JPS63256824A - 電磁流量計 - Google Patents
電磁流量計Info
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- JPS63256824A JPS63256824A JP9127487A JP9127487A JPS63256824A JP S63256824 A JPS63256824 A JP S63256824A JP 9127487 A JP9127487 A JP 9127487A JP 9127487 A JP9127487 A JP 9127487A JP S63256824 A JPS63256824 A JP S63256824A
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- JP
- Japan
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- 238000001914 filtration Methods 0.000 claims description 3
- 239000002002 slurry Substances 0.000 abstract description 19
- 239000012530 fluid Substances 0.000 abstract description 7
- 230000008878 coupling Effects 0.000 abstract description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 abstract description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 abstract description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 abstract 1
- 230000004069 differentiation Effects 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
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- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く産業上の利用分野〉
本発明は、磁場を被測定流体に印加しその流分を3+1
定する電磁流量計に係り、特にその励磁方式とこれに伴
なう信号処理方式を改良した電磁流■n1に関する。
定する電磁流量計に係り、特にその励磁方式とこれに伴
なう信号処理方式を改良した電磁流■n1に関する。
〈従来の技術〉
工業用の電磁流量計は従来から商用電源を用いて励磁す
る商用周波の励磁方式が採用されてきた。
る商用周波の励磁方式が採用されてきた。
商用周波の励磁方式は、(イ)応答速度が早く低=1ス
トに出来る。(ロ)スラリ性の流体や低導電率の流体で
発生する流速と共に増加する低周波のランダムノイズ(
以下、フローノイズという)の影響を受けがたい、とい
う利点があるが、稼動状態で比較的に長期1例えば1日
程度の間、放置しておくとゼロ点が変動するという欠点
がある。
トに出来る。(ロ)スラリ性の流体や低導電率の流体で
発生する流速と共に増加する低周波のランダムノイズ(
以下、フローノイズという)の影響を受けがたい、とい
う利点があるが、稼動状態で比較的に長期1例えば1日
程度の間、放置しておくとゼロ点が変動するという欠点
がある。
このため、商用周波の1/2.あるいはこれ以下の低周
波で励磁する低周波励磁方式が採用されるようになった
。低周波励磁方式にすると周知のように111点の安定
な′IFi磁流量計が1qられる利点がある。しかし、
励磁周波数が低いのでフローノイズの周波数と近接し、
このためフローノイズの影響を受は易く、特に流速が大
になるとこの影響が顕著になる。また、フローノイズの
影響を軽減するためにダンピングをかけると応答が遅く
なる欠点を有している。
波で励磁する低周波励磁方式が採用されるようになった
。低周波励磁方式にすると周知のように111点の安定
な′IFi磁流量計が1qられる利点がある。しかし、
