとも１つのユニットに配設された加圧装
置の感材ニップ部に圧力を発生する圧力付勢手段が、前
記加圧装置を配設したユニットと、これと対向する他の
ユニットとの間で支持されて付勢力を生じ、該付勢力が
前記ユニットの着脱によって設定・解除されることを特
徴とする画像記録装置により達成される。

更に好ましくは、前記加圧装置が、回転自在に支持され
た固定ニップローラと、該固定ニップローラに平行に配
設したフリーニップローラと、前記固定ニップローラを
配設したユニットと対向する他のユニットに付勢されて
前記フリーニップローラを固定ニップローラに圧接する
バックアップローラとを有する。

すなわち、感材ニップ部に生じる加圧力は画像記録装置
ユニットの着脱によって設定・解除されるので、ジャム
が発生した場合、ユニットを開放することにより感材ニ
ップ部の加圧力も同時に解除されるので、容易にジ１１
ムの除去処理が行える。

また、ジャムの除去処理後は、ユニットを所定位置にセ
ットすることにより、感材ニップ部には予め設定された
適正な加圧力が生じる。また、加圧装置が上ｉｌｉ［！
３本のローラによって構成される場合には、加圧力の設
定がより簡単に行える。

なお、本発明において、感光材料とは、像様露光によっ
て得られた画像を受像層を有する受像材料へ圧力により
転写されて可視像を得るための材料を言う。

このような材料の例としては、像様露光により重合性化
合物を像様に硬化させ、その後加圧転写を行って可視像
を得るタイプのものとして、本出願人の出願に係わる特
開昭５７−１７９８３６号公報に開示された材料が上げ
られる。この材料は支持体上にビニル化合物、光重合開
始剤、および着色剤プリカーサ−を含有する合成高分子
樹脂壁カプセルを担持したものである。又、本発明の感
光材料は、加圧転写を行う前に予備的に熱現像したり湿
式現像を行うものであっても良く、ハロゲン化銀を含有
させ像様露光を与えた後、熱現像を行ってハロゲン化銀
を現像し、この現像に対応させて同時に重合性化合物を
硬化させ、その後圧力を加えて可視像を得るタイプのも
のとして、本出願人の出願に係わる特開昭６１−２７５
７４２号公報に開示された材料が上げられる。この感光
材料は、支持体上に少くとも感光性へ〇ゲ′ン化銀、還
元剤、重合性化合物および色画像形成物質が塗設されて
おり、少なくとも該重合性化合物および色画像形成物質
が同一のマイクロカプセルに封入されているものである
。

［実施態様］以下、本発明の実ＦＭ態様を図に基づいて説明する。本
発明を実施するための画像記録装置は、第１図に示すよ
うに、ハウジング１の上面には原稿を載置する透明な支
持ガラス板２を備え、このガラス板２の下方には露光装
置３を備えている。露光装置３はハウジング１内に固定
されており、ガラス板２は図示しない駆動手段により露
光装置３−　〇　− 上を矢印Ａで示す水平方向に往復移動する。

感光材料Ｓはロール状に巻回されてマガジン４内に収納
され、一対の繰り出しロール５によりマガジン４から引
き出される。このマガジン４の着脱は上部カバー３７を
その右端を中心に回動して開いてから行われる。マガジ
ン４から引き出された感光材料Ｓは、搬送ロール７．８
．９により露光部へと搬送され、露光されながらカッタ
６により所定長に切断される。

露光像を有し、シート状に切断された感光材料Ｓは、続
いて搬送ロール１ｏ、　ｉｉにより加熱現像装置１２に
搬送される。

加熱現像装置１２は、断熱性のハウジング１３内に中空
円筒状の加熱ロール１４と、４つのベルト支持ロール１
５と、支持ロール１５に張架され加熱ロール１４の外周
に約２４０°の角度で巻ぎ付けた無端ベルト１６とを備
え、感光材料Ｓをベルト１６と加熱ロール１４との間に
挟持しながら搬送して、加熱ロール１４内に備えたハロ
ゲンランプ１７により約１２０°で加熱している。

加熱現像装置１２によって加熱現像されハウジング１３
から排出された感光材料Ｓは、搬送ロール１８により重
ね合わせ部１９へ搬送され、受像紙カセット２０もしく
は手差し部２１から供給される受像紙Ｃと重ね合わされ
、搬送ロール３９により加圧転写袋＠２２へ搬送される
。

加圧転写装置２２は固定ニップローラ３８と、フリーニ
ップローラ２３と、固定ニップローラ３８とフリーニッ
プローラ２３と同一平面上に軸線を有し固定ニップロー
ラ３８とフリーニップロー゛う２３の圧接力を軸線方向
において均一化するためのバックアップローラ２４とか
らなり、感光材料Ｓと受像紙Ｃのシワを防止するための
ブレード７２が入口部に備えられ、その先端がフリーニ
ップローラ２３に弾性的に接している。重ね合わされた
感光材ＦＩＳと受像紙Ｃは約５５０　Ｋ９　／　ｃｍの
圧力で加圧される。そして感光材料Ｓに配録された画像
が受像紙Ｃに転写されると、重ね合わされた感光材料Ｓ
と受像紙Ｃは剥離装置２５に搬送される。

剥離装置２５は搬送ロール２６と剥離爪２７とからなり
、剥離爪２７が搬送ロール２６の下流で揺動することに
より、先端が感光材料Ｓと受像紙Ｃとの間に入り込んで
両者を引き剥す。

