JPH0569364B2 - - Google Patents

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JPH0569364B2
JPH0569364B2 JP15761686A JP15761686A JPH0569364B2 JP H0569364 B2 JPH0569364 B2 JP H0569364B2 JP 15761686 A JP15761686 A JP 15761686A JP 15761686 A JP15761686 A JP 15761686A JP H0569364 B2 JPH0569364 B2 JP H0569364B2
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JP
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voltage
signal
frequency
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signal processing
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JP15761686A
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Inventor
Shigeru Goto
Yoshinori Matsunaga
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、磁場を被測定流体に印加しその流量
を測定する電磁流量計に係り、特にその励磁方式
とこれに伴う信号処理方式を改良した電磁流量計
に関する。
<従来の技術> 第4図に特願昭60−197168号(発明の名称:電
磁流量計)で提案されているこの種の従来の電磁
流量計の構成を示す。
10は電磁流量計の発信器の導管であり、絶縁
性のライニングがその内面に施されている。11
a,11bは信号電圧を検出するための電極であ
る。12は励磁コイルであり、これによつて発生
した磁場が被測定流体に印加される。励磁コイル
12には抵抗13を介して例えば商用定電流源1
4より商用周波数の矩形波の定電流I1が流され、
また、同時に励磁コイル12には抵抗15を介し
て低周波定電流源16より例えば50/8Hz程度の
低周波の矩形波の定電流I2が重畳して励磁電流If
として流されている。これにより、被測定流体に
は例えば商用周波数と商用周波数の1/8の周波
数の2種類の異なつた周波数の磁場が印加されて
いる。
一方、信号電圧Vsは電極11a,11bで検
出され、前置増幅器17に出力される。前置増幅
器17でコモンモード電圧の除去とインピーダン
ス変換がなされその出力端18を介して結合点1
9に出力される。
結合点19では前置増幅器17の出力と乗算器
20の出力との偏差がとられ増幅器21により増
幅され復調器22により同期整流またはサンプル
ホールドれる。その平滑された直流出力は電圧・
周波数変換器23により一定パルス幅を持つパル
ス周波数信号に変換されて乗算器20に帰還され
ると共に低域濾波器(ローパスフイルタ)24に
出力されて平滑され、その出力VLは加算点25
に出力される。乗算器20は例えばスイツチで構
成されている。このスイツチの一端には抵抗15
の両端に発生した低周波の比較電圧が印加され、
電圧・周波数変換器23の出力パルスでこのスイ
ツチを開閉し、その端に生じた電圧を結合点19
に出力する。また復調器22には抵抗15からの
低周波の比較電圧が印加されている。
増幅器21、復調器22、電圧・周波数変換
器、23、低域濾波器24および乗算器20はこ
れ等で低周波の信号電圧を処理する低周波の信号
処理回路26を構成し、被測定流体の流量信号の
うち低周波励磁に対応する信号を処理して加算点
25に出力VLとして出力する。この低周波の信
号処理回路26における時定数は低域濾波器24
の時定数を大きくとり、応答を遅くしておく。
一方、前置増幅器17の出力端18と加算点2
5との間には低周波の信号処理回路26と並列的
に商用周波の信号処理回路7が接続されている。
前置増幅器17の出力端18の出力電圧と乗算
器28の出力電圧との偏差が結合点29でとられ
増幅器30で増幅される。増幅器30の出力は復
調器31で抵抗13に発生した商用周波の比較電
圧を参照電圧として同期整流され、あるいはサン
プルホールドされて平滑された直流電圧とされ
る。この直流電圧は電圧・周波数変換器32によ
り一定パルス幅を持つパルス周波数信号に変換さ
れて乗算器28に帰還される。電圧・周波数変換
器32の出力電圧は低域濾波器33で平滑して直
流電圧とし、これを高域濾波器(ハイパスフイル
タ)34を介して加算点25に出力VHとして出
力する。加算点25では出力VLとVHとを加算し
て出力端35に合成出力Vcを出力する。
この様な構成にすると、流量変動の少ない通常
の作動の場合には、商用周波の信号処理回路27
は高域濾波器34の存在のために応答せず、主と
してゼロ点の安定な低周波の信号処理回路26の