励磁周波数が低いのでフローノイズの周波数と近接し、
このためフローノイズの影響を受は易く、特に流速が大
になるとこの影響が顕著になる。また、フローノイズの
影響を軽減するためにダンピングをかけると応答が遅く
なる欠点を有している。
そこで、特願昭60−197168号(発明の名称:電
磁流量計)で提案されているように商用周波数の励磁電
流成分とこれより低い周波数の励磁電流成分を励磁コイ
ルに同時に流して複合磁場を形成する複合励磁方式が提
案されている。
磁流量計)で提案されているように商用周波数の励磁電
流成分とこれより低い周波数の励磁電流成分を励磁コイ
ルに同時に流して複合磁場を形成する複合励磁方式が提
案されている。
そして、この複合磁場の印加の6とに測定流体を流すと
2つの周波数を含む信号電圧が発生する。
2つの周波数を含む信号電圧が発生する。
この信号電圧を商用周波数に繕づいて弁別した高周波の
信号電圧と低い周波数に基づいて弁別した低周波の信号
電圧をそれぞれ大きな時定数を持つローパスフィルタと
ハイパスフィルタを介して出力し、更にこれらの出力を
加算して出力することにより高い周波数での励磁方式と
低い周波数の励磁方式の各々の利点を持つ出力を得てい
る。
信号電圧と低い周波数に基づいて弁別した低周波の信号
電圧をそれぞれ大きな時定数を持つローパスフィルタと
ハイパスフィルタを介して出力し、更にこれらの出力を
加算して出力することにより高い周波数での励磁方式と
低い周波数の励磁方式の各々の利点を持つ出力を得てい
る。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかしながら、この様な電磁流量計では低周波側はスラ
リーノイズの影響を低減させるためにローパスフィルタ
の時定数を大きくとる必要があり、これに伴なって出力
の応答をスムーズにするためにハイパスフィルタの時定
数も大きくとることになる。
リーノイズの影響を低減させるためにローパスフィルタ
の時定数を大きくとる必要があり、これに伴なって出力
の応答をスムーズにするためにハイパスフィルタの時定
数も大きくとることになる。
この場合に、スラリーノイズとは無関係の微分状のノイ
ズが混入すると低周波側は大きな時定数のためにその影
響が出力に現れないが、高周波側は大きい時定数のため
にこの微分ノイズの影響を受け、長期的には安定するが
大きな時定数で決まるかなりのllll間のあいだゼロ
点が変動するという問題がある。
ズが混入すると低周波側は大きな時定数のためにその影
響が出力に現れないが、高周波側は大きい時定数のため
にこの微分ノイズの影響を受け、長期的には安定するが
大きな時定数で決まるかなりのllll間のあいだゼロ
点が変動するという問題がある。
く問題点を解決するための手段〉
この発明は、以上の問題点を解決するため、第1周波数
とこれより低い第2周波数の2つの貨なった周波数を有
する磁場を供給する励磁手段と。
とこれより低い第2周波数の2つの貨なった周波数を有
する磁場を供給する励磁手段と。
この励磁手段により励磁され流量に対応して発生する信
号電圧を第1周波数に基づいて弁別して出力する第1復
調手段と、この第1復調手段の出力を高域濾波するハイ
パスフィルタと、信号電圧を第2周波数に基づいて弁別
して10調する第2復調手段と、この第2復調手段の出
力を低域濾波するローパスフィルタと、ハイパスフィル
タとローパスフィルタとの各出力を加締的に合成する加
算手段と、信号電圧に含まれるノイズを検出しこのノイ
ズに関連して第1周波数を変更するノイズ判別手段とを
具備するようにしたものである。
号電圧を第1周波数に基づいて弁別して出力する第1復
調手段と、この第1復調手段の出力を高域濾波するハイ
パスフィルタと、信号電圧を第2周波数に基づいて弁別
して10調する第2復調手段と、この第2復調手段の出
力を低域濾波するローパスフィルタと、ハイパスフィル
タとローパスフィルタとの各出力を加締的に合成する加
算手段と、信号電圧に含まれるノイズを検出しこのノイ
ズに関連して第1周波数を変更するノイズ判別手段とを
具備するようにしたものである。
〈実施例〉
以下、本発明の実施例について図面に基づいて説明する
。第1図は本発明の1実施例を示すブロック図である。
。第1図は本発明の1実施例を示すブロック図である。
10は電磁流量計の検出器の導管であり、絶縁性のライ
ニングがその内面に施されている。11a1i1bは信
