JPS63259561A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPS63259561A
JPS63259561A JP9207087A JP9207087A JPS63259561A JP S63259561 A JPS63259561 A JP S63259561A JP 9207087 A JP9207087 A JP 9207087A JP 9207087 A JP9207087 A JP 9207087A JP S63259561 A JPS63259561 A JP S63259561A
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稔 山田
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C5/00Photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents
    • G03C5/26Processes using silver-salt-containing photosensitive materials or agents therefor

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はハロゲン化銀写真感光材料の画像形成方法、特
に自動現像機を用いて迅速現像処理するときの画像のム
ラのない鮮明な画像を形成する方法に関するものである
(従来技術) ハロゲン化銀写真感光材料は通常、現像、定着及び水洗
(安定)の各工程から成る現像処理によって画像が形成
される。
従来の現像、定着及び水洗工程の中における現像工程処
理では、マイクロ写真のように一つの画像面積が小さい
場合に限って現像工程だけで15秒乃至18秒の如き短
時間処理が可能であった。また塩臭化銀から成る印刷感
材に限って20秒処理の如き迅速処理が可能であった。
(発明が解決しようとする問題点) しかし今やエレクトロニクス分野の進歩発展に伴ない、
すべての分野に迅速性が要求される時代になってきてお
り、写真処理分野もその例外ではない、特に1例えばグ
ラフィック・アーツ感光材料、X−レイ用感光材料、ス
キャナー感光材料、CRT画像記録用感光材料の如きシ
ート状感光材料の処理に用いるローラー搬送型自動現像
機においては、迅速現像処理にすればする程、単位時間
に単位量の感光材料を現像処理するに必要なタンク容量
は小さくてすむ、すなわち自動現像機が小さくてすむと
いう利点もあるので、迅速現像処理は望ましい。
一方、従来から、グラフィックアーツ感光材料のような
硬調な感材を現像処理した場合に、強く現像処理された
部分に隣接する現像部分が現像抑制を受け1本来現像さ
れるべき濃度よりも低くなる現象が、ブロマイドドラッ
ギングあるいはドラッグストリークスという名称で知ら
れていた。これは正確な画像、正確な情報を得ようとし
ている写真画像形成法において、その意図に逆行する最
大の問題点の一つである。この現像抑制は現像反応が起
った部分で発生する■“及びBr−によるもので、前者
は局部的なpH低下による現像活性の低下、後者は現像
抑制を引き起す結果であると考えられる。これらの問題
は、現像工程の時間が短かくなる迅速現像処理程深刻で
ある。迅速現像では単位時間に発生するH+とBr−が
多くなるからである。
このような問題は、ハロゲン化銀写真感光材料をハイド
ロキノン系現像主薬を含む現像液で現像する限り、回避
できない本質的な問題として、解決する技術もなくあき
らめていたのが現状である。
本発明者は、自動現像機を用いてハロゲン化銀写真感光
材料を現像処理する際の迅速性を高めるために、現像工
程時間を今まで該分野では知られていない15秒以内で
終らせることについて検討した。しかしながら、自動現
像機で15秒以内で現像しようとすると今までには経験
したことのない現像ムラに遭遇した。かかる迅速処理で
は、上記の如くH+とBr−の発生が多くなることに加
えて、自動現像機でめ感材の搬送速度が速くなるために
、現像抑制効果が感材の処理される後方に強く発生する
ためであると考えられる。このムラ(ブロマイドドラッ
ギング又はドラッグストリークス)の解決なしにはこれ
らの良好な写真画像は成立しない状況であった。
従って本発明の目的は、ハロゲン化銀写真感光材料を自
動現像機を用いて現像工程だけで15秒以内に現像処理
するときに生ずる現像ムラを有効に解消する方法を提供
することである。
第二にハロゲン化銀写真感光材料を迅速処理して画像を
形成する方法を提供することである。
第三にハロゲン化銀写真感光材料の自動現像装置をより
小さくして、迅速に画像を形成する方法を提供すること
である。
(問題点を解決するための手段) 本発明の上記目的は、ハロゲン化銀写真感光材料を自動
現像機を用いて現像処理して画像形成する方法において
、現像工程時間が15秒以内であり、該現像処理によっ
て得られる(Dmax−fog) X 1/2での露光
量における、該現像工程時間の1/2の時間で現像処理
した際の(D−fog)の値が、該(Dmax−fog
)×1/2の値の70%以上であるハロゲン化銀写真感
光材料を用いることを特徴とする画像形成方法により達
成されることが見出された。
ここで、Dmaxは充分な露光量を感光材料に与えて本
発明に従い15秒以内の現像工程時間で現像処理した際
に得られる最大濃度を意味し、fogはそのカブリ濃度
を意味する。更に、Dは本発明に従う該現像工程時間の
172の時間で現像処理した際の、(Dmax−fog
) X 1/2での露光量における濃度を意味する。
即ち、本発明の感光材料は、(DIIlax−fog)
 X 1/2での露光量において、現像工程時間の1/