出力VLが合成出力Vcとして出力され、一方フロ
ーノイズに関しては、大きな時定数が選定されて
いる低域濾波器24の存在のためにその影響が軽
減され出力VLの揺動としては現われず、また商
用周波の信号処理回路27は励磁周波数が高いた
め低周波数領域に存在するフローノイズとの周波
数差が大きく、出力VHにその影響が現われない。
換言すれば、流量変動の少ない通常の作動の場合
は、安定なゼロ点を確保しながらフローノイズの
影響も受け難い電磁流量計とすることができる。
次に、流量が急に変動した場合には、低周波の
信号処理回路26は低域濾波器24の大きな時定
数のために応答しないが、商用周波の信号処理回
路27の時定数は小さく高域濾波器34を介して
出力しているので直ちに応答して出力VHが合成
出力Vcとして出力される。
また、流量がゼロの場合には、フローノイズは
発生しないのでこの影響はなく、商用周波の信号
処理回路27は高域濾波器34の存在によりゼロ
点のドリフトはなく出力VHはゼロに維持され、
ゼロ点の安定な低周波の信号処理回路26の出力
VLが合成出力Vcとして出力される。
<発明が解決しようとする問題点> しかしながら、この様な従来の電磁流量計には
以下に示す問題点がある。第5図を用いて説明す
る。第4図に示す電磁流量計において商用定電流
源14の矩形波の定電流I1の周波数を高くした方
がフローノイズの影響を受けないが、周波数を高
くすると磁気回路における渦電流の影響が出て磁
場が矩形波の定電流I1より遅れた波形となる。こ
のため、信号電圧Vsの波形も励磁電流Ifの波形
より遅れたものとなる。第5においてイは商用周
波より周波数を高くしときの矩形波の定電流I1
示し、ロは商用周波より周波数を低くしたときの
矩形波の定電流I2を示している。これ等を合成し
たものが励磁電流Ifとしてハに示してある。励磁
電流Ifにより発生した磁場による信号電圧Vsが
ニに示してある。信号電圧Vsの波形から判るよ
うに矩形波の定電流I1の変化に対して渦電流に起
因する応答遅れが生じている。励磁電流Ifが流れ
ている期間に対応する正の信号電圧VsをSa、負
の信号電圧をSc流れていない期間に対応する正
の信号電圧VsをSb、負の信号電圧をSdとする
と、定電流I1の周波数に対応する信号電圧Sは、
定電流I2の切換直前の安定した状態の定電流I1
2サイクルのサンプル値を用いると VS=Sa−Sb+Sa−Sb−(Sc−Sd+Sc−Sd
)=4(Sa−Sb)(1) 定電流I2の周波数に対応する信号電圧SLは SL=Sa+Sb+Sa+Sb−(Sc+Sd+Sc+Sd
)=4(Sa+Sb)(2) となる。ただし、Sa〜Sdは各期間の信号電圧Vs
の積分値を示し、Sa=Sc,Sb=−Sdである。
従つて、もし遅れがなければSb=0であり、
SH=SLとなり正しい演算出力を得るが、高周波側
の周波数が高くなり遅れが生ずると誤差を生ずる
欠点がある。
そこで、信号電圧SHを増幅してSH=SLにする必
要があるが、磁場の遅れは各発信器に固有の値で
あるので各発信器ごとに調整しなければならない
不便がある。
<問題点を解決するための手段> この発明は、以上問題点を解決するため、第1
周波数とこれより低い第2周波数の2つの異なつ
た周波数を有する磁場を被測定流体に印加する励
磁手段と、この励磁手段により励磁され被測定流
体の流量に対応して発生する信号電圧を増幅する
増幅手段と、第1周波数に基づいて信号電圧を弁
別しハイパスフイルタを介し第1信号電圧を出力
する第1信号処理手段と、第2周波数に基づいて
信号電圧を弁別し第2ローパスフイルタを介して
第2信号電圧を出力する第2信号処理手段と、第
1信号電圧に関連する電圧を第1ローパスフイル
タを介して出力された出力電圧と第2信号電圧に
関連する電圧とが入力されこれ等の比率を演算す
る比率演算手段と、この比率演算手段の出力によ
り第1および第2信号電圧が等しくなるように利
得調整されるいずれか一方の信号処理手段に設け
られた利得調整手段と、第1信号電圧と第2信号
電圧とを加算する加算手段とを具備するようにし
たものである。
<作 用> 第1信号処理手段と第2信号処理手段で各々信
号処理された第1信号電圧と第2信号電圧が等し
くなるように比率演算手段を介して利得調整手段
を調整する。そして等しい大きさの第1信号電圧
と第2信号電圧を加算手段で加算して出力する。
以上により、第1信号処理手段における信号電
圧の遅れに起因する誤差を除去する。
<実施例> 以下、本発明の実施例について図面に基づき説
明する。第1図は本発明の一実施例を示すブロツ
ク図である。尚、従来技術と同一の機能を有する
部分には同一の符号を付し適宜にその説明を省略
する。
前置増幅器17の出力電圧は増幅器21で増幅
され低周波電圧源36から低周波電圧を参照電圧
とする復調器22で直流電圧とされローパスフイ
ルタ24を介して加算点25に信号電圧VL1とし
て出力する。増幅器21、復調器22、ローパス
フイルタ24これ等で低周波の信号処理回路37
を構成する。
前置増幅器17の出力電圧また増幅器30で増
幅され高周波電圧源38からの高周波電圧を参照
電圧とする復調器31で直流電圧とされ、可変利
得増幅器39とハイパズフイルタ34を介して加