IJ電圧を検出するための電極である。12は励磁コイ
ルであり、これによって発生した磁場が被測定流体に印
加される。励磁コイル12には、励磁回路13から励磁
電流Itが供給されている。
ニングがその内面に施されている。11a1i1bは信
IJ電圧を検出するための電極である。12は励磁コイ
ルであり、これによって発生した磁場が被測定流体に印
加される。励磁コイル12には、励磁回路13から励磁
電流Itが供給されている。
励磁回路13は次のように構成されている。基準電圧E
1はスイッチS W +を介して増幅器Q1の非反転入
力端(+)に印加され、その出力端はトランジスタQ2
のベースに接続されている。トランジスタQ2のエミッ
タは抵抗Rtを介してコモンCOMに接続されると共に
増幅器Q+の反転入力端(−)に接続されている。コモ
ンCOMとトランジスタQ2のコレクタとの間には励磁
電圧EsがスイッチS W 2とS W )の直列回路
とこれに並列に接続されたスイッチSW4とS W 5
の直列回路を介して印加される。励磁コイル12はスイ
ッチSW2、SW3の接続点とスイッチSWa、SW5
の接続点にそれぞれ接続される。タイミングki 号S
I + 82 * 83はそれぞれスイッチSW+
、SW2 とsWs 、SW3 とSl#4(7)Fi
nを制i する。このようにして、例えば低周波の周波
数が6.251−1z1高周波の周波数が200 Hz
の複合された励磁電流を得ることができる。
1はスイッチS W +を介して増幅器Q1の非反転入
力端(+)に印加され、その出力端はトランジスタQ2
のベースに接続されている。トランジスタQ2のエミッ
タは抵抗Rtを介してコモンCOMに接続されると共に
増幅器Q+の反転入力端(−)に接続されている。コモ
ンCOMとトランジスタQ2のコレクタとの間には励磁
電圧EsがスイッチS W 2とS W )の直列回路
とこれに並列に接続されたスイッチSW4とS W 5
の直列回路を介して印加される。励磁コイル12はスイ
ッチSW2、SW3の接続点とスイッチSWa、SW5
の接続点にそれぞれ接続される。タイミングki 号S
I + 82 * 83はそれぞれスイッチSW+
、SW2 とsWs 、SW3 とSl#4(7)Fi
nを制i する。このようにして、例えば低周波の周波
数が6.251−1z1高周波の周波数が200 Hz
の複合された励磁電流を得ることができる。
一方、信号電圧は電極118.11bで検出され、前置
増幅器14に出力される。前置増幅器14でコモンモー
ド電圧の除去とインピーダンス変換がなされその出力端
を介して結合点15に出力される。結合点15における
48号電圧はスイッチS W 7を介して、或いは反転
増幅器Q3とスイッチS W eの直列回路を介してそ
れぞれ小さな時定数をもつ低域濾波器16に印加されで
いる。
増幅器14に出力される。前置増幅器14でコモンモー
ド電圧の除去とインピーダンス変換がなされその出力端
を介して結合点15に出力される。結合点15における
48号電圧はスイッチS W 7を介して、或いは反転
増幅器Q3とスイッチS W eの直列回路を介してそ
れぞれ小さな時定数をもつ低域濾波器16に印加されで
いる。
また、結合点15における信g電圧はスイッチS W
aを介して、或いは反転増幅器Q4とスイッチSW+o
の直列回路を介してそれぞれ小さな時定数をもつ低域濾
波器17に印加されている。スイッチSW7.SWs
、SW9 、SW+ oはそれぞれタイミング回路18
からのタイミング信号S7、Ss 、Sり、SIoで開
閉される。低111&!!波器16は大さな時定数をも
つローパスフィルタ19を介して、低域濾波器17の出
力は可変利得増幅器Q5とハイパスフィルタ20の直列
回路を介してそれぞれ加算点21で加口される。加算点
21での加算出力はローパスフィルタ22を介して出力
端23に流量に比例した信号電圧として出力される。
aを介して、或いは反転増幅器Q4とスイッチSW+o
の直列回路を介してそれぞれ小さな時定数をもつ低域濾
波器17に印加されている。スイッチSW7.SWs
、SW9 、SW+ oはそれぞれタイミング回路18
からのタイミング信号S7、Ss 、Sり、SIoで開
閉される。低111&!!波器16は大さな時定数をも
つローパスフィルタ19を介して、低域濾波器17の出
力は可変利得増幅器Q5とハイパスフィルタ20の直列