2の時間の間に本来得るべき特性の70%以上が現像さ
れているという速い現像進行特性を有するものである。
ここで自動現像機(以下自現機という)における現像工
程時間とは感材の先端が現像液に浸□漬され始める時点
から次の処理工程である停止または定着工程に浸漬され
始めるまでの時間をいう。自動機でこの現像工程時間の
1/2の時間で現像処理することは実際上難かしいので
、ここではそれに対応する方法として以下のような方法
を用いて現像処理することにより、その現像進行の特性
を定義する。
1)相当する処理液を処理タンクに満す。
2)処理温度を所定の温度に制御する。
3)相当する感材を対応する条件で露光して1秒間に1
回の割合で上下に処理液中で感材を動かして、現像処理
する。
従来の感光材料/処理システムでの現像は、一般的には
、現像工程時間と共にほぼ比例的に進行する・そのなか
で、Re5sarc11Discloqure 225
34(Jan。1983)に記載されているアスペクト
比の高い平板状ハロゲン化銀や、塩化物がより多いハロ
ゲン化銀の現像進行は比較的速く、また現像液にしても
アミノフェノール/ハイドロキノン系よりもピラゾン/
ハイドロキノン系の方が現像進行が速いことが知られて
いる。しかしこれらの現像進行も現像時間が本発明の方
法よりもっと長い時間における結果であり、本発明のよ
うに現像工程時間から15秒以下というかつてない超迅
速現像工程時間において、しかもそのl/2の短時間の
間に本来得るべき特性の70%以上が現像されていると
いう速い現像進行の達成は、従来の常識では考えられな
い技術であった。またドラッグストリークスを解決しえ
たメカニズムについては必ずしも明確となっていないが
、こういう速い現像進行をとることによって前記のドラ
ッグストリークスが初めて解消できるという驚くべき効
果を見出すに至ったものである。
本発明においては、 (Dmax−fog) X 1/
2の露光量において、所定の現像工程時間の172の間
に本来得るべき特性の70%以上が現像されることが必
須であるが、75%以上、特に80%以上が現像されて
いることが好ましい。
本発明に従う速い現像進行を有する感光材料を製造する
には、例えば以下の如き方法がある。
■ 沃素含量の少ない乃至は含有しないハロゲン化銀を
用いる6即ち、沃化銀の含量が0〜5モル%の、塩化銀
、臭化銀、塩臭化銀、沃臭化銀。
塩沃臭化銀等を用いる。
■ ハロゲン化銀乳剤に水溶性イリジウム塩を含有させ
る。
■ ハロゲン化銀乳剤層における塗布銀量を少なくする
。例えば片面で1〜3.5g/m、好ましくは1〜3g
/♂とする。
■ 乳剤中のハロゲン化銀の平均粒子サイズを小さくす
る。例えば1.0μ以下、好ましくは0.7μ以下とす
る。
■ 乳剤中のハロゲン化銀粒子として平板状粒子。
例えばアスペクト比4以上のもの、好ましくは5以上の
ものを用いる。
■ ハロゲン化銀感光材料の膨潤百分率を200%以下
にする。
本発明においては上記■〜■のうちのいずれかの方法を
用いて、好ましくはそれらのうちの任意の2種以上の方
法を併用して、 (Dmax−fog) X 1/2で
の露光量における。現像工程時間の172の時間で現像
処理した際の(D−fog)の値が該(Dmax−fo
g) X1/2の値の70%以上である感光材料を得る
ことができる。上記■〜■の方法のうち、■、■及び■
の方法の併用、■及び■の方法の併用あるいは■及び■
の方法の併用が好ましい。特に好ましくは、これらの方
法に更に■、■及び■の方法のうちのいずれか1以上を
組み合わせる。
また、硬調な感光材料、即ちγ値にして1.5以上、特
に1.6〜5のものが前記のドラッグストリークスが発
生しやすく、シかも目立ちやすいため、本発明の適用が
特に有効である。尚、上記のγ値は両面塗布されている
感光材料の場合であっても両面で上記値の範囲である場
合が好ましい。
また、ドラッグストリークスは特に感光材料の大きさが
ある程度の大きさく例えば100mm X 100mm
以上)を有している場合に問題となりやすい、マイクロ
フィルム等では感光材料の大きさが小さいため浴も小さ
く撹拌が充分になされるため問題が生じにくい8従って
、本発明においてはかかる感光材料を自動現像機により
処理する場合に特に有効である。
本発明の感光材料のハロゲン化銀乳剤層は2層以上設け
ることもできるが、塗布銀量は本発明の迅速処理には、
片面でIg/n(〜3.5g/r&の範囲が望ましい。
更に好ましくは片面でIg/m〜3g/ rdである。
黒白感光材料の場合ハロゲン化銀の平均粒子サイズは前
述の如く、1.0μm以下であることが好ましく、特に
0.7μI以下が好ましい。
写真乳剤中のハロゲン化銀粒子は、立方体、八面体、十
四面体のような規則的な結晶体を有するいわゆるレギュ
ラー粒子でもよく、また球状などのような変則的な結晶
形を持つもの、双晶面などの結晶欠陥を持つもの、平板
状粒子あるいはそれらの複合形でもよい。
平板上粒子アスペクト比は、平板状粒子個々の粒子の投
影面積と等しい面積を有する円の直径の平均値と、平板
状粒子個々の粒子厚みの平均値との比で与えられる6本
発明において平板状粒子である場合の好ましい粒子形態
としてはアスペクト比4以上20未満、より好ましくは
5以上10未満である。さらに粒子の厚みは0.3μ以
下が好ましく、特に0.2μ以下が好ましい。
平板状粒子は全粒子の好ましくは80重量%、より好ま
しくは90重量%以上存在することが好ましい。
ハロゲン化銀の粒径は、狭い分布を有する単分散乳剤で
もよく、あるいは広い分布を有する多分散乳剤でもよい
本発明に使用できるハロゲン化銀写真乳剤は、公知の方
法で製造でき、例えばRe5earchDisclos
ure、 Na 17643(1978年12月)、2
2〜23頁、“L乳剤製造(Emulsion pre