剥離装置２５によって受像紙Ｃから剥離された感光材料
Ｓは、搬送ロール２８．２９．３０によって廃棄トレイ
３１へ搬送され廃棄されると共に収納される。

一方、画像を転写された受像紙Ｃは感光材料Ｓから剥離
された後、搬送ロール３２によって定着装置３３へ搬送
される。そして、受像紙Ｃは、定着装置３３に備えた例
えば紫外線ランプ３４によって紫外線を照射されて画像
が定着され、搬送ロール３５により取出トレイ３６上に
排出される。

第２図は、本発明による加圧転写装置の概略図である。

固定ニップローラ３８は、下部ユニット４１上に設置さ
れたベース４３に両端を回転自在に軸支されている。ま
た、ベース４３上には、ガイド部材４４が固定されてお
り、フリーニップローラ２３は、前記固定ニップローラ
３８と平行に配設され、その両端は固定ニップローラ３
８の中心軸線に対して直交方向のみ可動にガイド部材４
４に支持されている。

そして、固定ニップローラ３８またはフリーニップロー
ラ２３は駆動装置（図示せず）に回転駆動され、フリー
ニップローラ２３または固定ニップローラ３８と協動し
て感材受像紙を加圧搬送する。また、フリーニップロー
ラ２３の固定ニップローラ３８とは逆側には、バックア
ップローラ２４が設けである。このバックアップローラ
２４は、固定ニップローラ３８及びフリーニップローラ
２３よりもニップ部の幅が狭く、その両端は支持部材４
２に軸支されてい゛る。

この支持部材４２は、枢軸４６によってベース４３に揺
動可能に取り付けられる。したがって、上端を上部ユニ
ット４０の内壁４１に支持された所定のコイルばね４５
により前記支持部材４２の揺動先端部を下方に付勢する
ことによって、固定ニップローラ３８とフリーニップロ
ーラ２３の感材ニップ部４８には所定の圧接力が加えら
れる。そこで、前記Ｆ部ユニット４０と下部ユニット４
１が開放されて分離すると、コイルばね４５による付勢
力が解除され、感材ニップ部４８の圧接力も解除される
。そして、上部ユニット４０と下部ユニット４１を所定
位置にセットすれば、再びコイルばね４５の付勢力によ
って感材ニップ部４８には所定の圧接力が加わる。

ここで、感材ニップ部４８に生じる圧接力は、コイルば
ね４５の支持部の高さを調整する調整機構を設けること
によって調節できる。また、コイルばね４５を所定のも
のと交換して調整しても良い。

また、感材ニップ部に圧接力を生じさせる付勢部材は、
コイルばねに限らず、他の付勢部材を用いることもでき
る。

更に、加圧ニップローラの構成は上記実施態様のものに
限らず、他の構成を用いても良い。

更に、本実１Ｍ態様は加熱現像を行う感光材料と受像材
料とを重ね合わせて加圧転写する画像記録装置であるが
、本発明はこれに限定されるものではなく、電子写真装
置等のローラによる加圧定着を行う装置にも有効である
。

［発明の効果］本発明によれば、感材ニップ部に生じる加圧力は画像記
録装置ユニットの着脱によって設定・解除されるので、
ジャムが発生した場合、ユニットを開放することにより
感材ニップ部の加圧力も同時に解除されるので、容易に
ジャムの除去処理が行える。また、ジャムの除去処理後
は、ユニットを所定位置にセットすることにより、感材
ニップ部には予め設定された適正な加圧力が生じるので
、感材ニップ部に加わる圧力が不均一となることがなく
、転写ムラや色ズレ、シワのない良好な転写を保証する
加圧装置を備えた画像記録装置を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の画像記録装置の断面図、第２図は、
本発明による加圧転写装置の概略図。（図中の符号）１・・・ハウジング、２・・・ガラス板、３・・・露光
装置、４・・・マガジン、５・・・繰り出しロール、６
・・・カッタ、７、８．９．１０．１１・・・搬送ロー
ル、１２・・・加熱現像装置、１３・・・ハウジング、
１４・・・加熱１」−ル、１５・・・ベルト支持ロール
、１６・・・ベルト、１１・・・ハロゲンランプ、１８
・・・搬送ロール、１９・・・重ね合わせ部、２０・・
・受像紙カセット、２１・・・手差し部、２２・・・加
圧転写装置、２３・・・フリーニップ［１−ラ、２４・
・・バックアップローラ、２５・・・剥離装置、２６・
・・搬送ロール、２７・・・剥離爪、２８、２９．３０
・・・搬送ロール、３１・・・廃棄トレイ、３２・・・
搬送ロール、３３・・・定着装置、３４・・・紫外線ラ
ンプ、３５・・・搬送ロール、３６・・・取出トレイ、
３７・・・上部カバー、３８・・・固定ニップローラ、
３９・・・搬送ロール、４０・・・上部ユニット、４１
・・・下部ユニット、４２・・・支゛持部材、４３・・
・ベース、４４・・・ガイド部材、４５・・・コイルば
ね、４６・・・枢軸、４７・・・内壁、４８・・・感材
ニップ部、７２・・・ブレード、Ｓ・・・感光材料、Ｃ
・・・受像紙。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）少なくとも２つのユニットにより構成されると共
に、少なくとも１つのユニットに配設された加圧装置の
感材ニップ部に圧力を発生する圧力付勢手段が、前記加
圧装置を配設したユニットと、これと対向する他のユニ
ットとの間で支持されて付勢力を生じ、該付勢力が前記
ユニットの着脱によって設定・解除されることを特徴と
する画像記録装置。
（２）前記加圧装置が、回転自在に支持された固定ニッ
プローラと、該固定ニップローラに平行に配設したフリ
ーニップローラと、前記固定ニップローラを配設したユ
ニットと対向する他のユニットに付勢されて前記フリー
ニップローラを固定ニップローラに圧接するバックアッ
プローラとを有することを特徴とする特許請求の範囲第
（１）項に記載の画像記録装置。