算点25に信号電圧VH1として出力する。比率演
算回路40は可変利得増幅器39の出力をローパ
スフイルタ41を介して出力した電圧と信号電圧
VL1とが入力されてこれ等の比率を演算する。そ
の出力で可変利得増幅器39の利得が調節され信
号電圧VL1とVH1とが等しくなるように制御され
る。増幅器30、復調器31、可変利得増幅器3
9、ハイパスフイルタ34、ローパスフイルタ4
1および比率演算回路40で信号処理回路42を
構成する。
低周波電圧源36と高調波電圧源38からのタ
イミング信号StL,StHで定電流源43における定
電流を切換え、励磁電流Ifとして励磁コイル12
に流す。
以上の構成により、発信器の特性のバラツキが
あつても常に信号電圧VL1,VH1の大きさを等し
く制御でき、磁場の遅れに起因する誤差を除去す
ることができる。
第2図は本発明の第2の実施例を示すブロツク
図である。本実施例は、第1図の実施例に対して
各信号処理回路44,45に割算回路を各別に設
けた点で異なる。
第3図は本発明の第3の実施例を示すブロツク
図である。本実施例は、第1図の実施例に対して
全体に対して割算回路を設けたものである。
信号処理回路46,47の各信号電圧VL2
VH2は加算点25で加算された後に増幅器48で
増幅されて出力端35に出力されるが、この出力
電圧と励磁電流Ifを検出する抗49での比較電圧
とが乗算器50に入力されこれ等の積が演算され
て結合点19に負帰還される。これにより全体と
して励磁電流と信号電圧との割算が実行される。
また、復調器22,31は低周波電圧源36と高
周波電圧源38より参照電圧を得る。
なお、励磁電流の波形は各種のものが採用され
るが、要は低周波成分と高周波成分が含まれてい
れば良い。また、可変利得増幅器39は例えば第
1図でいえば信号処理回路37側に入れても良
く、更に復調器31あるいは22の後段でなく前
段側に入れても良い。
第1図から第3図に示す実施例ではデスクリー
トな部品を用いて信号処理回路を構成したが、こ
れは信号電圧を適当な周期でサンプリングし、こ
れを用いてマイクロコンピユータ内でソフトウエ
アにより信号処理をしても良い。
可変利得増幅器39の応答を早くするには、例
えば第1図における大きな時定数をもつローパス
フイルタ24の前段から小さい時定数をもつロー
パスフイルタを介して比率演算回路40に入力す
ると共にローパスフイルタ41の時定数もこれと
同じ時定数になるようにして入力すると良い。
また、信号電圧Vsが小さいときは可変利得増
幅器39の制御が難かしくなるが、この場合には
利得にある一定のリミツトを設けても良く、ある
いは過去の値をゲインの値としてホールドしてお
いても良い。
更に、比率演算回路40では、例えば信号電圧
VL1,VH1の変化量を比較して可変利得増幅器3
9を制御しても良い。
<発明の効果> 以上、実施例と共に具体的に説明したように本
発明によれば、第1信号電圧と第2信号電とが常
に等しくなるように自動的に制御するので磁場の
遅れに伴う誤差を除去することができ、各発信器
ごとの利得の調節も不要となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図、
第2図は本発明の第2の実施例を示すブロツク
図、第3図は本発明の第3の実施例を示すブロツ
ク図、第4図は従来の電磁流量計の構成を示すブ
ロツク図、第5図は第4図に示す電磁流量計の問
題点を説明する波形図である。 12……励磁コイル、14……商用定電流源、
16……低周波定電流源、17……前置増幅器、
22,31……復調器、24……ローパスフイル
タ、26,27……信号処理回路、34……ハイ
パスフイルタ、36……低周波電圧源、37……
信号処理回路、38……高調波電圧、39……可
変利得増幅器、40……比率演算回路、42,4
4〜47……信号処理回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1周波数とこれより低い第2周波数の2つ
    の異なつた周波数を有する磁場を被測定流体に印
    加する励磁手段と、この励磁手段により励磁され
    前記被測定流体の流量に対応して発生する信号電
    圧を増幅する増幅手段と、前記第1周波数に基づ
    いて前記信号電圧を弁別しハイパスフイルタを介
    し第1信号電圧を出力する第1信号処理手段と、
    前記第2周波数に基づいて前記信号電圧を弁別し
    第2ローパスフイルタを介して第2信号電圧を出
    力する第2信号処理手段と、前記第1信号電圧に
    関連する電圧を第1ローパスフイルタを介して出
    力された出力電圧と前記第2信号電圧に関連する
    電圧とが入力されこれ等の比率を演算する比率演
    算手段と、この比率演算手段の出力により前記第
    1および第2信号電圧が等しくなるように利得調
    整されるいずれか一方の信号処理手段に設けられ
    た利得調整手段と、前記第1信号電圧と第2信号
    電圧とを加算する加算手段とを具備する電磁流量
    計。
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