paration and types)”および同、
Nα18716(1979年11月)、648頁に記載
の方法に従うことができる。
本発明に用いられる写真乳剤は、グラフキデ著「写真の
化学と物理」、ボールモンテル社刊(P。
Glafkides、 Chimie et Phys
ique PhotographiquePaul M
ontel、 1967)、ダフィン著「写真乳剤化学
」、フォーカルプレス社刊(G、 F、 Duffin
Photographic Emulsion Che
mistry(Focal Press。
1966)、ゼリクマンら著「写真乳剤の製造と塗布」
フォーカルプレス社刊(V、 L、 Zelikman
 et al。
Making and Coating Photog
raphic Emulsion。
Focal Press、 1964)などに記載され
た方法を用いて調製することができる。
本発明に用いられるハロゲン化銀粒子の形成時には粒子
の成長をコントロールするためにハロゲン化銀溶剤とし
て例えばアンモニア、ロダンカリ、ロダンアンモン、チ
オエーテル化合物(例えば米国特許第3,271,15
7号、同第3,574,628号、同第3゜704.1
30号、同第4,297,439号、同第4 、276
 、374号など)、チオン化合物(例えば特開昭53
−144,319号、同第53−82,408号、同第
55−77.737号など)、アミン化合物(例えば特
開昭54−100,717号など)などを用いることが
できる。
本発明においては、水溶性ロジウム塩や前述の如き水溶
性イリジウム塩を用いることができる。
イリジウムイオンを含有させるには、ハロゲン化銀乳剤
の調製時に水溶性イリジウム化合物(例えばヘキサクロ
ロイリジウム(III)酸塩あるいはへキサクロロイリ
ジウム(IV)酸塩など)を水溶液の形で添加すること
によって達成される。粒子形成のためのハロゲン化物と
同じ水溶液の形で、添加しても良いし1粒子形成前添加
、粒子形成途中添加、粒子形成後から化学増感までの間
の添加のいずれでも良いが、特に好ましいのは粒子形成
時の添加である。
本発明において、イリジウムイオンはハロゲン化銀1モ
ル当り好ましくは10−s〜10−sモル用いるが、よ
り好ましくは5 X 10−’〜5 X 10−’モル
、特に好ましくは10−7〜10−6モルである。
本発明における可溶性銀塩と可溶性ハロゲン塩を反応さ
せる形式としては片側混合法、同時混合法、それらの組
合せなどのいずれを用いてもよい。
粒子を銀イオン過剰の下において形成させる方法(いわ
ゆる逆混合法)を用いることもできる。同時混合法の一
つの形式としてハロゲン化銀の生成される液相中のPA
gを一定に保つ方法、すなわちいわゆるコンドロールド
・ダブルジェット法を用いることができ、この方法によ
ると、結晶形が規則的で粒子サイズが均一に近いハロゲ
ン化銀乳剤が与えられる。
本発明の方法で用いるハロゲン化銀乳剤は化学増感して
いても、していなくとも良い。
化学増感する場合は1通常のイオウ増感、還元増感、貴
金属増感及びそれらの組合せが用いられる。
さらに具体的な化学増感剤としては、アリルチオカルバ
ミド(Allyl thiocarbamide)、チ
オ尿素、チオサルフェート、チオエーテルやシスチンな
どの硫黄増感剤;ポタシウムクロロオーレイト、オーラ
ス、チオサルフェートやポタシウムクロロバラデート(
Potassium chloro Pa1ladat
c)などの貴金属増感剤:塩化スズ、フェニルヒドラジ
ンやレダクトンなどの還元増感剤などを挙げることがで
きる。
本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、公知の分光増
感色素によって必要に応じて分光増感される。用いられ
る分光増感色素としてはRe5earchDisclo
sure第5earchDisclosure(12月
号1978年)に記載されたものを用いることができる
上記の増感色素はハロゲン化銀1モル当り5×10−7
モル−5X 10−2モル、好ましくはI X 10−
’モル〜Ixio−″3モル、特に好ましくは2 X 
10−’モル〜5xio−’モルの割合でハロゲン化銀
写真乳剤中に含有される。
前記の増感色素は、直接乳剤層へ分散することができる
。また、これらはまず適当な溶媒、例えばメチルアルコ
ール、エチルアルコール、メチルセロソルブ、アセトン
、水、ピリジンあるいはこれらの混合溶媒などの中に溶
解され、溶液の形で乳剤へ添加することもできる。また
、溶解に超音波を使用することもできる。また、前記の
増感色素の添加方法としては米国特許第3,469,9
87号明細書などに記載のごとき、色素を揮発性の有機
溶媒に溶解し、該溶液を親水性コロイド中に分散し、こ
の分散物を乳剤中に添加する方法、特公昭46−241
85号などに記載のごとき、水不溶性色素を溶解するこ
となしに水溶性溶剤中に分散させ、この分散物を乳剤へ
添加する方法:米国特許第3,822゜135号明細書
に記載のごとき、界面活性剤に色素を溶解し、該溶液を
乳剤中へ添加する方法;特開昭51−74624号に記
載のごとき、レッドシフトさせる化合物を用いて溶解し
、該溶液を乳剤中へ添加する方法;特開昭50−808
26号に記載のごとき色素を実質的に水を含まない酸に
溶解し、該溶液を乳剤中に添加する方法などが用いられ
る。その他、乳剤への添加には米国特許第2,912,
343号、同第3゜342 、605号、同第2,99
6,287号、同第3,429,835号などに記載の
方法も用いられる。また上記の増感色素は適当な支持体
上に塗布される前にハロゲン化銀乳剤中に一様に分散し
てよいが、勿論ハロゲン化銀乳剤の調製のどの過程にも
分散することができる。
上記の増感色素に、さらに他の増感色素を組合せて用い