回路を介してそれぞれ加算点21で加口される。加算点
21での加算出力はローパスフィルタ22を介して出力
端23に流量に比例した信号電圧として出力される。
なお、可変増幅器Q5はローパスフィルタ19の出力電
圧VLとハイパスフィルタ20の出力電圧11の大きさ
が等しくなるように調節するためのものである。
圧VLとハイパスフィルタ20の出力電圧11の大きさ
が等しくなるように調節するためのものである。
低域濾波器16の出力はノイズ弁別回路24に入力され
る。ノイズ弁別回路24は低周波側の低域−波器16の
出力に現れるスラリーノイズなどのノイズを検出してそ
の大きさに対応した周波数変更信Q S、を出力し、こ
れによりタイミング回路18からの例えばタイミング信
号S+を変更する。
る。ノイズ弁別回路24は低周波側の低域−波器16の
出力に現れるスラリーノイズなどのノイズを検出してそ
の大きさに対応した周波数変更信Q S、を出力し、こ
れによりタイミング回路18からの例えばタイミング信
号S+を変更する。
このノイズ弁別回路24は比較器Q6、比較器Q7、オ
アゲートQeで構成されている。低域濾波器16の出力
は入力の一端に基準電圧E2が印加された比較器Q6と
入力の一端に基準電圧E3が印加された比較器Q7の各
入力の他端に印加され、その各出力はオアグー80日の
各入力に印加されている。オアゲートQeの出力は周波
数変更信号Stとして出力される。
アゲートQeで構成されている。低域濾波器16の出力
は入力の一端に基準電圧E2が印加された比較器Q6と
入力の一端に基準電圧E3が印加された比較器Q7の各
入力の他端に印加され、その各出力はオアグー80日の
各入力に印加されている。オアゲートQeの出力は周波
数変更信号Stとして出力される。
次に、第1図に示す電磁流聞計の動作につき第2図に示
す波形図を参照して説明する。
す波形図を参照して説明する。
タイミング信号S1は第2図(イ)で示すようにオン/
オフを繰返し、これにより基準電圧E。
オフを繰返し、これにより基準電圧E。
の増幅器Q1の非反転入力端(+)への印加が制御され
る・一方、タイミング信号82 (第2図〈口))と
83(第2図くハ))により低周波でスイッチS W
2とSW5、およびスイッチS W 3とS W 4が
交互にオンとされるので、第2図(ニ)に示すような低
周波(周In : 2 T )と高周波(周期:2t)
とが複合された励磁電流Itが流れる。
る・一方、タイミング信号82 (第2図〈口))と
83(第2図くハ))により低周波でスイッチS W
2とSW5、およびスイッチS W 3とS W 4が
交互にオンとされるので、第2図(ニ)に示すような低
周波(周In : 2 T )と高周波(周期:2t)
とが複合された励磁電流Itが流れる。
結合点15における信号電圧は第2図(ホ)。
(へ)に示ずタイミング信号S7と88でサンプリング
されるので、第2図(ト)に示す電圧がスイッチS W
7の出力側に1qられる。これを低域濾波器16で平
滑した電圧がローパスフィルタ19の出力側に得られる
。
されるので、第2図(ト)に示す電圧がスイッチS W
7の出力側に1qられる。これを低域濾波器16で平
滑した電圧がローパスフィルタ19の出力側に得られる
。
更に、結合点15における信号電圧は第2図(チ)、(
す)で示すタイミングでタイミング信号Sg、SI。に
よりサンプリングされるので、スイッチSW9の出力側
には第2図(ヌ)で示す信号電圧が出力され、この信号
電圧は可変利得増幅B Q 5でその大きさが調節され
てハイパスフィルタ19を介して加算点21に出力され
る。
す)で示すタイミングでタイミング信号Sg、SI。に
よりサンプリングされるので、スイッチSW9の出力側
には第2図(ヌ)で示す信号電圧が出力され、この信号
電圧は可変利得増幅B Q 5でその大きさが調節され
てハイパスフィルタ19を介して加算点21に出力され
る。
加算点21で加算された各信号電圧はローパスフィルタ
22で平滑されて出力端23に出力される。
22で平滑されて出力端23に出力される。
スラリーノイズとほぼ同じ周波数帯域をもつ低周波側の
低bIAil!波器16はその時定数が小さく選んであ
るので、その出力端には例えばスラリーノイズがあれば
現れる。そこで、ノイズ弁別回路24でこれを検出する
。
低bIAil!波器16はその時定数が小さく選んであ