ることができる。例えば米国特許第3,703.377
号、同第2,688,545号、同第3,397,06
0号、同第3,615,635号、同第3,628,9
64号、英国特許第1゜242.588号、同第1,2
93,862号、特公昭43−4936号、同44−1
4030号、同43−10773号、米国特許3,41
6,927号、特公昭43−4930号、米国特許第2
,615,613号、同第3,615,632号、同第
3,617,295号、同第3,635゜721号など
に記載の増感色素を用いることができる。
本発明に従い本発明の親水性コロイド層に含有するハロ
ゲン化銀感光材料を迅速処理するためには、前述の如く
、ハロゲン化銀感光材料の膨潤百分率を200%以下に
することが好ましい。
一方、膨潤百分率を低くしすぎると、現像、定着、水洗
などの速度が低下するため必要以上に下げることは好ま
しくない。
好ましい膨潤百分率としては200%以下30%以上、
特に150%以下50%以上が好ましい。
膨潤百分率を200%以下とするためには例えば、感光
材料に用いる硬膜剤の使用量を増加させることなどによ
って当業者であれば容易にコントロールすることができ
る。
膨潤百分率は、(a)写真材料を38℃50%相対湿度
で3日間インキュベーション処理し、(b)親水性コロ
イド層の厚みを測定し、(C)該写真材料は21℃蒸留
水に3分間浸漬し、そして(d)工程(b)で測定した
親水性コロイド層の厚みと比較して、層の厚みの変化の
百分率を測定することによって求めることができる。
本発明に用いうる硬膜剤としては例えばアルデヒド化合
物、米国特許第3,288,775号等に記載されてい
る活性ハロゲンを有する化合物、米国特許第3,635
,718号等に記載されている反応性のエチレン性不飽
和基を持つ化合物、米国特許第3,091,537号等
に記載されているエポキシ化合物、ムコクロル酸のよう
なハロゲノカルボキシアルデヒド等の有機化合物が知ら
れている。中でもビニルスルホン系硬膜剤が好ましい。
更には高分子硬膜剤も好ましく用いることができる。
高分子硬膜剤としては活性ビニル基、あるいはその前駆
体となる基を有するポリマーが好ましく、中でも特開昭
56−142524に記載されている様な、長いスペー
サーによって活性ビニル基、あるいはその前駆体となる
基がポリマー主鎖に結合されているようなポリマーが特
に好ましい。上記の膨潤百分率を達成するためのこれら
の硬膜剤の添加量は、使用する硬膜剤の種類やゼラチン
種によって異なる。
本発明の迅速処理においては、乳剤層中及び/又はその
他の親水性コロイド層中に現像処理工程に於て流呂する
ような有機物質を含有せしめることが好ましい。流出す
る物質がゼラチンの場合は硬膜剤によるゼラチンの架橋
反応にかかわらないゼラチン種が好ましく、たとえばア
セチル化ゼラチンやフタル化ゼラチンなどがこれに該当
し、分子量は小さいものが好ましい。一方、ゼラチン以
外の高分子物質としては米国特許第3,271,158
号に記載されているようなポリアクリルアミド、あるい
はまたポリビニールアルコール、ポリビニルピロリドン
などの親木性ポリマーを有効に用いることができ、デキ
ストランやサッカローズ、プルラン、などの糖類も有効
である。中でもポリアクリルアミドやデキストランが好
ましく、ポリアクリルアミドは特に好ましい物質である
。これらの物質の平均分子量は好ましくは2万以下、よ
り好ましくは1万以下が良い。この他に、Re5ear
chDisc1osura第5earchDisc43
、第■項(12月号、1978年)に記載されたカブリ
防止剤や安定化剤を用いることができる。
本発明の現像処理に使用する黒白現像液に用いる現像主
薬には良好な性能を得やすい点で、ジヒドロキシベンゼ
ン類と1−フェニル−3−ピラゾリドン類の組合せが最
も好ましい。勿論この他にp−アミノフェノール系現像
主薬を含んでもよい。
本発明に用いるジヒドロキシベンゼン現像主薬としては
ハイドロキノン、クロロハイドロキノン。
ブロムハイドロキノン、イソプロピルハイドロキノン、
メチルハイドロキノン、2,3−ジクロロハイドロキノ
ン、2,5−ジクロロハイドロキノン、 2.3−ジブ
ロムハイドロキノン、2,5−ジメチルハイドロキノン
などがあるが特にハイドロキノンが好ましい。
本発明に用いるP−アミノフェノール系現像主薬として
はN−メチル−p−アミノフェノール、ρ−アミノフェ
ノール、N−(β−ヒドロキシエチル)−p−アミノフ
ェノール、 N−(4−ヒドロキシフェニル)グリシン
、2−メチル−p−アミノフェノール、ρ−ベンジルア
ミノフェノール等があるが、なかでもN−メチル−P−
アミノフェノールが好ましい。
本発明に用いる3−ピラゾリドン系現像主薬としては1
−フェニル−3−ピラゾリドン、1−フェニ、ルー4゜
4−ジメチル−3−ピラゾリドン、l−フェニル−4−
メチル−4−ヒドロキシメチル−3−ピラゾリドン、1
−フェニル−4,4−ジヒドロキシメチル−3−ピラゾ
リドン、1−フェニル−5−メチル−3−ピラゾリドン
、1−p−アミノフェニル−4,4−ジメチル−3−ピ
ラゾリドン、1−ρ−トリルー4,4−ジメチルー3−
ピラゾリドン、1−P−トリル−4−メチル−4−ヒド
ロキシメチル−3−ピラゾリドン、などがある。
現像主薬は通常0.01モル/Ω〜1.2モル/Qの量
で用いられるのが好ましい。
本発明の現像処理に用いる亜硫酸塩の保恒剤としては亜
硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸リチウム、亜
硫酸アンモニウム、重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸
カリウム、などがある。亜硫酸塩は0.2モルIQ以上
特に0.4モル/Q以上が好ましい。また、上限は2.
5モル/Qまでとするのが好ましい。
本発明の現像処理に用いる現像液のpHは9から13ま
での範囲のものが好ましい。更に好ましくはpHlOか
ら12までの範囲である。
pHの設定のために用いるアルカリ剤には水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム
、第三リン酸ナトリウム、第三リン酸カリウムの如きp
H調節剤を含む。
特願昭61−28708号(ホウ酸塩)、特開昭60−
93433号(例えば、サッカロース、アセトオキシム
、5−スルホサルチル酸)、リン酸塩、炭酸塩などの緩
衝剤を用いてもよい。
また上記現像液にはジアルデヒド系硬膜剤またはその重
亜硫酸塩付加物が用いられるが、その具体例を挙げれば
グルタルアルデヒド、又はこの重亜硫酸塩付加物などが
ある。
上記成分以外に用いられる添加剤としては、臭化ナトリ
ウム、臭化カリウム、沃化カリウムの如き現像抑制剤:
エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、ジメチルホルムアミド、メチルセロソ
ルブ、ヘキシレングリコール、エタノール、メタノール
の如き有機溶剤= 1〜フェニル−5−メルカプトテト
ラゾール、2−メルカプトベンツイミダゾール−5−ス
ルホン酸ナトリウム塩等のメルカプト系化合物、5−ニ
トロインダゾール等のインダゾール系化合物、5−メチ
ルベンツトリアゾール等のベンツトリアゾール系化合物
などのカブリ防止剤を含んでもよく、Re5earch
 Disclosure第176巻、Nc17643、
第XXI項(12月号、1978年)に記載された現像
促進剤や更に必要に応じて色調剤、界面活性剤、消泡剤
、硬水軟化剤、特開昭56−106244号記載のアミ
ノ化合物などを含んでもよい。
本発明の現像処理においては現像液に銀汚れ防止剤、例
えば特開昭56−24347号に記載の化合物を用いる
ことができる。
本発明の現像液には、特開昭56−106244号に記
載のアルカノールアミンなどのアミノ化合物を用いるこ
とができる。
この他り、F、Aメイソン著「フォトグラフィック・プ
ロセシング・ケミストリー」、フォーカル・プレス刊(
1966年)の226〜229頁、米国特許第2,19
3,015号、同2,592,364号、特開昭48−
64933号などに記載のものを用いてもよい。
定着液はチオ硫酸塩を含む水溶液であり、p++3.8
以上、好ましくは4.2〜7.0を有する。更に好まし
くはρ114.5〜5.5である。
定着剤としてはチオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸アンモニ
ウムなどがあるが、定着速度の点からチオ硫酸アンモニ
ウムが特に好ましい。定着剤の使用量は適宜変えること
ができ、一般には約0.1〜約6モル/Qである。
定着液には硬膜剤として作用する水溶性アルミニウム塩
を含んでもよく、それらには、例えば塩化アルミニウム
、硫酸アルミニウム、カリ明ばんなどがある。
定着液には、酒石酸、クエン酸、グルコン酸あるいはそ
れらの誘導体を単独で、あるいは2種以上、併用するこ
とができる。これらの化合物は定着液IQにつき0.0
05モル以上含むものが有効で、特に0.01モルIQ
−0.03モル/Qが特に有効である。
定着液には所望により保恒剤(例えば、亜硫酸塩、重亜
硫酸塩)、pH緩衝剤(例えば、酢酸、硼酸)、Pl+
調整剤(例えば、硫酸)、硬水軟化能のあるキレート剤
や特願昭60−218562号記載の化合物を含むこと
ができる。
本発明の迅速処理には、感光材料の膨潤百分率を前記の
ように小さく (好ましくは15(1%〜50%)して
、処理硬膜は弱くした方がよい、すなわち現像中におけ
る硬膜はない方がより好ましく、定着中の硬膜もない方
がより好ましいが、定着液のpHを4.6以上にして、
硬膜反応を弱くしてもよい。
こうすることによって、現像液、定着液とも各々1液か
らなる補充剤を構成することができ、補充液の調製には
単なる水で希釈するだけですむという利点も生ずる。
上記本発明のハロゲン化銀写真感光材料の現像処理方法
では、現像、定着工程の後、該感光材料1ボ当り、3Q
以下の補充量(0も含む、すなわちため水水洗)の水洗
水又は安定化液で処理することもできる。
すなわち、本発明の方法で、節水処理が可能となるのみ
ならず、自現機設置の配管が不要とすることができる。
補充量を少なくする方法として、古くより多段向流方式
(例えば2段、3段など)が知られている。この多段向
流方式を本発明に適用すれば定着後の感光材料はだんだ
んと清浄な方向、つまり定着液で汚れていない処理液の
方に順次接触して処理されて行くので、更に効率の良い
水洗がなされる。
上記の節水処理又は無配管処理には、水洗水又は安定化
液に防黴手段を施すことが好ましい。
防黴手段としては、特開昭60−263939号に記さ
れた紫外線照射法、同60−263940号に記された
磁場を用いる方法、同61−131632号に記された
イオン交換樹脂を用いて純水にする方法、特頴昭60−
253807号、同60−295894号、同61−6
3030号、同61−51396号に記載の防菌剤を用
いる方法を用いることができる。
更には、L、E、すest 、“Water Qual
ity Cr1teria”Photo、 Sci、 
& Eng、 Vol、 9 Na6(1965)、M
、 LBeach、 ”Microbiologica
l Growths in Motion−Pictu
re Processing”SMPTE Journ
al Vol、 85+(1976)、R,O,Dee
gan、 ”Photo Processing Wa
shWater Biocides” J、 Imag
ing Tech 10. Na6(1984)及び特