るので、その出力端には例えばスラリーノイズがあれば
現れる。そこで、ノイズ弁別回路24でこれを検出する
。
周波数変更信号Sfはスラリーノイズが基準電圧E2
、E3を越える大きさのときは例えばハイレベルの信号
を出してタイミング回路18からのタイミング信号S、
の周波数を大きな値に設定し、スラリーノイズが基準電
圧E2、Eコを越えないときはローレベルの信号を出し
てタイミング回路18からのタイミング信号SIの周波
数を小さな値に設定する スラリーノイズが小さい場合は、2周波のうちの高周波
側の周波数を例えば25Hz程度に低くするので、たと
え微分ノイズによる変動があってもこれに起因するゼロ
点のゆっくりした変動を小さく抑えることかでき、しか
もスラリーノイズはもとちと小さいので高周波側も低周
波側にもその影響は現れない。
、E3を越える大きさのときは例えばハイレベルの信号
を出してタイミング回路18からのタイミング信号S、
の周波数を大きな値に設定し、スラリーノイズが基準電
圧E2、Eコを越えないときはローレベルの信号を出し
てタイミング回路18からのタイミング信号SIの周波
数を小さな値に設定する スラリーノイズが小さい場合は、2周波のうちの高周波
側の周波数を例えば25Hz程度に低くするので、たと
え微分ノイズによる変動があってもこれに起因するゼロ
点のゆっくりした変動を小さく抑えることかでき、しか
もスラリーノイズはもとちと小さいので高周波側も低周
波側にもその影響は現れない。
一方、スラリーノイズが大きい場合には、2周波のうち
の高周波の周波数を例えば200 Hz程度に高くする
ので、高周波側はスラリーノイズの周波数帯域から離れ
、その影響を受けがたい。一方、低周波側は大きな時定
数を持つローパスフィルタを介して出力されるので、ス
ラリーノイズの影響は現れない。また、周波数を高くす
ると高周波側の微分ノイズによるゼロ点の変動は大きく
なるがスラリーノイズが大きく出ているときは流体の流
量も大きい状態なので、微分ノイズによりゼロ点がゼロ
を中心に大きな時定数で決まる時間のあいだ変動しても
このゼロ点の変動は大きな流量指示値によりマスクされ
しかも時間と共に平均化されて実質的に誤差にならず、
加算点21には実質的に安定な出力が得られる。また、
低周波側は大きなローパスフィルタのために微分ノイズ
の影響は出力に現れない。
の高周波の周波数を例えば200 Hz程度に高くする
ので、高周波側はスラリーノイズの周波数帯域から離れ
、その影響を受けがたい。一方、低周波側は大きな時定
数を持つローパスフィルタを介して出力されるので、ス
ラリーノイズの影響は現れない。また、周波数を高くす
ると高周波側の微分ノイズによるゼロ点の変動は大きく
なるがスラリーノイズが大きく出ているときは流体の流
量も大きい状態なので、微分ノイズによりゼロ点がゼロ
を中心に大きな時定数で決まる時間のあいだ変動しても
このゼロ点の変動は大きな流量指示値によりマスクされ
しかも時間と共に平均化されて実質的に誤差にならず、
加算点21には実質的に安定な出力が得られる。また、
低周波側は大きなローパスフィルタのために微分ノイズ
の影響は出力に現れない。
従って、スラリーノイズの大きさに依存して高周波側の
周波数を変更することにより、実質的にスラリーノイズ
にも微分ノイズにも影響を受けない2周波励磁形の電磁
流量計を得ることができる。
周波数を変更することにより、実質的にスラリーノイズ
にも微分ノイズにも影響を受けない2周波励磁形の電磁
流量計を得ることができる。
なお、以上のノイズ判別回路の入力信号は低周波側だけ
でなく、高周波側或いは加締後の出力のいずれでも良い
。また、ノイズ判別回路はノイズの大きさを判別するこ
とにより周波数変更信号を出力したが、ノイズの変化を
検出づるようにしても食い。さらに、これ等の回路はマ
イクロコンピュータを用いてソフト的に実現しても良い
。
でなく、高周波側或いは加締後の出力のいずれでも良い
。また、ノイズ判別回路はノイズの大きさを判別するこ
とにより周波数変更信号を出力したが、ノイズの変化を
検出づるようにしても食い。さらに、これ等の回路はマ
イクロコンピュータを用いてソフト的に実現しても良い
。
〈発明の効果〉
以上、実施例と共に具体的に説明したように本発明によ
れば、2周波のうちの高周波側の周波数をスラリーノイ
ズに関連して変更するようにしたので、スラリーノイズ