開昭57−8542号、同57−58143号、同58
−105145号、同57−132146号、同5g−
18631号、同57−97530号、同57−157
244号などに記載されている防菌剤、防黴剤、界面活
性剤などを併用することもてきる。
更に、水洗浴又は安定化浴には、R,T、 Kreim
an著、J、 Image、 Tech 10. (6
) 242頁(1984)に記載されたイソチアゾリン
系化合物、Re5earchDisclosure第5
earchDisclosure81年、5月号)に記
載されたイソチアゾリン系化合物、同第228巻、Nα
22845(1983年、4月号)に記載されたイソチ
アゾリン系化合物、特願昭61−51396号に記載さ
れた化合物などを防菌剤(Microbiocide)
として併用することもできる。
その他、「防菌防黴の化学」堀ロ博著、三共出版(昭5
7)、「防菌防黴技術ハンドブック」日本防菌防黴学会
・博報堂(昭和61)に記載されているような化学物を
含んでもよい。
本発明の方法において少量の水洗水で水洗するときには
特願昭60−172968号に記載のスクイズローラー
洗浄槽を設けることがより好ましい。また、特願昭61
−290619号のような水洗工程の構成をとることも
好ましい。
更に、本発明の方法で水洗又は安定化浴に防暑手段を施
した水を処理に応じて補充することによって生ずる水洗
又は安定化浴からのオーバーフロー液の一部又は全部は
特開昭60−235133号に記載されているようにそ
の前の処理工程である定着能を有する処理液に利用する
こともできる。
本発明のハロゲン化銀感光材料は、上記の少なくとも現
像、定着、水洗(又は安定化)及び乾燥の工程を含む自
動現像機で処理されるとき、現像から乾燥までの工程を
70秒以内で完了させること。
即ち、感光材料の先端が現像液に浸漬され始める時点か
ら、定着、水洗(又は安定化)工程を経て乾燥されて、
同先端が乾燥ゾーンを出てくるまでの時間(いわゆるD
ry to Dryの時間)が70秒以内であることが
好ましい。より好ましくは、このDry to Dry
の時間が60秒以内である。
本発明において「現像工程時間」又は「現像時間」とは
、前述のように処理する感光材料の先端が自現機の現像
タンク液に浸漬してから次の定着液に浸漬するまでの時
間、「定着時間」とは定着タンク液に浸漬してから次の
水洗タンク液(安定液)に浸漬するまでの時間「水洗時
間」とは、水洗タンク液に浸漬している時間をいう。
また「乾燥時間」とは1通常35℃〜100℃好ましく
は40℃〜80℃の熱風が吹きつけられる乾燥ゾーンが
、自現機には設置されており、その乾燥ゾーンに入って
いる時間をいう。
上記の叶y to Dry70秒以内の秒速内理を達成
することができるのも、現像時間が15秒以内で可能だ
からであるが、その現像温度は25℃〜50℃が好まし
く、30℃〜40℃がより好ましい。
定着温度及び時間は約り0℃〜約50℃で6秒〜20秒
が好ましく、30℃〜40℃で6秒〜15秒がより好ま
しい。
水洗または安定浴温度及び時間は0〜50℃で6秒〜2
0秒が好ましく、15℃〜40℃で6秒から15秒がよ
り好ましい。
本発明の方法によれば、現像、定着及び水洗(又は安定
化)された写真材料は水洗水をしぼり切る、すなわちス
クイズローラーを経て乾燥される。乾燥は約り0℃〜約
100℃で行なわれ、乾燥時間は周囲の状態によって適
宜変えられるが、通常は約5秒〜30秒でよく、特によ
り好ましくは40℃〜80℃で約5秒〜20秒である。
本発明の感材/処理システムでDry to Dryで
70秒以下の現像処理をするときには、迅速処理特有の
現像ムラを防止するために特願昭61−297672号
明M書に記載されているようなゴム材質のローラーを現
像タンク出口のローラーに適用することや、特願昭61
−297673号明細書に記載されているように現像液
タンク内の現像液撹拌のための吐出流速を10m/分以
上にすることや更には、特願昭61−315537号明
細書に記載されているように、少なくとも現像処理中は
待機中より強い撹拌をすることがより好ましい。更には
本発明のような迅速処理のためには、特に定着液タンク
のローラーの構成は、定着速度を速めることや、増感色
素を含んでいる感材では色素の溶出を速めることのため
に、対向ローラーであることがより好ましい。対向ロー
ラーで構成することによって、ローラーの本数を少なく
でき、処理タンクを小さくできる。すなわち自現機をよ
りコンパクトにすることが可能となる。
本発明の感光材料の現像処理方法には、写真感光材とし
て、特に限定はなく、一般の黒白感光材料が主として用
いられる他にカラー感光材料にも用いることができる。
特に医療画像のレーザープリンター用写真材料や印刷用
スキャナー感材並びに、医療用直接撮影X−レイ感材、
医療用間接撮影X−レイ感材、CRT画像記録用感材な
どに用いることが好ましい。
次に1本発明の具体的な実施例を示すが5本発明はこれ
らに限定されるものではない。
実施例1 (1)単分散ハロゲン化銀乳剤の調製 ゼラチンと臭化カリウムと水が入った55℃に加温され
た容器にアンモニアを入れた後、反応容器中のPAg値
を7.60に保ちつつ硝酸銀水溶液と銀に対するイリジ
ウムのモル比で10−7モルとなるようにヘキサクロロ
イリジウム(III)酸塩を添加した臭化カリウム水溶
液とをダブルジェット法により添加して単分散臭化銀乳
剤粒子を調製した。アンモニアの量をかえることにより
、平均粒子サイズ0.7μ、0.4μ、0.25μの3
種類の乳剤粒子を作った(それぞれをA、B、C乳剤と
する)。これらの乳剤粒子は、平均粒子サイズの±40
%以内に全粒子数の98%が存在していた。又粒子形成
の後期に銀1モル当りlXl0″′3モルのヨウ化カリ
ウムを添加した。この乳剤を脱塩処理後、p)lを6.
2、PAgを8.6に合わせてからチオ硫酸ナトリウム
と塩化金酸とにより金・硫黄増感を行ない所望の写真性
を得た。この乳剤の(100)面/(111)面比率を
クベルカムンク法で測定したところ(93/7)であっ
た。
(2)乳剤塗布液の調製 上記の3種の乳剤を表−1に示すように、単独または混
合で合計1kg秤取した容器を40℃に加温して乳剤を
溶解後、下記の赤外域増感色素のメタノール溶液(9X
10−モル/Q)を70cc、下記の強色増感剤の水溶
液(4,4X to−3モル/12) 90cc、下記
の感材保存性改良剤のメタノール溶液(2,8X 10
−”モル/Q) 35cc、4−ヒドロキシ−6−メチ
ル−1,3,3a、7−チトラザインデン水溶液、塗布
助剤ドデシルベンゼンスルフォン酸塩水溶液、増粘剤ポ
リポタシウムーP−ビニルベンゼンスルフォネート化合
物の水溶液を添加して乳剤塗布液とした。
(赤外増感色素) (強色増感剤) 4.4′−ビス〔4,6−ジ(ナフチル−2−オキシ)
ピリミジン−2−イルアミノコスチルベン−2,2′−
ジスルホン酸ジナトリウム塩 (感材保存性改良剤) (3)感材層の表面保護層用塗布液の調製40℃に加温
された10wt%ゼラチン水溶液に、増粘剤ポリスチレ
ンスルフオン酸ソーダ水溶液、マット剤ポリメチルメタ
クリレート微粒子(平均粒子サイズ3.0μ)、硬膜剤
N、N’−エチレンビス−(ビニルスルフォニルアセト
アミド)、塗布助剤t−オクチルフェノキシエトキシエ
タンスルフオン酸ナトリウム水溶液及び帯電防止剤とし
てポリスチレン系界面活性剤水溶液及び下記構造の含フ
ツ素化合物の水溶液とを添加して塗布液とした。
C,F工、SO□N(C,)I7)CH□C00K  
 およびC,F、7So□N (C3ut )(C)1
2 CH20)□、■(4)バック塗布液の調製 40℃に加温された10wt%のゼラチン水溶液1kg
に増粘剤ポリスチレンスルフォン酸ソーダ水溶液表1の
各種バック染料水溶液(5X 10−2モル/Q) 5
0cc、i[剤N、N’−エチレンビス−(ビニルスル
フォニルアセトアミド)水溶液、塗布助剤t−オクチル
フェノキシエトキシエタンスルフオン酸ナトリウム水溶
液とを加えて塗布液とした。
(5)バック層の表面保護層用塗布液の調製40℃に加
温された1(ht%ゼラチン水溶液に増粘剤ポリスチレ
ンスルフオン酸ソーダ水溶液、マット剤ポリメチルメタ
クリレート微粒子(平均粒子サイズ3.0μ)、塗布助
剤t−オクチルフェノキシエトキシエタンスルフオン酸
ナトリウム水溶液及び帯電防止剤としてポリエチレン系
界面活性剤水溶液及び下記構造の含フツ素化合物の水溶
液とを添加して塗布液とした。
C,Fl、5o2N (C,H,)CH,C00K  
 およびC,F□、5o2N (C3H,) (CH2
CH20)、、I+(6)塗布試料の作成 前述のバック層塗布液をバック層の表面保護層塗布液と
ともにポリエチレンテレフタレート支持体の一方の側に
ゼラチン塗布量が3g/mとなるように塗布した。これ
に続いて支持体の反対の側に(3)で述べた近赤外増感
色素入りの乳剤塗布液とこれ用の表面保護層塗布液とを
塗布銀量が表−1に示す量となるように、塗布ゼラチン
量は表面保護M1.5g/rrrとして合計3.5g/
rr?、また塗布膜の膨潤百分率を次の定義に従って1
10%となるように表面保護層塗布膜中の硬膜剤量を調
節して塗布し各種フィルムをつくった。
(7)膨潤率の測定法 a)38℃、50%相対濃度で塗布試料をインキュベー
ション処理し、b)  /Iの厚みを測定し、C)21
℃の蒸溜水に3分間浸漬し、そしてd)工程b)で測定
した層の厚みと比較して、層の厚みの変化の百分率を測
定する。
(8)通常センシトメトリー (6)の各種の試料を25℃65%RHの温度及び湿度
に保ちながら塗布後7日目に室温で78Or+mの波長
の半導体レーザーを用いて10″′7秒のスキャニング
露光を行った。露光後第1図に略示した如き自動現像機
を用い、下記の処理工程及び処理方法で現像処理した。
現像液及び定着液の濃縮液の組成は次の通りである。
く現像液濃縮液〉 水酸化カリウム              60g亜
硫酸ナトリウム             100g亜
硫酸カリウム             125gジエ
チレントリアミン五酢酸        6gホウ酸 
               zsgヒドロキノン 
               87.5gジエチレン
グリコール          28g5−メチルベン
ゾトリアゾール        0.15g水でIQと
する(pH11,ooに調整する)。
補充液キットサイズ            5Q〈定
着液濃縮液〉 チオ硫酸アンモニウム          560g亜
硫酸ナトリウム             60g水酸
化ナトリウム             24g水でI
Qとする(酢酸でPH5,10に調整する)。
補充液キットサイズ            5Q〈水
ストックタンク液〉 自動現像機(第1図参照)Dry to Dryで60
秒処理スクイズローラー洗浄槽(7)   200m 
Qホストックタンク(4)    25Q乾燥 但し、現像・定着タンク共温度を推持するためにヒータ
ーは使ったが、冷却水は使わなかった。
現像処理をスタートするときには各タンクに嵐下の如き
処理液を満たした。
現像タンク(1)二上記現像液濃縮液400m Q、水
600mQ及び臭化カリウム2gと酢酸1.8gとを含
む水溶液10mQを加えてpl+を10.50とした。
定着タンク(2)二上記定着液濃縮液250mQ及び水