にも微分ノイズにも影響されず安定なゼロ点をもつ電磁
流量計、とすることができる。
れば、2周波のうちの高周波側の周波数をスラリーノイ
ズに関連して変更するようにしたので、スラリーノイズ
にも微分ノイズにも影響されず安定なゼロ点をもつ電磁
流量計、とすることができる。
第1図は本発明の1実施例を示すブロック図、第2図は
第1図における実施例の各部の波形を示す波形図である
。 10・・・導管、12・・−励磁コイル、13・・・励
磁回路、14・−・前置増幅器、15・・・結合点、1
6.17・・・低域濾波器、18・・・タイミング回路
、19・・・ローパスフィルタ、20・・・ハイパスフ
ィルタ、21・・・加算点、24・・・ノイズ弁別回路
、Sf・・・周波数変更信号、
第1図における実施例の各部の波形を示す波形図である
。 10・・・導管、12・・−励磁コイル、13・・・励
磁回路、14・−・前置増幅器、15・・・結合点、1
6.17・・・低域濾波器、18・・・タイミング回路
、19・・・ローパスフィルタ、20・・・ハイパスフ
ィルタ、21・・・加算点、24・・・ノイズ弁別回路
、Sf・・・周波数変更信号、
Claims (1)
- 第1周波数とこれより低い第2周波数の2つの異なった
周波数を有する磁場を供給する励磁手段と、この励磁手
段により励磁され流量に対応して発生する信号電圧を前
記第1周波数に基づいて弁別して出力する第1復調手段
と、この第1復調手段の出力を高域濾波するハイパスフ
ィルタと、前記信号電圧を前記第2周波数に基づいて弁
別して復調する第2復調手段と、この第2復調手段の出
力を低域濾波するローパスフィルタと、前記ハイパスフ
ィルタと前記ローパスフィルタとの各出力を加算的に合
成する加算手段と、前記信号電圧に含まれるノイズを検
出しこのノイズに関連して前記第1周波数を変更するノ
イズ弁別手段とを具備することを特徴とする電磁流量計
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9127487A JPH063382B2 (ja) | 1987-04-14 | 1987-04-14 | 電磁流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9127487A JPH063382B2 (ja) | 1987-04-14 | 1987-04-14 | 電磁流量計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63256824A true JPS63256824A (ja) | 1988-10-24 |
JPH063382B2 JPH063382B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=14021875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9127487A Expired - Lifetime JPH063382B2 (ja) | 1987-04-14 | 1987-04-14 | 電磁流量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH063382B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2380798A (en) * | 2001-07-02 | 2003-04-16 | Abb Automation Ltd | Electromagnetic flowmeter |
-
1987
- 1987-04-14 JP JP9127487A patent/JPH063382B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2380798A (en) * | 2001-07-02 | 2003-04-16 | Abb Automation Ltd | Electromagnetic flowmeter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH063382B2 (ja) | 1994-01-12 |
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