750IIIQ 水洗タンク(3)及び洗浄槽(7):上記ストックタン
ク液と同組成のもの 第1図の自現機の模式図に示す如く、上記感光材料B4
サイズ(25,7cm X 36.4cm) 1枚処理
される毎に。
を補充し、−日にB4サイズ50枚(1枚のフィルムの
現像率40%)のランニング処理を継続した。
この間現像液、定着液、水兵なくなれば同様に新たなる
補充液を追加した。
感材が、現像処理されるときは、現像液の循環撹拌液量
を200/分に、現像処理されていない待機時はIQ/
分に設定した。
一日の現像作業が終了した時には、現像一定着間、及び
定着−水洗間のクロスオーバーのローラーに、上記水洗
水ストックタンクの水苔々80dずつを10ケ所の小穴
から間欠的に自動的に吹きかけ洗浄した(特願昭61−
131338号に記載の方法で)。
Dry to Dry処理時間を上記の如く60秒処理
としたもの(本発明)と、それらの各工程時間をすべて
均一に1.6倍の時間にして叶y to Dry処理時
間を96秒としたもの(比較処理)について但し]H3
t、定着温度は共に33℃の各試料の結果を表1に示す
表1のように本発明の方法によるフィルムNα2゜Nα
3の画像は非常に迅速な現像処理にかかわらずドラッグ
ストリークスのない鮮明な画像であった。
実施例2 i五夏翌1 水1Ω中にゼラチン30g、臭化カリ6gを加え60℃
に保った容器中に撹拌しながら硝酸銀水溶液(硝酸銀と
して5g)と沃化カリ0.15gを含む臭化カリ水溶液
を1分間かけてダブルジェット法で添加した。さらに硝
酸銀水溶液(硝酸銀として145g)と沃化カリ4.2
gを含む臭化カリ水溶液をダブルジェット法で添加した
。この時の添加流速は、添加終了時の流速が、添加開始
時の5倍となるように流量加速をおこなった。添加終了
後、沈降法により35℃にて可溶性塩類を除去したのち
40℃に昇温しでゼラチン75gを連添し、 pHを6
.7に調整した。
得られた乳剤は投影面積直径が0.98μm、平均厚み
0.138μmの平板状粒子で、沃化銀含量は3モル%
であった。この乳剤に、金、イオウ増感を併用して化学
増感をほどこした。
1111ム引l聚 表面保護層として、ゼラチンの他に平均分子量8000
のポリアクリルアミド、ポリスチレンスルホン酸ソーダ
、ポリメチルメタクリレート微粒子(平均粒子サイズ3
.0μm)、ポリエチレンオキサ・イド、および硬膜剤
などを含有したゼラチン水溶液を用いた。
上記乳剤に増感色素としてアンヒドロ−5,5′−ジク
ロロ−9−エチル−3,3′−ジ(3−スルフオプロビ
ル)オキサカルボシアニンハイドロオキサイドナトリウ
ム塩を500mg/1モルAgの割合で、沃化カリを2
00mg/1モルAgの割合で添加した。さらに安定材
として4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a、?
−テトラザインデンと2,6ビス(ヒドロキシアミノ)
−4−ジエチルアミノ−1,3,5−トリアジンおよび
ニトロン、乾燥カブリ防止剤としてトリメチロールプロ
パン、塗布助剤、硬膜剤を添加して塗布液とし、ポリエ
チレンテレフタレート支持体の両側に各々表面保護層と
同時に塗布乾燥することにより、写真材料を作成した。
この写真材料の塗布銀量は片面あたり2g/ rrfで
ある。またO’l記定義に従がう膨潤率は120%であ
った。
この感材をX線露光し、実施例1の現像液処方で4−ヒ
ドロキシメチル−4−メチル−1−フェニル−3−ピラ
ゾリドンの量を2倍にした以外は同様な本発明の方法で
現像処理したがドラッグストリークスは見られなかった
(発明の効果) 本発明に従えば、ハロゲン化銀写真感光材料を自動現像
機を用いて現像工程時間が15秒以内という迅速処理に
て現像処理するときに生ずる現像ムラ(ドラッグストリ
ークス)を有効に解決することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法を行なうための自動現像機シス
テムの一つの態様を示す。 1:現像タンク   2:定着タンク 3:水洗タンク    4:水ストックタンク5:現像
液濃縮液ストックタンク 6:定着液濃縮液ストックタンク 7:スクイズローラー洗浄槽 P:ポンプ 手続補正書 昭和62年6月祁日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ハロゲン化銀写真感光材料を自動現像機を用いて現像処
    理して画像形成する方法において、現像工程時間が15
    秒以内であり、該現像処理によって得られる(Dmax
    −fog)×1/2での露光量における、該現像工程時
    間の1/2の時間で現像処理した際の(D−fog)の
    値が、該(Dmax−fog)×1/2の値の70%以
    上であるハロゲン化銀写真感光材料を用いることを特徴
    とする画像形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6259952A (ja) * 1985-09-11 1987-03-16 Konishiroku Photo Ind Co Ltd ハロゲン化銀黒白写真感光材料の処理方法

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JPS6259952A (ja) * 1985-09-11 1987-03-16 Konishiroku Photo Ind Co Ltd ハロゲン化銀黒白写真感光材料の処理方法

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